JP3066394U - レ―ザ永久脱毛処理装置 - Google Patents

レ―ザ永久脱毛処理装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザを照射による容易且つ確実な永久脱毛
処理を可能にする。 【解決手段】 皮膚表面の毛根部分の生態組織に対して
レーザビーム光を皮膚表面に対して移動させながら照射
し、その乾固又は凝固による永久脱毛(発毛抑制)を行
う。本体装置1において、レーザビーム光の照射点と皮
膚表面との位置の適切を示す検出信号に基づいて、レー
ザビーム光を照射する制御、及び、永久脱毛処理後の皮
膚表面に対する微弱電流を供給するための制御を実行す
る。レーザプローブ2において、本体装置1へレーザビ
ーム光の照射点と皮膚表面との位置の適切又は不適切を
検出し、適切な際に検出信号を出力し、且つ、検出信号
が適切の場合に本体装置1での制御に基づいた強度のレ
ーザビーム光を照射する。導入ローラ3において、本体
装置1からの微弱電流を、永久脱毛処理後の手入れを行
うために、永久脱毛処理を行った皮膚表面部位に与え
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、美容器具に関し、更に詳しくは、美容上の視点からレーザビーム 光を照射して脱毛を行うレーザ永久脱毛処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、美容上の観点から脱毛を行うことが行われている。 そのため、比較的手軽に手足などの非所望の毛(無駄毛)に対する永久脱毛処 理を行うためのレーザ永久脱毛処理装置(レーザ美容器)が用いられている。 このレーザ永久脱毛処理装置は、手足などの無駄毛における毛根の生態組織に レーザビーム光を照射して、この部位の乾固又は凝固による永久脱毛(発毛抑制 )を行うものである。 このようなレーザ永久脱毛処理装置は、例えば、本体装置とレーザプローブと から構成されているものが多い。 このレーザ永久脱毛処理装置を使用する場合、レーザプローブを手足に接触さ せ且つ移動させる。
【0003】 レーザプローブでは、例えば、実用新案登録第3036232号公報に記載さ れているように、本体での制御による駆動信号が、複数のレーザダイオードに供 給され、この複数のレーザビーム光を照射点(焦点)に対応する毛根部分に照射 している。 このような従来のレーザ永久脱毛処理装置は、レーザビーム光を毛根部分に的 確に照射して効果的な発毛抑制効果を得るのに、その改善の余地がある。 例えば、レーザプローブを、人の手足などの皮膚表面(適宜、単に皮膚表面と 記載する)に接触且つ移動させた際に、レーザビーム光の照射点と毛根部分との 位置との合致が容易に判明しないため、その的確な発毛抑制効果(永久脱毛効果 )が得られ難いことが難点となっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、上記のような技術的背景に基になされたものである。 すなわち、この考案の目的は、持ち運び容易であり、毛根部分に対するレーザ ビーム光の照射点(焦点)が的確に判明し、且つ、毛根部分が簡単に目視して判 明でき、レーザビーム光の照射による永久脱毛処理が容易且つ確実であるレーザ 永久脱毛処理装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記課題を達成するために次の構成が採用されている。 本考案のレーザ永久脱毛処理装置Aは、持ち運び自在に把手を有し、毛根部分 に対してレーザビーム光をレーザプローブの先端を皮膚表面に対して移動させな がら照射して永久脱毛処理を行うものであり、レーザビーム光の照射点と皮膚表 面との位置の適切を示す検出信号に基づいて、レーザビーム光を照射する制御、 及び、永久脱毛処理後に皮膚表面に手入れのための微弱電流を供給する制御を実 行する本体装置と、その本体装置へレーザビーム光の照射点と皮膚表面との位置 の適切又は不適切を検出し、適切な際に検出信号を出力し、且つ、検出信号が適 切の場合に本体装置での制御に基づいた強度のレーザビーム光を放射するレーザ プローブと、本体装置からの微弱電流を、永久脱毛処理後の手入れを行うために 、少なくとも永久脱毛処理を行った皮膚表面部位に与えるための導入ローラとを 備えレーザプローブと導入ローラとの各々がケーブルを介して本体装置に対し自 由に移動可能となっている構成である。
【0006】 前記の装置において、レーザプローブに、レーザビーム光放射手段と、レーザ ビーム光放射手段の照射点と皮膚表面との位置の適切又は不適切を検出し、適切 な際に本体装置に検出信号を出力する光検出手段とを備える構成である。 前記の装置のレーザビーム光放射手段として、照射点にレーザビーム光を放射 する角度をもって配置された複数のレーザダイオードと、複数のレーザダイオー ドの前方にそれぞれ配置された複数の対物レンズとを備える構成である。
【0007】 前記の装置の光検出手段として、赤外線を皮膚表面に対して照射するための発 光ダイオードと、皮膚表面からの反射赤外線を光電変換して出力するフォトダイ オードと、フォトダイオードからの光電変換信号を検波して反射赤外線のレベル に対応した検波信号を出力する検波器と、検波器からの検波信号のレベルを予め 設定したしきい値と比較して、レーザビーム光の照射点と皮膚表面との位置の適 切又は不適切を検出し、適切な際に検出信号を本体装置に出力するレベル判定器 とを備える構成である。
