JP3054366B2 - トレーニングマシン用荷重負荷装置 - Google Patents
トレーニングマシン用荷重負荷装置Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はトレーニングマシン用
荷重負荷装置に関するもので、特にそのウエイト重量を
細かく端数的に選択できるようにしたものである。
荷重負荷装置に関するもので、特にそのウエイト重量を
細かく端数的に選択できるようにしたものである。
【０００２】
【従来の技術】筋力鍛練機としてのトレーニングマシン
は、荷重負荷部において所望重量のウエイトを選択し、
これを操作部に負荷し、その操作部を腕や脚で回動、昇
降、若しくは前後動させることにより、特定部位の筋力
を鍛練することができるようにしたものである。
は、荷重負荷部において所望重量のウエイトを選択し、
これを操作部に負荷し、その操作部を腕や脚で回動、昇
降、若しくは前後動させることにより、特定部位の筋力
を鍛練することができるようにしたものである。
【０００３】従来の筋力鍛練機を、図８〜１０に示すチ
ェストプレストレーニングマシンの例で説明すると、１
は床面等に載置する基台、２は基台１の後部に立設され
たウエイトフレーム、３は基台１上にその前部から後部
へ所定の角度で傾斜して載設されたガイドフレーム、４
はガイドフレーム３の下面に長手方向へ所定の長さで固
定されたガイドレール、５はレール４に係合して移動可
能な移動ブロック、６は移動ブロック５に固定される操
作部であって移動ブロック５の左右両側に下端部を固定
して前方へやや傾斜させた左右一対のレバー、７はレバ
ー６，６の上端部にそれぞれ固定されたグリップ、８は
ガイドフレーム３とウエイトフレーム２に連結された傾
斜した支持フレーム、９は支持フレーム８の上部に固定
された背当シート、１０は支持フレーム８の下部におい
て高さ調節可能に支持され、ガイドフレーム３と略平行
な座面を有する着座シート、１１は足載台である。
ェストプレストレーニングマシンの例で説明すると、１
は床面等に載置する基台、２は基台１の後部に立設され
たウエイトフレーム、３は基台１上にその前部から後部
へ所定の角度で傾斜して載設されたガイドフレーム、４
はガイドフレーム３の下面に長手方向へ所定の長さで固
定されたガイドレール、５はレール４に係合して移動可
能な移動ブロック、６は移動ブロック５に固定される操
作部であって移動ブロック５の左右両側に下端部を固定
して前方へやや傾斜させた左右一対のレバー、７はレバ
ー６，６の上端部にそれぞれ固定されたグリップ、８は
ガイドフレーム３とウエイトフレーム２に連結された傾
斜した支持フレーム、９は支持フレーム８の上部に固定
された背当シート、１０は支持フレーム８の下部におい
て高さ調節可能に支持され、ガイドフレーム３と略平行
な座面を有する着座シート、１１は足載台である。
【０００４】この筋力鍛練機における荷重負荷部は次の
ようになっている。すなわち、ストッパ３９，３９間を
往復する移動ブロック５の後部に索条１２の一端部が連
結され、その索条１２の他端部はガイドフレーム３の後
部に回転可能に軸支されたシーブ１３からウエイトフレ
ーム２の上部に回転可能に軸支されたシーブ１４を経て
ガイドフレーム２内に延伸し、ウエイト連結具１５に連
結されている。ウエイト連結具１５は、図１１に示した
ように、索条１２の他端部に吊支され、そのウエイト連
結具１５の中央部に垂下する連結棒１６に複数のウエイ
トブロック１７を貫通させ、かつ、ウエイトブロック１
７と連結棒１６の対応する穴孔１８にピン１９を挿入し
て所望枚数の重量を選択可能な公知の構成である。２０
はウエイト連結具１５とウエイトブロック１７の両端部
を直交して遊嵌するガイドロッドであり、また、このウ
