JP3061948U - ブラインド用板材の構造 - Google Patents

ブラインド用板材の構造

Info

Publication number
JP3061948U
JP3061948U JP1999001285U JP128599U JP3061948U JP 3061948 U JP3061948 U JP 3061948U JP 1999001285 U JP1999001285 U JP 1999001285U JP 128599 U JP128599 U JP 128599U JP 3061948 U JP3061948 U JP 3061948U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
glass fiber
resin
blind
shutter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1999001285U
Other languages
English (en)
Inventor
シン ユン リ
Original Assignee
シン ユン リ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by シン ユン リ filed Critical シン ユン リ
Priority to JP1999001285U priority Critical patent/JP3061948U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3061948U publication Critical patent/JP3061948U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Special Wing (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラインドのシャッタープレートまたは事務
所の仕切り用材料として使用でき、かつ、軽量で燃焼し
難く、耐腐食性に優れ、設計及び施工を容易行うことが
できるブラインド用板材を提供することにある。 【解決手段】 グラスファイバー10で基本的な粗糸構
造を作成し、グラスファイバー棉20と混ぜて板状構造
を形成する。この素材を樹脂タンク30に入れて樹脂に
より素材の組織を粘着させて固定する。樹脂で粘着され
た素材の表面に被覆フィルム40をかぶせた後、成型金
型50で半成品を造り、加熱炉を経由して加熱、硬化、
加圧成型を行う。硬化された半成品は、切断分割台70
で所定形状に分割される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はブラインド用板材の構造に関し、特に、ブラインドのシャッタープレ ートまたは事務所の仕切り用材料として使用することができる板材に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
現今、ブラインドのシャッタープレートは主に木材、アルミニウム合金または PVC、PUなど発砲材料を採用する。これらの材料はそれぞれ適用場所を制限 されるとう欠点がある。木の窓材の場合、天然の木材から利便に加工することが できるが、台湾の環境気候下では、木材はいつも湿気のせいで損害しやすいため に実用性が殆んどない。また、木材は燃焼しやすいために、人口が密集している 都会では、使った木の窓材が燃焼すると、それ自身が燃焼するばかりでなく、火 が蔓延して、隣接の物品や住居にも延焼してしまう。安全性にとって、木の窓材 は安全基準に合わないと言える。更に、環境問題から考えてみても、天然木材は 環境を破壊する以外、コストもだんだん高くなる。
【0003】 木材の有する欠点を補うために、アルミニウム合金の窓材が登場している。ア ルミニウム合金は、木材に較べると軽量、組立て容易など利点がある。しかし、 製造のプロセスで、アノード酸化という処理で表面にオキサイドレアを形成して 保護しなければならないので、メッキの場合のように、多量の化学薬剤を使用し なければならず、環境汚染を招くものであり、全体的な経済効益から考えてみて も有利だと言えない。また、防火性を得るために、アルミニウム合金の窓材に石 膏板、燃焼阻止剤を追加して用いているが、その効果が理想的なものではないば かりでなく、コスト増加の要因となっている。更に、アルミニウム合金で製造さ れたシャッタープレートはペントを塗られているので、日光にあてると、いつも Pb、Hgを含む微粉塵汚染を招く。香港の東方新聞に登載した香港消費基金の実 験リポートによると、このような微粉塵は幼児の神経系の病原の一つだと判断さ れている。なお、PVC、PUなどの発砲材料はさまざま化学薬剤で製作される ので、人体の健康にとって潜在的的な危険を含んでいる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
したがって、本考案の主な目的は、軽量構造であり、防火、非燃焼性、防腐食 、性質安定を有し、有毒物質を発生することはなく、設計施工が容易など利点が あるというブラインド用板材を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案のブラインド用板材は、グラスファイバー、グラスファイバー棉により 構成された素材板を含む。この素材板は樹脂に浸けられて固定成形され、その表 面に被覆フィルムを塗り付けられる。その後、切断分割されて最終的な製品形状 に形成される。
【0006】 本考案のブラインド用板材は、グラスファイバーなどの材料を用いた複合材料 であるため、軽量であり、燃焼し難く、耐腐食性が高く、設計施工を容易に行う ことが可能となり、ブラインドのシャッタープレートまたは事務所の仕切りとし て使用することができる。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案の構造、特徴及び効果などをより明快に理解できるように、以下、図面 と共に本考案の具体的な例について説明する。
【0008】 本考案の実施例によるブラインド用板材の構造は、主に、ブラインドのシャッ タープレートまたは事務所の仕切り用材料として使える。図1は窓材製作プロセ スのフローチャートであり、その構成は一般的な木製またはアルミニウム合金と まったく異なる。まず、グラスファイバー10で基本的な粗糸構造を作成する。 次いで、グラスファイバー棉20と混ぜて板状構造を形成する。その後に、板状 構造の素材を樹脂タンク30に入れることにより、浸漬された樹脂が内部組織ま で滲透するので、素材の組織が粘着して固定される。また、樹脂で粘着された素 材の表面に被覆フィルム40をかぶせた後、成型金型50で半成品を造り、加熱 炉を経由して加熱、硬化、加圧成型を行い、切断分割台70で、シャッターの所 定形状に分割することにより窓材が作成される。
【0009】 図2に示すように、本考案におけるブラインドのシャッタープレートの構造は グラスファイバー、グラスファイバー棉から構成した複合素材80により構成さ れる。樹脂は内部組織の粘着剤として機能する。表面は被覆フィルム40で覆わ れている。
【0010】
【考案の効果】
本考案のシャッターは次のような利点を有している。 1.構造が強靭で破壊しにくい。このことは、強靭なグラスファイバーを素材と して利用しているため、引張り強さが大きく、破壊しにくいことが分かる。切断 、分割、穴あけなどでは、われ目がでないので、良好な施工性、耐用性を持つこ とができる。 2.軽量である。このことは、全体が繊維状の組織で構成されているため、重量 が非常に軽く、アルミニウム合金に較べると、三分の一の重量に軽減することが できる。 3.抜群な燃焼阻止性を具有する。このことは、優れた非燃焼性があるので、消 防法律規定に合う防火材料だと言える。 4.耐腐食性を持ち、変形しにくい。このことは、グラスファイバーの物理的、 化学的性質が安定であるため、ほかの物質と反応することは殆んどない。そのた め、耐腐食性、防水、変形しにくいという利点を備えている。 5.絶縁性が良好であり、静電気も発生しない。アルミニウム合金に較べると非 電導性であるので、屋外、例えば休憩用ロッジ、キャップサイト、一時的な工事 現場、警備用ルームなど場所の取付けることができる。 6.有毒物質が発生しない。日光にあてても有害の微粉塵が生じないので、人体 にとって危害がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例による、シャッター窓材の製
作プロセスを示すフローチャートである。
【図2】 本考案による実施例の窓材構造を説明するた
めの断面図である。
【符号の説明】
10 グラスファイバー 20 グラスファイバー棉 30 樹脂タンク 40 被覆フィルム 50 成型金型 60 加熱炉 70 切断分割台 80 複合素材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グラスファイバー、グラスファイバー棉
    により構成された素材を樹脂に浸けて固定成形し、その
    表面に被覆フィルムを塗り付けることを特徴とする、ブ
    ラインドのシャッタープレートまたは事務所の仕切り用
    材料として使える板材。
JP1999001285U 1999-03-08 1999-03-08 ブラインド用板材の構造 Expired - Lifetime JP3061948U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1999001285U JP3061948U (ja) 1999-03-08 1999-03-08 ブラインド用板材の構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1999001285U JP3061948U (ja) 1999-03-08 1999-03-08 ブラインド用板材の構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3061948U true JP3061948U (ja) 1999-09-28