【0008】 前記の装置において、レーザプローブに、レーザビーム光の照射点と皮膚表面 との位置の適切又は不適切を検出した際に音出力を行うブザーを更に備える構成 である。 前記の装置において、本体装置に、少なくともレーザビーム光の照射時間を計 時するタイマ回路を備えてレーザビーム光の放射制御を実行するための制御部と 、少なくともレーザビーム光の放射時間、レーザパワー調整、導入ローラへの電 流調整を設定操作するための複数のスイッチと、制御部の制御でレーザプローブ 内のレーザダイオードへの印加電圧又は供給電流をスイッチでの設定に対応して 調整するための出力調整回路と、レーザプローブにおけるブザーへの音信号を生 成して出力する音信号生成回路と、レーザプローブでのレーザビーム光の照射点 に対応する毛根部分の位置を検出するためのパルス駆動信号を生成して出力する パルス駆動回路と、制御部の制御で導入ローラへの微弱電流をスイッチでの設定 に対応して調整するための出力調整回路とを備える構成である。
【0009】 前記の装置において、レーザビーム光の照射時間を表示する7セグメント表示 器及びこの7セグメント表示器への表示駆動信号を制御部の制御で出力する表示 駆動回路、レーザビーム光の放射強度を5段階で表示する5素子LED及びこの 5素子LEDへの表示駆動信号を制御部の制御で出力する表示駆動回路、導入ロ ーラへの微弱電流値を8段階で表示する8素子LED及びこの8素子LEDへの 表示駆動信号を制御部の制御で出力する表示駆動回路、複数のスイッチのそれぞ れの設定操作時に単音を制御部の制御で出力するブザーのいずれか又は組み合わ せ、あるいは全部を更に備える構成である。 前記の装置の導入ローラとして、人の手で保持し、マイナス電圧が印加される 導電握り手部と、人の皮膚表面に回転接触し、プラス電圧が印加される電導性ロ ーラとを備える構成である。
【0010】 前記の装置において、レーザプローブにおけるレーザビーム光放射手段として の複数のレーザダイオード及び対物レンズを、円周上で分割した位置に配置し、 且つ、一つの照射点にレーザビーム光を集光する角度で配置すると共に、この複 数のレーザダイオード及び対物レンズの円周内の中央部分に光検出手段としての 発光ダイオード及びフォトダイオードを配置する構成である。 前記の装置において、レーザプローブにおけるレーザビーム光放射手段として の複数のレーザダイオード及び対物レンズを、円周上で分割した位置に配置し、 且つ、一つの照射点にレーザビーム光を集光する角度で配置すると共に、この複 数のレーザダイオード及び対物レンズの円周内の中央部分にレーザビーム光の放 射と反対側から皮膚表面を覗き込むための貫通孔を形成すると共に、円周上にお ける二つのレーザダイオード及び対物レンズの間に光検出手段としての発光ダイ オード及びフォトダイオードを配置する構成である。
【0011】 前記の装置において、貫通孔に対物レンズを更に配置した構成である。 前記の装置において、レーザプローブをL字形状に形成し、且つ、L字形状部 の内部に反射鏡を設けて、レーザビーム光照射の反対側から反射鏡を通じ、且つ 、貫通孔又は対物レンズを通じて皮膚表面を覗き込む構成である。 よって、本考案の永久脱毛処理におけるレーザビーム光の照射方法及びレーザ 永久脱毛処理装置では、毛根部分に対するレーザビーム光の照射点が的確に判明 できるようになり、そのレーザビーム光の照射による永久脱毛処理が容易且つ確 実に可能になる。 また本考案の上記構成によって、毛根部分を容易に目視して判明できるように なり、更にレーザビーム光の照射による永久脱毛が容易且つ確実に可能になる。
【0012】
【考案の実施の形態】
この考案の実施の形態を図面を用いて以下に説明する。 図1は本考案の永久脱毛処理におけるレーザ永久脱毛処理装置及びレーザビー ム光の照射方法の第1実施形態にかかる電気的構成を示すブロック図である。 そして、図2は図1に示すレーザ永久脱毛処理装置の外観構成を示す斜視図で ある。 また図10は、持ち運び自在なように把手Hを備えたバッグ型のレーザ永久脱 毛処理装置Aをより具体的に示す外観図である。
【0013】 図1、図2、及び図10において、このレーザ永久脱毛処理装置は、本体装置 1と、レーザプローブ2と、導入ローラ3とから概略構成されている。 本体装置1は、以下に説明する「レーザビーム光を照射するための操作及び制 御」を実行する。 レーザプローブ2は本体装置1とケーブルで接続され、且つ、人の手で保持し て手足などの皮膚表面を自由に移動させ得ると共に、レーザビーム光の照射点( 焦点)Pに対応する毛根部分の位置を検出して、そのレーザビーム光の照射を行 う。 導入ローラ3は、本体装置1とケーブルで接続され、人の手で保持して手足な どの皮膚表面を自由に移動させ得ると共に、永久脱毛処理の後の手足などの皮膚 表面に対する手入れを行う。