エイト部２１を覆うカバー２２が設けられている。
ようになっている。すなわち、ストッパ３９，３９間を
往復する移動ブロック５の後部に索条１２の一端部が連
結され、その索条１２の他端部はガイドフレーム３の後
部に回転可能に軸支されたシーブ１３からウエイトフレ
ーム２の上部に回転可能に軸支されたシーブ１４を経て
ガイドフレーム２内に延伸し、ウエイト連結具１５に連
結されている。ウエイト連結具１５は、図１１に示した
ように、索条１２の他端部に吊支され、そのウエイト連
結具１５の中央部に垂下する連結棒１６に複数のウエイ
トブロック１７を貫通させ、かつ、ウエイトブロック１
７と連結棒１６の対応する穴孔１８にピン１９を挿入し
て所望枚数の重量を選択可能な公知の構成である。２０
はウエイト連結具１５とウエイトブロック１７の両端部
を直交して遊嵌するガイドロッドであり、また、このウ
エイト部２１を覆うカバー２２が設けられている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のトレーニングマシンによると、ウエイトブロック１
７のそれぞれは、現状においては、所定重量（例えば１
０kg）の一定規格品であるから、その複数を選択しても
所定重量の段階的な負荷（２０kg，３０kg，４０kg
…）が設定できるに過ぎず、したがって、それらの中間
の荷重（例えば、１２.５kg、１５kg又は１７.５kg等の
端数）は設定できない。
来のトレーニングマシンによると、ウエイトブロック１
７のそれぞれは、現状においては、所定重量（例えば１
０kg）の一定規格品であるから、その複数を選択しても
所定重量の段階的な負荷（２０kg，３０kg，４０kg
…）が設定できるに過ぎず、したがって、それらの中間
の荷重（例えば、１２.５kg、１５kg又は１７.５kg等の
端数）は設定できない。
【０００６】そこで、この発明は操作部への負荷荷重の
端数的な設定を可能にしたトレーニングマシン用荷重負
荷装置を提供する。
端数的な設定を可能にしたトレーニングマシン用荷重負
荷装置を提供する。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるトレー
ニングマシン用荷重負荷装置は、請求項１によれば、ト
レーニングマシンにおけるウエイトフレーム内で、垂直
に立設した２本のガイドロッドが両端部を貫通して昇降
可能に積層された複数の主ウエイトブロックを、その中
央部に上下方向へ穿設した透孔を貫通する連結棒を備え
たウエイト連結具に選択して係合し、かつ、前記ガイド
ロッドと平行に前記ウエイトフレームに垂直に立設した
第２のガイドロッドが貫通して昇降可能に積層された複
数の副ウエイトブロックを、前記ウエイト連結具に選択
して係合自在となし、該ウエイト連結具に連結した索条
が操作部に延伸して選択した主ウエイトブロック又は主
ウエイトブロックと副ウエイトブロックの荷重を該操作
部に負荷できるようにしたトレーニングマシン用荷重負
荷装置において、前記第２のガイドロッドは前記主ウエ
イトブロックのガイドロッドの背部に配置されて主ウエ
イトブロックと副ウエイトブロックが互いに干渉しない
面で昇降可能に配置され、かつ、前記ウエイト連結具は
前記索条を結合する連結棒の上端部側に前記副ウエイト
ブロックをピンで係脱する透孔を穿設してなることを特
徴とする。また、請求項２によれば、トレーニングマシ
ンにおけるウエイトフレーム内で、垂直に立設した２本
のガイドロッドが両端部を貫通して昇降可能に積層され
た複数の主ウエイトブロックを、その中央部に上下方向
へ穿設した透孔を貫通する連結棒を備えたウエイト連結
具に選択して係合し、かつ、前記ガイドロッドと平行に
前記ウエイトフレームに垂直に立設した第２のガイドロ
