JP3064659U - 水槽用ライト固定装置 - Google Patents

水槽用ライト固定装置

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JP3064659U JP1999004053U JP405399U JP3064659U JP 3064659 U JP3064659 U JP 3064659U JP 1999004053 U JP1999004053 U JP 1999004053U JP 405399 U JP405399 U JP 405399U JP 3064659 U JP3064659 U JP 3064659U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水槽用ライトを異なる寸法の水槽壁面に取付
け可能とする水槽用ライト固定装置の提供。 【解決手段】 本考案は、水槽用ライト本体と二つのサ
ポートフレームを具え、サポートフレームにより水槽用
ライト本体を水槽の槽壁に支持する。水槽用ライト本体
の両側にそれぞれ滑り溝が設けられている。サポートフ
レームに二つの延伸アームとベース部を具え、二つの延
伸アームが水槽用ライト本体の両側部において上記滑り
溝に結合され並びに滑り溝の方向に沿って平行にスライ
ド可能とされる。該ベース部は二つの延伸アームの底部
に連接され並びに水槽壁に支持されうる。こうして二つ
の延伸アームが滑り溝に沿って移動可能とされ、それに
より水槽用ライト本体両端のサポートフレーム間の距離
が調整可能とされ、水槽用ライト本体が異なる寸法の水
槽壁面に取付け可能とされている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種の水槽用ライト固定装置に係り、特に、水槽用ライト本体を水槽 の壁面に支持可能な水槽用ライト固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知の水槽に使用される照明装置(いわゆる水槽用ライト)には、ハロゲンラ ンプ或いは蛍光灯が使用され、かつてはそのほとんどが吊り下げる方式で水槽の 上方に取付けられていた。しかし、このような固定方式は天板に釘打ちをして線 を垂らす必要があるため取付けに不便であり、揺れ動いて危険であり、位置を変 えにくく、見た目が悪いという欠点を有していた。このため業界では次第に水槽 用ライトの吊り下げ固定方式は採用されなくなっている。
【0003】 現在よく見られる水槽用ライト固定装置の多くは、水槽の寸法に合わせた寸法 規格の水槽用ライトを、水槽の上部に直接支持具で取り付ける方法を採用してお り、水槽用ライトを吊り下げる必要をなくしている。しかし、このような周知の 技術の最大の欠点は、一種類の寸法規格の水槽用ライトをただ一種類の水槽にし か取り付けられないことであり、使用上、利便性に欠けていた。また、一般に水 槽用ライトと水槽は独立して販売されており、消費者が購入した水槽用ライトが 水槽に不適合であったり、水槽を大きなものや小さいものに交換する場合に先に 購入した水槽用ライトを継続使用できない時に浪費を形成した。このため改善が 求められていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の主要な目的は、一種の水槽用ライト固定装置を提供することにあり、 それは、異なる寸法規格の水槽の槽壁に取付け可能で、上述の従来の水槽用ライ ト固定装置の欠点を解決できるものとする。
【0005】 本考案の次の目的は、一種の水槽用ライト固定装置を提供することにあり、そ れは、複数の水槽用ライト本体を直列に連接可能として、使用上の利便性を増進 したものとする。
【0006】 本考案のさらに別の目的は、一種の水槽用ライト固定装置を提供することにあ り、それは、異なる寸法の水槽の槽壁に取り付けられるだけでなく、そのサポー トフレームで水槽用ライト本体を収容並びに支持して余分の空間を占有せず、製 品製造過程で直接サポートフレームと水槽用ライト本体を結合して一体として販 売でき、包装コストを増加せず、且つ消費者が購入後に即時この水槽用ライト固 定装置を使用することができて別にサポートフレームと水槽用ライト本体を組み 立てる必要がなく、ゆえに操作上非常に便利で簡単であるものとする。
