JP3062879U - ネクタイ結び目保持具 - Google Patents

ネクタイ結び目保持具

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイシャツの襟に装用されたネクタイの結び
目部分を体裁良く且つ奇麗にきっちりと保形できるネク
タイ結び目保持具を構成する。 【解決手段】 結び目P部分のネクタイ前板部分に皺が
よらずに補正整形することのできる略三角形状の湾曲板
面から成る当接保持部材1と、この当接保持部材1の上
側先端部より上方へ露出して結び目P内部の首周り方向
へ差し込むよう当接保持部材1より退避可能な二股の可
動差し込み保持部2とを備える。当接保持部材1の上側
先端部には、ネクタイの後板部分背面から結び目P内に
差し込むための鏃状の尖端部3を形成し、ネクタイの後
板部分を当該当接保持部材1と共に着脱可能に差し込み
固定させる固定ピン4を備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ワイシャツの首周りに装用したネクタイの結び目箇所をきちんと補 正整形させるように装着される、ネクタイ結び目保持具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来において、例えばテレビ放送時等のような緊急な場合に、ネクタイがきち んと結ばれていない状態のまま出演してしまうことが少なくない。そして、これ に気が付いたネクタイ装用者自身は、ワイシャツの襟首の周りに装用したネクタ イを一旦緩めてから体裁良く再度結び直さなければならなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような緊急時においてネクタイを急いで結び直した場合、 結び目箇所できつく絞り込ませるため、ネクタイの前板部分に皺がよってしまっ たり、捩れてしまったりしてかえって外見上の見栄えが悪くなり、これを装用者 自身が補正整形するには極めて困難な事態となる等の問題点を有していた。
【0004】 そこで本考案は、叙上のような従来存した問題点に鑑み創案されたもので、誰 にでも簡単に使用して装用されたネクタイの結び目部分を体裁良く且つ奇麗にき っちりと保形させておくことができる、着脱が容易なネクタイ結び目保持具を提 供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため、本考案にあっては、ネクタイの結び目P部分から下方へ突き出され たネクタイの前板部分に皺がよらずに補正整形させるよう、結び目P部分に上側 先端部が差し込まれ且つネクタイの後板部分を後面側より当接固定させる、正面 から見て略三角形状の湾曲板面から成る当接保持部材1と、この当接保持部材1 の上側先端部より上方へ露出させて下方側より結び目P内部の首周り方向へ差し 込まれるよう当接保持部材1より退避可能な二股の可動差し込み保持部2とを備 えたことで、上述した課題を解決した。
【0006】 また、前記可動差し込み保持部2は、湾曲した当接保持部材1の凹面部内に上 下移動自在に配した水平な可動板6から左右一対の棒片5が上方へ向けて二股と なって分岐形成されており、可動板6との付け根部分は棒片5同士が互いに横方 向に自由に拡開閉塞できるように揺動可能に支持されていて、当接保持部材1の 凹面部内に設けた案内枠部7の左右一対の案内孔7Aに前記左右一対の棒片5先 端側がスライド可能となるように貫挿されていることで、上述した課題を解決し た。
【0007】 そして、前記当接保持部材1の上側先端部は、ネクタイの後板部分背面から結 び目P内に差し込められる鏃状の尖端部3を有することで、同じく上述した課題 を解決した。
【0008】 さらに、前記当接保持部材1には、ネクタイの後板部分を当該当接保持部材1 と共に着脱可能に差し込み固定させる固定ピン4を備えたことで、同じく上述し た課題を解決した。
【0009】 本考案に係るネクタイ結び目保持具において、正面から見て略三角形状の湾曲 板面から成る当接保持部材1は、結び目P部分のネクタイ後板部分を後面側より 面当て状態に当接固定されることにより、ネクタイ前板部分における皺や捩れが 面に馴らされながら面一状態に補正させると共に、装用されたネクタイの結び目 P部分を体裁良く且つ奇麗にきっちりと保形維持させる。このとき、当接保持部 材1の上側先端部より上方へ露出させて下方側より結ぶ目P内部の首周り方向へ 差し込まれる二股の可動差し込み保持部2により、当接保持部材1をネクタイ後 板部分の背面側から前方へ突っ張り状態に突き出させ、当接保持部材1をネクタ イにしっかりと保持固定させると同時に、結び目P箇所の整形された形状を崩す ことなくこれをしっかりと強固に補強させる。