【0014】 本体装置1は、ワーキング用のRAM、ブート/制御プログラムを格納したR OM,CPU、入出力(I/O)回路、及びレーザビーム光の照射時間を計時す るためのタイマ回路が設けられた制御部11を備えている。 なお、以下の各回路は、制御部11の制御で、その動作を行う。 また、本体装置1は、レーザビーム光の照射時間(残り時間)を表示する7セ グメント表示器12と、この7セグメント表示器12への表示駆動信号を出力す る表示駆動回路13と、設定操作を行うスイッチ群SWとを備えている。 このスイッチ群SWは、電源オン/オフ用のメインスイッチ、照射時間設定ボ タン、レーザパワー調整ボタン、電流調整ボタン、及び導入ローラの通電オン/ オフ(ON/OFF)を行うための導入ローラパワースイッチとからなる。
【0015】 更に、本体装置1には、レーザビーム光の放射強度を5段階で示すための5素 子LED14と、この5素子LED14への表示駆動信号を出力する表示駆動回 路14aと、導入ローラ3への微弱電流値を8段階で表示する8素子LED15 と、この8素子LED15への表示駆動信号を出力する表示駆動回路15aとを 備えている。 また、本体装置1には、レーザプローブ2内のレーザダイオードへの印加電圧 や供給電流を5段階で調整するための出力調整回路17と、レーザプローブ2に おけるブザーへの報知音信号を生成して出力する報知音信号生成回路18と、レ ーザビーム光の照射点Pに対応する毛根部分の位置を検出するためのパルス駆動 信号を生成して出力するパルス駆動回路19と、スイッチ群SWによる設定操作 時に押下確認のための単音を出力するブザー20と、導入ローラ3への微弱電流 を8段階で調整する出力調整回路21とを備えている。
【0016】 なお、本体装置1には、この他にスイッチ群SWの電源オン/オフ、導入ロー ラの通電オン/オフを表示する発光ダイオード(LED)が設けられている。 レーザプローブ2は、レーザビーム光照射部と、レーザビーム光の照射点Pに 対応する毛根部分の位置を検出する位置検出部とから概略構成されている。 レーザビーム光照射部は、以降で説明するように照射点Pにそれぞれのレーザ ビーム光を照射するために円周上における3分割(120度)し、且つ、照射点 P方向に傾斜して配置されるレーザダイオード31a,31b,31cと、この それぞれのレーザダイオード31a〜31cに駆動(励起)信号を出力する駆動 回路32a,32b,32cと、それぞれのレーザダイオード31a〜31cの 前方に固定されてレーザビーム光を照射点Pに集光するための対物レンズ34a ,34b,34cとから構成されている。
【0017】 なお、レーザダイオード31a〜31cは、複数の発光素子を配置したものや 、放射するレーザビーム光を受光して、そのレベルから発光強度を調整する開ル ープ制御方式などの、いずれの構成でも使用可能である。 また、位置検出部は、赤外線(例えば、波長860nm)を発射し、且つ、反 射赤外線を受光する光検出素子35を有している。 この光検出素子35は、本体装置1のパルス駆動回路19からのパルス信号に 対応して、皮膚表面に赤外線を放射する発光ダイオード35aと、皮膚表面から の反射赤外線を受光し、光電変換した信号を出力するフォトダイオード35bと から構成されている。 更に、この位置検出部は、フォトダイオード35bからの光電変換信号を増幅 する増幅器36と、光電変換信号のエンベロープ(皮膚表面からの反射赤外線の レベルに対応)を検波して得る検波器37と、この検波器37からの検波信号の レベルと予め定めたしきい値とを比較してレーザビーム光の放射点Pに対応する 毛根部分の位置が正常に検出されたかを判定するためのレベル判定器38とを備 えている。
【0018】 また、この位置検出部は、押下によってレーザプローブ2を皮膚表面を移動さ せる際の永久脱毛処理を中止し、例えば、レベル判定器38からの検出信号の出 力が停止させるためのスイッチSW13と、本体装置1内の報知音信号生成回路 18からの報知音信号でレーザビーム光の放射が可能な状態を報知するために鳴 動(吹鳴)するブザー40とを備えている。 導入ローラ3は、手で保持し、且つ、本体装置1からマイナス(−/接地)電 圧が印加される導電握り手部13aと、人の手足に回転接触し、且つ、本体装置 1からプラス(+)電圧が印加される導電性のローラ13bとを備えている。
【0019】 図3は、図1に示すレーザプローブ2の要部構成を示す一部断面/正面図であ る。 (a)はレーザプローブ2の要部の断面にかかる構成であり、(b)は、レーザ プローブ2の皮膚表面の接触側(正面)にかかる構成を示している。 図3(a),(b)において、このレーザプローブ2は、レーザダイオード3 1a〜31cから放射されるレーザビーム光が外部に漏れないように遮蔽部材( 例えば、金属又は黒鉛塗布を行ったプラスチック材)を用い、脱毛対象の皮膚表 面を接触(以降で説明するように多少(5mm)の皮膚表面からの離れ含む)し て移動させる先端部カバー50と、人の手で保持するための本体カバー51とか ら構成されている。
【0020】 先端部カバー50と本体カバー51とは、内部構造を組み立てた後に圧入やネ ジ嵌合によって固定する構造とするのが一般的である。 本体カバー51内には、内部構造保持部材51a,51bが設けられている。 内部構造保持部材51bは本体カバー51内径に等しく、且つ、嵌め込み突起 で固定されるものである。 この内部構造保持部材51bの図における下方に、内部構造保持部材51aが 螺子等を使って固定されている。 この内部構造保持部材51a,51bはプラスチック材を成形して作製し、又 は、レーザダイオード31a〜31cの発熱に対する放熱を考慮した場合、金属 成形や金属加工によって作製する。 更に、放熱のための対流用の貫通孔を設ける場合もある。 この内部構造保持部材51aの中央部の貫通孔に、光検出素子35が嵌合して 固定されている。