【0007】 本考案のさらにまた別の目的は、一種の水槽用ライト固定装置を提供すること にあり、それはそのサポートフレームが幅を調整して架設可能で、且つ高度を調 整して架設可能で、使用上の弾性に富むものとする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、細長い水槽用ライト本体と複数のサポートフレームで組成 され、該複数のサポートフレームで該水槽用ライト本体を水槽の槽壁上に支持、 固定する水槽用ライト固定装置において、 水槽用ライト本体の両側それぞれに少なくとも一つの、水槽用ライト本体の長 手方向に延伸された滑り溝が設けられ、該サポートフレームが少なくとも二つの 延伸アームと一つのベース部を具備し、二つの延伸アームが該水槽用ライト本体 の両側に位置し且つ該滑り溝と結合されて滑り溝に沿って平行に移動可能とされ 、該ベース部が二つの延伸アームの末端に連接されて水槽の槽壁上端に支持され うることを特徴とする、水槽用ライト固定装置としている。 請求項2の考案は、請求項1の水槽用ライト固定装置において、二つの延伸ア ームの一端が前記ベース部に連結され、もう一端が前記滑り溝に組み合わされる 形状とされ、該延伸アームが該滑り溝内に嵌合されて並びに滑り溝に沿ってスラ イド可能とされ、且つ滑り溝より脱落しにくいものとされ、該ベース部の下側に 下向きに突出する係止構造が設けられ、該係止構造によりベース部が水槽の槽壁 上端に嵌合、支持され、該係止構造が該ベース部の幅の両側辺にそれぞれ設けら れた少なくとも一つの下向きに延伸された係止ブロックを具え、該ベース部の両 側辺の対向する二つの係止ブロック間の最大距離が水槽の槽壁の厚さよりも小さ くなく、これにより、サポートフレームのベース部が水槽の槽壁上端に支持され る時に該係止構造が槽壁を複数の係止ブロック間に挟持して槽壁上端に固定され ることを特徴とする、水槽用ライト固定装置としている。 請求項3の考案は、請求項1の水槽用ライト固定装置において、別に二つの長 条板を具備し、該長条板の幅と厚さがちょうど滑り溝に組み合わされうるものと され、二つの水槽用ライト本体が該長条板により直列に配置され、該長条板の一 端が一つの水槽用ライト本体の滑り溝中に挿入され、もう一端がもう一つの水槽 用ライト本体の対応位置の滑り溝に挿入されて、二つの水槽用ライト本体が直列 に結合されうることを特徴とする、水槽用ライト固定装置としている。 請求項4の考案は、請求項1の水槽用ライト固定装置において、前記滑り溝の 上下側にそれぞれ中央がやや突出する凸縁が設けられ、サポートフレームの延伸 アームの上下側にそれぞれ該凸縁と対応し嵌合可能な凹溝が設けられ、延伸アー ムが滑り溝に沿ってスライド可能とされると共に滑り溝より脱落しにくくされ、 二つの延伸アームが滑り溝に沿って水槽用ライト本体の中央に接近する時に、ベ ース部が水槽用ライト本体両端に組み合わされたサイドカバーに当接し、サポー トフレームが完全に余分の空間を占有しないことを特徴とする、水槽用ライト固 定装置としている。 請求項5の考案は、請求項1の水槽用ライト固定装置において、水槽用ライト 本体の両側に設けられた滑り溝が、少なくとも第1の滑り溝と第2の滑り溝を包 括し、延伸アームが少なくとも第1の結合ボルトと第2の結合ボルトにより第1 の滑り溝と第2の滑り溝に嵌合連結され、延伸アームが滑り溝に沿って平行にス ライド可能で且つ滑り溝より脱落しにくく、並びに延伸アームの第2の結合ボル トに対応する位置に円弧状の位置決め溝が設けられて第2の結合ボルトの嵌合に 供され、延伸アームが回されて第2の結合ボルトが該位置決め溝に沿ってスライ ドし、延伸アームが第1の結合ボルトを軸として回動し延伸アームと水槽用ライ ト本体の間の角度調整がなされることを特徴とする、水槽用ライト固定装置とし ている。
【0009】
【考案の実施の形態】