【0010】 また、当接保持部材1の上側先端部の鏃状の尖端部3は、ネクタイ後板部分の 背面側からの結び目P内への差し込み操作をスムーズに行なわせる。
【0011】 さらに、ネクタイの後板部分を当接保持部材1自身と共に着脱可能に差し込み 固定させる固定ピン4は、当接保持部材1のネクタイからの脱落を防止させる。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照して本考案の実施の形態を説明する。本実施の形態は、図1 乃至図4に示すように、ネクタイの結び目P部分に上側先端部が差し込まれ且つ ネクタイの後板部分を後面側より当接固定させるための、例えば幅員約3.5c m〜4.0cm、高さ約5cm、奥行き約2cmの正面から見て略三角形状の湾 曲した板面から成る、例えばプラスチック製等の当接保持部材1と、この当接保 持部材1の上側先端部より上方へ露出させて下方側よりネクタイの結び目P内部 の首周り方向へ差し込ませるため、当接保持部材1より退避可能な二股の棒片5 を有する可動差し込み保持部2とを備えている。この当接保持部材1は、ネクタ イの結び目P部分から下方へ突き出されたネクタイの前板部分に皺がよったり捩 れたりしないように、補正整形させるためのものである。また、この当接保持部 材1の上側先端部は、鏃状の尖端部3として形成されており、ネクタイの後板部 分背面から結び目P内にスムーズに差し込められるようにしてある。
【0013】 この可動差し込み保持部2は、図3、図4に示すように、湾曲した当接保持部 材1の凹面部内に上下移動自在に配した水平な可動板6から左右一対の棒片5が 上方へ向けて二股となって分岐形成されており、可動板6との付け根部分は棒片 5同士が互いに横方向に自由に拡開閉塞できるように揺動可能に支持されている 。そして、当接保持部材1の凹面部内の上側尖端部寄りに案内枠部7が水平に固 設され、凹面部内の下側縁端部には可動板6の円弧状の操作用凹部8を設けた底 板部9が固設されていて、前記可動板6が案内枠部7と底板部9との間に上下移 動可能に配されると共に、この案内枠部7に穿設した左右一対の案内孔7Aに前 記左右一対の棒片5先端側が、当該案内孔7Aの周縁に連設された案内用の起立 壁面部7Bに沿ってスライド可能となるように貫挿されている。このとき、前記 案内孔7Aの孔径寸法は、左右一対の棒片5を上方へ進出させた際に可能な限り 両側方向に拡開できるような寸法に設定してある。また、当接保持部材1の上側 尖端部寄りには左右に長さ約1cm程度の円弧状の切欠部10を設け、前記可動 板6を上下移動させることにより、この切欠部10を介して左右一対の棒片5先 端が上方へ進出したり下方へ退避できるようにしてある。尚、左右一対の案内孔 7Aの孔相互の間隔に対応した状態で可動板6に支持された一対の棒片5相互の 間隔は、これを押し上げた際に棒片5同士の開き角度が極力広くなるような間隔 に設定されている。また、上記した案内用の起立壁面部7Bは、これを省略して 案内孔7Aのみの構成(図4参照)としても良く、いずれにしても左右一対の棒 片5が上方へ進出した際に可能な限り両側方向に拡開できる構成であれば足りる ものであり、これによって本考案が限定されるものではないことは勿論である。
【0014】 さらに、当接保持部材1の下側の左右が湾曲して向かい合う両側壁夫々に通孔 11を設け、ネクタイの後板部分を当接保持部材1と共に着脱可能となるように 差し込み固定させるための固定ピン4を当該通孔11に貫挿させるようにしてあ る。このとき、固定ピン4が紛失しないように、その頭部はチェーン12によっ て当接保持部材1の、例えば通孔11近傍に連結してある。
【0015】 次に、本実施の形態の使用の一例を説明する。まず、図5に示すように、ワイ シャツの襟にネクタイを結び、ネクタイの背面側下方から結び目P部分内に当接 保持部材1の鏃状の尖端部3を挿入し、当接保持部材1によりネクタイ後板部分 を後面側よりしっかりと当接固定させる。次いで、可動差し込み保持部2の可動 板6を上方に押し上げることにより、当接保持部材1の上側先端部より一対の棒 片5を上方へ露出させ、ネクタイの結び目P内部の左右首周り方向へ向けて差し 込み固定させる。このとき、一対の棒片5は左右に拡開されて突っ張り状態とな るため、ネクタイ前板部分の結び目P部分が当接保持部材1によって前方へ突き 当てられ、そのため皺や捩れが補正整形されるのである。そして、固定ピン4を ネクタイ後板部分と共に当接保持部材1の通孔11に突き刺すことで、当接保持 部材1自体がネクタイに固定されるのである。