【0021】 この内部構造保持部材51aには、その中央部の貫通孔に光検出素子35が嵌 合して固定されると共に、円周上で3分割(120度)し、且つ、照射点P方向 に傾斜した凹部にキャンパッケージ型のレーザダイオード31a〜31cがそれ ぞれに固定されている。 更に、レーザダイオード31a〜31cからのレーザビーム光の前方に固定さ れて照射点Pに集光するための対物レンズ34a,34b,34cが配置されて いる。 この対物レンズ34a〜34cは、プラスチック材の成形によって作製したも のや、ガラス材を研磨加工したものなどを用いれば良い。
【0022】 なお、この図3において、図1中のレーザプローブ2に設けられているスイッ チSW13については、その図示を省略した。 このスイッチSW13は、その押下によって、レーザプローブ2を皮膚表面を 移動させる際の永久脱毛処理の中止に対応してレーザダイオード31a〜31c からのレーザビーム光の放射を停止(中断)するものであり、例えば、スイッチ SW13の押下によってレベル判定器38からの検出信号の出力が停止する。 次に、この第1実施形態の動作について説明する。
【0023】 このようなレーザ永久脱毛処理では、最初に脱毛対象の皮膚表面にブラック液 を塗布して擦り込む、毛根部分(凹部)にブラック液を残留させて、レーザビー ム光の吸収の効果を高めるのが一般的である。 まず、図2を参照して、永久脱毛処理について説明する。 前記したブラック液の擦り込みの後に、スイッチ群SWにおけるメインスイッ チで電源投入を行い、手のひらなどにレーザプローブ2を垂直に接触させる。 この接触に対して、レーザビーム光の照射点Pに対応する皮膚表面位置を検出 し、例えば、照射点Pから5mm以上離間すると、レーザプローブ2からレーザ ビーム光が照射されず、また、5mm以内の場合に、レーザプローブ2でのブザ ーが吹鳴してレーザビーム光が放射される。
【0024】 この際の適度な発熱温度になるようにスイッチ群SWにおける照射時間設定ボ タンを押下して調整する。 この場合の照射時間が7セグメント表示器12に表示される。 この後、レーザプローブ2を皮膚表面上を移動させると、7セグメント表示器 12に表示された時間でレーザビーム光を放射し、この設定時間後に、例えば、 1秒間のレーザビーム光の放射を停止し、更に、7セグメント表示器12に表示 された時間でレーザビーム光を放射する。 この場合、レーザプローブ2でのブザーが吹鳴してレーザビーム光が放射され る。 このようにして、手足などの非所望の毛(無駄毛)における毛根の生態組織に レーザビーム光が照射され、その乾固又は凝固による永久脱毛(発毛抑制)処理 が行われる。
【0025】 この永久脱毛処理では、皮膚表面の状態によってレーザビーム光の放射強度を 、スイッチ群におけるレーザパワー調整ボタンを押下して調整し、且つ、このレ ーザビーム光の強度(設定値)を5素子LED14で点灯して表示する。 なお、皮膚表面に対するレーザビーム光の照射を中止する場合は、レーザプロ ーブ2のスイッチSW13を押下して、その放射を中断することが出来る。 この後、皮膚表面の毛根部分に残留しているブラック液を洗浄して除去する。 そしてスイッチ群SWにおける導入ローラパワースイッチを押下して電源投入 を行い、例えば、手入れ液を永久脱毛処理した手足などの皮膚表面の部位に塗布 し、この部位に導入ローラ3を手で保持して回転接触させて微弱電流を通流させ て、その永久脱毛処理に対する手入れを行う。 なお、この場合の微弱電流は、スイッチ群SWにおける電流調整ボタンでその 調整を行い、この微弱電流の設定値が8素子LED15で点灯して表示される。
【0026】 次に、永久脱毛処理の電気的動作について説明する。 図4は第1実施形態の動作の処理手順を示すフローチャートである。 図1、図2、図3及び図4において、前記したブラック液の擦り込みの後に、 スイッチ群SWにおける電源スイッチ投入を行うと、図1に示す制御部11が、 ROMのブードプログラムを起動し、更に、制御プログラムを取り込んで制御動 作を開始し、その初期設定を行う(ステップS1) 。 次に、前記したように手のひらなどにレーザプローブ2を垂直に接触させ、こ の際の適度な温度(発熱)になるようにスイッチ群SWにおける照射時間設定ボ タンを押下して一回の照射時間が、例えば、最大9秒間に調整される。 この照射時間設定ボタンの押下信号を制御部11が取り込み、その取り込み完 了の判断を行う(ステップS2,S3) 。この場合、制御部11が表示駆動回路 13を制御して、この照射時間を7セグメント表示器12で表示する。
【0027】 次に、レーザプローブ2を皮膚表面上を移動させると、この接触に対して、レ ーザビーム光の照射点Pに対応する皮膚表面位置を光検出素子35を通じて検出 し、適正位置であるかを判断する(ステップS4,S5) 。 この場合、例えば、照射点Pから5mm以上、皮膚表面方向に離間すると、レ ーザプローブ2からレーザビーム光が照射されず、5mm以内の場合に、レーザ プローブ2でのブザーが吹鳴してレーザビーム光が照射される。