本考案は、水槽用ライト本体と二つのサポートフレームを具え、サポートフレ ームにより水槽用ライト本体を水槽の槽壁に支持する。水槽用ライト本体の両側 にそれぞれ長手方向の滑り溝が設けられている。サポートフレームに二つの延伸 アームとベース部を具え、二つの延伸アームが水槽用ライト本体の両側部におい て上記滑り溝に結合され並びに滑り溝の方向に沿って平行にスライド可能とされ る。該ベース部は二つの延伸アームの底部に連接され並びに水槽壁に支持されう る。こうして二つの延伸アームが滑り溝に沿って移動可能とされ、それにより水 槽用ライト本体両端のサポートフレーム間の距離が調整可能とされ、水槽用ライ ト本体が異なる寸法の水槽壁面に取付け可能とされている。
【0010】
【実施例】
図1、2は本考案の水槽用ライト固定装置の第1実施例を示す。この実施例に おいて、該水槽用ライト固定装置は長条状構造の水槽用ライト本体10と複数の サポートフレーム20が結合して構成されている。複数のサポートフレーム20 は水槽用ライト本体10を支持し水槽50の槽壁51に固定している。該水槽用 ライト本体10及びサポートフレーム20は一般に非金属材料、例えばプラスチ ック、アクリル、或いは金属材料、例えばアルミニウム、鉄で製造される。
【0011】 水槽用ライト本体10内部には照明灯管(図示せず)と相関するスイッチ(図 示せず)或いは制御回路手段(図示せず)が設けられ、この照明灯管と相関する スイッチ或いは制御回路手段は周知の技術に属し、本発明の技術の特徴のある部 分ではないため、説明は省略する。
【0012】 図1、2に示される本考案の第1実施例中、長条状の水槽用ライト本体10に 長条方向の左右両側の表面にそれぞれ少なくとも一つの滑り溝11が設けられ、 該滑り溝11は水槽用ライト本体10の長条方向に沿って延伸され、水槽用ライ ト本体10の両端にそれぞれ一つの溝口111を形成している。
【0013】 該サポートフレーム20は、ベース部21と、延伸アーム22と、スライドブ ロック部23を具え、該ベース部21の下側に下向きに突出する係止構造が設け られ、ベース部21が該係止構造により水槽50の槽壁51に係止可能とされて いる。該ベース部21は幅を有し、この幅は水槽50の槽壁51の厚さよりも大 きく並びに該係止構造はベース部21の該幅の両側辺に形成された少なくとも一 つの下向きに延伸された係止ブロック211、212を具え、且つ両側辺の二つ の対応する係止ブロック211、212の最大距離が槽壁51の厚さより小さく ない。これにより、サポートフレーム20のベース部21が槽壁51の上縁に支 持される時、係止構造がちょうど槽壁51と複数の係止ブロック211、212 の間を以て嵌合し、位置決めの機能を達成する。
【0014】 ベース部21の両端それぞれに延伸アーム22が設けられ、該延伸アーム22 の一端がベース部21に結合し、もう一端が上向きに延伸され並びに該スライド ブロック部23に結合し、該スライドブロック部23の形状は該滑り溝11に対 応し組合せ可能に設けられ、スライドブロック部23が溝口111より該滑り溝 11内に組み合わされ並びに滑り溝11に沿って前後にスライド可能とされ、且 つ滑り溝11より離脱しないようにしてある。この離脱防止に関しては、例えば 、本実施例では、滑り溝11の開口の幅が滑り溝11の底の幅より小さいあり溝 状に設けられ、且つスライドブロック部23の断面形状が滑り溝11断面に対応 するものとされて、スライドブロック部23が任意に滑り溝11内をスライド可 能であるが滑り溝11より離脱しないものとされる。
【0015】 一般には、水槽用ライト本体10の両端にそれぞれサポートフレーム20が結 合されてから、水槽用ライト本体10が図2に示されるように水槽50の槽壁5 1に取り付けられる時、水槽用ライト本体10の重量が滑り溝11とスライドブ ロック部23の間に十分な摩擦力を発生させ、並びに水槽用ライト本体10とサ ポートフレーム20の間の相対スライドを防止し、安定して位置決めする効果を 達成する。しかし、より安定した位置決め作用を得るために、スライドブロック 部23にさらにネジ孔231を増設し、スライドブロック部23を滑り溝11の 所定の位置に滑り込ませた後に、ネジ232を該ネジ孔231にねじ込み、並び に滑り溝11底面を圧迫して、スライドブロック部23と一体に、サポートフレ ーム20全体をより確実に滑り溝11のある一つの位置に位置決めすることがで き、これにより完全に振動等による移動現象を防止できる。