ッドが貫通して昇降可能に積層された複数の副ウエイト
ブロックを、前記ウエイト連結具に選択して係合自在と
なし、該ウエイト連結具に連結した索条が操作部に延伸
して選択した主ウエイトブロック又は主ウエイトブロッ
クと副ウエイトブロックの荷重を該操作部に負荷できる
ようにしたトレーニングマシン用荷重負荷装置におい
て、前記第２のガイドロッドは前記主ウエイトブロック
のガイドロッドの側方に配置されてそれらには副ウエイ
トブロックがそれぞれ昇降可能に貫通し、かつ、前記ウ
エイト連結具は前記第２のガイドロッド付近で平行に上
方へ突出する係合フレームを有し、該係合フレームに前
記副ウエイトブロックをピンで係脱する透孔を穿設 して
なることを特徴とする。
ニングマシン用荷重負荷装置は、請求項１によれば、ト
レーニングマシンにおけるウエイトフレーム内で、垂直
に立設した２本のガイドロッドが両端部を貫通して昇降
可能に積層された複数の主ウエイトブロックを、その中
央部に上下方向へ穿設した透孔を貫通する連結棒を備え
たウエイト連結具に選択して係合し、かつ、前記ガイド
ロッドと平行に前記ウエイトフレームに垂直に立設した
第２のガイドロッドが貫通して昇降可能に積層された複
数の副ウエイトブロックを、前記ウエイト連結具に選択
して係合自在となし、該ウエイト連結具に連結した索条
が操作部に延伸して選択した主ウエイトブロック又は主
ウエイトブロックと副ウエイトブロックの荷重を該操作
部に負荷できるようにしたトレーニングマシン用荷重負
荷装置において、前記第２のガイドロッドは前記主ウエ
イトブロックのガイドロッドの背部に配置されて主ウエ
イトブロックと副ウエイトブロックが互いに干渉しない
面で昇降可能に配置され、かつ、前記ウエイト連結具は
前記索条を結合する連結棒の上端部側に前記副ウエイト
ブロックをピンで係脱する透孔を穿設してなることを特
徴とする。また、請求項２によれば、トレーニングマシ
ンにおけるウエイトフレーム内で、垂直に立設した２本
のガイドロッドが両端部を貫通して昇降可能に積層され
た複数の主ウエイトブロックを、その中央部に上下方向
へ穿設した透孔を貫通する連結棒を備えたウエイト連結
具に選択して係合し、かつ、前記ガイドロッドと平行に
前記ウエイトフレームに垂直に立設した第２のガイドロ
ッドが貫通して昇降可能に積層された複数の副ウエイト
ブロックを、前記ウエイト連結具に選択して係合自在と
なし、該ウエイト連結具に連結した索条が操作部に延伸
して選択した主ウエイトブロック又は主ウエイトブロッ
クと副ウエイトブロックの荷重を該操作部に負荷できる
ようにしたトレーニングマシン用荷重負荷装置におい
て、前記第２のガイドロッドは前記主ウエイトブロック
のガイドロッドの側方に配置されてそれらには副ウエイ
トブロックがそれぞれ昇降可能に貫通し、かつ、前記ウ
エイト連結具は前記第２のガイドロッド付近で平行に上
方へ突出する係合フレームを有し、該係合フレームに前
記副ウエイトブロックをピンで係脱する透孔を穿設 して
なることを特徴とする。
【０００８】したがって、主ウエイトブロックの枚数を
選択して設定する荷重の中間荷重を設定する必要性があ
るときは、必要数の主ウエイトブロックと副ウエイトブ
ロックをウエイト連結具に係合させればよい。
選択して設定する荷重の中間荷重を設定する必要性があ
るときは、必要数の主ウエイトブロックと副ウエイトブ
ロックをウエイト連結具に係合させればよい。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の実施の形態を図
に基づき説明する。この発明にかかる荷重負荷装置は、
以下に説明する構造を有するものであり、これが採用さ
れるべきトレーニングマシンは前記したチェストプレス
