JP3055803U - 自在棚 - Google Patents

自在棚

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JP3055803U
JP3055803U JP1998005177U JP517798U JP3055803U JP 3055803 U JP3055803 U JP 3055803U JP 1998005177 U JP1998005177 U JP 1998005177U JP 517798 U JP517798 U JP 517798U JP 3055803 U JP3055803 U JP 3055803U
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JP1998005177U
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Inventor
育孝 安藤
Original Assignee
株式会社安藤建設
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 縦部材である側板部材が傾斜し、しかも使用
者の好みによって棚の全体形状を容易に大きく変えるこ
とができる。 【解決手段】 両側2枚の側板部材21,22及び1又
は複数枚の棚板部材31,32,33からなり、側板部
材21,22には棚板部材31,32,33を挿通し、
かつ該側板部材21,22を傾斜したとき棚板部材3
1,32,33と圧接する挿通保持孔23A,23B,
23C、24A,24B,24Cを有し、棚板部材3
1,32,33の水平方向の所望位置で組み立てるよう
にする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は自在棚に関し、特には載置型の組立自在棚に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、使用されている棚としては、載置型や吊り下げ型や壁掛け型などの様々 なタイプがあり、材質も金属、木、プラスチックなど多種のものがある。棚の使 用目的も、整理棚などの実用的なものから、サイドボードなどに載置する装飾性 の高い棚もある。この考案は、このうち、サイドボードなどに載置されて使用者 の好みにより所望形状に変化させて楽しむことができる装飾性の高い自在棚に関 する。
【0003】 一般に、棚というものはその機能上物品を安定した状態で置くことができるよ うに、縦が垂直、横が水平という原則がある。また、しっかりと固定した構造が 採用され、棚板の高さ調整を除き、棚の全体形状としては不変である。 一方において、飾り棚と称される分野があるように、棚は部屋の雰囲気を変え る装飾性の高いものである。棚の縦部材は必ずしも垂直である必要はなく、傾斜 していればアクセントや変化があり、おもしろい。使用者の好みにより、随時棚 の形状が変化できるようなものがあれば、なおさらよい。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この考案はこのような点に鑑み提案されたもので、縦部材である側板部材が傾 斜し、しかも使用者の好みによって棚の全体形状を容易に大きく変えることがで きる、装飾性の高いかつ遊び心のある載置型の組立式の自在棚を提供しようとす るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち、請求項1の考案は、両側2枚の側板部材と1又は複数枚の棚板部材 とからなり、前記側板部材には前記棚板部材を挿通しかつ該側板部材を傾斜した とき前記棚板部材と圧接する挿通保持孔を有し、該棚板部材の水平方向の所望位 置で組み立てるようにしたことを特徴とする自在棚に関する。
【0006】 請求項2の考案は、請求項1において、前記棚板部材が2又は3枚よりなり、 前記側板部材には前記棚板部材を水平保持するように対応する位置に前記挿通保 持孔が設けられている自在棚である。
【0007】 また、請求項3の考案は、請求項1又は2において、前記側板部材が厚み15 ないし20mmの木板よりなり、前記棚板部材が厚み10ないし15mmの木板 よりなる自在棚に係る。
【0008】 請求項4の考案は、請求項3において、前記側板部材の挿通保持孔の大きさが 前記棚板部材の厚みより2ないし4mm大きく形成されている自在棚に係る。
