JP3062237U - 静脈内点滴注射保護カバ― - Google Patents

静脈内点滴注射保護カバ―

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JP3062237U
JP3062237U JP1999002706U JP270699U JP3062237U JP 3062237 U JP3062237 U JP 3062237U JP 1999002706 U JP1999002706 U JP 1999002706U JP 270699 U JP270699 U JP 270699U JP 3062237 U JP3062237 U JP 3062237U
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needle
intravenous
catheter
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祥子 若林
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祥子 若林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 静脈内注射は注射針やカテーテル及び点滴筒
を前腕、手背、鎖骨下頸部、大腿部等に絆創膏止めする
が、次の様な問題点があった。長時間の薬液の注射処置
のため患者の体位変換に伴い、注射針の脱落や静脈針刺
入部の移動、カテーテルの固定不良の発生、輸液もれ等
が起る。また、病気治療中の精神的疲労から無意識的に
注射針を取り去る事もある。本考案は、これらの障害を
軽減し、患者の多少の体位移動等で注射部位および点滴
筒に影響を与えない為の有効な静脈内注射保護カバーを
提供することを目的としている。 【解決手段】静脈内注射における注射部位を上部から覆
い、注射針及びカテーテル挿入部位を保護し、円弧形の
先端2形成し、また、全体が逆U字型を形成し、内部は
空洞で構成した静脈内保護カバー1である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は医療に重要な静脈内点滴注射部位の保護に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の医療における静脈内点滴注射は、通常、注射液を含んだ容器から静脈点 滴注射用セットの調整弁のついたプラスチック製のクランプを調整して薬液を静 脈針より静脈内に注入する。 静脈へ注射針の挿入が困難な場合は、皮下を切開し静脈へ注射針を挿入する方 法が取られるが、注射部位は全身の表在静脈で、通常は前腕、手背、足背の静脈 が用いられる。抹消静脈へ点滴注射針を挿入することが困難な場合は、鎖骨下部 静脈、中心静脈などカテーテル(頚静脈カニューレショーン及び大伏在静脈カニ ューレーション)を挿入して高濃度の糖質等を注入する方法が用いられる。 静脈内点滴注射法が用いられるのは、注射液量が50ml以上の場合、ある いは、注射剤の注射部位組織中での失効が問題となる場合である。この方法によ り栄養分の補給が可能であり、多量の水分、糖質、電解質、アミノ酸、たんぱく 質を使用する場合がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の静脈注射における注射部位は注射針やカテーテル及び点滴筒を前腕、手 背、鎖骨下頸部、大腿部等に絆創膏止めすることが通常であった。これには次の 様な問題点があった。 長時間にわたる薬液の注射処置のため患者の体位変換に伴い、無意識な注射針 の脱落や静脈針刺入部の移動、カテーテルの固定不良の発生、輸液もれ等が起こ った。また、病気治療中の精神的疲労から無意識的に注射針を取り去る事例も起 こり得る。 本考案は、これらの障害を軽減し、患者の多少の体位移動で注射部位および点 滴筒に影響を与えない為になされたものであり、この為に有効な静脈内点滴注射 保護カバーを提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するために本考案は以下の構成からなっている。 静脈内点滴注射における注射部位を上部から覆い、注射針及びカテーテル挿入 部位を保護すると共に、外部からの接触による圧力や誤動作により保護カバーが 容易に変形し注射針等に不用な圧力を加えない形態の静脈内点滴注射保護カバー を考案した。 とはいえ、人体に装着することであり、保護カバーが軟質であり身体に快適性 が求められる。その為に、半球形の円弧を形成し、容易に変形し難い形態を構成 した。また、素材を透明又は半透明の軟質合成樹脂で構成し、外部から注射針や カテーテルの状態を容易に見ることの出来る構造である。本考案は以上の構成か らなっている。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下実施例について図面を参照して説明する。 図1に示す様に、円弧形の先端2形成し、また、全体が逆U字型を形成し、内 部は空洞で構成した静脈内点滴保護カバー1である。図2に示すように、縦断面 は円弧形の先端2を形成し、後部に向かい肉厚が薄く、末端4の両端3は曲線を 形成する。上部に通気孔5を多数設け、梨子地状の多数の小突起又は、細線を形 成したテーピング部6を構成する。本考案の保護カバーは身体に装着した場合、 軟質材で構成されているにもかかわらず、半円球形状の先端が容易に変形せず、 また、末端部は図の如く変形し皮膚に着接する。従って、身辺の障害物との接触 を極力減少し注射針やカテーテルの固定不良を未然に防止する。
