JP3074843U - ハンモックハンガー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】本考案は、ハンモックを、木々や建物、吊り保
つ物のないところで、使用可能とし、折りたたみが可
能、軽量で容易に携帯でき、使用者の使用環境にある程
度左右されることなく、ハンモックを利用可能にする物
である。 【解決手段】本考案は、ハンモックから掛かる使用時の
重さに耐えるよう、金属パイプを組み上げ、占有範囲の
縮小も考慮した上での安全を考慮し、二対の伸縮式二股
脚の四点での支持とし、二対をつなぐ中央のパイプに、
長さ調節のための穴を設け、脚部パイプにも、高さ調節
のための穴を設ける。又、全重量で五キログラム程度
と、軽量である。各接続部を可動式にしたため、折りた
たみが可能であり収納携帯が容易となり、複数の問題点
を解決している。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、個人単独による多種多様な土地でのハンモックの利用を可能にする ためのハンガーに関する物である。又、ハンガー考案のため、ハンモックを容易 に、付け外し可能としたものである。

【０００２】

【従来の技術】

通常、ハンモックを吊り保つためには、両端にそれなりの形状強度をもった木 々やフック等が必要不可欠であり、また希望任意の場所に設置することができず 、これを解決するために、本考案に類似した物が考案されるなどしたが、やはり 、設置場所がある程度限られ、フレームの変形や、高度の調節ができないなどの 不満を残した。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、上記問題を解決し、木々や建物のない草原などで、使用を可能とし 、かつ占有範囲を縮小、折りたたみ可能、軽量で容易に携帯でき、又、携帯、収 納時の、占有範囲も縮小。使用者の使用環境にある程度左右されることなく、利 用可能にするものである。又、本考案にハンモックの紐を縛るという不便も解決 するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、ハンモックから掛かる使用時の重さに耐えるよう、金属パイプを組 み上げ、占有範囲の縮小も考慮した上での安全を考慮し、二対の伸縮式二股脚の 四点での支持とし、二対をつなぐ中央のパイプに、長さ調節のための穴を設け、 脚部パイプにも、高さ調節のための穴を設ける。他、ハンモックを付け外し時に 不便の無いよう、ハンモックの両端に金物を付け、ハンモックの付け外しを簡単 にした。又、全重量で５ｋｇ程度と、軽量である。各接続部を可動式にしたため 、折りたたみが可能であり収納携帯が容易となり、複数の問題点を解決している 。

【０００５】

【考案の実施の形態】

基本構成は、ハンモックを支える、二股のＡ字状に組んだ金物パイプの脚二対 と、その間を支えるパイプから成る。四本の足はそれぞれ伸縮し高さを調節、二 股の間には支えが入る。二対の脚をつなぐパイプは三本から成り、両端のパイプ は金具により脚に固定し、脚部支持具により上部両端パイプへ支えが入る。又、 これら支えを収納時に折りたたむことによって、脚二本と中央のパイプを小さく まとめる事ができる。又、中央のパイプは接続用であり、どちらか片方のパイプ に伸縮が可能。他、ハンモックの両端に金物を付け、その金物を、脚部同士を支 持するパイプの端に刺し、脚部よりつながる金物の端が、脚部同士を支持するパ イプにつながる付近に、もう一つずつハンモックを吊す金物を設け、ハンモック の付け外しも簡単にできる。

【０００６】

【実施例】

以下、添付図面に従って一実施例を説明する。図１は、ハンモックを吊り下げ た実施図である。通常、図１の状態で本考案は使用する。図２の正面図は、中央 のパイプ３へ、パイプ１ａ、２ａをそれぞれ３の両側へ接続し、作り始める。１ 等は、Ａ字状の両サイドのパイプ１ｂ、１ｃから、パイプ１ａへ金物１ｄ、１ｅ の支えが入る。加えて、１ｂ、１ｃとの間に、金物１ｆ、の支えが入り、１ｂ、 １ｃのパイプから地面へ接地するパイプ１ｇ、１ｈが伸縮し固定でき、パイプの 地面接地部に、ゴムキャップ１ｉ、１ｊを付け、室内でも使用可能とした。 図２の２等も又、１等と同様の作りである。他、ハンモックに付設しハンガー と接合する金物１ｒ、１ｓを付け使用可能とする。