【0016】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成されており、ネクタイの結び目P部分から下方へ突 き出されたネクタイの前板部分に皺がよらずに補正整形させるよう、結び目P部 分に上側先端部が差し込まれ且つネクタイの後板部分を後面側より当接固定させ る、正面から見て略三角形状の湾曲板面から成る当接保持部材1と、この当接保 持部材1の上側先端部より上方へ露出させて下方側より結び目P内部の首周り方 向へ差し込まれるよう当接保持部材1より退避可能な二股の可動差し込み保持部 2とを備えたことにより、誰もが簡単に使用して、装用されたネクタイの結び目 P部分を体裁良く且つ奇麗にきっちりと保形させておくことができ、従来のよう にネクタイの結び目P部分を再度整形し直すというような煩雑さや、ネクタイ前 板部分の皺や捩れ等による外見上の見栄えの低下を解消させることができる。
【0017】 また、前記可動差し込み保持部2は、湾曲した当接保持部材1の凹面部内に上 下移動自在に配した水平な可動板6から左右一対の棒片5が上方へ向けて二股と なって分岐形成されており、可動板6との付け根部分は棒片5同士が互いに横方 向に自由に拡開閉塞できるように揺動可能に支持されていて、当接保持部材1の 凹面部内に設けた案内枠部7の左右一対の案内孔7Aに前記左右一対の棒片5先 端側がスライド可能となるように貫挿されていることで、ネクタイの結び目P内 部の首周り方向への棒片5の差し込み操作と、当該棒片5による当接保持部材1 の結び目Pに対する支持固定がしっかりしたものとなる。
【0018】 また、前記当接保持部材1の上側先端部は、ネクタイの後板部分背面から結び 目P内に差し込められる鏃状の尖端部3を有するので、結び目P内への差し込み 操作をずれることなくスムーズに行なうことができる。
【0019】 そして、前記当接保持部材1には、ネクタイの後板部分を当該当接保持部材1 と共に着脱可能に差し込み固定させる固定ピン4を備えたことにより、当接保持 部材1のネクタイからの脱落を防止し、これをしっかりとネクタイに固定保持し ておくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施の形態を示した当接保持部材の
正面図である。
【図2】同じく当接保持部材の側面図である。
【図3】同じく当接保持部材の背面図である。
【図4】同じく当接保持部材の背面側斜視図である。
【図5】本考案の使用状態を示した背面図である。
【符号の説明】
1…当接保持部材 2…可動差し込
み保持部 3…尖端部 4…固定ピン 5…棒片 6…可動板 7…案内枠部 7A…案内孔 7B…起立壁面部 8…操作用凹
部 9…底板部 10…切欠部 11…通孔 12…チェーン P…結び目

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネクタイの結び目部分から下方へ突き出
    されたネクタイの前板部分に皺がよらずに補正整形させ
    るよう、結び目部分に上側先端部が差し込まれ且つネク
    タイの後板部分を後面側より当接固定させる、正面から
    見て略三角形状の湾曲板面から成る当接保持部材と、こ
    の当接保持部材の上側先端部より上方へ露出させて下方
    側より結ぶ目内部の首周り方向へ差し込まれるよう当接
    保持部材より退避可能な二股の可動差し込み保持部とを
    備えたことを特徴とするネクタイ結び目保持具。
  2. 【請求項2】 前記可動差し込み保持部は、湾曲した当
    接保持部材の凹面部内に上下移動自在に配した水平な可
    動板から左右一対の棒片が上方へ向けて二股となって分
    岐形成されており、可動板との付け根部分は棒片同士が
    互いに横方向に自由に拡開閉塞できるように揺動可能に
    支持されていて、当接保持部材の凹面部内に設けた案内
    枠部の左右一対の案内孔に前記左右一対の棒片先端側が
    スライド可能となるように貫挿されている請求項1記載
    のネクタイ結び目保持具。
  3. 【請求項3】 前記当接保持部材の上側先端部は、ネク
    タイの後板部分背面から結び目内に差し込められる鏃状
    の尖端部を有することを特徴とする請求項1または2記
    載のネクタイ結び目保持具。
  4. 【請求項4】 前記当接保持部材には、ネクタイの後板
    部分を当該当接保持部材と共に着脱可能に差し込み固定
    させる固定ピンを備えたことを特徴とする請求項1乃至
    3のいずれか記載のネクタイ結び目保持具。
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