JP3059199U - 目薬容器の点眼補助具 - Google Patents

目薬容器の点眼補助具

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JP3059199U
JP3059199U JP1998009610U JP961098U JP3059199U JP 3059199 U JP3059199 U JP 3059199U JP 1998009610 U JP1998009610 U JP 1998009610U JP 961098 U JP961098 U JP 961098U JP 3059199 U JP3059199 U JP 3059199U
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JP1998009610U
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Inventor
敬子 後藤
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敬子 後藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 目薬容器に着脱可能に取付けられて、確実な
点眼を可能にする点眼補助具の提供。 【解決手段】 目薬容器に取付けられる点眼補助具10
は、円形で平板状の保持部12と、保持部12の周囲か
らから延びる周壁14とからなる。保持部12の中心部
分には、受入孔122が形成されており、受入孔122
の周囲には180°間隔で2本の切込みが形成されてい
る。周壁14の自由端部には、緩やかな曲線で連結され
た目尻当接部142、上下当接部144、目頭当接部1
46が形成されており、眼の周囲の顔の曲面に合わせた
形状となっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、目薬容器に着脱可能に取付けて使用される点眼補助具の技術分野に 属する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、一般的な目薬容器20の斜視図である。 このような目薬容器20は、可撓性のプラスチック等で形成された本体22と 、本体22の先端に形成された細長い点眼部24とからなる。 目薬容器20内部の目薬を点眼する際には、片手で目蓋を上下に開かせた状態 で、点眼部24を目に近付け、目薬容器20の本体22部分を押圧すると、内部 の目薬が点眼部24から滴下される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、点眼の際、片手で目蓋を押さえていても、目薬が滴下された瞬間に防 衛本能が働いて目を閉じることがあり、滴下された目薬が目に入らないことが多 い。 また、点眼の際に、眼球と目薬容器20の点眼部24との適当な距離が分かり にくい。すなわち、眼球と点眼部24が近付き過ぎて、点眼部24が眼球や目蓋 等に接触してしまうと衛生上問題があり、反対に、眼球と点眼部24が離れすぎ ていると、滴下した目薬が目に入りにくく、無駄にこぼれてしまうことが多い。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、平板状の保持部と、該保持部の周囲から延びる周壁を有し、前記保 持部に受入孔が形成され、 前記周壁の自由端部に、曲線で連結された目尻当接部と、目頭当接部と、上下 当接部が形成され、 前記保持部の受入孔の周囲に、複数の切込みが形成されていることを特徴とす る目薬容器の点眼補助具によって、前記の課題を解決した。
【0005】
【作用】
曲線で連結された目尻当接部と目頭当接部と上下当接部を、眼の近くの顔の曲 面構造に合わせておくことにより、目薬容器を取付けた点眼補助具を顔面にぴっ たりと押付けて、確実に目薬を点眼することができる。
【0006】
【考案の実施の形態】
図1は、本考案の目薬容器に取付けられる点眼補助具10を示し、図1(a) は斜視図、図1(b)は上面図である。 この目薬容器に取付けられる点眼補助具10は、円形の保持部12と、保持部 12を取り囲んで斜め外方に延びる周壁14とからなり、合成樹脂やゴム等の可 撓性素材で形成されている。 保持部12の中心部分には、目薬容器の点眼部を受け入れる受入孔122が形 成されている。 また、この受入孔122の周囲には、180度間隔で2つの切込み124,1 24が形成されている。
【0007】 保持部12は円形であるが、保持部12の周囲から延びる周壁14は、平面図 で見たとき、円形から次第に楕円形となるように径を拡大しながら延びており、 その自由端部は、眼の近くの顔面に隙間なく沿うように緩やかな曲線構造になっ ている。 周壁14の自由端部の緩やかな曲線構造は、この目薬容器に取付けられる点眼 補助具10を顔面に押し当てたとき、顔の曲面にぴったりと沿わせるためであり 、曲線の各部分は、後述する目尻当接部142、目頭当接部146、及び上下当 接部144として機能する。 通常は、目頭当接部146よりも目尻当接部142の方が長く延びるように形 成されている。