【0016】 こうしてスライドブロック部23と滑り溝11の組合せにより水槽用ライト本 体10の長条方向に沿って前後に移動させて複数のサポートフレーム20間の距 離を調整できるようにされたことで、多種類の異なる寸法規格の水槽の槽壁に対 応可能となり、完全に従来の技術における使用弾性の低さや金銭浪費の形成とい う問題を解決できる。
【0017】 以下の各実施例は、その部品の構造及び機能が上述の実施例とほぼ同じである ため、同じ或いは類似の機能の部品には同じ名称と符号を使用するか或いはもと の符号にさらに一つの英文字を加えて区別している。
【0018】 図3に示されるように、水槽用ライト本体の長さが短すぎて単独で水槽の槽壁 に取り付けても不十分である時、本考案はさらに二つの長条板25を増設する。 この長条板25の形状の幅及び厚さは滑り溝11、11aに嵌合するものとされ る。二つの水槽用ライト本体10、10aを直列に配置し、並びに長条板25の 一端をそのうちの一つの水槽用ライト本体10の溝口111よりその滑り溝11 中に挿入し、且つ該長条板25のもう一端をもう一つの水槽用ライト本体10a の対応位置の溝口111aより滑り溝11a中に挿入し、こうして二つの水槽用 ライト本体10、10aの直列結合を達成する。当然、前述の実施例と同様、長 条板25に二つ以上のネジ孔251を設けて、ネジ252により長条板25を二 つの水槽用ライト本体10、10aに固定することができ、こうして二つ以上の 水槽用ライト本体の直列結合の機能を達成できる。
【0019】 図4、5は本考案の第2実施例である。そのうち、水槽用ライト本体10bに は二つの滑り溝11bが設けられ、且つ二つの滑り溝11bが水槽用ライト本体 10bの底面の左右両側辺近くに設けられている。サポートフレーム20bは、 ベース部21b、延伸アーム22b、スライドブロック部23bで組成され、ベ ース部21bの下側に下向きに突出する複数の係止ブロック211b、212b で組成された係止構造が設けられ、ベース部21bが該係止構造により水槽の槽 壁に固定可能とされている。図4に示される実施例と図1に示される実施例の異 なる所は、滑り溝11bの位置の改変、及びそれに組み合わされるスライドブロ ック部23の対応する変化のほか、最も大きな違いはサポートフレーム20bの 係止ブロック211b、212bの構造の改変である。本実施例では、係止ブロ ック211b、212bが下向きに厚さを減らした階段状構造とされ、ベース部 21b両側の対応する二つの係止ブロック211b、212b間の距離がベース 部21bに接近する部分ほど小さく設けられ、且つベース部21bより離れた部 分ほど大きく設けられている。これにより図5に示されるように、該係止ブロッ ク211b、212bで組成される係止構造が多種の異なる厚さの水槽の槽壁に 適用可能となり、使用上比較的利便性と弾性を有するものとなる。
【0020】 図6及び図7は本考案の水槽用ライト固定装置の第3実施例を示す。この水槽 用ライト固定装置は細い長条状の構造の水槽用ライト本体10cの前後端それぞ れに、二つのサイドカバー30が結合され、それに複数のサポートフレーム20 cが組み合わされて構成されている。複数のサポートフレーム20cが水槽用ラ イト本体10cを水槽50の槽壁51上に固定する。
【0021】 図6、図7に示される本考案の第3実施例中、水槽用ライト本体10cの両側 にそれぞれ一つの長条方向に沿って延伸された滑り溝11cが設けられ、該滑り 溝11cの上下にそれぞれ中央がやや突出する凸縁113が設けられ、滑り溝1 1cが水槽用ライト本体10cの末端に溝口111cを形成しており、滑り溝1 1cの中央底部にさらに長条方向に沿って延伸された係止溝112が設けられて いる。
