JP3067250U - 発電靴 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 歩行時の運動エネルギーを無駄にしないた
め、靴底が反復運動する力により発電機を回転させ、発
生した電力を蓄電池に充電することのできる発電靴を提
供すること。 【構成】 歩行時の靴底の反復運動をクランクを介して
回転運動に変化させた後、回転式発電機により電力に変
換し、蓄電池に充電する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、歩行時に靴底の反復運動を発電機により電力に変換し、蓄電池に 充電することのできる発電靴に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、歩行時の運動エネルギーを電気エネルギーに変換することはなかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

歩行時の運動エネルギーを無駄にしないため、靴底の反復運動する力により発 電機を回転させ、発生した電力を蓄電池に充電することのできる発電靴を提供す ることを目的とする。

【０００４】

【問題を解決するための手段】

この考案は歩行時の靴底の反復運動をクランクを介して回転運動に変化させた 後、回転式発電機により電力に変換し、蓄電池に充電することを特徴とする発電 靴である。

【０００５】

【実施例】

この考案の好ましい実施態様を、添付図面により説明する。 図１に示すように、この考案の靴底（２）は支点（１）を中心として可動する ことができるが、通常はバネ（３）の働きにより開いた状態にある。

【０００６】 この靴底（２）の一端には連結棒（４）が設けられており、クランク（５）と 連結されている。

【０００７】 歩行時の靴底（２）の反復運動は連結棒（４）を介し、クランク（５）の働き によりフライホイール（７）の回転運動に変化する。

【０００８】 フライホイールには回転方向が一定になるよう、ワンウエイクラッチが取り付 けられている。

【０００９】 フライホイールの一定方向の回転運動は，ベルト（８）により回転式発電機（ ９）に伝えられる。回転式発電機（９）は自転車の照明用の発電機として、それ 自体公知のものである。

【００１０】 発生した電力はリード線（１０）により、蓄電池（１１）に充電される。

【考案の作用と効果】

この考案は上記に説明したように、歩行時の靴底の反復運動がクランクを介し て回転運動に変化された後、発電機により電力に変換され、蓄電池に充電される 。

【００１１】 それ故、誰もが日常生活のうちに電力を得ることが可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の一実施例を示す発電靴の、使用状態
における実施様態表示図である。

【符号の説明】

１ 支点 ２ 靴底 ３ スプリング ４ 連結棒 ５ クランク ６ ワンウエイクラッチ ７ フライホイール ８ ベルト ９ 充電池 １０ リード線 １１ 充電池

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】可動する靴底の反復運動をクランクにより
   回転運動に変化させ、回転式発電機により得た電力を蓄
   電池に充電することを特徴とする発電靴。