【0006】
【実施例】
図3に示す様に、前例で述べた同様な逆U字型の保護カバーである。上部に通 気孔7を数か所形成し通気を図ると共に、円弧形部の先端を補強した静脈内点滴 注射保護カバーである。
【0007】
【実施例】
図4に示す様に、図1で述べたと同様の形態の保護カバー1上部に白地の着色 部を形成し、患者名、薬液名等を記入する記入部8を形成した静脈内点滴注射保 護カバーである。記入部を設けることにより処方薬剤の誤謬を未然に防止する。
【0008】
【実施例】
図5は、本考案の静脈内点滴注射保護カバー1を患者の前腕9に使用した実施 例である。前腕にカテーテル又は、注射針10を挿入し、上部より保護カバー1 を装着した事例である。
【0009】
【実施例】
図6に示す様に、本考案の静脈内点滴注射保護カバー1の両側面に突起11を 設けた実施例である。弾力性のテープ12に適宜ボタンホール状のスリット13 を形成し、このスリット13を突起11に係止し、患者の前腕に装着する。従っ て、保護カバーは身体に圧接するため絆創膏の使用を軽減しテープかぶれを減少 することができる。末端4は肉厚が薄く且、軟質材であり、仮想線の如く扁平に なり前腕に着接する。
【0010】
【考案の効果】
本考案は以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような効 果を奏す。 医療における静脈内点滴注射は治療にとって大変重要であり、従って、あらゆ る治療現場は単に、病院内だけにとどまらず救急車内、航空機内、列車内また、 屋外でも使用することは言うまでもない。 また、注射液量が多く、長時間の装着が必然である。その為。患者の体位移動 に伴う不慮の事態を未然に防止することは重要である。 本考案の静脈内点滴注射保護カバーを提供することにより、輸液もれ等穿刺針 による事故を未然に軽減し、IDS等の治療中の事故にも有効に役立つ。また、 治療ケアにおける患者自身の精神的負担を軽減する効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案実施例の斜視図
【図2】 本考案実施例のA−A縦断面図
【図3】 本考案実施例の斜視図
【図4】 本考案実施例の斜視図
【図5】 本考案実施例の斜視図
【図6】 本考案実施例の斜視図
【符号の説明】
1 静脈内点滴保護カバー 2 先端 3 両端 4 末端 5 通気孔 6 テーピング部 7 通気孔 8 記入部 9 前腕 10 カテーテル又は、注射針 11 突起 12 テープ 13 スリット 14 チューブ 15 仮想線

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端2を縦断面方向に円弧を形成し、逆U
    字型を形成した静脈内点滴注射保護カバー1。
  2. 【請求項2】先端2が円弧をなし、末端部4の肉厚を薄
    く形成し、逆U字型を形成した静脈内点滴注射保護カバ
    ー1。
  3. 【請求項3】請求項1及び請求項2において、記入部8
    を設けた静脈内点滴注射保護カバー1。
  4. 【請求項4】請求項1及び請求項2において、両側面に
    突起11を形成した静脈内点滴注射保護カバー。
JP1999002706U 1999-03-17 1999-03-17 静脈内点滴注射保護カバ― Expired - Fee Related JP3062237U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210103892A (ko) * 2020-02-14 2021-08-24 중부대학교 산학협력단 주사 바늘 보호 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210103892A (ko) * 2020-02-14 2021-08-24 중부대학교 산학협력단 주사 바늘 보호 장치
KR102367189B1 (ko) 2020-02-14 2022-02-23 중부대학교 산학협력단 주사 바늘 보호 장치

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