Family

ID=43195704

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1999001285U Expired - Lifetime JP3061948U (ja) 1999-03-08 1999-03-08 ブラインド用板材の構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3061948U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2636065C2 (ru) Стеновой элемент
KR102025067B1 (ko) 준불연 기능을 갖는 단차단열재
CN203888302U (zh) 一种不透火光的抗辐射热防火玻璃
JP3061948U (ja) ブラインド用板材の構造
Ore Mobile Home Syndrome: Engineered Woods and the Making of a New Domestic Ecology in the Post–World War II Era
CN205804651U (zh) 一种外墙保温板
CN206829397U (zh) 一种新型难燃挤塑聚苯板
CN202627242U (zh) 双面网多功能硬质岩棉复合板
CN205777010U (zh) 一种实木饰面天花板
CN204877167U (zh) 一体式防火门板
CN2364193Y (zh) 百叶窗叶片材料
CN206681248U (zh) 封边岩棉夹芯板
CN207296045U (zh) 无机复合防火保温板
CN204570976U (zh) 一种防火复合材料
CN107338878A (zh) 复合岩棉保温板
CN210190794U (zh) 一种环保型装饰用复合板材
CN205553427U (zh) 一种感温玻璃
CN204804193U (zh) 带有防火功能的屋顶卷材
CN209987118U (zh) 一种具有阻燃功能的植物纤维环保人造板
DE202011110443U1 (de) Beschichtungsmaterial für Dämmstoffe
DE20204608U1 (de) Innenausbau-Paneel, insbesondere zur Anwendung als Wand- oder Deckenpaneel im Schiffsbau
CN203924392U (zh) 一种复合防火板
CN210062278U (zh) 一种防紫外线防爆夜光钢化玻璃
CN204435584U (zh) 一种复合吸音板
CN206256647U (zh) 挂扣式墙面板安装结构