JP3066148U - 付箋紙 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 付箋紙の周辺に予め各種の異なるデザインを
設けて多重方式で異なるデザインの付箋紙を重ね、定着
させることによって多重立体感の動態視覚効果を保持さ
せることができる付箋紙を提供する。 【解決手段】 付箋パッド１１、付箋パッド１２、付箋
パッド１３の周辺部１１２、１２２、１３２には、適当
な位置に予め設定されている各種の異なるデザイン１１
１、１２１、１３１が設けられている。一番下の付箋パ
ッド１１の周辺面１１２はその上の付箋パッド１２の周
辺部１２２より少々高くして階段状の多重立体感を示す
ようにする。デザイン１１１、１２１、１３１を水平状
或いは不規則状とすることにより、デザイン１１１、１
２１、１３１は付箋用紙の周辺部１１２、１２２、１３
２からそれぞれ突出する。各付箋パッドのデザインは突
出部とそれ以外の部分が重なり合うことがないので、重
ねても下の付箋紙がさえぎられることはない。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、付箋紙に関するものであり、特に付箋紙の周辺では予め各種の異 なるデザインを設けて多重方式で各の異なるデザインの付箋紙を重ね貼り合わせ ることによって３次元空間並びに立体感の動態視覚効果を有する付箋紙に関する 。

【０００２】

【従来の技術】

図１に示すように、従来の付箋紙は、取り外すか繰り返して使用する便利を図 るように、ほとんど紙を並列して組み立て適当なところで貼っ定着するものであ る。付箋紙の一部分には、見た目に目立つ美感或いは広告効果を保持させるため に、紙の平面上に浅くて淡いデザインをプリントし、あるいは紙の上の端部に広 告宣伝やデザインをプリントするものである。しかしながら、付箋紙に奇麗で目 立つデザインをプリントしてあるとしても、１枚目から最後の１枚まで同じデザ インが現れるためつまらなくて古くさく、イメージを売り込みにくいだけでなく 、時代感覚を欠くものである。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の主な目的は、付箋紙の周辺に予め各種の異なるデザインを設けて多重 方式で異なるデザインの付箋紙を重ね、定着させることによって多重立体感の動 態視覚効果を保持させることができる付箋紙を提供することにある。

【０００４】 本考案のもう一つの目的は、取り外しが容易な付箋紙を提供することにある。 さらに本考案のもう一つの目的は、視覚的効果の高い付箋紙を提供することに ある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案の請求項１記載の付箋紙によると、付箋パッドは下層の付箋パッドが上 層の付箋パッドから突出するように階段状に積層されている。したがって、下層 の付箋パッドは上層の付箋パッドよりも突出するので、立体的な視覚効果を高め ることができ、各付箋用紙の取り外しが容易であり、付箋紙の取り扱いが容易で ある。

【０００６】

【考案の実施の形態】

本考案の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。 図２〜図５に示すように、本考案の一実施例による付箋紙は本体１０からなり 、複数の付箋用紙の集合体である付箋パッド１１、付箋パッド１２、付箋パッド １３を有している。付箋パッド１１、付箋パッド１２、付箋パッド１３の周辺部 １１２、１２２、１３２には、適当な位置に予め設定されている各種の異なるデ ザイン部としてのデザイン１１１、１２１、１３１が設けられている。一番下の 付箋パッド１１の周辺面１１２はその上の付箋パッド１２の周辺部１２２より少 々高くして階段状の多重立体感を示すようにする。また、デザイン１１１、１２ １、１３１を水平状１１３或いは不規則状１２３、１３３とすることにより、デ ザイン１１１、１２１、１３１は付箋用紙の周辺部１１２、１２２、１３２から それぞれ突出する。そして、何パッドかの付箋パッドを上から１つずつ重ねて組 み合わせる。各付箋パッドのデザインは突出部とそれ以外の部分が重なり合うこ とがないので、重ねても下の付箋紙がさえぎられることはない。また、周辺の適 当な端部１０１を固定すると付箋紙の本体１０となる。

【０００７】 以上説明したように、本考案は組み立てが簡易だけではなく下記のような特徴 がある。 複数のデザインが異なる付箋パッドを重ねて定着すると階段状となるため、 立体効果が良いだけでなくさらに異なる立体的なデザインを示すことができる。 予め設けたデザインが付箋紙の周辺部から突出するため、メモの取り扱いが 容易である。

【０００８】 複数の付箋パッドを重ねて固定するものなので、ユーザが好きなデザインの 付箋パッドを取り外したり、数パッドのデザインが異なる付箋紙に分けて欲しい 部分を取り外したでき、取り扱いが容易である。 付箋紙の左側、右側の周辺部に２種類以上の異なるデザインが設けてあるた め、付箋紙の本体が多様変化や視覚的な美感を示すようになる。

【図面の簡単な説明】

【図１】従来の付箋紙を示す概略斜視図である。

【図２】本考案の一実施例による付箋紙を示す分解斜視
図である。

【図３】本考案の一実施例による付箋紙を示す概略斜視
図である。

【図４】本考案の一実施例による付箋紙を示す概略斜視
図である。

【図５】本考案の一実施例による付箋紙を示す概略斜視
図である。

【符号の説明】

１０ 本体 １０１ 端部 １１、１２、１３ 付箋パッド １１１、１２１、１３１ デザイン部分 １１２、１２２、１３２ 周辺部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 周辺部に各種の異なる形状、図柄が設け
   られたデザイン部を有する付箋用紙と、 前記付箋用紙の集合体から構成されている複数の付箋パ
   ッドとを備え、前記付箋パッドを複数積層した付箋紙で
   あって、 前記付箋パッドは下層の付箋パッドが上層の付箋パッド
   から突出するように階段状に積層され、前記付箋パッド
   の前記デザイン部の反対側の端部は接着固定されている
   ことを特徴とする付箋紙。