JP3056832U - 構造支柱用化粧フィルム - Google Patents

構造支柱用化粧フィルム

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JP3056832U
JP3056832U JP1998007503U JP750398U JP3056832U JP 3056832 U JP3056832 U JP 3056832U JP 1998007503 U JP1998007503 U JP 1998007503U JP 750398 U JP750398 U JP 750398U JP 3056832 U JP3056832 U JP 3056832U
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pipe
film
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decorative film
construction
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JP1998007503U
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English (en)
Inventor
誠 川村
Original Assignee
株式会社トマック
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】イベント会場などの仮設スタンド又は仮設ス
テージに使用される建設用単管足場パイプや、交通安全
施設、工事用安全施設などの鋼材を覆うように当該フィ
ルムを被せることにより、剥きだしに露出された管表面
を簡便に装飾することができる物品の提供を目的とす
る。 【解決手段】鋼管、木柱、竹、塩化ビニールパイプ、非
鉄金属管などの円形または角形の構造支柱物に、上下貫
通とする筒状のフィルムシート材であって、当該フィル
ム表面上に装飾として適宜の化粧用カラープリント処理
を施す事によって、問題を解決することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、祭事やイベント会場等で使用される建設用単管足場パイプ及び車止 め、バリケードなどの工事安全施設並びに標識柱、スノーポールなどの交通安全 施設に使用される構造支持柱の表面装飾効果に適した、化粧フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、全国各地で行われる祭事では観客席として特別に桟敷席とした仮設 スタンドを設置することや、野外コンサートなど各種イベントでは会場に仮設ス テージを設けることは一般的である。 前述する仮設スタンド及び仮設ステージでは、祭典期間中の使用に耐えること ができる構造物であれば良いことから、簡易な施設造りであることが常識でもあ る。この際に使用される組立の構造支持柱は、建設用単管足場パイプが一般的で 、各種ジョイント具で止めているものである。
【0003】然しながら施設した当該パイプは、その表面が剥きだしの状態で あるのが殆どであり、祭典期間中での使用であるにせよ施設全体の上下左右から 表面露出されていることがあからさまに直視できることで、不快感を与えるもの であった。 このように、パイプが剥きだしになり鋼管の表面を露出するため美観の点から も好ましくないものであり、これら美観上損なわないための対策としては、紅白 の布やビニールテープを巻きつけて対応するだけである。なお、これら対策とす る布やテープは使用頻度が多くなるにつれて、風雨に晒されることや、ジョイン ト箇所の不均一による裂敝、資材管理の不備からも表面摩耗が激しくその都度表 面巻き直しをしなければならないことで、多くの労力と時間を有するため、その 殆どが修繕しない状態で使用されていることが多い。
【0004】また、車止めやバリケードなどの工事用安全施設は、黄色と黒で 装飾するために、前述のように布やビニールテープの使用の他、一般的に塗装を 施しているものである。
【0005】しかるに、従来の技術として仮設スタンドや、仮設ステージなど の足場用単管パイプ及び工事用安全施設などのバリケード等に組まれる鋼材に、 簡便な方法でしかも安価なもので対応する製品が無いものであった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
このように、従来の技術における仮設ステージ、仮設スタンドにおける構造支 持柱は、外観及び美観の点で非常に劣っているものであり、この欠点を克服する ための技術は労力を要するばかりでなく、コスト面でも非常に負担となる要素が 多々存在するものであった。
【0007】特に、一度使用したものを再利用する場合、工事用安全施設等の 構造支持柱は黒色と黄色を配色させたトラ模様でのペイントが施され、祭事等で は紅白の模様を施す事が通常であることから、これらを容易に塗直し又はテーピ ングを再度施す事は殆ど存りえない事といってよい。 また更に、安全用のカラーであっては前述するトラ模様の他、緑と白のカラー など多種の組合せも存在するものであり、他種類のものをその都度用意しなけれ ばならない不便さがあった。
【0008】また、最初から専用に配色された樹脂材によるものや、トラカバ ーと称する樹脂カバーを覆い被せるものも存在したが、どちらも高コストである ことは勿論、風雨に晒されることから耐久性の点では所定年数で交換する不便さ を持ち合わせているものでもあった。
【0009】本考案は上記のような問題点に鑑み、その問題点を解決するため に鋼管、木柱、竹、塩化ビニールパイプ、非鉄金属管などの円形または角形の構 造支柱物に簡易に覆い被せる化粧フィルムを提供し、前述の欠点を解消しようと するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記の問題点を解決すべく種々研究の結果、建設用足場パイプ等に 直接覆い被せる簡易な印刷フィルムを製作することによって目的に到達した。
