JP3058594U - 祝儀用のスタンド生花 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】変化と進歩性を持たせ、且つ宣伝効果を大とし
た、祝儀用のスタンド生花を提供する。 【解決手段】イ．頭頂部にコイン投入口を有する、ダル
マと招き猫の下部に穴を設け、これに挿脱可能に棒３を
とりつける。 ロ．ダルマと招き猫の前面に、祝意を表す文字や絵柄、
及び贈り先、贈り主の名前、名称、並びに年月日等の文
字を施し、これをスタンド生花に取付ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、店の開店とか、記念式とか、祝いの儀式等の際に、祝意を表すた めに贈るスタンド付きの生花に、縁起物のダルマ１と招き猫２をとりつけた、祝 儀用のスタンド生花に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、祝儀用のスタンド生花は、過去いく十年もの間、これといった変化も進 歩も無いものであった。つまり地方によって、或は季節によって生花自体の種類 は変わるものの、いずれも生花のみをもって飾り付けるものであった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これら祝儀用のスタンド生花は、一般に店の開店とか、記念式とか、祝いの儀 式等に贈られるもので、贈り主としては祝意を表すためと共に、己の、つまり贈 り主の名前や、企業団体名の宣伝効果をも期待するものであった。しかし、そう した贈り主の期待にかかわりなく、開店或はオープンの直後には、生花目当ての 来客や付近住民などに、競って抜き取られてしまう。一坦抜き取られた生花は、 誰が贈ったものかは分からず、贈り主としては、せっかく高価な生花を贈ったと しても、その効果は開店或はオープンまでの、僅かな時間で、抜き取られてしま えばそれまでであった。 以上のことから、生花の美しさのみならず、従来にまして、贈り主の宣伝効果を 大とし、見る人、抜き取って持ち帰る来客にも喜ばれる、祝儀用のスタンド生花 が望まれていた。 本考案は、こうした要望に応じて成したものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

（イ）．新聞紙、雑誌等の古紙を水で溶かしたものを、型によって成型、頭頂部 にコイン投入口を有し、底部の穴に挿脱可能に棒３を取り付け、表面に適宜の色 、文字、絵柄を施したダルマ１と、招き猫２を設ける。 （ロ）．これを、図１に示すごとく、祝儀用のスタンド生花の、生花同様に植設 する如く取付けたものである。

【０００５】

【考案の実施の状態】

次に考案の一実施例について述べる。 図２、図３に示すごとく、ダルマ１と招き猫２の前面に、祝開店０年０月０日と か、祝０周年記念等と、祝いの内容とか、その年月日、及び贈り先並びに贈り主 の名前、名称等を施した上、図１に示すごとくにとりつける。

【０００６】

【考案の効果】

（イ）．本考案によれば、製造する材料を新聞紙、雑誌等の古紙を１００％とし ていることから、極めて安価に製造が可能で、しかも資源の再利用となる上、将 来廃棄焼却の際にも環境上特に問題が無い。 （ロ）．本考案によれば、従来の祝儀用のスタンド生花に比べ、一段と豪華に見 え、従来になかった様式、即ち変化と進歩性が人の目を引き付ける。 （ハ）．ダルマ１と招き猫２に祝開店、或は祝０周年記念とか、贈り先及び贈り 主の名前や名称の文字を施せば、宣伝効果もかなり期待できる。 （ニ）．本考案は、一基の祝儀用のスタンド生花にダルマ１と招き猫２の各１箇 を取付けても良いが、予算やその他で、場合によってはそれぞれ数多く取付けれ ば、その分超豪華になり、他の祝儀用スタンド生花を圧倒するごとく際立ち、宣 伝効果も倍増する。 （ホ）．本考案の、ダルマ１及び招き猫２にとりつけの棒３は、挿脱可能として あるから、家庭に持ち帰った後は、これを抜き取り、貯金箱として使用できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の正面図である。

【図２】本考案ダルマ１の正面図である。

【図３】本考案招き猫２の正面図である。

【符号の説明】

１，ダルマ ２，招き猫 ３，棒

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】ダルマ１と招き猫２をとりつけた、祝儀用
   のスタンド生花。