JP3059466U - ごみ箱内蔵の補充用ごみ袋及びその収納容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 補充用ごみ袋をごみ箱内に設置し、その補充
用ごみ袋はスムーズに引き出せるティッシュ方式になっ
ているごみ箱内蔵の補充用ごみ袋及びその収納容器を提
供する。 【解決手段】 ごみ箱内蔵の補充用ごみ袋及びその収納
容器は、主にごみ袋収納容器部がティッシュ方式でごみ
箱と別構造になっており、補充用ごみ袋はその容器内に
入り、引き出して使用する。この容器に入っているごみ
袋をごみ箱の底部に当て、ごみを捨てる時には、必要に
応じてごみ袋をこの容器から引き出し、ごみ袋を広げて
ごみ箱口に袋を当てる。ごみ袋に入っているごみを捨て
る時には、そのごみ袋をごみ箱から取りだし、更にごみ
箱にごみ袋を取り付けたい時には、ごみ箱底部のごみ袋
収納容器から一枚引き出して、ごみ箱に被せればよく、
ごみ袋を巻いてあるロールを取り出し、切り離し、それ
からごみ箱に被せるという面倒が省ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、補充用ごみ袋をごみ箱内に設置し、その補充用ごみ袋はスムーズに 引き出せるティッシュ方式になっているごみ箱内蔵の補充用ごみ袋及びその収納 容器に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来のごみ袋は、切り離し線が付いて一枚一枚繋がり、紙ロールに巻かれ、更 にビニール包装されて市場で売られている。消費者が使用する場合、この巻かれ ている第１枚目を切り離し、それをごみ箱底部に当て、上部はごみ箱の口縁を覆 っておく。この方法は、ごみを捨てる時、中のごみを一々取り出さなくてよく、 覆ってあったごみ袋の口を閉めて捨てればよいので、ごみ箱を汚すこともないの で、毎回ごみ箱を洗う手間が省ける。ただ、ごみは毎日捨てるものであるので、 捨てた後、必ずごみ袋を巻いてあるロールから一枚切り離し、ごみ箱に被せねば ならない。時には一度に各種の大きさのごみ袋を切り離し、それぞれ違う大きさ のごみ箱に被せる時には、大変面倒な作業となる。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、従来の物に改良を加え、便利性を考えたごみ箱内蔵の補充用ごみ袋 及びその収納容器を提供することにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記課題を解決するため、本考案のごみ箱内蔵の補充用ごみ袋及びその収納容 器は、主にごみ袋収納容器部がティッシュ方式でごみ箱と別構造になっており、 ごみ袋はその容器内に入り、引き出して使用する。この容器に入っているごみ袋 をごみ箱の底部に当てる。ごみを捨てる時には、必要に応じてごみ袋をこの容器 から引き出し、ごみ袋を広げてごみ箱口に袋を当てる。ごみ袋に入っているごみ を捨てる時には、そのごみ袋をごみ箱から取りだし、更にごみ箱にごみ袋を取り 付けたい時には、ごみ箱底部のごみ袋収納容器から一枚引き出して、ごみ箱に被 せればよく、ごみ袋を巻いてあるロールを取り出し、切り離し、それからごみ箱 に被せるという面倒が省け、作業が楽になる。本考案のごみ袋収納容器は、ごみ 箱の大小及び形状、たとえば円形、正方形等々．．．によって設計でき、容器上 部にごみ袋を引き出すための引き出し口を設ければよい。さらにこの容器は、開 閉自在のため、補充用のごみ袋がなくなったときは、そこに補充用ごみ袋を足せ ば良いので、容器を買う必要がなく、経済性にも優れている。別に、容器内のご み袋は、主にその一枚一枚の連接法及び包装方法が一点連接式であるが、ごみ袋 一枚一枚を同じ連接位置で一点連接式としてもよいし、または２点連接式又は多 点連接式でもよい。それを容器より少し小さめに折り曲げ、一点連接式で折られ たごみ袋をごみ袋収納容器内に入れ、第１枚目のごみ袋を一端が突出した容器の 引き出し口から引き出しておくことで、このティッシュ方式のごみ袋の着装は終 わることを特徴とするものである。

