JP3065447U - 造園用縁取り材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 芝生や花壇に境界を作るための造園などに用
いる縁取り材に関し、簡単に設置でき、また境界を自由
に変更できる目的を有する。 【解決手段】 ゴム・合成ゴム・合成樹脂等の材料から
成る帯状本体１の両縁を管状部２とした縁取り材であ
り、管状部には放水口３があり、帯状本体には管状部に
近い位置に孔４を設けた構造を有する。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

【０００１】 この考案は、芝生や花壇に境界を作るための造園などに用いる縁取り材に関す るものである。

【従来の技術】

【０００２】 造園を行う場合、人の歩く道と芝生の間、花壇の境界などに区切りを付けるた め、石を重ねたり、木や竹で柵を作ることが行われている。

【考案が解決しようとする課題】

【０００３】 しかし、この種の境界を作るには手間が掛るのは勿論、その境界を変更するの は不便であり、家庭での簡単な造園や、造園用の器具を販売するための展示場な どにおいては好適とはいえないものである。

【課題を解決するための手段】

【０００４】 この考案は、簡単に境界を作ることができ、しかも、取り外したり、境界を変 更することが自由に行える縁取り材に関するものであり、ゴム・合成ゴム・合成 樹脂等の柔軟性のある材料から成る帯状本体の両縁を管状部とした縁取り材を提 供するものである。

【０００５】 そして、その管状部には放水口を設けて、管状部に送った水を放水できるもの であり、また、管状部に棒状の連結片を差し込んで、帯状本体を連結できるよう にした構造を有する。

【実施例】

【０００６】 図１において１は帯状本体であり、ゴム・合成ゴム・合成樹脂等の柔軟性のあ る材料から成り、その幅は用途により適宜選択できるが、１０ 〜２０ が適当 である。

【０００７】 ２は帯状本体１の両縁に存する管状部であり、帯状本体１と一体に成型するも のであり、この管状部２には必要に応じて放水口３が付設されており、管状部２ に水を送ることにより、放水口３から放水できるようになっている。４は帯状本 体１に設けた孔であって、管状部２に近い位置に設けることを適当とし、この孔 に土が入ることにより帯状本体１を埋めた場合の支持を確実にするためのもので ある。なお５は連結片であり管状部２に挿入するものである。

【効果】

【０００８】 この考案は以上のような構造であり、その用途は例えば図３、図４に示すよう に庭園内の花壇を囲む縁取り材として、道の両側の柵として用いることができ、 柔軟性のある材料から成るため、その囲う場所の形状が自由に作れ、輪状とする 場合には、帯状本体の両端の管状部に連結片を挿入して結合することができ、土 中に埋設する場合にも、管状部が存するため支持が安定する効果も有するもので ある。

【図面の簡単な説明】

【図１】側面図

【図２】断面図

【図３】花壇の柵とした場合の説明図

【図４】道の柵とした場合の説明図 １....帯状本体 ２....管状部 ３....放水口 ４....孔 ５....連結片

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ゴム・合成ゴム・合成樹脂等の材料から
   成る帯状本体１の両縁を管状部２としたことを特徴とす
   る造園用縁取り材。
2. 【請求項２】 管状部２に放水口３を設けたことを特徴
   とする請求項１記載の造園用縁取り材。
3. 【請求項３】 帯状本体１の管状部２に近い位置に孔４
   を設けたことを特徴とする請求項１記載の造園用縁取り
   材。