【0022】 サポートフレーム20cは二つの延伸アーム22cとベース部21cを具え、 二つの延伸アーム22cが水槽用ライト本体10cの両側に位置し、ベース部2 1cが該二つの延伸アーム22cの末端に連接して一体とされたサポートフレー ム20cを形成している。サポートフレーム20cの延伸アーム22cの上下側 にそれぞれ上記凸縁113と対応し嵌合する凹溝221が形成されており、延伸 アーム22cの滑り溝11c底部に向いた一側に該係止溝112に嵌入可能な係 止ブロック212が設けられている。延伸アーム22cは該溝口111cより滑 り溝11c中に挿入されて延伸アーム22cの上下側に位置する凹溝221がそ れぞれ滑り溝11cの凸縁113と嵌合し、こうして延伸アーム22cが凹溝2 21と凸縁113の嵌合による案内を受けて滑り溝11cの方向に沿って平行に スライド可能とされ、且つ滑り溝11cより離脱しないようにしてある。こうし て図7に示されるように、サポートフレーム20cの延伸アーム22cを適当な 距離を以て中央に向けて接近させるか(図7の実線部分参照)、或いは延伸アー ム22cを外向きに引き離す(図7の点線部分参照)ことで弾性的にサポートフ レーム20cの支持の幅を調整可能で、これにより本考案の水槽用ライト固定装 置が多種の異なる寸法規格の水槽50の槽壁51上に適用可能とされる。
【0023】 並びにサイドカバー30が水槽用ライト本体10cの末端を閉じる時、サイド カバー30は並びに完全には滑り溝11の溝口111を遮蔽せず、僅かに係止溝 112の末端を遮蔽するため、延伸アーム22cが自由にスライド可能とされる が、しかし、延伸アーム22cが外側に引っ張られて係止溝112内の係止ブロ ック222がサイドカバー30に阻止されるとそれ以上は外向きに継続引出し不 能で、これによりサポートフレーム20cと水槽用ライト本体10cの分離を防 止している。二つの延伸アーム22cが滑り溝11cに沿って平行にスライドし 水槽用ライト本体10cの中央に向けて移動する時、サポートフレーム20cの ベース部21cがちょうど水槽用ライト本体10cの末端のサイドカバー30に 当接し、これにより本考案のサポートフレーム20cを使用しない時(回収状態 時)に、完全に余分の空間を占有しないようにしてある。これにより、本考案の 製品を製造過程中、直接サポートフレーム20cと水槽用ライト本体10cを組 み合わせて一体とした後に販売でき、包装、ストック或いは運送コストを増加す ることがない。且つ消費者が購入後に即時直接水槽用ライト固定装置を使用でき 、従来の技術のように使用者が自分でサポートフレームと水槽用ライト本体とを 組み合わせる必要がなく、操作上より便利で簡単とされている。
【0024】 図8に示されるのは本考案の水槽用ライト固定装置の第4実施例である。この 実施例の構造は前述の実施例とほぼ同じであり、同様に、細い長条状の水槽用ラ イト本体10dを具え、二つのサイドカバー30dが水槽用ライト本体10dの 両端に結合され、それに複数のサポートフレーム20dが組み合わされてなる。
【0025】 そのうち、図8中、Aに示される第4実施例と図6に示される第3実施例との 違いは、図8のAに示される実施例では水槽用ライト本体10dの両側にそれぞ れ二つの滑り溝11d、11eが設けられ(即ち第1の滑り溝11dと第2の滑 り溝11e)、且つ延伸アーム22dを貫通する第1の結合ボルト41と第2の 結合ボルト42が第1及び第2の滑り溝11d、11eに連結され、凹溝と凸縁 との嵌合に依っていないことにある。これにより、延伸アーム22dが滑り溝1 1d、11eの方向に沿って平行にスライド可能とされ且つ滑り溝11d、11 eより離脱しない。操作方式は完全に図6の実施例と同じで、且つ図8のAの実 施例のサポートフレーム20dが完全に内部に収容される時、そのベース部21 dは同様にサイドカバー30dに当接し、収容場所を浪費せず、これにより、図 6の実施例と同じメリットを有するものとされている。
【0026】 このほか、さらに重要であることとして、延伸アーム22dの第2の結合ボル ト42に対応する位置にさらに円弧状位置決め溝26が設けられて第2の結合ボ ルト42の嵌合に供され、該位置決め溝26の内側辺縁に複数の凸歯261が設 けられ、第2の結合ボルト42が容易に該位置決め溝26において位置決め可能 とされたことがあげられる。延伸アーム22dを回して第2の結合ボルト42を 位置決め溝26に沿ってスライドさせ、延伸アーム22dを同時に第1の結合ボ ルト41を軸として回動させることで(図8のB参照)、延伸アーム22dと水 槽用ライト本体10dの間の角度調整が行える。これにより本実施例のサポート フレーム20dは架設の幅を調整可能であるだけでなく(即ちサポートフレーム の引き離しと接近の平行移動)、架設高度を調整可能(即ち第1の結合ボルト4 1を軸とした回転角度調整)とされ、サポートフレーム20dがある角度回転さ せられて水槽用ライト本体10dの架設高度が調整された後に、該サポートフレ ーム20dに対する引き離しと接近の平行運動による架設幅調整可能とされたこ とで、使用弾性が大幅に増進されている。