トレーニングマシンは勿論のこと、ショルダープレス、
フライ、アームカール、クランチ、バックエクステンシ
ョン、ハイプーリー、ロープーリー、レッグカール、レ
ッグエクステンション、レッグプレス等のトレーニング
マシンが含まれる。したがって、以下にはトレーニング
マシン自体についての図示と説明、及び、カバー等付属
品の図示を省略する。また、以下において前記従来例の
構造と同一部分には同一符号を用いた。
に基づき説明する。この発明にかかる荷重負荷装置は、
以下に説明する構造を有するものであり、これが採用さ
れるべきトレーニングマシンは前記したチェストプレス
トレーニングマシンは勿論のこと、ショルダープレス、
フライ、アームカール、クランチ、バックエクステンシ
ョン、ハイプーリー、ロープーリー、レッグカール、レ
ッグエクステンション、レッグプレス等のトレーニング
マシンが含まれる。したがって、以下にはトレーニング
マシン自体についての図示と説明、及び、カバー等付属
品の図示を省略する。また、以下において前記従来例の
構造と同一部分には同一符号を用いた。
【００１０】図１〜３に示すように、腕や脚で回動、昇
降、若しくは前後動させる操作部に隣接して、基台等に
垂直に立設するウエイトフレーム２に、２本のガイドロ
ッド２０が平行に垂設され、このガイドロッド２０，２
０が両端部を貫通して昇降可能に複数の主ウエイトブロ
ック１７が積層して係合し、これらの主ウエイトブロッ
ク１７の上部にはウエイト連結具１５が同じくガイドロ
ッド２０，２０に昇降可能に係合し、このウエイト連結
具１５の連結棒１６が主ウエイトブロック１７の略中央
部に穿設した透孔１８を貫通し、かつ、その透孔１８か
ら連結棒１６に段階的に穿設された透孔１８ａの合致す
るいずれかにピン１９を挿入して所望枚数の重量をウエ
イト連結具１５に連結できる。
降、若しくは前後動させる操作部に隣接して、基台等に
垂直に立設するウエイトフレーム２に、２本のガイドロ
ッド２０が平行に垂設され、このガイドロッド２０，２
０が両端部を貫通して昇降可能に複数の主ウエイトブロ
ック１７が積層して係合し、これらの主ウエイトブロッ
ク１７の上部にはウエイト連結具１５が同じくガイドロ
ッド２０，２０に昇降可能に係合し、このウエイト連結
具１５の連結棒１６が主ウエイトブロック１７の略中央
部に穿設した透孔１８を貫通し、かつ、その透孔１８か
ら連結棒１６に段階的に穿設された透孔１８ａの合致す
るいずれかにピン１９を挿入して所望枚数の重量をウエ
イト連結具１５に連結できる。
【００１１】そして、前記ウエイト連結具１５には索条
１２の一端部が連結され、索条１２の他端部は適宜のシ
ーブを介して前記操作部に延伸する構成であり、この点
については前記従来例と同じ構造である。そこで、前記
ウエイトフレーム２に、ガイドロッド２０，２０の背部
側で、２本の第２のガイドロッド２０ａ，２０ａを平行
に垂設し、このガイドロッド２０ａ，２０ａに副ウエイ
トブロック１７ａ，１７ｂ，１７ｃの複数（３つ）を昇
降可能に係合する。副ウエイトブロック１７ａ〜１７ｃ
の正面略中央部には透孔１８ｂが穿設されている。この
透孔１８ｂに挿通する第２のピン１９ａが、ウエイト連
結具１５の連結棒１６と一体の索条連結部１６ａに挿脱
可能に設けられる。索条連結部１６ａには副ウエイトブ
ロック１７ａの透孔１８ｂに対面して段階的に３つの透
孔１８ｃが穿設されている。
１２の一端部が連結され、索条１２の他端部は適宜のシ
ーブを介して前記操作部に延伸する構成であり、この点
については前記従来例と同じ構造である。そこで、前記
ウエイトフレーム２に、ガイドロッド２０，２０の背部
側で、２本の第２のガイドロッド２０ａ，２０ａを平行
に垂設し、このガイドロッド２０ａ，２０ａに副ウエイ