【0011】すなわち本考案は、鋼管、木柱、竹、塩化ビニールパイプ、非鉄 金属管などの円形または角形の構造支柱物に、上下貫通とする筒状のフィルムシ ート材であって、当該フィルム表面上に装飾として適宜の化粧用カラープリント 処理を施す事によって、桟敷席及びイベント会場などの仮設スタンド又は仮設ス テージに使用される建設用単管足場パイプや、交通安全施設、工事用安全施設な どの鋼材を覆うように当該フィルムを被せることにより、剥きだしに露出された 管表面を簡便に装飾することができることを特徴とする構造支柱用化粧フィルム を具備してなる。
【0012】
【考案の実施の形態】
本考案の構造支柱化粧フィルムは、円筒状で上下貫通となっているため、上下 どちらからでも覆い被せたい構造支柱に容易に被せることができる。 例えば、祭事やイベント等で使用する場合の化粧フィルムは、下地色を白色ビ ニル材を使用し当該フイルムに螺旋状に繋がるよう赤色を印刷することでよい。 また、道路工事用のバリケードで使用されるようなトラ模様は、下地色を黒色 ビニル材に黄色の印刷を施す事で、前述同様に合わせた状態で完成される。
【0013】本考案の化粧フィルムの使用に該っては、構造支柱などのポール に対して、所要長さに切断できるようロールで印刷されたフィルムを所要長さに 切断し筒を覆うように被せるだけでよい。
【0014】なお、本考案の化粧フィルムは製造過程において1枚のフィルム を見開きとしたすなわち袋状を開口状態として、表面に紅白模様又は黒色・黄色 のトラ模様を呈するように表面印刷をした後、合わせ部を貼着した場合に交互に 一定の間隔となるように看取できることが肝要となる。また螺旋状にまかれたよ うな様子となる紅白以外に、例えば工事用バリケードなどの黄色と黒色の間隔が 一定条件となるように印刷することも必要である。
【0015】
【実施例】
本考案の具体的実施例は以下の通りである。 図1は本考案における建設用単管パイプに装着した一実施例を表わす斜視図で ある。この図より、単管パイプ1に化粧フィルム本体2を上下どちらからでも被 せるだけでよく、単管パイプ1の長さに応じて化粧フイルム本体2を切断するだ けでよい。 実際に使用される化粧フィルムは、ロールに巻かれた状態で使用可能であり持 ち運びする際に便利な形態にできる。
【0016】図2は、本考案にかかる化粧フィルムの平面図であり、この図か ら解るように中央部分のの繋ぎ目である貼着部4は、袋状を見開きした1枚のフ ィルムの端部相互を貼着したもので、この時に印刷部3は所定の幅で印刷され、 繋ぎ合わせの際に次ぎの模様と合うように印刷されなければならない。図2にお ける印刷部3の模様は、螺旋状となるように施されているものであるが、図6に 表わすように単一の長さを交互に繰り返すような印刷で表わせることも当然なが ら本考案に包含されるものである。 なお、図3に示すように、本考案の化粧フィルム本体は極薄いビニル材である ことを示す。
【0017】本考案の第1実施例として図4に示す通り、桟敷席等の組みパイ プは全数に施す事で、より鮮やかな装飾効果をだすことができる。また、使用後 はパイプから簡単に抜くことが可能で、装着及び脱着の点で簡便な作業を行うこ とができるものである。 また、図5の第2実施例に示すように工事用バリケードに使用される単管パイ プの装着も容易であり、使用形態又は目的によって配色した化粧フィルムに交換 するだけでよい。なお、図6に示す第3実施例のようなコーン5にリングを差し 込んで使用されるコーンバー6の場合であっても、使用される種類に応じた配色 の化粧フィルムをパイプ等の長さに応じて切断するだけでよい。
【0018】
【考案の効果】
以上の如く、本考案による構造支柱用化粧フィルムを使用することにより、従 来の技術による布巻き又はテープ巻きに比べ、製品自体が大幅なコストダウンが 図れることは勿論のこと、装着時における作業効率も向上するもので有り、当該 フィルムの利用範囲は祭事を含むイベント等において簡便に被せるだけで外観が 綺麗に飾られ、観ている者にも安らぎを与えるものであり特に美観に優れている 効果を発揮できる。また、道路工事用バリケード等の簡易設備を設置する場合で あっても、前述同様にその利便性は計り知れないものである。 なお、製品運搬時に、フィルムであることから軽量でもある。
【0019】以上により、本考案の構造支柱用化粧フィルムは、祭事関係者の みならず道路工事業、建設工事業等における多種利用ができることから、産業上 に極めて有意義かつ多大な効果を生ぜしめるものである。
【図面の簡単な説明】
【図 1】 本考案にかかる化粧フィルムを挿入した状
態を表す斜視図である。
【図 2】 本考案にかかる化粧フィルムの平面図であ
る。
【図 3】 本考案にかかる化粧フィルムの正面図であ
る。
【図 4】 本考案にかかる化粧フィルムを装着した状
態を表す第1実施例図である。
【図 5】 本考案にかかる化粧フィルムを装着した状
態を表す第2実施例図である。
【図 6】 本考案にかかる化粧フィルムを装着した状
態を表す第3実施例図である。
【図 7】 同実施例の斜視図である。
【符号の説明】
1: 単管パイプ 4: 貼着部 2: 化粧フィルム本体 5: コーン 3: 印刷部 6: コーン
バー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項 1】鋼管、木柱、竹、塩化ビニールパイプ、
    非鉄金属管などの円形または角形の構造支柱物に、上下
    貫通とする筒状のフィルムシート材であって、当該フィ
    ルム表面上に装飾として適宜の化粧用カラープリント処
    理を施す事によって、桟敷席及びイベント会場などの仮
    設スタンド又は仮設ステージに使用される建設用単管足
    場パイプや、交通安全施設、工事用安全施設などの鋼材
    を覆うように当該フィルムを被せることにより、剥きだ
    しに露出された管表面を簡便に装飾することができるこ
    とを特徴とする構造支柱用化粧フィルム。
JP1998007503U 1998-08-19 1998-08-19 構造支柱用化粧フィルム Expired - Lifetime JP3056832U (ja)

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