【0027】 図9に示されるように、上述の結合ボルト41、42の望ましい実施形態はボ ルトとされる。第1の結合ボルト41を例とすると、それは直径が比較的大きな 頭部411と直径が比較的小さく且つネジ山を具えた軸部412を具え、ボルト 41の頭部411は滑り溝11d中に嵌入して脱落せず、軸部412は延伸アー ム22dを貫通し並びにナット413が延伸アームを貫通して反対側に突出した 部分に螺合し、これにより延伸アーム22dが結合ボルト41、42で滑り溝1 1d、11eに結合され、且つ該ナット413を回して延伸アーム22dと滑り 溝11d、11eの間の締結程度を調整可能で、サポートフレーム20dを所定 の角度及び相対距離を固定保持するのに便利とされている。
【0028】
【考案の効果】
本考案の水槽用ライト固定装置は、異なる寸法規格の水槽の槽壁に取付け可能 で、従来の水槽用ライト固定装置の欠点を解決し、さらに複数の水槽用ライト本 体が直列に連接可能とされ、使用上の便利であり、また、異なる寸法の水槽の槽 壁に取り付けられるだけでなく、そのサポートフレームで水槽用ライト本体を収 容並びに支持して余分の空間を占有せず、製品製造過程で直接サポートフレーム と水槽用ライト本体を結合して一体として販売でき、包装コストを増加せず、且 つ消費者が購入後に即時この水槽用ライト固定装置を使用することができて別に サポートフレームと水槽用ライト本体を組み立てる必要がなく、ゆえに操作上非 常に便利で簡単であり、また、サポートフレームの幅と高度を調整して架設可能 で、使用上の弾性に富んでいる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の水槽用ライト固定装置の第1実施例の
分解斜視図である。
【図2】図1の実施例の水槽用ライト固定装置が水槽の
槽壁に取り付けられた使用状態表示図である。
【図3】本考案の水槽用ライト固定装置で二つの水槽用
ライト本体を直列に結合させた使用例表示図である。
【図4】本考案の水槽用ライト固定装置の第2実施例図
である。
【図5】図4の実施例の水槽用ライト固定装置を水槽の
槽壁に取り付けた使用状態表示図である。
【図6】本考案の水槽用ライト固定装置の第3実施例の
分解斜視図である。
【図7】図6の実施例の使用状態表示図である。
【図8】本考案の水槽用ライト固定装置の第4実施例表
示図である。
【図9】図8の実施例の、結合ボルトを有する部分の断
面図である。
【符号の説明】
10、10a、10b、10c、10d 水槽用ライト
本体 11、11a、11b、11c、11d 滑り溝 111、111a、111c、111d 溝口 112 係止溝 113 凸縁 20、20b、20c、20d サポートフレーム 21、21b、21c、21d ベース部 211、211b、211c、212、212b、21
2c 係止ブロック 22、22b、22c、22d 延伸アーム 23、23b、23c スライドブロック部 221 凹溝 222 係止ブロック 25 直条板 231、251 ネジ孔 232、252 ネジ 26 円弧形の位置決め溝 261 凸歯 30、30d サイドカバー 41 第1の結合ボルト 411 頭部 412 軸部 413 ナット 42 第2の結合ボルト 50 水槽 51 槽壁

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細長い水槽用ライト本体と複数のサポー
    トフレームで組成され、該複数のサポートフレームで該
    水槽用ライト本体を水槽の槽壁上に支持、固定する水槽
    用ライト固定装置において、 水槽用ライト本体の両側それぞれに少なくとも一つの、
    水槽用ライト本体の長手方向に延伸された滑り溝が設け
    られ、該サポートフレームが少なくとも二つの延伸アー
    ムと一つのベース部を具備し、二つの延伸アームが該水
    槽用ライト本体の両側に位置し且つ該滑り溝と結合され