トブロック１７ａ，１７ｂ，１７ｃの複数（３つ）を昇
降可能に係合する。副ウエイトブロック１７ａ〜１７ｃ
の正面略中央部には透孔１８ｂが穿設されている。この
透孔１８ｂに挿通する第２のピン１９ａが、ウエイト連
結具１５の連結棒１６と一体の索条連結部１６ａに挿脱
可能に設けられる。索条連結部１６ａには副ウエイトブ
ロック１７ａの透孔１８ｂに対面して段階的に３つの透
孔１８ｃが穿設されている。
【００１２】主ウエイトブロック１７は１０kgの重量で
あるが、副ウエイトブロック１７ａ〜１７ｃはそれぞれ
２.５kgの重量であり、したがって、主ウエイトブロッ
ク１７の重量の４分の１の重量である。そして、副ウエ
イトブロック１７ａ〜１７ｃは索条連結部１６ａの高さ
範囲内に存在するように、その最低部の副ウエイトブロ
ック１７ｃを支持する支持部２３がその両端部にアング
ル材２４でウエイトフレーム２に横架されている。
あるが、副ウエイトブロック１７ａ〜１７ｃはそれぞれ
２.５kgの重量であり、したがって、主ウエイトブロッ
ク１７の重量の４分の１の重量である。そして、副ウエ
イトブロック１７ａ〜１７ｃは索条連結部１６ａの高さ
範囲内に存在するように、その最低部の副ウエイトブロ
ック１７ｃを支持する支持部２３がその両端部にアング
ル材２４でウエイトフレーム２に横架されている。
【００１３】そのため、最上部の副ウエイトブロック１
７ａと索条連結部１６ａとにピン１９ａを挿入すれば
２.５kgの端数を、中間部の副ウエイトブロック１７ｂ
と索条連結部１６ａとにピン１９ａを挿入すれば５.０k
gの端数を、そして、最低部の副ウエイトブロック１７
ｃと索条連結部１６ａとにピン１９ａを挿入すれば７.
５kgの端数を、それぞれ選択してウエイト連結具１５に
負荷できるのである。
７ａと索条連結部１６ａとにピン１９ａを挿入すれば
２.５kgの端数を、中間部の副ウエイトブロック１７ｂ
と索条連結部１６ａとにピン１９ａを挿入すれば５.０k
gの端数を、そして、最低部の副ウエイトブロック１７
ｃと索条連結部１６ａとにピン１９ａを挿入すれば７.
５kgの端数を、それぞれ選択してウエイト連結具１５に
負荷できるのである。
【００１４】したがって、操作部への荷重負荷を、例え
ば１２．５ｋｇと設定したいときは、主ウエイトブロッ
ク１７の一つと、副ウエイトブロック１７ａの一つと
を、それぞれピン１９，１９ａで連結棒１５及び索条連
結部１６ａに係合させることにより、ウエイト連結具１
５には１２．５ｋｇの重量が負荷されることとなる。か
くして、例えば２．５ｋｇ毎の増減変更をすることによ
り、１０ｋｇ単位での増減変更しかできなかった従来の
荷重負荷装置に比べると極めて細かな荷重選定ができる
ことになる。
ば１２．５ｋｇと設定したいときは、主ウエイトブロッ
ク１７の一つと、副ウエイトブロック１７ａの一つと
を、それぞれピン１９，１９ａで連結棒１５及び索条連
結部１６ａに係合させることにより、ウエイト連結具１
５には１２．５ｋｇの重量が負荷されることとなる。か
くして、例えば２．５ｋｇ毎の増減変更をすることによ
り、１０ｋｇ単位での増減変更しかできなかった従来の
荷重負荷装置に比べると極めて細かな荷重選定ができる
ことになる。
【００１５】なお、この発明の他の形態を図４〜６に基
づき説明すると、前記副ウエイトブロック１７ａ〜１７
ｃは主ウエイトブロック１７同様に板状で、その両端部
付近に設けた透孔に２本の第２のガイドロッド２０ａ，
２０ａを挿通して昇降可能な構成としたのであるが、図
４に示すように、２本の第２のガイドロッド２０ｂをウ
エイトフレーム２の両内側に沿って上端部をウエイトフ
レーム２に、下端部をアングル材２５で支持してガイド
ロッド２０と平行に、かつ、垂直面を異にしてそれぞれ
