JP3064170U

JP3064170U - セラミック装着多目的ヘルスシ―ト。

Info

Publication number: JP3064170U
Application number: JP1999004632U
Authority: JP
Inventors: 久浅場
Original assignee: 久浅場
Priority date: 1999-05-22
Filing date: 1999-05-22
Publication date: 1999-12-24
Anticipated expiration: 2005-05-22

Abstract

(57)【要約】【目的】保健医療分野に於いて有益なセラミックを幅広
く多目的に利用出来る様に、任意の形状・サイズが簡単
に造れるシンプルな構造とした。装着するセラミックス
の量は任意の量装着出来、種々のセラミックスを用途に
応じて使え分け出来るように入れ替え可能とした。更に
該ヘルスシートを自在に丸めたり、必要枚数を自在に繋
ぎ合わせ可能とした。保健医療用品として、何時でも、
何処でも、誰でも、簡便に使えて汎用性のあるセラミッ
クス装着多目的ヘルスシートを提供する。【構成】正方形・長方形等の任意の形状並びに任意の
サイズの基盤生地（８）に、パイル地のような上生地
（７）を被せ、セラミック装着接合部（２）によってセ
ラミック装着部（４）を設けてセラミックス（９）を装
着し、セラミック挿出口（３）で固定し、更にヘルスシ
ート接合部Ｎｏ．１．２（５、６）と丸穴（１０）を設
けてなるセラミック装着多目的ヘルスシート。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案のヘルスシート（１）は、保健医療分野において老若男女問わず誰でも、何時でも、何処でも、簡便に使用出来る。例えば、患部に当てておくだけで、腰痛、関節炎、歯痛、リュウマチ、火傷、打ち身、かゆみ、肩凝り、鼻炎、夜尿症、眼精疲労等に効果を発揮する。洗濯可能で一度使用したヘルスシートでも所有者本人は言うに及ばず、他人或いはその又他人へと貸し続けて多目的に何回でも繰り返し使用出来る汎用性のある省資源型の保健医療用品である。セラミック装着部（４）に装着されるセラミック球（９）は入れ替え可能である。セラミックスには色々な特性をもったものがある。例えば、常温で強力な”生育光線”と呼ばれる遠赤外線を放射し続けるセラミックスがある。このようなセラミックスをヘルスシートに装着して患部に当てておくとその”生育光線”が生体に吸収されて”共鳴吸収作用”が発生して細胞を活性化させる。従って、上記に例示したような症状に対して有効に作用する。このような有益なセラミックスをヘルスシートに装着して、汎用性をもたせ、簡便に使用出来れば保健医療分野において有効なツールとなる。該ヘルスシートは、ヘルスシート接合部Ｎｏ．１（５）、ヘルスシート接合部Ｎｏ．２（６）にマジックテープなどの接合部材が装着されているので必要枚数を四方八方に連続して接続することが出来る。従って必要に応じて任意の大きさのシートが簡単に作れる。例えば身体の裏側全体を癒したい時などは、ヘルスシート（１）を必要面積分つなぎ合わせて一枚の大きなシートとし、その上に寝て使用する事も出来る。又、寝袋状にして身体全体をスッポリ覆って遠赤外線サウナに入ったような使い方も出来る。腰痛を癒す時等は、任意の大きさのヘルスシート（１）単体を腹巻の中に入れて使うとか、マジックテープのようなパイル地を使用した上生地（７）にバンドを接続して腰に巻き付けて使用するとか色々出来る。又、胴・腕・足・の患部に巻いて使用するとか、肩凝りには肩に垂らした状態で使用するとか色々な使い方が出来る。又、入浴する時ヘルスシート（１）を浴槽に入れて使うことも出来る。このようにして使うとセラミックスから放射される遠赤外線効果によって身体全体がポカポカとした状態になり、血液の循環が活発になり細胞が活性化される。更にセラミックスには強力な雑菌抑制効果や水質浄化も認められているので、水の節約及び環境負荷の低減となり、健康保持と合わせて効果的な使用方法の一つといえる。本考案は、保健医療分野に於いて有益な種々のセラミックス素材を、利用し易くする為に、ヘルスシート（１）にセラミック装着部（４）を設けてセラミックスを装着し、セラミックスが出入出来るセラミック挿出口（３）で固定し、更にヘルスシート（１）にヘルスシート接合部（５、６）を設け、一方で上生地（７）にマジックテープ状のパイル地を使用し、自在に接続可能としたセラミック装着多目的ヘルスシートに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来より、腰に巻き付ける腰痛バンドタイプのものがある。腰痛バンドタイプのものを多目的に使おうとしても現実は使用されない。腰痛バンドタイプは矯正やウエストを細く見せるため等の目的で専用に作られたものだから汎用性がない。又、磁石チップをバンソコウに張りつけたものやサロンパスのようなバンソコウに薬剤を塗布した貼り薬もある。磁石チップをバンソコウに張りつけたものは、心臓ペースメーカー等の体内植込型医用電子機器を装着している人には、誤作動を起こす等の弊害がある。又、一個の磁石チップに一枚のバンソコウを張りつけてあるので広い範囲に使用しようとしたときには何枚も張りつけなければならず、使用後に於いては再利用されずに廃棄されてしまう。又、薬剤を塗布した貼り薬タイプの物は、直接皮膚に張りつけるので、剥がすとき痛みを伴う。而も、再利用出来ず使い捨てで当然多目的使用は出来ない。繊維にセラミックスの粉末を練り込んだシート生地もある。繊維にセラミックスを練り込んだものは、セラミックスを２％程度と非常少ない量しか混入できないため直接的な効果を期待することは出来ない。目的が違う。一方機械的なものにセラミックを温めて遠赤外線を放射させる遠赤外線治療器や遠赤外線サウナがある。機械的な遠赤外線治療器や遠赤外線サウナは、一部の人を除いて一般的には特定の診療所で治療を受けるか浴場等へいって利用するしかないので、