【0028】 この検出動作では、まず、制御部11がパルス駆動回路19を制御して、位置 検出用のパルス信号を光検出素子35の発光ダイオード35aに出力する。 発光ダイオード35aがパルス信号に対応する赤外線を皮膚表面に向けて放射 する。 皮膚表面からの反射赤外線がフォトダイオード35bで受光され、ここで光電 変換されて増幅器36で所定レベルに増幅される。 この光電変換信号のエンベロープを検波して皮膚表面からの反射波のレベルを 検出する。 この検波信号がレベル判定器38に入力される。
【0029】 レベル判定器38では、この検波信号のレベルと予め定めたしきい値とを比較 してレーザビーム光の照射点(焦点)に対応する毛根部分の位置が適切であるか を判定する。 例えば、照射点Pから5mm以上の皮膚表面との離間を判断し、この5mm以 内の場合に、レーザビーム光の照射が適正位置であることを示す検出信号を制御 部11に出力する。 この検出信号を制御部11が取り込むと、報知音信号生成回路18を制御して 、ブザー40にレーザビーム光の照射位置が適正位置であることを示す信号を出 力して、その音出力を行う。 なお、この反対にレーザビーム光の照射が適正位置でない場合、すなわち、照 射点Pから5mm以上、皮膚表面方向に離間した場合に、その警報音を出力する ようにしても良い。
【0030】 次に、制御部11は、レーザビーム光の照射が適正位置であることを認識する と、出力調整回路21を制御して駆動回路32a〜32cに、その調整信号を出 力する。 この調整信号は、レーザパワー調整ボタンで設定され、表示駆動回路14aを 通じて5素子LED14が表示しているレベルに対応する。 駆動回路32a〜32cからレーザダイオード31a〜31cに駆動信号が出 力され、その励起によるレーザビーム光が照射点Pに放射される(ステップS6 ,S7) 。
【0031】 このレーザビーム光の放射と同時にステップS2,S3で設定された照射時間 (7セグメント表示器12に表示中)に対する計時を制御部11がタイマ回路を 起動して開始し、この計時終了(タイムアウト)を判断する(ステップS8,S 9) 。 すなわち、予定した時間におけるレーザビーム光の皮膚表面の毛根部分に対す る照射の終了を判断する。 この計時終了をタイマ回路からの割り込みで制御部11が認識すると、出力調 整回路17及び駆動回路32a〜32cを通じてレーザダイオード31a〜31 cに対する放射停止を行う(ステップS10) 。
【0032】 次に、前記したように発光停止の1秒間の計時を制御部11がタイマ回路を起 動して、その計時終了を認識すると、ステップS2(又はステップS3)にリタ ーして、設定された照射時間(7セグメント表示器12に表示中)に対する計時 の開始からのルーチンを再度実行する(ステップS11,S12) 。 このようにして、永久脱毛処理を行った後は、前記したように皮膚表面の毛根 部分に残留しているブラック液を洗浄して除去し、更に、導入ローラパワースイ ッチを押下して電源投入を行う。 更に、例えば、手入れ液を永久脱毛処理した手足などの部位に塗布し、この部 位に導入ローラ3を手で保持して回転接触させて微弱電流を通流させて、その永 久脱毛処理に対する手入れを行う。 この場合の微弱電流は、スイッチ群SWにおける電流調整ボタンで、その調整 を行い、且つ、この設定値が表示駆動回路15aを通じて8素子LED15が点 灯して表示を行われる。
【0033】 次に、第2実施形態について説明する。 図5は第2実施形態のレーザプローブ2Aの要部構成を示す一部断面/正面図 である。 (a)はレーザプローブ2Aの要部の断面にかかる構成であり、(b)はレー ザプローブ2Aの皮膚表面の接触側(正面)にかかる構成を示している。
【0034】 この例のレーザプローブ2Aは、前記したレーザプローブ2Aに対して、内部 構造保持部材51a,51bの中央部に覗き孔部材55が配置されている。 この覗き孔部材55には貫通孔が形成されており、照射点P方向における皮膚 表面を人が目視するものである。 光検出素子35は、覗き孔部材55から離間し、且つ、レーザダイオード31 aと31cとの間の内部構造保持部材51a,51bの貫通孔に嵌合して固定さ れている。 なお、覗き孔部材55は、別体の覗き孔部材55を配置せずに、内部構造保持 部材51a,51bをプラスチック材を成形で作製する際に、その中央部に貫通 孔を形成しても、同様に機能する。 このようなレーザプローブ2Aでは、覗き孔部材55の貫通孔から照射点P方 向における皮膚表面、例えば、毛根部分を確認できるようにしている。 このために、レーザプローブ2Aを次のような形状/構成にする必要がある。
【0035】 図6は第2実施形態のレーザプローブ2Aの外観構成を示す斜視図である。 このレーザプローブ2Aは、図2に示したレーザプローブ2に対して、図にお ける上端が、覗き窓56として開口され、この覗き窓56から図5に示す覗き孔 部材55の方向を目視し、且つ、この覗き孔部材55の貫通孔から照射点P方向 における皮膚表面の毛根部分を目視する。 この構成では、レーザビーム光を照射する皮膚表面の毛根部分を確認できる利 点がある。 なお、この構成において、ケーブル57は、本体カバー51の途中から引き出 す必要がある。 更に、本体カバー51における図示しない回路基板、例えば、駆動回路32a 〜32cやブザー40を実装した基板が、ぞき孔部材55の貫通孔を、その目視 方向において塞がないように配置する必要がある。