立設し、それらのガイドロッド２０ｂ，２０ｂにシリン
ダー形の副ウエイトブロック１７ｄ，１７ｅ，１７ｆを
それぞれ昇降可能に嵌合する。
づき説明すると、前記副ウエイトブロック１７ａ〜１７
ｃは主ウエイトブロック１７同様に板状で、その両端部
付近に設けた透孔に２本の第２のガイドロッド２０ａ，
２０ａを挿通して昇降可能な構成としたのであるが、図
４に示すように、２本の第２のガイドロッド２０ｂをウ
エイトフレーム２の両内側に沿って上端部をウエイトフ
レーム２に、下端部をアングル材２５で支持してガイド
ロッド２０と平行に、かつ、垂直面を異にしてそれぞれ
立設し、それらのガイドロッド２０ｂ，２０ｂにシリン
ダー形の副ウエイトブロック１７ｄ，１７ｅ，１７ｆを
それぞれ昇降可能に嵌合する。
【００１６】この副ウエイトブロック１７ｄ〜１７ｆに
近接するウエイト連結具１５の両側に、係合フレーム１
５ａ，１５ａを直角に溶接等で結合し又はウエイト連結
具１５をコ字形で形成し、この係合フレーム１５ａ，１
５ａには副ウエイトブロック１７ｄ〜１７ｆの側面にそ
れぞれ穿設した係合穴１８ｄに対面する透孔１８ｅが穿
設され、これらの係合穴１８ｄと透孔１８ｅ（図７参
照）に第３のピン１９ｂを挿脱可能に設けたものであ
る。副ウエイトブロック１７ｄ〜１７ｆの重量は主ウエ
イトブロック１７の重量の８分の１の重量で、例えば主
ウエイトブロック１７が１０kgとすると、副ウエイトブ
ロック１７ｄ〜１７ｆはそれぞれ１.２５kgである。な
お、副ウエイトブロック１７ｄ〜１７ｆの重量は、主ウ
エイトブロック１７の重量よりも小さい適当な数値、例
えば１kgとしてもよい。
近接するウエイト連結具１５の両側に、係合フレーム１
５ａ，１５ａを直角に溶接等で結合し又はウエイト連結
具１５をコ字形で形成し、この係合フレーム１５ａ，１
５ａには副ウエイトブロック１７ｄ〜１７ｆの側面にそ
れぞれ穿設した係合穴１８ｄに対面する透孔１８ｅが穿
設され、これらの係合穴１８ｄと透孔１８ｅ（図７参
照）に第３のピン１９ｂを挿脱可能に設けたものであ
る。副ウエイトブロック１７ｄ〜１７ｆの重量は主ウエ
イトブロック１７の重量の８分の１の重量で、例えば主
ウエイトブロック１７が１０kgとすると、副ウエイトブ
ロック１７ｄ〜１７ｆはそれぞれ１.２５kgである。な
お、副ウエイトブロック１７ｄ〜１７ｆの重量は、主ウ
エイトブロック１７の重量よりも小さい適当な数値、例
えば１kgとしてもよい。
【００１７】したがって、左右両側の副ウエイトブロッ
ク１７ｄ，１７ｄをピン１９ｂ，１９ｂを介して係合フ
レーム１５ｂ，１５ｂに係合させれば、前例同様に２．
５ｋｇとなるから、２．５ｋｇ毎の荷重負荷の増減変更
ができることになる。なお、片方の副ウエイトブロック
１７ｄのみを利用して、１．２５ｋｇ毎の荷重負荷の増
減変更ができなくはないけれども、その場合、ガイドロ
ッド２０に係合するウエイト連結具１５の一端部側が他
端部側よりも重くなるために傾斜することにより、ウエ
イト連結具１５自体がガイドロッド２０，２０をスムー
ズに昇降できなくなるか、ガイドロッド２０，２０との
間に抵抗（かじり）が生じて昇降不能となる恐れがある
ため、なるべく左右対称の重量に設定するのがよい。
ク１７ｄ，１７ｄをピン１９ｂ，１９ｂを介して係合フ
レーム１５ｂ，１５ｂに係合させれば、前例同様に２．
５ｋｇとなるから、２．５ｋｇ毎の荷重負荷の増減変更
ができることになる。なお、片方の副ウエイトブロック
１７ｄのみを利用して、１．２５ｋｇ毎の荷重負荷の増
減変更ができなくはないけれども、その場合、ガイドロ
ッド２０に係合するウエイト連結具１５の一端部側が他
端部側よりも重くなるために傾斜することにより、ウエ
イト連結具１５自体がガイドロッド２０，２０をスムー