【0009】 さらに、請求項5の考案は、両側2枚の側板部材と瓶載置用凹部を有する複数 の掛渡し部材を含み、前記側板部材には前記掛渡し部材を挿通しかつ該側板部材 を傾斜したとき前記掛渡し部材と圧接する挿通保持孔を有し、該掛渡し部材の水 平方向の所望位置で組み立て、2つの掛渡し部材の瓶載置用凹部によって瓶を載 置するようにしたことを特徴とする自在棚に係る。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下添付の図面に従ってこの考案を詳細に説明する。 図1は請求項1の考案に係る自在棚の一実施例を示す各部材の分解斜視図、図 2はその組立状態における挿通保持孔部分の拡大断面図、図3はその組立例の一 例を示す正面図、図4は他の組立例を示す正面図、図5はさらに別の組立例を示 す正面図、図6は棚板部材が2枚の組立例を示す正面図、図7は同じく他の組立 例を示す正面図、図8は棚板部材が1枚の組立例を示す正面図、図9は請求項5 の考案の実施例を示す斜視図である。
【0011】 まず、請求項1の考案の自在棚について説明すると、図1以下に示すように、 この自在棚10は、両側2枚の側板部材21,22と、1又は複数枚の棚板部材 31,32,33とからなり、前記側板部材21,22には前記棚板部材31, 32,33を挿通しかつ該側板部材21,22を傾斜したとき前記棚板部材31 ,32,33と圧接する挿通保持孔23A,23B,23C、24A,24B, 24Cを有し、該棚板部材31,32,33の水平方向の所望位置で組み立てる ようにしたものである。
【0012】 図示し請求項2の考案として規定したように、棚板部材31,32(33)を 2又は3枚とし、前記側板部材21,22には前記棚板部材を水平保持するよう に対応する位置に挿通保持孔23A,23B(23C)、24A,24B(24 C)を設けることが望ましい。
【0013】 この考案の自在棚10は、各棚板部材31,32,33を、両側の棚板部材2 1,22の対応する各挿通保持孔23A,23B,23C、24A,24B,2 4Cに挿通し、かつ両側板部材21,22を傾斜させることによって、両者を圧 接固定するものである。図2の断面図は一方の側板部材21における各棚板部材 31,32,33の圧接状態を示すもので、各棚板部材31,32,33はその 裏表面において、側板部材21の挿通保持孔23A,23B,23Cの開口縁に 圧接係着して固定される。同図の符号21sは傾斜前の側板部材を示し、pは傾 斜した側板部材21の圧接部分を表す。 図2から理解できるように、各棚板部材31,32,33はその表裏面におい ての挿通保持孔23A,23B,23Cの開口縁に圧接pするものであるから、 棚板部材に荷重が加われば加わるほど圧接力が強くなり、固定する。
【0014】 この圧接力を保持するためには、請求項3の考案として規定したように、側板 部材21,22を木板より構成しその厚みを15ないし20mmとし、また棚板 部材31,32,33も同様に木板より構成しその厚みを10ないし15mmと することが好ましい。両部材を木板より構成することによって、圧接部pにおけ る摩擦抵抗が大きくなる。また、側板部材21,22の厚みはその挿通保持孔2 3A,23B,23Cの長さ距離に関連し、棚板部材31,32,33の係着力 を高める。
【0015】 また、同じ目的から、請求項4の考案として規定したように、上の例において 側板部材21,22の挿通保持孔23A,23B,23Cの大きさは、前記棚板 部材の厚みより2ないし4mm大きく形成することが、傾斜角度および係着力の 点から好ましいことが実験の結果わかった。
【0016】 次に、図3以下の図に従っていくつかの組立例を示す。 図3の自在棚10Aは、左側板部材21を右側に右側板部材22を左側に下開 き状に傾斜させ、3枚の棚板部材31,32,33は正面から見て左右端がほぼ 同じ長さ位置となるように組み立てた例である。 図4の自在棚10Bは、左側板部材21を左側に右側板部材22を右側に上開 き状に傾斜させ、3枚の棚板部材31,32,33は正面から見て下側が順に右 にずれていくように組み立てた例である。 図5の自在棚10Cは、さらに、下開き状に傾斜させた側板部材21,22の 両側に3枚の棚板部材31,32,33を互い違いに突出するように配置した例 である。