    て滑り溝に沿って平行に移動可能とされ、該ベース部が
    二つの延伸アームの末端に連接されて水槽の槽壁上端に
    支持されうることを特徴とする、水槽用ライト固定装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1の水槽用ライト固定装置におい
    て、二つの延伸アームの一端が前記ベース部に連結さ
    れ、もう一端が前記滑り溝に組み合わされる形状とさ
    れ、該延伸アームが該滑り溝内に嵌合されて並びに滑り
    溝に沿ってスライド可能とされ、且つ滑り溝より脱落し
    にくいものとされ、該ベース部の下側に下向きに突出す
    る係止構造が設けられ、該係止構造によりベース部が水
    槽の槽壁上端に嵌合、支持され、該係止構造が該ベース
    部の幅の両側辺にそれぞれ設けられた少なくとも一つの
    下向きに延伸された係止ブロックを具え、該ベース部の
    両側辺の対向する二つの係止ブロック間の最大距離が水
    槽の槽壁の厚さよりも小さくなく、これにより、サポー
    トフレームのベース部が水槽の槽壁上端に支持される時
    に該係止構造が槽壁を複数の係止ブロック間に挟持して
    槽壁上端に固定されることを特徴とする、水槽用ライト
    固定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の水槽用ライト固定装置におい
    て、別に二つの長条板を具備し、該長条板の幅と厚さが
    ちょうど滑り溝に組み合わされうるものとされ、二つの
    水槽用ライト本体が該長条板により直列に配置され、該
    長条板の一端が一つの水槽用ライト本体の滑り溝中に挿
    入され、もう一端がもう一つの水槽用ライト本体の対応
    位置の滑り溝に挿入されて、二つの水槽用ライト本体が
    直列に結合されうることを特徴とする、水槽用ライト固
    定装置。
  4. 【請求項4】 請求項1の水槽用ライト固定装置におい
    て、前記滑り溝の上下側にそれぞれ中央がやや突出する
    凸縁が設けられ、サポートフレームの延伸アームの上下
    側にそれぞれ該凸縁と対応し嵌合可能な凹溝が設けら
    れ、延伸アームが滑り溝に沿ってスライド可能とされる
    と共に滑り溝より脱落しにくくされ、二つの延伸アーム
    が滑り溝に沿って水槽用ライト本体の中央に接近する時
    に、ベース部が水槽用ライト本体両端に組み合わされた
    サイドカバーに当接し、サポートフレームが完全に余分
    の空間を占有しないことを特徴とする、水槽用ライト固
    定装置。
  5. 【請求項5】 請求項1の水槽用ライト固定装置におい
    て、水槽用ライト本体の両側に設けられた滑り溝が、少
    なくとも第1の滑り溝と第2の滑り溝を包括し、延伸ア
    ームが少なくとも第1の結合ボルトと第2の結合ボルト
    により第1の滑り溝と第2の滑り溝に嵌合連結され、延
    伸アームが滑り溝に沿って平行にスライド可能で且つ滑
    り溝より脱落しにくく、並びに延伸アームの第2の結合
    ボルトに対応する位置に円弧状の位置決め溝が設けられ
    て第2の結合ボルトの嵌合に供され、延伸アームが回さ
    れて第2の結合ボルトが該位置決め溝に沿ってスライド
    し、延伸アームが第1の結合ボルトを軸として回動し延
    伸アームと水槽用ライト本体の間の角度調整がなされる
    ことを特徴とする、水槽用ライト固定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9895567B2 (en) 2014-09-26 2018-02-20 Cha Young LEE Comprehensive fitness equipment leg press
CN109163211A (zh) * 2018-11-06 2019-01-08 赫怀斯托斯家具有限公司 一种互锁条
JP2022022634A (ja) * 2020-06-30 2022-02-07 コイト電工株式会社 照明装置

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