ズに昇降できなくなるか、ガイドロッド２０，２０との
間に抵抗（かじり）が生じて昇降不能となる恐れがある
ため、なるべく左右対称の重量に設定するのがよい。
【００１８】そこで、図７に示すように、ウエイト連結
具１５のガイドロッド２０，２０が貫通する透孔に所定
長さのガイドスリーブ２６，２６を垂直に連結し、この
ガイドスリーブ２６をガイドロッド２０が貫通してウエ
イト連結具１５の傾斜をなるべく生じさせないようにす
るのがよい。ガイドスリーブ２６はナイロン等の合成樹
脂筒がよい。
具１５のガイドロッド２０，２０が貫通する透孔に所定
長さのガイドスリーブ２６，２６を垂直に連結し、この
ガイドスリーブ２６をガイドロッド２０が貫通してウエ
イト連結具１５の傾斜をなるべく生じさせないようにす
るのがよい。ガイドスリーブ２６はナイロン等の合成樹
脂筒がよい。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したこの発明によれば、主ウエ
イトブロックの重量の数分の１の重量の副ウエイトブロ
ックの一又は複数をウエイト連結具に着脱可能にした荷
重負荷装置であるから、主ウエイトブロックの枚数での
み決定される負荷重量から、さらに、副ウエイトブロッ
クを加えることによって決定される負荷重量にまで変更
できるために、負荷重量の設定範囲が拡張し、鍛練者が
自己に最適と所望する負荷重量を設定できるようにな
り、トレーニングマシンによる効果的な筋肉鍛練等が可
能となる。
イトブロックの重量の数分の１の重量の副ウエイトブロ
ックの一又は複数をウエイト連結具に着脱可能にした荷
重負荷装置であるから、主ウエイトブロックの枚数での
み決定される負荷重量から、さらに、副ウエイトブロッ
クを加えることによって決定される負荷重量にまで変更
できるために、負荷重量の設定範囲が拡張し、鍛練者が
自己に最適と所望する負荷重量を設定できるようにな
り、トレーニングマシンによる効果的な筋肉鍛練等が可
能となる。
【図１】この発明にかかる荷重負荷装置の正面図
【図２】図１の側面図
【図３】図１のＡ−Ａ断面拡大図
【図４】この発明の実施の他の形態を示す正面図
【図５】図４の側面図
【図６】図４のＢ−Ｂ断面拡大図
【図７】ウエイト連結具の正面図
【図８】従来の荷重負荷装置を有するトレーニングマシ
ンの側面図
ンの側面図
【図９】図８の正面図
【図１０】図８の平面図
【図１１】従来の荷重負荷装置の正面図
２…ウエイトフレーム １２…索条 １４…シーブ １５…ウエイト連結具 １５ａ…索条連結部 １６…連結棒 １７…主ウエイトブロック １７ａ〜１７ｃ、１７ｄ〜１７ｆ…副ウエイトブロック １８，１８ａ，１８ｂ，１８ｃ，１８ｅ…透孔 １８ｄ…係合穴 １９…ピン １９ａ，１９ｂ…第２のピン ２０…ガイドロッド ２０ａ，２０ｂ…第２のガイドロッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅原 利男 東京都品川区南品川２−２−13 セノー 株式会社内 (56)参考文献 実開 昭61−156951（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A63B 21/062 A63B 21/06 A63B 23/035 A63B 21/075
Claims (2)
- 【請求項１】 トレーニングマシンにおけるウエイトフ
レーム内で、垂直に立設した２本のガイドロッドが両端
部を貫通して昇降可能に積層された複数の主ウエイトブ
ロックを、その中央部に上下方向へ穿設した透孔を貫通
する連結棒を備えたウエイト連結具に選択して係合し、
かつ、前記ガイドロッドと平行に前記ウエイトフレーム
に垂直に立設した第２のガイドロッドが貫通して昇降可
能に積層された複数の副ウエイトブロックを、前記ウエ