【0036】 図7は第2実施形態のレーザプローブ2Aの他の外観構成(レーザプローブ2 B)を示す斜視図である。 このレーザプローブ2Bは、図6に示すレーザプローブ2AをL字形状に形成 したものである。 このため本体カバー51の後部をL字形握り部58として構成し、この端部を 覗き窓59として開口している。 また、L字形握り部58の内部に反射鏡60を配置している。 これによって、覗き窓59から図5に示す覗き孔部材55の方向をL字状の経 路をもって目視し、且つ、この覗き孔部材55の貫通孔から照射点P方向におけ る皮膚表面の毛根部分を目視する。
【0037】 この構成でも、レーザビーム光を照射する皮膚表面の毛根部分を確認できる利 点がある。 なお、この構成では、ケーブル57は、本体カバー51の途中から引き出して いる。 更に、本体カバー51における図示しない回路基板、例えば、駆動回路32a 〜32cやブザー40を実装した基板が、ぞき孔部材55の貫通孔を、その目視 方向において塞がないように配置する必要がある。
【0038】 次に、第3実施形態について説明する。 図8は第3実施形態のレーザプローブ2Dの要部構成を示す断面/正面図であ る。 (a)はレーザプローブ2Dの要部の断面にかかる構成であり、(b)はレー ザプローブ2Dの皮膚表面の接触側(正面)にかかる構成を示している。 このレーザプローブ2Dは、図5に示す第2実施形態のレーザプローブ2Aに おける覗き孔部材55に代えて、対物レンズ61a,61b(一つの対物レンズ でも良い)を配置している。他の構成は図5に示す第2実施形態のレーザプロー ブ2Aと同様である。
【0039】 すなわち、光検出素子35は、対物レンズ61a,61bから離間し、且つ、 レーザダイオード31aと31cとの間の内部構造保持部材51a,51bの貫 通孔に嵌合して固定されている。 このようなレーザプローブ2Dは、照射点P方向における皮膚表面、例えば、 毛根部分を対物レンズ61a,61bで拡大して確認できるようになる。 なお、この構成では、ケーブル57は、本体カバー51の途中から引き出し、 また、更に、本体カバー51における図示しない回路基板、例えば、駆動回路3 2a〜32cやブザー40を実装した基板が、対物レンズ61a,61bでの目 視方向を塞がないように配置する必要がある。 また、この構成では、レーザプローブ2Dの全体を図6に示す形状又は図7に 示す形状に構成する。
【0040】 次に、第4実施形態について説明する。 図9は第4実施形態のレーザプローブ2Fの要部構成を示す断面/正面図であ る。 このレーザプローブ2Fは、図2に示すレーザプローブ2に対して、その本体 カバー51の周囲に皮膚表面を拡大して目視するための拡大鏡65を設けたもの である。 拡大鏡65は、本体カバー51の取り付け支点に対して自由に角度を変移する ための回転取付部66が設けられ、更に、回転取付部66を本体カバー51の周 囲を自由に回転移動する回転リング67に固定されている。 回転取付部66は、例えば、ボールと、このボールを固定位置自由に保持する ための球状の凹部を形成した取り付け金具からなる構成が一般的である。
【0041】 なお、拡大鏡65を本体カバー51側のみに倒して収納したり、90度に起こ して皮膚表面を覗き見るような機構による構成としも良い。 この拡大鏡65によって、皮膚表面の毛根部分を拡大して目視し、その確認が 出来るようになる。 また、この拡大鏡65、回転取付部66及び回転リング67は、前記した図3 示すレーザプローブ2、図5及び図6に示すレーザプローブ2A、図7に示した レーザプローブ2B及び図8に示したレーザプローブ2Dにもそのまま適用可能 である。
【0042】 なお、前記した第1から第4実施形態において、ここでは三つのレーザダイオ ード31a〜31cを配置した例をもって説明したが、これに限定されない。 例えば、一つ又は二つのレーザダイオードを配置したり、四つ以上のレーザダ イオードを配置した場合も、前記と同様に動作する。 これはレーザダイオードの放射強度と毛根部分に対する乾固又は凝固の状態を 考慮して決定すれば良い。
【0043】 また、前記した第1から第4実施形態において、光検出素子35では、赤外線 パルスを放射し、その検波信号レベルをもってレーザビーム光の照射が適正位置 であることを制御部11が認識しているが、他の方法でも良い。 例えば、赤外線パルスを放射し、この反射パルスとの時間差(遅延時間)をカ ウンタで計数して、その値からレーザビーム光の照射点と皮膚表面との位置の適 切を制御部11が認識するようにしても良い。 また、赤外線に代えて微弱電波を用いても良い。 この構成の選択は、特にコストを考慮して選択すれば良い。
【0044】 また、前記した第1から第4実施形態において、三つのレーザダイオード31 a〜31cが放射するレーザビーム光が集光する位置、すなわち、毛根部分に対 応する点を照射点(焦点)Pとしている。 この場合、一つのレーザダイオードを用いた場合、その照射点(焦点)Pは、 毛根部分に対する適切な乾固又は凝固が行えるレーザビーム光の放射位置という ことになる。
【0045】
【考案の効果】
