JP3056038U

JP3056038U - 電子装置

Info

Publication number: JP3056038U
Application number: JP1998005411U
Authority: JP
Inventors: 青榮柯
Original assignee: 友訊科技股▲分▼有限公司
Priority date: 1998-07-21
Filing date: 1998-07-21
Publication date: 1999-02-02
Anticipated expiration: 2004-07-21

Abstract

(57)【要約】【課題】需要に応じてパネルにおけるパイロットラン
プの種類、取付位置または標示符合を多様化させて設計
し、その異なる型のパネルは機体に組付けて切替えるこ
とができ、機体の新たな金型が要らず、製造が簡単で便
利な電子装置を提供する。【解決手段】電子装置１０の機体１には、切替えるパ
ネル２が設けられる。パネル２にはパイロットランプが
配置されたり、標示符合が貼付けられたりする。また、
パネル２に位置決めユニットが設置され、位置決めユニ
ットの近くに係止ユニットが設置される。機体１は、パ
ネル２の位置決めユニット、係止ユニットに対応する所
に位置決めユニット１２、係止ユニット１３を備える。
以上により、パネル２を機体１に取付ける場合、パネル
２の位置決めユニット、係止ユニットが機体１の位置決
めユニット１２、係止ユニット１３に係止され、パネル
２は機体１に締付けられる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、電子装置に関し、特にパネルを切り替えることができる電子装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来より、市場によく見られるＩＳＤＮルータ等の電子装置の見慣れている構造は、機体の一側に複数のパイロットランプが設けられたり、または同側に会社のロゴ、製品の標示符合を貼付けたりするものである。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、使用者が異なると、異なる需要に応じるために、パイロットランプの種類、取付位置または標示符合を変更しなければならない。つまり、製造者はいろいろな需要および変化に応じるために、改めて機体の新たな金型をつくるので、組立の時間が多くかかるばかりでなく、金型、手間費など製造コストが上がり、理想的であるとはいえない。

【０００４】したがって、本考案の目的は、異なる使用者の需要に応じて、パネルにおけるパイロットランプの種類、取付位置または標示符合を多様化させて設計した後、その異なる型のパネルを機体に組付けることができ、機体の新たな金型費を改めて支払わなくてもよく、製造が簡単で便利である電子装置を提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上述の課題を解決するための本考案の手段によると、電子装置の機体には、切替えるパネルが設けられる。一方、該パネルに複数のパイロットランプが配置されたり、または標示符合が貼付けられたりする。パネルには位置決めユニットが設置され、位置決めユニットに近い所に係止ユニットが設置される。また、機体は、位置決めユニットおよび係止ユニットに対応する所に、もう一つの位置決めユニットおよび係止ユニットを備える。そのような構成により、パネルを機体に取付ける場合、パネルの位置決めユニット、係止ユニットが機体の位置決めユニット、係止ユニットに係止されるので、パネルは機体に締付けられる。

【０００６】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。まずは、図１に示すように、本実施例の電子装置１０はＩＳＤＮルータまたはその他の電子装置である。その電子装置１０の機体１には、切替えるパネル２が設けられる。機体１の上側に収容空間１１があり、おりよくパネル２が嵌込まれる。機体１における収容空間１１には、少なくとも一つの位置決めユニット１２がある。本実施例では、一定距離をおく位置決めユニット１２が二つ用意され、位置決め孔を採用する。また、機体１における収容空間１１に少なくとも一つの係止ユニット１３が設置される。本実施例では、左、右の両側および中央にそれぞれフック孔のような係止ユニット１３を設ける。

【０００７】図２は、パネル２の背面を示す。パネル２には複数のパイロットランプが配置されたり、または正面に標示符合が貼付けられたりする。そうすると、パネル２としては、パイロットランプの種類、取付位置または標示符合が多様的に設計できる。本実施例では、パネル２に細長い透明プラスチック薄片２１を等間隔にいくつか配置する。パイロットランプをプラスチック薄片２１の後に置くので、パイロットランプの光はプラスチック薄片２１を通過して、パネル２の外側へ導かれる。もちろん、パイロットランプは発光ダイオードを採用してもよい。本実施例では、パネル２の前側にも対応したパイロットランプがあるので、使用者が電子装置１０の上面または直前から見ると発光ダイオードの表示状態が皆見える。つまり、パイロットランプの表示信号を読取る利便性が向上する。なお、標示符合は会社のロゴ図面または製品の番号を表す。また、パネル２には機体１の位置決めユニット１２、係止ユニット１３に対応した位置決めユニット２２、係止ユニット２３が用意される。位置決めユニット２２は位置決めプラグであり、係止ユニット２３は係止フックである。