イト連結具に選択して係合自在となし、該ウエイト連結
具に連結した索条が操作部に延伸して選択した主ウエイ
トブロック又は主ウエイトブロックと副ウエイトブロッ
クの荷重を該操作部に負荷できるようにしたトレーニン
グマシン用荷重負荷装置において、前記第２のガイドロ
ッドは前記主ウエイトブロックのガイドロッドの背部に
配置されて主ウエイトブロックと副ウエイトブロックが
互いに干渉しない面で昇降可能に配置され、かつ、前記
ウエイト連結具は前記索条を結合する連結棒の上端部側
に前記副ウエイトブロックをピンで係脱する透孔を穿設
してなることを特徴とするトレーニングマシン用荷重負
荷装置。 - 【請求項２】 トレーニングマシンにおけるウエイトフ
レーム内で、垂直に立設した２本のガイドロッドが両端
部を貫通して昇降可能に積層された複数の主ウエイトブ
ロックを、その中央部に上下方向へ穿設した透孔を貫通
する連結棒を備えたウエイト連結具に選択して係合し、
かつ、前記ガイドロッドと平行に前記ウエイトフレーム
に垂直に立設した第２のガイドロッドが貫通して昇降可
能に積層された複数の副ウエイトブロックを、前記ウエ
イト連結具に選択して係合自在となし、該ウエイト連結
具に連結した索条が操作部に延伸して選択した主ウエイ
トブロック又は主ウエイトブロックと副ウエイトブロッ
クの荷重を該操作部に負荷できるようにしたトレーニン
グマシン用荷重負荷装置において、前記第２のガイドロ
ッドは前記主ウエイトブロックのガイドロッドの側方に
配置されてそれらには副ウエイトブロックがそれぞれ昇
降可能に貫通し、かつ、前記ウエイト連結具は前記第２
のガイドロッド付近で平行に上方へ突出する係合フレー
ムを有し、該係合フレームに前記副ウエイトブロックを
ピンで係脱する透孔を穿設してなることを特徴とするト
レーニングマシン用荷重負荷装置。
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|---|---|---|---|
| JP8283478A JP3054366B2 (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | トレーニングマシン用荷重負荷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8283478A JP3054366B2 (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | トレーニングマシン用荷重負荷装置 |
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|---|---|
| JPH10118222A JPH10118222A (ja) | 1998-05-12 |
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Family Applications (1)
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| JP (1) | JP3054366B2 (ja) |
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-
1996
- 1996-10-25 JP JP8283478A patent/JP3054366B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JPH10118222A (ja) | 1998-05-12 |
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