JP3062652U - 携帯化粧用具 - Google Patents

携帯化粧用具

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JP3062652U
JP3062652U JP1999001453U JP145399U JP3062652U JP 3062652 U JP3062652 U JP 3062652U JP 1999001453 U JP1999001453 U JP 1999001453U JP 145399 U JP145399 U JP 145399U JP 3062652 U JP3062652 U JP 3062652U
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照子 小林
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株式会社美・ファイン研究所
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最適な形状のパフブラシと、ベースカラー、
シャドウカラー、ハイライトカラー、チークアクセント
等の夫々を複数色の中から任意に選択して、これらをセ
ットにして携行できる、パウダータイプ・ファンデーシ
ョンの容器とミラーとをセットした携帯に便利な化粧用
具を提供する。 【解決手段】 本考案は、円筒形状のブラシケースと、
複数の皿状円筒ケースと、断面略円形のブラシとからな
り、該皿状円筒ケースにはパウダータイプ・ファンデー
ションを充填した金皿が脱着自在であり、更に各皿状円
筒ケース及びブラシケースは共に係脱自在であることを
特徴とする携帯化粧用具である。また、ブラシケースの
上面又は皿状円筒ケースの各底面に鏡面が設けられ、ブ
ラシケース内面にブラシ係止用リブを設け、更に、ブラ
シケースと各皿状円筒ケースとの係合は、ねじ又は係合
用凹凸条とすることが出来る携帯用化粧用具である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は携帯用化粧用具の改良に関し、特にパウダータイプ・ファンデーショ ンのために適したブラシの構造と共に、携帯に便利な数種のパウダータイプ・フ ァンデーションを収容する容器との組み合わせに特徴を有する、いわゆるコンパ クトの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
メイキャップ料の中で一番基礎化粧品に近い考え方で作られているファンデー ションには、大別してクリームタイプ・ファンデーション、リキッドタイプ・フ ァンデーション、パウダータイプ・ファンデーションの三種類があるが、その中 でも特に、パウダータイプ・ファンデーションはスピーディに仕上がることから 、最近急速に人気が高まっている。
【0003】 この様なパウダータイプ・ファンデーションは、顔料であるパウダーの特性を 生かしたファンデーションであって、特別な方法によって水分や油分で粉体を湿 らせてくるんだウェットパウダーを固形にしたものである。 従って、ファンデーションとパウダーの仕上がり効果をワンタッチで適えさせ るので、とても便利なファンデーションと言える。また、粉の特性である軽やか さ、ソフトさ、さらりとした感触等が生かされて、しかもスピーディに仕上がる ために、分泌の多い肌や、さわやかな感じを好む人に好評である。
【0004】 ところで、パウダータイプ・ファンデーションには通常マットやパフが添付さ れて販売されているけれども、これらの手段によりパウダータイプ・ファンデー ションを用いてメイクする場合には多少厚く感じたり、乾いたりする場合が生じ る。そこで最適には、プロ用の大型パフブラシを用いてメイクし、薄く、艶やか で自然な仕上がりにすることが効果的であるが、携帯には不便であり、更に、仕 上げ用のフェイスパウダーは綿パフで付けるのが普通であるけれども、やはり実 用的でない。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記の事情に鑑みてなされたものであって、第一に最適な形状のパフ ブラシを提供するものであり、第二に、ベースカラー、シャドウカラー、ハイラ イトカラー、チークアクセント等の夫々を複数色の中から任意に選択して、これ らをセットにして携行できる、いわゆるコンパクトを提供するものである。また 第三に、これらの複数種のパウダータイプ・ファンデーションの容器あるいはパ フブラシにミラーをセットした、携帯に便利な化粧用具を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、円筒形状のブラシケースと、複数の皿状円筒ケースと、断面略円形 のブラシとからなり、該皿状円筒ケースにはパウダータイプ・ファンデーション を充填した金皿が脱着自在であり、更に各皿状円筒ケース及びブラシケースは共 に係脱自在であることを特徴とする携帯化粧用具である。 また、ブラシケースの上面又は皿状円筒ケースの各底面に鏡面が設けられ、ブ ラシケース内面にブラシ係止用リブを設けることが出来る。 更に、ブラシケースと各皿状円筒ケースとの係合は、ねじ又は係合用凹凸条と することが出来る携帯用化粧用具である。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案の最適な実施の形態を図1乃至図7により説明する。 図1は本考案に係る携帯に便利な化粧用具である、いわゆるコンパクトの全体 形状を示しており、概略ブラシ10部分、ブラシケース20部分、パウダーケー ス30部分から構成されている