【0017】 図6は2枚の棚板部材31,32を使用した自在棚11Aの例で、側板部材3 1,32は同一方向に傾斜している。 図7の自在棚11Bは同様に2枚の棚板部材31,32を使用し、棚板部材3 1,32の端部を突出させた例である。 図8の自在棚12は1枚の棚板32の例である。 なお、上の例で、棚板部材を左右にずらしたり、左右側板部材の間の距離を短 くすると、左右側板部材の間の棚板部材だけでなく、左右側板部材の外側の棚板 部材にも物品を置くことができる。
【0018】 図5は、請求項5の考案の実施例である。 この自在棚40は、図示のように、いわゆるワインラック又はワインキーパー として用いられるもので、両側2枚の側板部材51,52と瓶載置用凹部C1, C2,C3,C4を有する複数の掛渡し部材62,63,64,65を含む。な お、符号61はグラス置き部Gが形成された棚板部材である。 前記側板部材51,52には、前述したと同様、前記掛渡し部材62,63, 64,65及びこの実施例では棚板部材61を挿通しかつ該側板部材51,52 を傾斜したとき前記掛渡し部材等と圧接する挿通保持孔53,54を有し、該掛 渡し部材62,63,64,65及び棚板部材61の水平方向の所望位置で組み 立てるようになっている。この例では、掛渡し部材のうち前側に位置するもの6 4,65の瓶載置用凹部C3,C4は瓶首部用で、後側に位置するもの62,6 3の瓶載置用凹部C1,C2は瓶胴部用され、ワイン瓶を所定の横倒し状態で載 置保持される。
【0019】
【考案の効果】
以上図示し説明したように、この考案の自在棚によれば、縦部材である側板部 材が傾斜し、しかも使用者の好みによって棚の全体形状を容易に大きく変えるこ とができる、装飾性の高いかつ遊び心のある載置型の組立式の自在棚を提供する ことができたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の考案に係る自在棚の一実施例を示す
各部材の分解斜視図である。
【図2】その組立状態における挿通保持孔部分の拡大断
面図である。
【図3】その組立例の一例を示す正面図である。
【図4】他の組立例を示す正面図である。
【図5】さらに別の組立例を示す正面図である。
【図6】棚板部材が2枚の組立例を示す正面図である。
【図7】同じく他の組立例を示す正面図である。
【図8】棚板部材が1枚の組立例を示す正面図である。
【図9】請求項5の考案の実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10,40 自在棚 21,22,51,52 側板部材 23A,23B,23C,24A,24B,24C,5
3,54 挿通保持孔 31,32,33,61 棚板部材 62,63,64,65 掛渡し部材 p 圧接部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側2枚の側板部材と1又は複数枚の棚
    板部材とからなり、前記側板部材には前記棚板部材を挿
    通しかつ該側板部材を傾斜したとき前記棚板部材と圧接
    する挿通保持孔を有し、該棚板部材の水平方向の所望位
    置で組み立てるようにしたことを特徴とする自在棚。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記棚板部材が2又
    は3枚よりなり、前記側板部材には前記棚板部材を水平
    保持するように対応する位置に前記挿通保持孔が設けら
    れている自在棚。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記側板部材
    が厚み15ないし20mmの木板よりなり、前記棚板部
    材が厚み10ないし15mmの木板よりなる自在棚。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記側板部材の挿通
    保持孔の大きさが前記棚板部材の厚みより2ないし4m
    m大きく形成されている自在棚。
  5. 【請求項5】 両側2枚の側板部材と瓶載置用凹部を有
    する複数の掛渡し部材を含み、前記側板部材には前記掛
    渡し部材を挿通しかつ該側板部材を傾斜したとき前記掛
    渡し部材と圧接する挿通保持孔を有し、該掛渡し部材の
    水平方向の所望位置で組み立て、2つの掛渡し部材の瓶
    載置用凹部によって瓶を載置するようにしたことを特徴
    とする自在棚。
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