JP3055478U - 多用途組立て式時計用フレーム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に多用途組立て式時計用フレームを動かな
いように固定できると共に、時計部を取外せばメモ等を
挟むことができ、更に、時計を取付けた際、全体の形状
が子供の好む動物の形状になっているので、子供にとて
も喜ばれる大変便利な多用途組立て式時計用フレームを
提供する。 【解決手段】上部に形成され、ラッパ形の固定部材（２
１）を吸着させるための後壁部（１２１）と前記固定部
材（２１）を嵌め込み固定するための受入れ部（１２
３）を含む前壁部（１２２）とを有する頭フレーム（１
２）と、下部に形成され、底面が平坦状である足フレー
ム（１１）と、その足フレーム（１１）の前方中央に形
成される固定部（１３）とを有するフレーム部材（１
０）と、球状に形成され、後部に固定部材（２１）を有
する時計部（２０）とからなる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は多用途組立て式時計用フレームに係わるもので、特に多用途組立て式 時計用フレームを動かないように固定できると共に、時計部を取外せばメモ等を 挟むことができる。更に、時計を取付けた際、全体の形状が子供の好む動物の形 状になっているので、子供にとても喜ばれる多用途組立て式時計用フレームに係 わるものである。

【０００２】

【考案の背景】

従来にはこのようなものがなかったので、何らかの衝撃により時計が動いてし まったり、場合によっては高い位置から落として時計を破損させてしまうことも あった。更に、時計を使用しない際は、他に例えばメモを挟むような用途はなく 使用範囲がとても狭かった。

【０００３】 このような考案があれば、高い位置から落として時計を破損させてしまうこと はないので、時計の寿命を延ばすと共に、時計を使用しない時もメモなどを挟む など、他の使い方があるので使用範囲が広く、大変便利である。

【０００４】

【考案の開示】

図２に示すように、本考案は上部に形成され、ラッパ形の固定部材を吸着させ るための後壁部（１２１）と後記吸盤（２１）を嵌め込み固定するための受け入 れ部（１２３）を含む前壁部（１２２）とを有する頭フレーム（１２）と、下部 に形成され、底面が平坦状である足フレーム（１１）と、その足フレーム（１１ ）の前方中央に形成される固定部（１３）とを有するフレーム部材（１０）と、 球部に形成され、後部に吸盤（２１）を有する時計部（２０）とからなることを 特徴とする多用途組立て式時計用フレーム。

【０００５】 また、前記固定部（１３）はＣ字形に形成されることが好ましい。

【０００６】 また、前記足フレーム（１１）の底面に両面テープが設けられることが好まし い。

【０００７】 また、前記固定部材（２１）は吸盤であることが好ましい。

【０００８】 また、前記固定部（１３）の両側には該固定部（１３）を変形拡大させるため のスリット（１４）が形成されていることが好ましい。

【０００９】

【作用】

本考案には次のような作用がある。 （１）多用途組立て式時計用フレームの下部をしっかり固定するので、落として 破損させることはなく、寿命も延ばすことができる。 （２）時計を使用しない際は、メモ等を挟み保管することができるので、使用範 囲が広い。 （３）時計を取付けた際、全体の形状が子供の好む動物の形状になっているので 、子供にとても喜ばれる。

【００１０】 以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。

【００１１】

【考案の好適な実施の形態】

図１は本考案のフレーム部材に時計部を取付けた後の斜視図であり、図２は本 考案の分解斜視図であり、図３は本考案の第一実施例の使用状態を示す側面図で あり、図４は本考案の第二実施例の使用状態を示す側面図であり、図５は本考案 の時計部のみを使用した場合の斜視図であり、図６は本考案のフレーム部材のみ を使用した場合の斜視図である。

【００１２】 図２に示すように、本考案には後部に固定部材（２１）を有する球形の時計部 （２０）と、上部に形成され、ラッパ形の前記固定部材（２１）を吸着させるた めの後壁部（１２１）と前記固定部材（２１）を嵌め込み固定するための受入れ 部（１２３）と前記後壁部（１２１）の前方に且つ平行になるように形成される と共に、上方に前記受入れ部（１２３）を有する前壁部（１２２）とを含む頭フ レーム（１２）と、下部に多用途組立て式時計用フレームを安定させて立たせる ための足フレーム（１１）と、その足フレーム（１１）の前方中央にＣ字形に形 成される固定部（１３）と、その固定部（１３）の両側に形成され、該固定部（ １３）に弾力をつけるためのスリット（１４）とを有するフレーム部材（１０） とからなる。