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】従来品は、一見便利で使い易く効果をだすように造られているが、腰痛バンドタイプに見られるように予め体の不具合箇所にあわせて形成されている為、汎用性が無い。バンソコウに磁石チップを張りつけたタイプのものは使い捨てになってしまい、資源のムダで且つ、医用電子機器の誤作動を招く。この種の物は非常に狭い範囲のいわば一点主義的なツボに張るタイプなので多目的に利用するという事は不可能である。又、バンソコウタイプの貼り薬も使い捨て型で、而も、直接肌に粘着材で張りつけられているため剥がすとき痛みを伴う。而も、再利用は出来ず使い捨てで当然多目的使用は出来ない。繊維にセラミックスを練り込んだものは直接的な保健医療効果は期待出来ない。セラミックスの混入量には制約があって繊維の特性を損なわない範囲の２％程度の小量しか混入できないからである。機械的な遠赤外線治療器や遠赤外線サウナは、誰でも、何時でも、何処でも、簡便に利用できるというものではない。本考案は、常温で強力な遠赤外線を放射するセラミックスや、生体や環境負荷の面に於いても有益なセラミックスを、保健医療分野において誰でも何時でも何処でも多目的に使えて貸与も出来且つ安全に繰り返し使える事をテーマに下記のように考案された。正方形・長方形等の任意の形状並びに任意のサイズの基盤生地（８）に、着脱出来るパイル地のような上生地（７）を被せ、セラミック装着接合部（２）によってセラミック装着部（４）を設けてセラミックス（９）を装着し、セラミック挿出口（３）で固定し、更にヘルスシート接合部Ｎｏ．１．２（５、６）を設けて、ヘルスシートを自在に接続可能とした。又、入浴時に使い易くする為や、洗濯後の乾燥等において使用しやすいように丸穴（１０）を設けた。ヘルスシートの加工は、汎用性、簡便性、使い易さ等の面から市販生地を使用してシンプルで簡単な加工方法とした。同時に装着するセラミックスもセラミック挿出口（３）に於いて着脱し易した。保健医療分野において有益なセラミックスは多数あるので、これらのセラミックスを利用し易く、尚且つ、省資源型で汎用性ある優れたものを提供する目的で考案されたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するためのヘルスシートの構造はシンプルな構造とし、市販生地を使用して簡便に加工出来る様にした。基盤となる生地（７、８）に、セラミック装着接合部（２）によって、複数のセラミック装着部（４）を設けて、セラミックスを装着し、セラミック挿出口（３）で固定させた。更に、ヘルスシートを単体或いは複数個を自在に接続できるように、上生地（７）にパイル地等を使用し、一方でヘルスシート接合部（５、６）を設けた。基盤となるヘルスシート生地は特定する必要はないが、しいて言えば接続可能なパイル地を使用するとか、編目が小さくて柔軟性に富んだ吸湿性有る丈夫で実用的且つファッション性に富んだものが適当であるといえる。又、セラミック挿出口（３）は、セラミックスの出入を可能とした。これによって複数の特徴あるセラミックスを同時に装着出来又、入れ替えが出来る。セラミックスの形状は球状或いは粉末状円盤状の物等が有るので用途に応じて使い分け出来る。例えば、定期的に洗濯するような場合は、粉末以外の物が有効である。ヘルスシート（１）の形状及びサイズは、正方形或いは長方形、帯状、大型、小型など色々な形状及びサイズの物を用途に応じて製作出来るので使用範囲を広げることが出来る。ヘルスシート（１）は、汎用性を持たせるために上記のように自在に接続できる様にした。セラミックスはニューセラミックス又はファインセラミックスと呼ばれ色々な分野で活躍している。例えばエレクトロニクス、精密機械、化学、土木建築、輸送機器、生体医科学分野又は家庭用分野、環境分野等々種々ある。特に生体医科学分野又は家庭用分野で活躍しているセラミックスの中には生体にとって大変有益なものがある。例えば、通常の遠赤外線治療器や遠赤外サウナはセラミックを温めないと遠赤外線を放射しないが、特殊な鉱石を主成分として固体粉末の集合体として加熱・焼成したセラミックでは、常温で強力な”生育光線”といわれる遠赤外線を放射し続けるセラミックがある。遠赤外線の中で４〜１４μｍ程度の披長帯を”生育光線”と称するが、この波長が人体や動植物を構成している物質の共鳴吸収披長域に相当し、生体の細胞を活発にする作用がある。遠赤外線の放射する度合いを”分光放射率”で表すが、これは１に近い程強力となる。上記のセラミックスは、その”分光放射率”を測定した結果、常温で０．９という高レベルの分光放射率を保持した。上述したセラミックスは一例であるが、このようなセラミックスを該ヘルスシート（１）に装着して使用することは保健医療分野においてのメリットは計り知れない程大である。しかも、汎用性があって、身体の患部に簡便に使用出来、又難儀している他人に貸与することも出来、更に何度となく繰り返し使用出来る省資源型である。該ヘルスシートの斬新さは時代の要請に答えたものといえる。