【０００５】

【考案実施の形態】

以下、本考案ごみ箱内蔵の ごみ箱内蔵の補充用ごみ袋及びその収納容器の実 施例を図面に基づいて説明する。 先ず、図１から図３が示すように、本考案は、ごみ箱内蔵の補充用ごみ袋及び その収納容器で、ごみ袋収納容器１にごみ袋２が入っており、このごみ袋収納容 器１は、ごみ箱の大小や形状によってサイズや形状、例えば円形、正方形等．． ．に設計することができ、その最上部にはごみ袋の端が出ている引き出し口１２ が作られており、更にこのごみ袋収納容器１は開閉自在であるので、ごみ袋２を すべて使いきっても、新しいごみ袋を補充すれば続けて使用できる。他にごみ袋 収納容器１内のごみ袋２は、その一枚一枚の連接及び包装方法が（図４参照）、 主に一点連接式であるので、ごみ袋２一枚一枚を同じ方向で連接した後、全体を 折り曲げて畳み、さらにこの折り畳んだ一点連接式のごみ袋２をごみ袋収納容器 １内へ入れる。そして第１枚目のごみ袋の中心を引き上げて、その一部分をごみ 袋収納容器１の引き出し口１２から出すことにより、ごみ箱内蔵の補充ごみ袋の 着装が完成する。この方法は、ごみ袋２を包装し、その第１枚目のごみ袋の上部 を引き出し口１２に合わせることにより、最初にごみ袋を補充する時に簡単に引 き出せ、その一枚目のごみ袋２を引き出すと、自動的にその下のごみ袋が引っ張 られ、引き出し口１２に出ることになる。この方法により最後までごみ袋が簡単 に引き出せるのである。 他に本考案のごみ箱内蔵の補充ごみ袋は、補充用として別売すれば、容器まで 買わなくてもよく、すでにある容器に直接入れて使えるので、容器費用の節約に にもなる。

【０００６】

【考案の効果】

以上説明したように、本考案のごみ箱内蔵の補充用ごみ袋及びその収納容器は 、簡単に補充用のごみ袋が引き出せるという特徴をもつ。それにより、効率性、 簡便性に優れている。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施例で、ごみ袋収納容器とごみ箱と
の合体の断面図である。

【図２】本考案のごみ袋引き出し時の実施指示図・であ
る。

【図３】本考案のごみ袋引き出し時の実施指示図・であ
る。

【図４】本考案のごみ袋折り畳み包装法の指示図であ
る。

【符号の説明】

１ ごみ袋収納容器 ２ ごみ袋 ６ ごみ箱 １２ 引き出し口

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】ごみ袋の引き出し法がティッシュ方式の収
   納容器であり、それをごみ箱底部に固定するように構成
   されたごみ箱内蔵の補充用ごみ袋及びその収納容器にお
   いて、使用時には、該ごみ箱内に設置してある該ごみ袋
   収納容器から該ごみ袋を取り出し、その袋口を広げてご
   み箱口に被せれば良いだけの構造になっており、該ごみ
   袋収納容器内にはごみ袋が収納されており、この該ごみ
   袋収納容器上部には、該ごみ袋の一端が出ている引き出
   し口が付けられており、この該ごみ袋収納容器は開閉自
   在であり、その中の該ごみ袋は、一枚一枚の切れ目が１
   点式連接になっていて、該ごみ袋を同方向で一点連接し
   た後、全体を折り曲げて畳み、畳んだ該ごみ袋を該ごみ
   袋収納容器内に入れ、第１枚目上部を引き出し口の位置
   に合わせておくので、第１枚目を引き出して使用する
   時、簡単に引き出せ、その第１枚目を引き出す時に下に
   連接された次の該ごみ袋が、引き出し口まで引っ張られ
   て出て来るため、次回の使用時にも簡単に引き出せるこ
   とを特徴とするごみ箱内蔵の補充用ごみ袋及びその収納
   容器。
2. 【請求項２】前記ごみ箱内蔵の補充用ごみ袋及びその収
   納容器は、前記ごみ箱の大きさや形状に合わせて設計す
   ることができることを特徴とする請求項１記載のごみ箱
   内蔵の補充用ごみ袋及びその収納容器。
3. 【請求項３】前記ごみ箱内蔵の補充用ごみ袋及びその収
   納容器は、前記ごみ袋の連接法及び包装方法が２点連接
   式または多点連接式でもよく、一枚一枚が連接されて、
   折り畳まれていることを特徴とする請求項１または２記
   載のごみ箱内蔵の補充用ごみ袋及びその収納容器。
4. 【請求項４】前記ごみ箱内蔵の補充用ごみ袋及びその収
   納容器は、補充用ごみ袋がビニール紙、またはその他の
   紙で包装して別売し、前記収納容器を毎回買わなくても
   よく、該補充用ごみ袋を該収納容器に入れて再度使用で
   きることを特徴とする請求項１記載のごみ箱内蔵の補充
   用ごみ袋及びその収納容器。