【0008】 次に、上記の目薬容器に取付けられる点眼補助具10の使用方法について、図 2乃至図4を用いて説明する。 まず、図2の斜視図に示すように、保持部12の受入孔122に図4に示す目 薬容器20の点眼部24を差し込む。 そして、点眼補助具10の目尻当接部142を目尻側、目頭当接部146を目 頭側となるように、且つ、上下当接部144を、目蓋を上下に十分開いた状態の 顔の所定位置に押し当てて、目薬容器20の本体22を押圧すると、点眼部24 から目薬が滴下される(図3参照)。
【0009】 点眼補助具10の周壁14の自由端部の曲線が顔面にぴったりと合い、顔面に 隙間なく押付けられるので、点眼の際に瞬きをしても上下当接部144によって 目蓋が閉じにくく、確実に目薬を点眼することができる。 また、万一目薬が目に入らずにこぼれてしまっても、目尻当接部142や目頭 当接部146が顔面の形状に添っているため、この点眼補助具10の外に流れ出 すことがない。
【0010】 この目薬容器に取付けられる点眼補助具10を使用すると、目薬容器20の点 眼部24の先端と眼球との間の適切な距離を保つことができる。 具体的には、保持部から目蓋押上部までの高さaが約1.5cm、保持部12 から目尻当接部までの高さbが約2cmの目薬容器に取付けられる点眼補助具1 0(図1(a)参照。)を、点眼部の長さcが約0.5cmの目薬容器20に取 付けて使用すると、点眼部24の先端から眼球までの距離は約1cmとなる。 なお、この目薬容器に取付けられる点眼補助具10について上記の寸法を例示 したのは、目薬容器20の点眼部24の長さがほぼ0.5cmのものが多いため であるが、勿論、これに限定されることはない。
【0011】 この点眼補助具10の保持部12は、受入孔122に点眼部24を差込んだ状 態で目薬容器20を安定して保持することができるような十分な厚さで形成する とともに、受入孔122への点眼部24の抜き差しが容易にできる弾性を具えた ものとする。 なお、保持部12は、目に合わせて点眼しやすい形状であれば、楕円等、円形 以外のものであってもよい。 また、保持部12の受入孔122は、丸型のものを図示したが、目薬容器20 の点眼部24を保持することができれば、三角孔や四角孔等、どのような形状で あってもよい。 さらに、受入孔122の周囲に切込み124の数は2本に限定されず、切込み 124を多くして受入孔122の周囲を弾性変形し易くしておくと、目薬容器2 0の点眼部24の径の寸法の違いに対応することができる。
【0012】 以上に説明した目薬容器に取付けられる点眼補助具10は、プラスチックやゴ ム等で形成しておくと、洗浄して何度でも使用できるが、厚紙や発泡スチロール 等で形成して、使い捨て用としてもよい。
【0013】
【考案の効果】
本考案の目薬容器に取付けられる点眼補助具を使用すると、点眼部先端と眼球 との間隔を適切に保持して、確実に点眼することが可能になる。 また、点眼の瞬間に瞬きをしても目蓋が閉じにくいので、確実に目薬を滴下す ることができるという効果を奏する。
【0014】 そして、目尻当接部や目頭当接部によって、顔面の曲線に沿った形状になり、 目薬がこぼれてもすぐに外部に流れ落ちることがない。
【0015】 そして、受入孔の周囲に形成された切込みによって受入孔の周囲が容易に弾性 変形するため、点眼部の先端の太さが変わっても、対応することができる。 さらに、着脱が容易であり、洗浄が可能であるから、経済的であるばかりでな く、衛生的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の目薬容器に取付けられる点眼補助具
を示し、図1(a)は斜視図、図1(b)は上面図。
【図2】 図1の目薬容器に取付けられる点眼補助具を
目薬容器に取付けた状態を示す斜視図。
【図3】 本考案の目薬容器に取付けられる点眼補助具
を使用して、目薬を点眼する状態を示す図。
【図4】 典型的目薬容器の斜視図。
【符号の説明】
10:目薬容器の点眼補助具 12:保持部 122:受入孔 124:切込み 14:周壁 142:目尻当接部 144:上下当接部 146:目頭当接部 20:目薬容器 22:本体 24:点眼部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状の保持部と、該保持部の周囲から
    延びる周壁を有し、前記保持部に受入孔が形成され、 前記周壁の自由端部に、曲線で連結された目尻当接部
    と、目頭当接部と、上下当接部が形成され、 前記保持部の受入孔の周囲に、複数の切込みが形成され
    ていることを特徴とする、 目薬容器の点眼補助具。
  2. 【請求項2】 前記保持部の平面図が円形である、請求
    項1の目薬容器の点眼補助具。
  3. 【請求項3】 前記自由端部の平面図がほぼ楕円形であ
    る、請求項2又は3の目薬容器の点眼補助具。
JP1998009610U 1998-11-19 1998-11-19 目薬容器の点眼補助具 Expired - Lifetime JP3059199U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200490570Y1 (ko) * 2018-06-08 2019-11-29 창원대학교 산학협력단 안약주입 보조기
CN111836611A (zh) * 2018-03-13 2020-10-27 参天制药株式会社 滴眼辅助用具

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