JP3073313U - 光触媒酸化チタン貯水槽 - Google Patents
光触媒酸化チタン貯水槽Info
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- JP3073313U JP3073313U JP1999010248U JP1024899U JP3073313U JP 3073313 U JP3073313 U JP 3073313U JP 1999010248 U JP1999010248 U JP 1999010248U JP 1024899 U JP1024899 U JP 1024899U JP 3073313 U JP3073313 U JP 3073313U
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- JP
- Japan
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- water tank
- water
- titanium oxide
- tank
- light
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Abstract
(57)【要約】
【課題】一般の貯水槽は、藻やカビの発生を防ぐために
光の入らない構造である。水道法では、１０トン以上の
貯水槽については、タンク内の定期的な清掃義務があ
る。しかし１０トン以下の場合はその義務がないので、
家庭用タンク等では数年から数１０年間もタンク清掃し
ていない物も多く、藻や、カビ、雑菌等が発生している
可能性がある。又、屋上設置が多く塩害、タンクの劣
化、汚れ等などの問題もある。 【解決手段】貯水槽上部の、メンテナンス用の蓋を透明
なガラス製品を使用することで、光を取り入れる。光触
媒酸化チタン溶液を、貯水槽外壁、内壁に、塗布するこ
とで、酸化チタンの有する、抗菌、抗カビ、汚れ分解、
匂い分解、大気浄化、水質浄化、親水性作用を利用した
貯水槽。
光の入らない構造である。水道法では、１０トン以上の
貯水槽については、タンク内の定期的な清掃義務があ
る。しかし１０トン以下の場合はその義務がないので、
家庭用タンク等では数年から数１０年間もタンク清掃し
ていない物も多く、藻や、カビ、雑菌等が発生している
可能性がある。又、屋上設置が多く塩害、タンクの劣
化、汚れ等などの問題もある。 【解決手段】貯水槽上部の、メンテナンス用の蓋を透明
なガラス製品を使用することで、光を取り入れる。光触
媒酸化チタン溶液を、貯水槽外壁、内壁に、塗布するこ
とで、酸化チタンの有する、抗菌、抗カビ、汚れ分解、
匂い分解、大気浄化、水質浄化、親水性作用を利用した
貯水槽。
Description
【０００１】
【０００２】 本考案は、光触媒酸化チタン溶液を、ステンレス製等内側に、コーテイング処理 を行い、その光触媒効果を高める為の明り（光）取り入れ窓を設ける。
【０００３】 市販の、貯水槽はステンレス製や樹脂製であり内部に太陽光が入らない。 水道法では、水道水には殺菌作用のある残留塩素が一定量入っている。 しかし貯水槽に長時間滞留すると、残留塩素が抜けやすく雑菌や、藻などが発生 している。
【０００４】 第一に、貯水槽内の水が、飲料水として適していること（人体に無害）。 第二に、貯水槽内に、藻や、雑菌が発生しないこと（抗菌、抗カビ作用）。 第三に、美味しい水であること（消臭、水質浄化作用）。 第四に、貯水槽が清潔であること（汚れ分解、親水性作用）。 第五に、環境にやさしい貯水槽（大気浄化作用）。
【０００５】 本考案は、貯水槽上部の蓋を透明化することにより、光を取り込むことで酸化チ タンの、光触媒機能の優れた効果を利用して、上記の課題を解決するものである 。
【０００６】 酸化チタンとは、人体に無害のセラミックスで、白色顔料、化粧品、塗料、磁器 原料、合成樹脂、繊維、製紙、ゴム、電子材料、食品添加物などに広く利用され ている材料。別用途として今、光触媒として注目されており、科学的に安定で環 境に無害であることが、他の光触媒物質の追随を許さない。
【０００７】 光触媒とは、そのもの自体は酸化も還元もせず、太陽や蛍光灯の光により、化学 反応を促進する物質のこと。この光触媒の最も注目される点は、クリーンな太陽 エネルギーや屋内の蛍光灯の光を反応のエネルギーとして利用できる点にありま す。但し、光触媒の本質は、低濃度の有機物やガスをゆっくり分解することであ り、高濃度のものを素早く分解、浄化するものではありません。
【０００８】 酸化チタンの結晶薄膜に紫外線（３８８ｎｍ）が当たると、光触媒反応によりチ タンの表面に原子的活性酸素やヒドロキシラジカルが発生する。 これらの強い酸化還元作用により有機物の汚れや臭いを分解したり細菌等を死滅 する。
【０００９】 現在市販されている、貯水槽内外を光触媒酸化チタン溶液でコーテイングする。 図面１ 次に、貯水槽の上部蓋を透明にして太陽光が入ることにより酸化チタンの光触媒 反応をおこなう。図面２
【００１０】抗菌、抗カビ作用 菌類の細胞膜を分解して殺菌、また菌が生み出す毒素も分解する。 Ｏ−１５７のべろ毒素も分解（安全面での向上） 水周り（貯水槽内、風呂等）のカビ、雑菌発生を防止（清潔で衛生的に） 貯水槽内を浮遊している菌にも抗菌効果を発揮（感染の抑制効果）
【００１１】汚れ分解作用 有機物を酸化還元し、水と二酸化炭素に分解して、汚れを自然分解させる。 油分子等の有機物を分解、汚れが付きにくくなる。（清掃が楽に） 排ガスによる外壁、透明蓋等の汚れが半減（維持コストの低減）
【００１２】匂い分解作用（おいしい水） 臭気分子が、水や空気と反応して分解される。 悪臭の原因となるアセトアルデヒドを分解 アンモニア等の悪臭分子を分解 分解効率はオゾンの２０倍にのぼる
【図１】光触媒酸化チタン貯水槽を示した平面図
【図２】光触媒酸化チタン貯水槽を示した断面図
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１２年３月２２日（２０００．３．２
２）
２）
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求事項１】ステンレス槽等の内壁、外壁に、光触媒
酸化チタン溶液をコーティングし、抗菌、抗カビ、汚れ
分解、消臭、大気浄化、水質浄化、親水性作用を行う。
この光触媒効果をねらう為に、水槽マンホールにガラス
面を設けて、水槽内部に光が入るようにする。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1999010248U JP3073313U (ja) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | 光触媒酸化チタン貯水槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1999010248U JP3073313U (ja) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | 光触媒酸化チタン貯水槽 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3073313U true JP3073313U (ja) | 2000-11-24 |
Family
ID=43206547
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1999010248U Expired - Fee Related JP3073313U (ja) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | 光触媒酸化チタン貯水槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3073313U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021001500A (ja) * | 2019-06-24 | 2021-01-07 | 宗教法人明王寺 | 記念建造物 並びにこの記念建造物への納骨方法 |
-
1999
- 1999-12-27 JP JP1999010248U patent/JP3073313U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021001500A (ja) * | 2019-06-24 | 2021-01-07 | 宗教法人明王寺 | 記念建造物 並びにこの記念建造物への納骨方法 |
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