JP3072216U - 液体活性処理装置 - Google Patents

液体活性処理装置

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JP3072216U
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liquid
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水などの単一液体だけではなく、あらゆる液
体に対応でき、なおかつ、磁力が及ぼす影響を最大限に
活用する事ができる液体活性処理装置を提供する。 【解決手段】 液体が通る漏斗管3の漏斗枝管7に永久
磁石6を異磁極同志を向かい合わせ磁力吸着し、漏斗枝
管7に流れる液体を均一に活性化させる。なおかつ漏斗
枝管7の径を細くした事により、磁力が及ぼす影響を最
大限に活用する事ができ、液体が持つうまみや質を向上
する事ができる。更に、漏斗管3を使用したことで、あ
らゆる液体を磁気で活性化できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、液体を磁気で活性し処理するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
液体が磁界を通過すると、液体の分子集団が分離分解して小さな分子集団とし 、活性化、均質化が起こるということが知られていた。例えば、水道管や蛇口等 の管にしか装着出来ず、単一的な液体しか処理できなかった。
【0003】 しかし、いずれも管の径が広く、液体の流れが速いなど、磁力が及ぼす影響は 少なかった。
【0004】 また、液体容器に直接磁石を入れるなど、衛生的ではなかった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
この従来公知のものは、上述したように単一の液体などにしか使用出来ないも のであり、なおかつ管の径が広く磁力が及ぼす影響は少なかった。
【0006】 この考案の目的は、液体全体に作用し、構造が簡単で衛生的である上に、磁場 の状態が液体に対して均一となり、なおかつ、永久磁石を磁性体金属なら成る磁 石受け金具で囲み、漏洩磁束を少なくするように工夫した液体活性処理装置を提 供せんとするにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の液体活性処理装置は、漏斗管と永久磁石を利用して、漏斗枝管に複数 個の永久磁石を異磁極同志を向かい合わせ磁力吸着したことを特徴とするもので ある。
【0008】 前記漏斗管の漏斗枝管は、径2φ〜20φの漏斗枝管に液体を通すことを特徴 とするものである。また、衛生上、漏斗管は本体(ホルダー4)から脱着でき、 洗浄できることを特徴とするものである。
【0009】 前記磁石は、磁性体金属から成る筒状体で囲蔽保持したことを特徴とするもの である。
【0010】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態を以下図面に基づき説明する。 図1、図2に、本考案の液体活性処理装置の例を示す。図1は液体活性処理装 着を示す一部を切欠いた全体斜視図、図2は本体の正面図である。ここで、液体 処理活性装置1は、永久磁石6を磁性体金属なら成る、磁石受け金具5に磁力吸 着させる。それぞれ永久磁石6をS極とN極に磁力吸着させた2つの磁石受け金 具5を互いに異磁極同志を向かい合わせて磁力吸着させる。磁力吸着させた2つ の磁石受け金具5をホルダー4内に挿入、配置する。磁石受け金具5に異磁極同 志を向かい合わせ磁力吸着させた2つの永久磁石6に空いた磁場トンネルに漏斗 管3の漏斗枝管7を挿入することにより、均一に液体を活性処理することができ る。
【0011】 ホルダー4内に挿入、配置し、磁石受け金具5で囲んだ永久磁石6の磁場トン ネルに漏斗管3の漏斗枝管7を挿入し、漏斗管3の上部から液体(飲料水、お酒 、化粧水など)を注入すると、液体は永久磁石6に挟まれた漏斗枝管7を通過し 、活性処理され、液体分子はクラスターが小さくなり、うまみが向上し、質も良 くなる。
【0012】 また、必要に応じてホルダー4から伸びるハンドル9は、アンダーテーブル1 1から伸びるポール8に取り付けられた、ストッパー10と脱着できる。ストッ パー10は、高さ調整できるようにポール8をスライドさせ、ハンドル9に装着 、固定してもよい。
【0013】 更に、衛生上、ホコリなどを防ぐためにキャップ2を漏斗管3に装着できる。
【0014】
【実施例】
以上説明したように、本考案の液体活性処理装着では、漏斗枝管の外部に異磁 極同志を向かい合わせた永久磁石を配置したことで、漏斗枝管を通過する液体は 、液体分子のクラスターが小さくなり、うまみが向上し、質も良くなる。また、 漏斗枝管での滞留時間は長く、充分な作用時間が確保される。
【0015】 本考案の液体活性処理装着により製造した活性水を飲食用に使用した場合、浸 透性は向上し、出汁やお茶、コーヒーの出が良くなりおいしくなる。更にクラス ターが小さくなった活性水を料理に使用すると、調理時間が短縮でき、エネルギ ーを節約することができる。
【0016】 また、ジュース、牛乳、飲料水などを本考案の液体活性処理装着を使用し活性 させると、うまみが向上し且つ質も良くなる。
【0017】 更に、お酒などアルコール類を本考案の液体活性処理装着を使用し活性させる と、口当たりが良くなり、お酒特有の刺激や匂いが緩和され、うまみが向上する 。
【0018】 このほか、化粧水を本考案の液体活性処理装着を使用し活性させると、浸透性 が高くなり、肌への浸透性が向上する。
【0019】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成したので、液体に接触する事なく、衛生的に液体を 活性化でき、漏斗管の漏斗枝管に永久磁石と磁石受け金具を囲み形成させ、磁力 線を均一に照射することにより、あらゆる液体を最大限に活性化することができ る。しかも部品点数が少なく、安上がりに製作することができ、一般家庭におい ても手軽に入手することができ、液体(飲料水、料理用液体、酒類、化粧水等) のうまみや質の向上が簡単に実現することができる。
【0020】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる液体活性処理装置を示す一部を
切欠いた全体斜視図である。
【図2】本考案に係わる液体活性処理装置を示した正面
図である。
【符号の説明】
1 液体活性処理装置 2 キャップ 3 漏斗管 4 ホルダー 5 磁石受け金具 6 永久磁石 7 漏斗枝管 8 ポール 9 ハンドル 10 ストッパー 11 アンダーテーブル

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】漏斗管を支えるホルダー4と、液体が通る
    漏斗管3の漏斗枝管7に永久磁石6を異磁極同志を向か
    い合わせ磁力吸着し、磁石受け金具5を囲み地場トンネ
    ルを形成させ、液体を活性、磁化させることを特徴とす
    る、液体活性処理装置。
  2. 【請求項2】液体が通る漏斗管3は漏斗管を支えるホル
    ダー4から容易に脱着でき、漏斗枝管7は、管の直径2
    φ(パイ)〜20φ(パイ)の枝管を有する請求項1記
    載の液体活性処理装置。
  3. 【請求項3】漏斗管3を支えるホルダー4から伸びるハ
    ンドル9は、アンダーテーブル11から伸びるポール8
    と簡単に脱着、高さの調整ができることを特徴とする請
    求項1記載の液体活性処理装置。
  4. 【請求項4】液体が通る管は漏斗管3又はサイフォンを
    使用することを特徴とした請求項1記載の液体活性処理
    装置。
  5. 【請求項5】前記永久磁石は、200mT(ミリテス
    ラ)〜550mT(ミリテスラ)の表面磁束密度を有す
    る請求項1記載の液体活性処理装置。
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