このように本考案のレーザ永久脱毛処理装置では、毛根部分に対するレーザビ ーム光の照射点が的確に判明できるようになり、そのレーザビーム光の照射によ る永久脱毛処理が容易且つ確実に行えるようになる。 また、本考案によって、毛根部分を容易に目視して判明できるようになり、更 にレーザビーム光の照射による永久脱毛が容易且つ確実となる。 また把手Hを備えていることから持ち運び自在である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は永久脱毛処理におけるレーザビーム光の
照射方法及びレーザ永久脱毛処理装置の第1実施形態に
かかる電気的構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すレーザ永久脱毛処理装置の外観構成
を示す斜視図である。
【図3】図1に示すレーザプローブの要部を示す一部断
面/正面図である。
【図4】第1実施形態の動作の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図5】第2実施形態のレーザプローブの要部構成を示
す一部断面/正面図である。
【図6】第2実施形態のレーザプローブの外観構成を示
す斜視図である。
【図7】第2実施形態のレーザプローブの他の外観構成
を示す斜視図である。
【図8】第3実施形態のレーザプローブの要部構成を示
す一部断面/正面図である。
【図9】第4実施形態のレーザプローブの要部構成を示
す一部断面/正面図である。
【図10】持ち運び自在なように把手を備えたバッグ型
のレーザ永久脱毛処理装置を示す外観図である。
【符号の説明】 1…本体装置 2,2A,2B,2D…レーザプローブ 3…導入ローラ 11…制御部 12…7セグメント表示器 13a…導電握り手部 13b…ローラ 14…5素子LED 15…8素子LED 18…報知音信号生成回路 19…パルス駆動回路 31a〜31c…レーザダイオード 34a〜34c,61a,61b…対物レンズ 35…光検出素子 35a…発光ダイオード 35b…フォトダイオード 37…検波器 38…レベル判定器 50…先端部カバー 51…本体カバー 51a,51b…内部構造保持部材 55…覗き孔部材 56,59…覗き窓 58…L字形握り部 60…反射鏡 65…拡大鏡 66…回転取付部 67…回転リング A…レーザ永久脱毛処理装置 H…把手 SW…スイッチ群

Claims (12)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 持ち運び自在に把手を有し、毛根部分に
    対してレーザビーム光をレーザプローブの先端を皮膚表
    面に対して移動させながら照射して永久脱毛処理を行う
    レーザ永久脱毛処理装置であって、レーザビーム光の照
    射点と皮膚表面との位置の適切を示す検出信号に基づい
    て、レーザビーム光を照射する制御、及び、永久脱毛処
    理後に皮膚表面に手入れのための微弱電流を供給する制
    御を実行する本体装置と、前記本体装置へレーザビーム
    光の照射点と皮膚表面との位置の適切又は不適切を検出
    し、適切な際に検出信号を出力し、且つ、検出信号が適
    切の場合に前記本体装置での制御に基づいた強度のレー
    ザビーム光を放射するレーザプローブと、前記本体装置
    からの微弱電流を、永久脱毛処理後の手入れを行うため
    に、少なくとも永久脱毛処理を行った皮膚表面部位に与
    えるための導入ローラと、を備え、前記レーザプローブ
    と導入ローラとの各々がケーブルを介して本体装置に対
    し自由に移動可能となっていることを特徴とするレーザ
    永久脱毛処理装置。
  2. 【請求項2】 前記レーザプローブに、レーザビーム光
    放射手段と、前記レーザビーム光放射手段の照射点と皮
    膚表面との位置の適切又は不適切を検出し、適切な際に
    本体装置に検出信号を出力する光検出手段と、を備える
    ことを特徴とする請求項1記載のレーザ永久脱毛処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記レーザビーム光放射手段として、照
    射点にレーザビーム光を放射する角度をもって配置され
    た複数のレーザダイオードと、前記複数のレーザダイオ
    ードの前方にそれぞれ配置された複数の対物レンズと、
    を備えることを特徴とする請求項2記載のレーザ永久脱
    毛処理装置。
  4. 【請求項4】 前記光検出手段として、赤外線を皮膚表
    面に対して照射するための発光ダイオードと、前記皮膚
    表面からの反射赤外線を光電変換して出力するフォトダ
    イオードと、 前記フォトダイオードからの光電変換信
    号を検波して反射赤外線のレベルに対応した検波信号を
    出力する検波器と、前記検波器からの検波信号のレベル
    を予め設定したしきい値と比較して、レーザビーム光の
    照射点と皮膚表面との位置の適切又は不適切を検出し、
    適切な際に検出信号を本体装置に出力するレベル判定器
    と、を備えることを特徴とする請求項2記載のレーザ永
    久脱毛処理装置。
  5. 【請求項5】 前記レーザプローブに、レーザビーム光
    の照射点と皮膚表面との位置の適切又は不適切を検出し
    た際に音出力を行うブザーを更に備えることを特徴とす
    る請求項2記載のレーザ永久脱毛処理装置。