【０００５】

【作用】ヘルスシート（１）は、柔軟性に富み、腰、胴体、肩、手足、等を容易に覆いやすくて使いやすく汎用性があり外観的にも優れている。又、ヘルスシート（１）の形状及びサイズを正方形、長方形、ひも状、大型、小型等に製作出来、又任意の大きさに繋ぎ合わせ出来るので、色々な使い方が出来る。セラミック装着部（４）に装着するセラミックスは、ファインセラミックス又はニューセラミックスの分野で活躍しているセラミックスを使用することが出来る。その分野はエレクトロニクス、精密機械、化学、土木建築、輸送機器、環境分野、生体医科学分野又は家庭用分野等々種々ある。このように広い分野で活躍しているセラミックスの中には生体にとって大変有益なセラミックスがある。このような有益なセラミックスをヘルスシート（１）に装着し使用出来ることは、不慮の事故やケガ等の時、患部に当てておくだけという簡単な方法で使用でき、又貸与も出来、色々な使い方ができるので非常に便利である。例えば、火傷、捻挫、切傷、打撲傷、腰痛、等々。又他に関節炎、歯痛、リュウマチ、かゆみ、肩凝り、鼻炎、夜尿症、眼精疲労等種々の症状に有効である。他の使い方として、入浴するとき浴槽に入れておけば、体が真から温まり、血液の循環がよくなる。又お湯が浄化され雑菌の抑制もされるので、環境負荷が軽減される。

