JP3069123U - 歯ブラシ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 歯ブラシの混用防止機能或いは宣伝広告機能
を有する歯ブラシの提供。 【解決手段】 本考案の歯ブラシは、ヘッドと柄で組成
され、該柄は透明管体とされ、その内部に長条状の挿入
片が設けられ、並びに柄とヘッドの串接部分にＯリング
が套設され、該挿入片に姓名や宣伝等を書き込み或いは
印刷可能であり、以上の構造により、柄の内部に名前を
書いた長条状の挿入片を挿入することにより、歯ブラシ
の混用を防止でき、挿入片に広告を印刷することで、広
告効果を得ることができることを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は一種の歯ブラシに係り、特に、ヘッドと柄で組成され、該柄が透明管 体とされ、その内部に長条状の挿入片を挿入でき、該挿入片に名前を書きこむこ とにより混用を防止し、また、広告を印刷することにより、広告効果を得ること ができる歯ブラシに関する。

【０００２】

【従来の技術】

通常朝起きて一番先にすることは洗顔、歯磨きであり、起床時にはぼんやりと していて歯ブラシがどれも同じに見えるために間違った歯ブラシを使う状況が発 生しやすい。

【０００３】 歯ブラシは色で見分けがつくとはいえ、家族の人数が多い時にそれぞれが異な る色の歯ブラシを使うことは難しく、誰かは同じ色の歯ブラシを使うことになり 、朝の慌ただしさの中で誤用の発生はまぬがれなかった。

【０００４】 多くの伝染病が各種の経路で感染し、他人の歯ブラシを使用することもその経 路の一つであり、不注意に他人の歯ブラシを使用することにより感染する恐れも あるため、注意が必要である。

【０００５】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は一種の歯ブラシを提供することを課題とし、それは、ヘッドと柄で組 成され、該柄は透明管体とされ、その内部に長条状の挿入片が設けられ、並びに 柄とヘッドの串接部分にＯリングが套設され、該挿入片に姓名や宣伝等を書き込 み或いは印刷可能であり、以上の構造により、柄の内部に名前を書いた長条状の 挿入片を挿入することにより、歯ブラシの混用を防止でき、挿入片に広告を印刷 することで、広告効果を得ることができることを特徴とするものとする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、ヘッドと柄で組成され、該柄が内部に内部に姓名や宣伝等 を書き込み或いは印刷可能な長条状の挿入片を挿入可能な透明管体とされ、該柄 とヘッドの串接部分にＯリングが套設されたことを特徴とする、歯ブラシとして いる。 請求項２の考案は、前記ヘッドと柄が一体に形成され、該柄が内部の前記長条 状の挿入片を挿入可能な透明管体とされ、該柄の底端に柄の底端の開口を封じる ことができる一つの蓋体が連接されたことを特徴とする、請求項１に記載の歯ブ ラシとしている。 請求項３の考案は、前記ヘッドと柄が一体に形成され、該柄が内部に長条状の 挿入片を挿入可能な透明管体とされ、別に柄の底端の開口を封じることができる 末端蓋が設けられたことを特徴とする、請求項１に記載の歯ブラシとしている。

【０００７】

【考案の実施の形態】

図１、２に示されるように、本考案はヘッド１と柄２で組成され、そのうち柄 ２が透明管体とされ、その内部に長条状の挿入片３が設けられ、並びに柄２とヘ ッド１の串接部分にＯリング４が套設され、該挿入片３に姓名や宣伝等を書き込 み或いは印刷可能である。

【０００８】 以上の構造によると、ヘッド１と柄２が分離式とされ、且つ柄２が透明管体と されているため、長条状の挿入片３に使用者の姓名を書いてさらに挿入片３を柄 ２内に挿入し、且つヘッド１の挿入端１１にＯリング４を套設した後に柄２をヘ ッド１の挿入端１１に套設することによりヘッド１と柄２が組み合わされ一体と される。

【０００９】 柄２は透明な管体であるため、姓名を書いた挿入片３を柄２の内部に挿入した 後、柄２の外部から内部の挿入片３に書かれた姓名が読めるため、歯ブラシ所有 者が自分の歯ブラシを見分けて誤用を防止し、歯ブラシによる伝染病の感染を防 止する効果が得られる。

【００１０】 さらに、ヘッド１と柄２の串接部分にＯリング４を套設したことにより、水が 柄２内部に進入して挿入片３を汚すのを防止できる。

【００１１】 また、柄２は全透明体、半透明体、有色全透明体或いは有色半透明体とされ、 ヘッド１と柄２を同じ色或いは異なる色として使用者が自分で組合せられる形態 とすることができる。

【００１２】 また、該挿入片３に広告用図形、文字等を印刷することにより広告効果を達成 でき、且つ挿入片３に可愛いマンガの図案等を印刷することにより人目をひく効 果を提供できる。

【００１３】 図３に示される実施例では、ヘッド１と柄２が一体に形成され、且つその内部 に上述の長条状の挿入片３が挿入され、並びに柄２の底端に蓋体５が連接されて 、該蓋体５が柄の２の底端の開口を封じることができ、この実施例も先の実施例 と同様に挿入片３による歯ブラシの区分の目的を達成できる。

【００１４】 図４に示される実施例では、ヘッド１と柄２が一体とされ、且つ柄２が透明管 体とされ、その内部に上述の長条状の挿入片３が挿入され、別に一つの末端蓋６ が設けられ柄２の底端開口を封じている。

【００１５】 図５に示される実施例、或いは図６に示される実施例のように、柄２は中空状 の矩形断面あるいは円形断面或いは他の幾何断面形状を有するものとされる。

【００１６】

【考案の効果】

本考案は簡単な構造で歯ブラシを区分して感染を防止し、或いは宣伝効果を提 供する効果を有する。なお、本考案に基づきなしうる細部の修飾或いは改変であ って本考案と同じ効果を達成しうる設計的事項はいずれも本考案の請求範囲に属 するものとする。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案の分解斜視図である。

【図３】本考案の別の実施例の分解斜視図である。

【図４】本考案のさらに別の実施例の分解斜視図であ
る。

【図５】本考案の柄の断面図である。

【図６】本考案の別の柄の断面図である。

【図７】本考案のさらに別の柄の断面図である。

【符号の説明】

１ ヘッド １１ 挿入端 ２ 柄 ３ 挿入片 ４ Ｏリング ５ 蓋体 ６ 末端蓋

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ヘッドと柄で組成され、該柄が内部に内
   部に姓名や宣伝等を書き込み或いは印刷可能な長条状の
   挿入片を挿入可能な透明管体とされ、該柄とヘッドの串
   接部分にＯリングが套設されたことを特徴とする、歯ブ
   ラシ。
2. 【請求項２】 前記ヘッドと柄が一体に形成され、該柄
   が内部の前記長条状の挿入片を挿入可能な透明管体とさ
   れ、該柄の底端に柄の底端の開口を封じることができる
   一つの蓋体が連接されたことを特徴とする、請求項１に
   記載の歯ブラシ。
3. 【請求項３】 前記ヘッドと柄が一体に形成され、該柄
   が内部に長条状の挿入片を挿入可能な透明管体とされ、
   別に柄の底端の開口を封じることができる末端蓋が設け
   られたことを特徴とする、請求項１に記載の歯ブラシ。