  6. 【請求項6】 前記本体装置に、少なくともレーザビー
    ム光の照射時間を計時するタイマ回路を備えてレーザビ
    ーム光の放射制御を実行するための制御部と、少なくと
    もレーザビーム光の放射時間、レーザパワー調整、導入
    ローラへの電流調整を設定操作するための複数のスイッ
    チと、前記制御部の制御でレーザプローブ内のレーザダ
    イオードへの印加電圧又は供給電流を前記スイッチでの
    設定に対応して調整するための出力調整回路と、前記レ
    ーザプローブにおけるブザーへの音信号を生成して出力
    する音信号生成回路と、前記レーザプローブでのレーザ
    ビーム光の照射点に対応する毛根部分の位置を検出する
    ためのパルス駆動信号を生成して出力するパルス駆動回
    路と、前記制御部の制御で導入ローラへの微弱電流を前
    記スイッチでの設定に対応して調整するための出力調整
    回路と、を備えることを特徴とする請求項1記載のレー
    ザ永久脱毛処理装置。
  7. 【請求項7】 前記請求項1記載の構成に、(i)レー
    ザビーム光の照射時間を表示する7セグメント表示器及
    びこの7セグメント表示器への表示駆動信号を制御部の
    制御で出力する表示駆動回路、(ii)レーザビーム光の
    放射強度を5段階で表示する5素子LED及びこの5素
    子LEDへの表示駆動信号を制御部の制御で出力する表
    示駆動回路、(iii)導入ローラへの微弱電流値を8段階
    で表示する8素子LED及びこの8素子LEDへの表示
    駆動信号を制御部の制御で出力する表示駆動回路、(iv)
    複数のスイッチのそれぞれの設定操作時に単音を制御部
    の制御で出力するブザー、上記(i)から(iv) のいず
    れか又は組み合わせ、あるいは全部を更に備えることを
    特徴とするレーザ永久脱毛処理装置。
  8. 【請求項8】 前記導入ローラとして、人の手で保持
    し、マイナス電圧が印加される導電握り手部と、人の皮
    膚表面に回転接触し、プラス電圧が印加される電導性ロ
    ーラと、を備えることを特徴とする請求項1記載のレー
    ザ永久脱毛処理装置。
  9. 【請求項9】 前記請求項1記載のレーザプローブにお
    けるレーザビーム光放射手段としての複数のレーザダイ
    オード及び対物レンズを、円周上で分割した位置に配置
    し、且つ、一つの照射点にレーザビーム光を集光する角
    度で配置すると共に、この複数のレーザダイオード及び
    対物レンズの円周内の中央部分に光検出手段としての発
    光ダイオード及びフォトダイオードを配置することを特
    徴とするレーザ永久脱毛処理装置。
  10. 【請求項10】 前記請求項1記載のレーザプローブに
    おけるレーザビーム光放射手段としての複数のレーザダ
    イオード及び対物レンズを、円周上で分割した位置に配
    置し、且つ、一つの照射点にレーザビーム光を集光する
    角度で配置すると共に、この複数のレーザダイオード及
    び対物レンズの円周内の中央部分にレーザビーム光の放
    射と反対側から皮膚表面を覗き込むための貫通孔を形成
    すると共に、円周上における二つのレーザダイオード及
    び対物レンズの間に光検出手段としての発光ダイオード
    及びフォトダイオードを配置することを特徴とするレー
    ザ永久脱毛処理装置。
  11. 【請求項11】 前記貫通孔に対物レンズを更に配置し
    たことを特徴とする請求項10記載のレーザ永久脱毛処
    理装置。
  12. 【請求項12】 前記レーザプローブをL字形状に形成
    し、且つ、L字形状部の内部に反射鏡を設けて、レーザ
    ビーム光照射の反対側から前記反射鏡を通じ、且つ、貫
    通孔又は対物レンズを通じて皮膚表面を覗き込むことを
    特徴とする請求項10又は11記載のレーザ永久脱毛処
    理装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001087109A1 (fr) * 2000-05-19 2001-11-22 Yaman Ltd. Appareil d'epilation laser
WO2008090953A1 (ja) * 2007-01-25 2008-07-31 Panasonic Electric Works Co., Ltd. 光体毛成長調節装置
US8913972B2 (en) 2012-10-11 2014-12-16 Nokia Siemens Networks Oy Antenna clustering for multi-antenna aperture selection
US9042941B2 (en) 2011-12-28 2015-05-26 Nokia Solutions And Networks Oy Uplink grouping and aperture apparatus
CN106693198A (zh) * 2015-12-29 2017-05-24 深圳市智连众康科技有限公司 智能生发装置及系统

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