【０００６】

【実施例】ヘルスシート（１）に装着するセラミックスは特定しない。人体にとって有益なセラミックスであれば良い。例えば、特殊な鉱石を主成分とした固体粉末の集合体を加熱・焼成したセラミックスは、常温で強力な”生育光線”といわれる遠赤外線を放射し続ける。遠赤外線の中で４〜１４μｍ程度の波長帯を”生育光線”と称するが、この波長が人体や動植物を構成している物質の共鳴吸収波長域に相当し、生体の細胞を活発にする作用がある。遠赤外線の放射する度合いを”分光放射率”で表すが、これは１に近い程強力となる。上記のセラミックスは、”分光放射率”を測定した結果、常温で０．９という高レベルの分光放射率を保持した。この種のセラミックスをヘルスシート（１）に装着して患部に当てて使用した結果を具体的事例でもって示す。腰痛、関節炎、リュウマチ、歯痛、神経痛、捻挫、火傷、切傷、打撲傷、等の痛み、又、痒み、肩凝り、鼻炎、夜尿症、眼精疲労、自律神経失調症、等々の症状が大幅或いは完全に改善された。上述したセラミックスは一例であるが、このようなセラミックスを該ヘルスシート（１）のセラミック装着部（８）に装着して使用することは保健医療分野においてのメリットは計り知れない程大である。該ヘルスシート（１）は身体の各患部に簡便に使用出来、又難儀している他人に貸与することも出来、更に何度となく繰り返し使用することが出来る。これからの時代は、汎用性があって繰り返し使用出来、ムダを省いた省資源型で人畜無害な商品を提供していく必要がある。このような観点から該ヘルスシートは斬新さと商品構成からいって時代の要請に合致たものといえる。

【０００７】

【考案の効果】本考案は、上述の通り構成されているので、次に記載する効果を奏する。請求項１のヘルスシート（１）においては、柔軟性に富み、腰、胴体、肩、手足等を巻くことも出来るし、当てがう事も出来る。覆いやすく使いやすくて汎用性があって繰り返し使用でき貸与することも出来て外観的にも優れている。ヘルスシート（１）は単体で使用するだけでなく繋ぎ合わせて使用することができる。例えば、ヘルスシートを繋ぎ合わせて寝袋状にしてその中に入れば、頭の天辺から足の先まで癒すことができる。基盤となる生地は、市販されている一般的な生地を使用することが出来、構造がシンプルな為簡単に加工でき材料費及び加工コストが削減できる。セラミックスは保健医療分野又は家庭分野に限らず新しいセラミックスが今後益々開発されていく。本考案のヘルスシート（１）はそれらのセラミックスを幅広く利用出来而も簡便に使用出来るツールとして大いに期待出来る。（注）考案の詳細な説明中サロンパスは登録商標である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案のヘルスシート表平面図。

【図２】本考案のヘルスシート裏平面図。

【図３】本考案のＡ−Ａ′拡大断面図。

【図４】本考案のＢ−Ｂ′拡大断面図。

【図５】本考案のヘルスシート斜視図

【符号の説明】

１．１′．ヘルスシート２．セラミック装着接合部３．３′．３″．３″．セラミック挿出口４．４′．セラミック装着部５．５′．５″．５″．ヘルスシート接合部Ｎｏ．１６．６′．６″．６″．ヘルスシート接合部Ｎｏ．２７．７′．上生地８．８′．基盤生地９．９′．セラミック球１０．１０′．丸穴

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】ヘルスシート（１）の基盤生地（８）に、
上生地（７）を被せ、セラミック装着接合部（２）によ
ってセラミック装着部（４）を複数個設け、セラミック
挿出口（３）にて固定し、基盤生地（８）の任意の位置
にセラミック接合部Ｎｏ．１（５）セラミック接合部Ｎ
ｏ．２（６）を設け、ヘルスシート（１）の任意の位置
に任意の径の丸穴（１０）を設けた事を特徴とするセラ
ミック装着多目的ヘルスシート（１）に関するものであ
る。