【0008】 図2は、本考案の特徴的パフブラシ10の形状を示しており、把手11とブラ シ12によって構成されている。これら把手11及びブラシ12の外形はいずれ も略長球状又は卵形をしており、これは、把手11のどの部位を把持しても特別 な方向性を有さず、従ってどのような方向にもブラシを移動させて化粧料の塗布 又はブラッシングができるものである。同様に、ブラシ12の部分も略長球形又 は類似の頭部を有しており、例えば顔のどの部位に対しても、いかなる方向から も均等な圧力で塗布が出来、また平均した適性圧力でブラッシングできるように している。
【0009】 図3は、任意の一色のベースカラー、シャドウカラー等からなるパウダータイ プ・ファンデーションを収容するケース単位31を示しており、数個の該ケース 単位31を連結して図1のごとくセットするための容器である。そして、ケース 単位31は有底の皿状円筒ケース32と、実際のパウダータイプ・ファンデーシ ョンである化粧料Pを充填した金皿40によって構成されている。 ここで、ケース単位31即ち皿状円筒ケースのサイズに付いて述べると、例え ば皿状円筒ケースの直径は30〜40mmとすることができると共に、その厚さを 例えば10〜20mmに設定できるが、収容する化粧料の種類によって自由に選択 可能である。
【0010】 図4は、上記図3に示す皿状円筒ケース32を上下に連結した状態を示してお り、例えば上下各1個の皿状円筒ケース32、32はその連結部Aにおいて、後 に図6で詳述するごとき連結手段によって着脱自在にされている。 なお、この図においては上方の皿状円筒ケース32から化粧料充填用の金皿を 取り外した状態を示している。そして図中上方の皿状円筒ケース32の上方開口 部には、その外周に例えば雄ねじ部33等の連結手段が施されている。そして、 該雄ねじ部33を後述する、より上方の皿状ケースの底面又はブラシケースの開 口端部に設けた雌ねじ部と螺合することによって、着脱可能に連結するものであ る。
【0011】 図5は、上記各皿状円筒ケース32の各々に収納されるパウダー状化粧料Pの 容器40であって、通常金皿と呼ばれる容器自体は新規なものではない。そして 、該金皿40には種々の色合い又は特質を有するパウダータイプ・ファンデーシ ョンを圧入したものが多数用意され、必要に応じて皿状円筒ケース32に入れ替 えて利用可能である。なお、金皿の用語は化粧料容器としての一般的用語であっ て、必ずしも容器の材質を特定するものではない。 更に、該金皿の大きさについてはその外径(直径)が上記皿状円筒ケース32 の皿状凹部に嵌入されるサイズであることはもちろんであるが、その厚さは、充 填される化粧料の種類によって大きく異なるもので良く、例えば5〜15mmで任 意に選択できるものである。
【0012】 図6は、皿状円筒ケース32の外形をそのやや下方から見た図面であって、こ の実施形態においては上方の開口部に設けられた連結手段が雄ねじ部33として 形成されている。そして、反対に皿状円筒ケース32の底面側には、該雄ねじ部 33と螺合される雌ねじ部34が設けられている。 最も、これらの連結手段であるケース32の上下端のねじ部33、34は必ず しもねじ込み連結である必要はなく、例えばリング状の凸条とこれに嵌合するリ ング状の凹条とすることもでき、又その他の周知の着脱手段を当然に採用できる 。
【0013】 図6から明かなように、各皿状円筒ケース32の底面には鏡面35を設けるこ とができる。この鏡面35は、通常のガラス等による鏡でも良く、又金属薄膜等 の周知の鏡面を用いることが出来る。そして、各皿状円筒ケース32の全てに該 鏡面35を設けておくと、いずれのケースが最下段に連結された状態でも鏡を利 用することが出来るのはもちろんのこと、いずれの皿状円筒ケース32、従って それに収納されたいずれのパウダータイプ・ファンデーションを使用する場合に も、そのケースの裏面をもって鏡と成すことが出来る。
【0014】 図7は、その(A)、(B)においてブラシケース20の構造を示している。 (A)に示す様にケース20の頂部は密閉された底部21(実際には帽状蓋部) であって、該ブラシケース20の下端が開口部22となっている。(B)は上記 (A)のケース20を逆向きとし、その入口開口部22からブラシ10を落とし 込んだ状態を示している。そして、両図(A)、(B)に示すように、該有底筒 状のブラシケース20の底部21側内側には、任意数のテーパー状リブ23、2 3を設けることが出来る。
【0015】 すなわち、各リブ23は底部21側ほどその内向き長さが大きくなっているの で、図(B)のごとく入口開口部22からブラシ10の把手11側を落とし込む と、該把手11がリブ23、23の次第に狭まった間隔で挟持された状態となり 、ケース内の適宜位置にブラシ10を一時的に固定することが出来る。その場合 、ケース底部21の略中央部分を指先で押し上げると、ブラシ10は容易にその 挟持固定を解除することが出来る。
【0016】 従って、この様なリブを設ける時はブラシケース10をケース内に固定できる ので、そのブラシ先端を容易に保護することが可能である。 又、この様なリブを用いない場合には、該筒状ケース20の内径と上記ブラシ の把手11の外径を略同一にすることによっても、ブラシ10の移動を可成制限 することが可能である。
