JP3073206U - パークゴルフ用ティ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 薄板構造と角形形状ベースにより遠くへ飛びにくく、立
ち上がり縁とくぼみの付いた上蓋により形状の安定を確
保したパークゴルフ用のティ。 【目的】 打球時に遠くへ飛びにくいパークゴルフ
用のティを提供する。 【構成】 立ち上がり縁の付いた角形形状ベースと
上蓋付きのボール保持部を薄板構造で構成した。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案はパークゴルフ用ティに係わる。

【０００２】

【従来の技術】

従来のパークゴルフ用ティは図３に示されるように円盤状のベースの上に円筒 状のボール保持台がとりついた構造をしている。 素材にはゴム又はエラストマー樹脂が使用され、プレー中は持ち歩くので、変 形しないようにある程度厚みをもたせていて、重量は少なくとも１２グラム以上 ある。 このティを使用すると、ボールを打つ勢いでティもかなりの距離飛んでしまっ て拾いに行くのに苦労する。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

打球時の衝撃の慣性で飛ばされにくいように、重量を出来るだけ軽くする 。 転がりにくい形状を採用する。 変形しにくい形状設計をする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

ティ全体を薄い厚さのエラストマー樹脂またはオレフィン系樹脂で構成す る。 ベースの形状を角形にする。 ベース部分の変形防止のためその外周部に立ち上がり縁をもうけ、ボール 保持部にくぼみの付いた上蓋をつける。

【０００５】

【作用】

薄板構造軽量化により、打球時の衝撃慣性で飛ばされるティ（１）の勢いが風 圧で減殺され、角形形状ベース（２）が転がりを制し、立ち上がり縁（３）がベ ース部分の変形を防ぎ、くぼみの付いた上蓋（５）がボール保持部（４）の形状 を確保する。くぼみの付いた上蓋のくぼみは上に置かれるボールの座りをよくす るためのもの。

【０００６】

【実施例】

図３に直径が４５ｍｍで厚さが３ｍｍのベース部に外径２０ｍｍ内径１２ｍｍ で高さ２０ｍｍの円筒状ボール保持部を有する典型的従来品のティが示される。 これに対し本考案は、全体を厚さ１ｍｍのエラストマー樹脂またはオレフィン 系樹脂の薄板構造とし、高さ２ｍｍの立ち上がり縁（３）をその外周部に有する ５０ｍｍ×５０ｍｍの角形形状ベース（２）の中心部に、くぼみの付いた上蓋（ ５）のある外径２５ｍｍ高さ２２ｍｍのボール保持部（４）を備えたティ（１） である（図１および図２）。

【０００７】

【考案の効果】

本考案品と従来品に於いて以下の平均的差違が確認された。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案のティの横断面図

【図２】 本考案のティの斜視図

【図３】 従来品のティの横断面図

【符号の説明】

１ ティ ２ 角形形状ベース ３ 立ち上がり縁 ４ ボール保持部 ５ くぼみの付いた上蓋

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 外周部に立ち上がり縁（３）を持つ角形
   形状ベース（２）とくぼみの付いた上蓋（５）を持つボ
   ール保持部（４）がエラストマー樹脂またはオレフィン
   系樹脂の薄板構造で一体的に構成されたパークゴルフ用
   のティ（１）。