【００１３】

【第一実施例】

また、図３に示す第一実施例のように、台部（３０）の表面には、Ｔ字形に形 成され、前記固定部（１３）に嵌め込むための固定柱（３１）が設けられ、その 固定柱（３１）の上部に形成され、外径が前記固定部（１３）の内径より大きい 頭部（３２）により、前記固定部（１３）と前記固定柱（３１）とを固定した際 、外れないようにすると共に、上部からの抜け防止の役目をすることができる。 また、前記時計部（２０）は前記後壁部（１２１）と前壁部（１２２）との間に 挟むと同時に前記受入れ部（１２３）に嵌め込むように取付ける。

【００１４】

【第二実施例】

また、図４に示す第二実施例のように、前記台部（３０）と前記足フレーム（ １１）とを固定する際、それらを両面テープ（３３）で張り付け固定してもよい 。

【００１５】 また、図５に示すように、前記時計部（２０）のみを鏡板（４０）等に取付け て使用してもよい。

【００１６】 また、図６に示すように、前記フレーム部材（１０）のみを使用する場合、前 記後壁部（１２１）と前壁部（１２２）との間にメモ用紙（５０）等を挟み、色 々な用紙の保管場所として使用してもよい。

【００１７】

【考案の効果】

本考案は上記の構成を有するので、特に多用途組立て式時計用フレームを動か ないように固定できると共に、時計部を取外せばメモ等を挟むことができる。更 に、時計を取付けた際、全体の形状が子供の好む動物の形状になっているので、 子供にとても喜ばれる。また、このような考案があれば、高い位置から落として 時計を破損させてしまうことはないので、時計の寿命を延ばすと共に、時計を使 用しない時もメモを挟むなど、他の使い方があるので使用範囲が広く、大変便利 である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案のフレーム部材に時計部を取付けた後の
斜視図である。

【図２】本考案の分解斜視図である。

【図３】本考案の第一実施例の使用状態を示す側面図で
ある。

【図４】本考案の第二実施例の使用状態を示す側面図で
ある。

【図５】本考案の時計部のみを使用した状態の斜視図で
ある。

【図６】本考案のフレーム部材のみを使用した場合の斜
視図である。

【符号の説明】

１０ フレーム部材 １１ 足フレーム １２ 頭フレーム １２１ 後壁部 １２２ 前壁部 １２３ 受入れ部 １３ 固定部 １４ スリット ２０ 時計部 ２１ 固定部材 ３０ 台部 ３１ 固定柱 ３２ 頭部 ３３ 両面テープ ４０ 鏡板

Claims (5)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 上部に形成され、ラッパ形の固定部材
   （２１）を吸着させるための後壁部（１２１）と前記固
   定部材（２１）を嵌め込み固定するための受け入れ部
   （１２３）を含む前壁部（１２２）とを有する頭フレー
   ム（１２）と、下部に形成され、底面が平坦状である足
   フレーム（１１）と、その足フレーム（１１）の前方中
   央に形成される固定部（１３）とを有するフレーム部材
   （１０）と、球状に形成され、後部に固定部材（２１）
   を有する時計部（２０）とからなることを特徴とする多
   用途組立て式時計用フレーム。
2. 【請求項２】前記固定部（１３）がＣ字形に形成される
   ことを特徴とする請求項１に記載の多用途組て式時計用
   フレーム。
3. 【請求項３】前記足フレーム（１１）の底面に両面テー
   プが設けられることを特徴とする請求項１に記載の多用
   途組立て式時計用フレーム。
4. 【請求項４】前記固定部材（２１）は吸盤であることを
   特徴とする請求項１に記載の多用途組立て式時計用フレ
   ーム。
5. 【請求項５】前記固定部（１３）の両側には該固定部
   （１３）を変形拡大させるためのスリット（１４）が形
   成されていることを特徴とする請求項１または２に記載
   の多用途組立て式時計用フレーム。