【0017】 更に、ブラシケース20の入口開口部22には上記皿状円筒ケース32の底部 と同様に、雌ねじ部24又はリング状凹条(図示省略)が設けられている。従っ てブラシケース20内に同図(B)のごとくブラシ10を挿入し、この状態で上 下の向きを逆にして任意の皿状円筒ケース32の雄ねじ部33と係合すると、図 1に示すようにブラシ10を収納した形態で一体化することが出来る。
【0018】 図7の(A)に示すようにブラシケース20の底部21(又は帽状蓋部)は鏡 面25とすることができ、この場合には各皿状円筒ケース32の底部鏡面35は 省略することが出来る。又、ブラシケース20を例えば透明プラスチック製とす ることもでき、この様な場合に該ケース底面に任意の意匠を施すと、より美的な コンパクトを構成することも出来る。更に上述のブラシケース20内にリブ23 を設けない場合には、該ケース20の素材をより軟質の材料とすることにより、 ブラシの固定を一層現実的なものとすることが出来る。
【0019】 続いて、本考案に係る携帯用化粧用具の利用法を説明する。パウダータイプ・ ファンデーションを夫々ベースカラー用、シャドウカラー用、ハイライトカラー 用又はチークアクセント用の3〜4種類に分け、各々を仮に3〜6色程度用意す ると、約10〜20種の金皿40に充填されたパウダータイプ・ファンデーショ ンが用意されることとなる。
【0020】 利用者は、この中から各用途に応じた好みの、特にその携行する日の目的や用 途に応じて選んだ各一色を、その必要な色調のファンデーションが入った金皿4 0を皿状円筒ケース32に収納することによって選択し、この様にして選択され た3個又は4個の皿状円筒ケース32を互いに連結して図1のように構成する。 このパウダータイプ・ファンデーションの場合、ブラシ10は一本で兼用出来る ので、同図のごとくケースの最上部に、ブラシ10を挿入固定したブラシケース 20を、その入口開口の雌ねじ部24等によって固定する。
【0021】 メイクに際しては、ブラシケース20を取り外し、例えば該ケース20の蓋部 の鏡面25あるいは各皿状円筒ケース32の底面に設けた鏡面35を利用して化 粧をすることになる。又、必要なファンデーションは、例えば先ずベースカラー に対応する皿状円筒ケース32を取り外し、上記ブラシ10によりメイクするも のである。
【0022】
【考案の効果】
本考案は第1に、パウダータイプ・ファンデーションに最適の略長球状ブラシ を用いているので、顔面のどの部位にも、どのような方向からも均一に塗布又は ブラッシングを行うことができ、極めて綺麗に仕上がるものである。 また第2に、この様なブラシと多数のパウダータイプ・ファンデーションの容 器を非常にコンパクトに一体化することができ、また各容器の各々に又はブラシ ケースに鏡を設けることにより、全体を非常に小形に纏めることが出来る。 そして、パウダータイプのファンデーションに適したブラシの形状と化粧料容 器を合理的に一体化できるので、携帯に極めて便利であると共に外形的にも美し い携帯化粧用具とすることが出来た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る携帯化粧用具全体の斜視図であ
る。
【図2】図1に示すブラシの斜視図である。
【図3】ケース単位の斜視図である。
【図4】ケース単位を構成する皿状円筒ケースの連結状
態を示す斜視図である。
【図5】図3に示すケース単位の中の、金皿の斜視図で
ある。
【図6】図3に示すケース単位の、皿状円筒ケースの底
面を示す図である。
【図7】ブラシケースの説明図である。
【符号の説明】
10 ブラシ 20 ブラシケース 23 リブ 25、35 鏡面 31 ケース単位 32 皿状円筒ケース 33 雄ねじ部 34 雌ねじ部 40 金皿 A 連結部 P パウダータイプ・ファンデーション(化粧
料)

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒形状のブラシケースと、複数の皿状
    円筒ケースと、断面略円形のブラシとからなり、該皿状
    円筒ケースにはパウダータイプ・ファンデーションを充
    填した金皿が脱着自在であり、更に各皿状円筒ケース及
    びブラシケースは共に係脱自在であることを特徴とする
    携帯化粧用具。
  2. 【請求項2】 上記ブラシケースの上面には鏡面が設け
    られていることを特徴とする請求項1記載の携帯化粧用
    具。
  3. 【請求項3】 上記皿状円筒ケースの夫々には、その底
    面に鏡面が設けられていることを特徴とする請求項1記
    載の携帯化粧用具。
  4. 【請求項4】 上記ブラシケースの内側面にはブラシ係
    止用リブが設けられていることを特徴とする請求項1乃
    至3のいずれかに記載された携帯化粧用具。
  5. 【請求項5】 上記皿状円筒ケース及びブラシケースに
    は、係合用のねじ部が設けられていることを特徴とする
    請求項1記載の携帯化粧用具。
  6. 【請求項6】 上記皿状円筒ケース及びブラシケースに
    は、係合用の環状凹条及び凸条が設けられていることを
    特徴とする請求項1記載の携帯化粧用具。
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