【０００８】図３に別のパネル２を示す。本実施例によるパネル２は、パイロットランプの種類、取付位置または標示符合が多様に設計できるので、パイロットランプの種類、標示符合を図３のように設計する。つまり、複数の小さな塊の透明プラスチック薄片２１’を等間隔に排列するようにパネル２に設けた後で、発光ダイオードのパイロットランプを小さな塊の透明プラスチック薄片２１’の後に配置する。そうすると、異なる使用者の需要に応じて、異なる種類のパネル２に切換えることができる。

【０００９】図４に示すように、パネル２を機体１に組付する場合、パネル２の位置決めプラグの位置決めユニット２２を機体１の位置決め孔の位置決めユニット１２に挿入すると、パネル２は機体１の収容空間１１に位置決めされる。同時に、パネル２における係止ユニット２３としての係止フックを機体１の係止ユニット１３としてのフック孔に入れるので、パネル２は機体１の収容空間１１に締付けられる。それで、パネル２と機体１との組立がとても便利にできあがる。

【００１０】以上の内容をまとめると、切替えるパネル２を利用することにより、異なる使用者の需要に応じてパネル２におけるパイロットランプの種類、取付位置または標示符合を多様化させて設計した後で、異なる型のパネル２を機体１に組付することができ、製造においては機体１の新たな金型費を改めて支払わなくてもよく、とても簡単で便利である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施例による電子装置を示す分解斜視
図である。

【図２】本考案の実施例によるパネルの背面を示す斜視
図である。

【図３】本考案の別の実施例によるパネルを示す平面図
である。

【図４】本考案の実施例による電子装置を示す断面図で
ある。

【符号の説明】

１機体２パネル１０電子装置１２位置決めユニット１３係止ユニット２２位置決めユニット２３係止ユニット

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】機体と、切替可能なパネルとを備え、前記機体は、片面に位置決めユニットが設置され、その
片面の位置決めユニットに近い所に係止ユニットが設置
され、前記パネルは、前記機体に取付けられ、複数のパイロッ
トランプが配置されたり標示符合が貼付けられたりし、
前記パイロットランプの種類および取付位置と前記標示
符合とは多様的に設計され、また前記機体の位置決めユ
ニットおよび前記係止ユニットに対応する所に位置決め
ユニットおよび係止ユニットが設けられ、前記機体の位置決めユニットおよび係止ユニットと前記
パネルの位置決めユニットおよび係止ユニットにより、
前記パネルは前記機体に締付けられることを特徴とする
電子装置。
【請求項２】前記電子装置は、ＩＳＤＮ（登録商標）
ルータであることを特徴とする請求項１記載の電子装
置。
【請求項３】前記機体の位置決めユニットは、位置決
め孔であることを特徴とする請求項１記載の電子装置。
【請求項４】前記パネルの位置決めユニットは、位置
決めプラグであることを特徴とする請求項１記載の電子
装置。
【請求項５】前記機体の係止ユニットは、フック孔で
あることを特徴とする請求項１記載の電子装置。
【請求項６】前記パネルの係止ユニットは、係止フッ
クであることを特徴とする請求項１記載の電子装置。
【請求項７】前記パネルに複数の細長い透明のプラス
チック薄片が等間隔に配置され、前記パイロットランプ
は前記プラスチック薄片の後に置かれ、前記パイロット
ランプの光は前記プラスチック薄片を通過して前記パネ
ルの外側へ導かれることを特徴とする請求項１記載の電
子装置。
【請求項８】前記パネルに複数の方形塊状かつ透明の
プラスチック薄片が等間隔に配置され、前記パイロット
ランプは前記プラスチック薄片の後に置かれ、前記パイ
ロットランプの光は前記プラスチック薄片を通過して前
記パネルの外側へ導かれることを特徴とする請求項１記
載の電子装置。