JP3073669U - ブラシ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 美観性と機能性とを共に有するブラシを提供
する。 【解決手段】 ブラシは、フレーム１と２つの支持部材
２と２つの係合部材３と２つの係合片４と１つのブラシ
片とからなり、フレーム１の左右両側の背面部に、プレ
ス加工成形によって凹部１２が形成され、これらの凹部
１２には飾り片６が固着される。飾り片６はプラスチッ
ク材やＰＵ材やシリコン材などからなる軽い薄片体であ
り、底縁部にゲルをつけることによって凹部１２につけ
ることによりフレーム１と一体化できる。または、飾り
片６の底縁部に１本以上のネジ６１を形成し、且つ凹部
１２における対応部位にネジ穴１３を形成し、ネジ６１
を通し、且つナット６２によって螺着する。飾り片６が
凹部１２において固定された後にフレーム１の表面と平
たく形成され、非常に美観で、且つ凹部１２では材料の
厚さを増加しないまま材料力学的強度を向上できる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、ブラシに関し、特にブラシピースに均一的な圧力と好適な密合性を 得られるとともに、表面部を美化できるブラシに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の例えば車両用のブラシは、その外表面部（背面部）が単純な金属プレス 板面で、見た目に固くて冷たく、美観性を有しなく、且ついずれの機能性も有し ない。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、上記の問題に鑑みてなされたもので、ブラシ全体美観性を増加でき るとともに、警告効果を付加できるブラシを提供することをその主要の目的とす る。 また本考案は、ブラシに均一的な圧力と好適な密合性を付与する効果を増進で きるブラシを提供することをその他の目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案の請求項１記載のブラシによると、ブラシフレームと、飾り片とを備え 、ブラシフレームの左右両側の背面部、またはブラシフレームの延出片の表面部 に飾り片が配置されることを特徴とする。

【０００５】 また、本考案の請求項２記載のブラシによると、ブラシフレームの左右両側 の背面部、またはブラシフレームの延出片の表面部に飾り片を取り付けるための 凹部が形成されていることを特徴とする。

【０００６】

【考案の実施の形態】

以下に図面を参照しながら本考案の実施の形態を示す複数の実施例を詳細に説 明する。 （第１実施例） 図１ないし図３に示すのは本考案の第１実施例によるブラシであり、当該ブラ シは、フレーム１と２つの支持部材２と２つの係合部材３と２つの係合片４と１ つのブラシ片５とからなり、フレーム１の左右両側の背面部に、プレス加工成形 によって凹部１２が形成され、これらの凹部１２には飾り片６が固着される。

【０００７】 飾り片６はプラスチック材やＰＵ材やシリコン材などからなる軽い薄片体であ り、底縁部にゲルをつけることによって凹部１２につけることによりフレーム１ と一体化できる。または、飾り片６の底縁部に１本以上のネジ６１を形成し、且 つ凹部１２における対応部位にネジ穴１３を形成し、ネジ６１を通し、且つナッ ト６２によって螺着する。

【０００８】 図２に示すように、飾り片６が凹部１２において固定された後にフレーム１の 表面と平たく形成され、非常に美観で、且つ凹部１２では材料の厚さを増加しな いまま材料力学的強度を向上できる。また図３に示すように、ブラシアームＡの 組み立てピン１１に作用する係合力（Ｆ）が均一的にフレーム１の両端部に伝達 し、且つ均一的にブラシ片５に伝達し、ストレス応力が平均に形成されるためフ ロントガラスＧとの密合性を向上でき、ブラシ片５が往復動される際にシェーク することがなく、効果的に雨水を除去できる。

【０００９】 図４、図５（Ａ）および（Ｂ）に示すように、第１実施例のフレーム１が凹部 １２によって強度を増加するほかに、飾り片６を凹部１２に取り付けることによ ってブラシ全体を従来物と異なるようにし、新規性と美観性を付与できる。特に 飾り片６を蛍光面に形成させることによってブラシの揺動時に向かう車に警告を 出すことができ、運転の安全性を向上できる。また、図５（Ａ）および（Ｂ）に 示すように、飾り片６が成形時、表面または透明の内部に各種の模様、例え星模 様や花模様や他の各種の動物の模様や人形の模様などを加入でき、全体の美観性 と質感を向上できる。

【００１０】 （第２実施例） 図６は、本考案の第２実施例によるブラシの分解斜視図であり、図７および図 ８が第２実施例によるブラシの平面図および断面図である。当該フレーム１の先 方に延出片１４が形成され、この延出片１４によってブラシの下向きの押圧力を 強化でき、車の進行中に向かい風の作用面積を増加でき、ブラシ片５とフロント ガラスとの密合性をさらに向上できる。従来の延出片とフレームとが成形時、平 面状に形成されるため、強度が極めて弱く、強風の押圧後に変形しやすくなり使 用寿命を短縮することがある。そのため、第２実施例においては、第１実施例を さらに改良して延出片１４の表面にプレス加工成形時に凹部１５を形成し、且つ 凹部１５にネジ穴１６を形成し、飾り片６Ａの底縁部のネジ６１を通し、且つナ ット６２によって螺着させることにより、飾り片６Ａと延出片１４とを一体にな るように結合する。もちろん、ゲルによって直接に粘着してもよい。

【００１１】 図７および図８に示すように、第２実施例では、フレーム１の背面部における 凹部１２と、延出片１４における凹部１５とによってフレーム１をプレス成形後 に強度が好適になり、また、飾り片６および６Ａがそれぞれ凹部１２および１５ に形成されるので、ブラシ全体が美観になり、強度と美感を融合し、且つ向かう 車に警告を出す効果を有し、ブラシのデザインを全く新規化できる。

【００１２】 また、飾り片６または６Ａをネジ６１によって凹部１２または１５に取り付け る場合、ニーズに従って異なる色または異なる模様の飾り片を交換でき、且つ車 にあわせて飾りをつけられ、相互に補助する効果を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の第１実施例によるブラシを示す分解斜
視図である。

【図２】本考案の第１実施例によるブラシを示す断面図
である。

【図３】本考案の第１実施例によるブラシを示す側面図
である。

【図４】本考案の第１実施例によるブラシを示す平面図
である。

【図５】（Ａ）は、第１実施例の飾り片を示す平面図で
あり、（Ｂ）は、第１実施例の飾り片の変形例を示す平
面図である。

【図６】本考案の第２実施例によるブラシを示す分解斜
視図である。

【図７】本考案の第２実施例によるブラシを示す平面図
である。

【図８】本考案の第２実施例によるブラシを示す断面図
である。

【符号の説明】

１ フレーム ２ 支持部材 ３ 係合部材 ４ 係合片 ５ ブラシ片 ６、６Ａ 飾り片 ６１ ネジ ６２ ナット １１ 組み立てピン １２、１５ 凹部 １３、１６ ネジ穴 １４ 延出片

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ブラシフレームと、飾り片とを備え、 前記ブラシフレームの左右両側の背面部、または前記ブ
   ラシフレームの延出片の表面部に前記飾り片が配置され
   ることを特徴とするブラシ。
2. 【請求項２】 前記背面部または前記表面部に前記飾り
   片を取り付けるための凹部が形成されていることを特徴
   とする請求項１記載のブラシ。