【０００７】 図２の１等のパイプ１ｂ、１ｃは、１ａと付け外し可能なピン１ｋでつながっ ており、又、パイプ１ｂと金物１ｄ、同じく１ｃと１ｅ。１ｃと１ｆは、リベッ ト１ｎで金物の端をパイプと接合して、金物１ｄ、１ｅはパイプ１ａへ。金物１ ｆは、ピン１ｋでつながっており、パイプ１ｂへ可動可能にする。他、脚部パイ プ１ｇ、１ｈ、他１ａに、止めボタン１ｐが入り、パイプ１ｂ、１ｃ、他、中央 パイプ３へ伸縮自在となっている。図２の２等も又、１等と同様の作りである。

【０００８】 図２の１等のピン１ｋとリベット１ｎとボタン１ｐについて説明する。ピン１ ｋは、片端に穴の空いた鍋ピンとワッシャーを２枚、松葉ピンを一つ。これをま とめ１ｋと呼称する。（図１０を参照。）リベット１ｎは、鍋リベットを１ｎと 呼称する。 ボタン１ｐは、タンス用ダボの片端に、穴を空けた物、板バネ、松葉ピンを一つ これをまとめ１ｐと呼称する。（図５を参照。）又、ボタン１ｐは、１ｐの板バ ネを丸め、パイプの中に通し、パイプに空けた穴に１ｐのダボを覗かせ、パイプ 伸縮時に出し入れさせ使用する。

【０００９】 本考案は、図７に記した、ハンモック専用の日傘などを用い、日陰のない草原 などで、より涼しくハンモックを使用したり、図８に記した、ハンモックハンガ ーのテントとして使用することも可能である。

【００１０】

【考案の効果】

本考案は、木々や建物のない草原などで、希望任意の場所に設置することがで き、占有範囲も小さく、ハンモックなどを希望の高さに、ある程度設定可能とな り、地面の多少の凹凸などに影響なく使用可能になった。 又、軽量で折りたたみが可能であり、容易に収納、携帯ができる上、様々な用 途に利用可能である。

【図面の簡単な説明】

【図１】第１図は、本考案ハンモックハンガーの、実施
例の斜視図である。

【図２】第２図は、正面図である。

【図３】第３図は、側面図である。

【図４】第４図は、脚部上要正面図である。もう片方も
同様の作りである。

【図５】第５図は、伸縮式止めボタンの断面拡大図であ
る。

【図６】第６図は、本考案の収納時の形態。

【図７】第７図は、本考案に、専用の日傘を使用した一
例。

【図８】第８図は、本考案に、専用のテントを使用した
一例。

【図９】第９図は、本考案の、ハンモック専用に考案
し、付属する金物の図。

【図１０】第１０図は、接続用ピンの、拡大図である

【符号の説明】

１ 支持脚 ２ 支持脚（２ａ〜２ｋ２ｎ２ｐ２ｒ２ｓは、下記１等
と同様の物である。） ３ 中央支持パイプ １ａ上要支持パイプ １ｂ１ｃ左右上脚パイプ
１ｄ１ｅ左右支持金物 １ｆ側部支持金物 １ｇ１ｈ左右下脚パイプ １
ｉ１ｊゴムキャップ １ｋピン １ｎリベット １ｐ伸縮止めボタン １ｒ１
ｓハンモック専用金物

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】ハンモックハンガーは、ハンモックを支え
   る、金物パイプをＡ字状に組んだ二股の脚二対と、その
   間を支えるパイプから成り、四本の脚部パイプはそれぞ
   れ伸縮し高さを調節、二股の脚の間には金板の支えが入
   り、二対の脚をつなぐパイプは三本から成り、両端のパ
   イプは、金具により脚に固定し、脚部支持具により上部
   両端パイプへ支えが入り、これら支えを収納時に折りた
   たむことによって、脚二本と中央のパイプを小さくまと
   める事ができ、又、中央のパイプは脚部同士の接続用で
   あり、どちらか片方のパイプに伸縮が可能の他、ハンモ
   ックの両端に金物を付け、その金物を、脚部同士を支持
   するパイプの端に刺し、脚部よりつながる金物の端が、
   脚部同士を支持するパイプにつながる付近に、もう一つ
   ずつハンモックを吊るす金物を設け、ハンモックの付け
   外しも簡単にできる事を特徴とするハンモックハンガ
   ー。