JP3053442B2 - 水道メータ用パイロット回転検出器 - Google Patents

水道メータ用パイロット回転検出器

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JP3053442B2
JP3053442B2 JP3003245A JP324591A JP3053442B2 JP 3053442 B2 JP3053442 B2 JP 3053442B2 JP 3003245 A JP3003245 A JP 3003245A JP 324591 A JP324591 A JP 324591A JP 3053442 B2 JP3053442 B2 JP 3053442B2
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water meter
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reflecting surface
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博正 山口
幸一 服部
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Aichi Tokei Denki Co Ltd
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Aichi Tokei Denki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水道メータのパイロット
の回転を検出して電気パルス信号を送出する水道メータ
用パイロット回転検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】水道メータでは器差測定を自動的に行な
うために、羽根車等の計器部から指示部に至る減速歯車
列のうち、比較的早く回転する回転軸にパイロットと呼
ばれる複数の反射面を備えたものを取付けている(例え
ば実公昭59ー18328号公報参照)。
【0003】この種のパイロットの代表的なものは図3
(a)(b)に示す形状を有している。1はパイロットで、そ
の上面に8個の反射面2、2、...を有し、水道メー
タの回転軸3の上端にパイロット1のボス部を嵌合固着
して用いる。8個の反射面2は全体として8角錐面を形
成しており、同図(B) に符号Aで示すように光を当て、
反射面2からの反射光の時間的に変る強弱の変化を光セ
ンサで受光して電気信号に変換することでパイロット1
の回転を検出していた。
【0004】光センサとしては1個のフォトトランジス
を用い、その電気信号をトランジスタ回路で処理して
いた。そしてパイロットへの投光器は発光ダイオードを
用い、これが受光用光センサとしての前記フォトトラン
ジスタと共に水道メータの窓ガラスの上方からパイロッ
トに対向して着脱可能の構造になっていた。
【0005】このようなパイロットの回転を光電的に検
出する回転検出器は、水道メータの器差測定を自動的に
行なうときに使われるだけではなく、水道の需要家に設
置されている水道メータのパイロットの回転の時間的変
化を継続して記録することで需要家の水道使用の実態を
調査するロードサーベィ(負荷調査)にも用いられ、こ
のような用途に用いる場合には、機種の異なる多種、多
様の水道メータのパイロットの回転を検出する必要があ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、ロード
サーベイを行なう場合には、異なる機種の水道メータの
パイロットの回転を検出しなければならないが、ロード
サーベイの対象となる水道メータのメーカが異なること
もあり、パイロットの反射面の形状や、窓ガラスからの
距離等、光学的なパラメータが厳密には統一されていな
いことから、回転検出器の光学系(フオトセンサ)を水
道メータの最適位置に挿着するのに、位置合わせがしに
くいとか、調整に手間がかかり、さらには、水の汚れ等
によりパイロットの反射面及び窓ガラスが汚れてしま
い、検出値が微弱となる等の問題点があった。
【0007】そこで、本発明はこのような問題点を解消
でき、厳密な位置合わせや調整を要することなく、多少
の水の汚れでパイロット反射面や窓ガラスの汚れに左右
されることなく、確実にパイロットの回転を検出できる
水道メータ用パイロット回転検出器を提供することを目
的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の水道メータ用パイロット回転検出器は、水
道メータのパイロット(1)の反射面(2)に光を照射
する発光素子(6)と、反射面(2)からの反射光を受
光する複数の光電素子(7)(8)を有し、該複数の光
電素子(7)(8)は、前記反射面(2)の半径方向に
配列し、更に、これらの光電素子(7)(8)からのア
ナログ信号をディジタル信号に変換する入力部(13)
変換されたディジタル信号を加算する加算部(1
4)とを有し加算されたデーターをパルス信号に変換
して出力するCPU回路(10)を具備したことを特徴
とするものである。なお、前記光電素子(7)(8)は
2個であってもよい。
【0009】
【作用】パイロットの反射面からの反射光を、直列に配
列した複数の光電素子で受光し、それらのアナログ電気
信号をA/D変換して加算したあとでパルス信号に変換
するため、パイロットと受光用光電素子との距離が厳密
に位置合わせされなくても、又、パイロットの回転につ
れて反射面ごとに反射光の強さが変化しても、直列に配
置された何れかの光電素子が反射光を受光し、その電気
信号がCPU回路で処理されパルス信号として出力され
る。
【0010】
【実施例】図1の実施例で、1は反射面2を有するパイ
ロットで、水道メータの回転軸3に嵌合固着されてい
る。4は水道メータの文字板、5は窓ガラスである。6
は発光素子、7と8は直列に配置された光電素子で、こ
れらの発光素子6と光電素子7、8は取付用治具9に一
体的に装着されていて、水道メータの窓ガラス5の上方
から窓ガラス5を通して発光素子6の光をパイロット1
の反射面2に照射するように取付用治具9を周知の方法
で水道メータに取付ける。
【0011】なお、光電素子7と8を直列に配置すると
いう表現は、光電素子素子7と8をパイロット1の反射
面の半径方向に並べて配列することを意味する。光電素
子7と8は、図示のようにその下端受光面が反射面2に
向けて取付治具9に装着されている。
【0012】10はCPU回路で、第1の光電素子7か
らのアナログ信号をディジタル信号に変換するA/D変
換部11と第2の光電素子8からのアナログ信号をディ
ジタル信号に変換するA/D変換部12とを有する入力
部13と、変換されたディジタル信号を加算する加算部
14と、加算されたデータをパルス信号に変換して出力
するパルス信号化部15とからなり、いわゆるマイクロ
コンピュータで構成されている。
【0013】16はロードサーベィデータ収集装置で、
前記発光素子6に照射用電力を供給すると共に、CPU
回路10からのパルス信号を収集記録する。
【0014】次に図2(a) 〜(d) を参考にして、図1の
CPU回路の動作を説明する。図2の(a) と(b)は、光
電素子7 と8 からA/D変換部11と12にそれぞれ入
力されるアナログ信号波形で、パイロットの回転につ
れ、その反射面の一つずつ毎に変動している。図2の
(c) は、同図(a)(b)のアナログ信号を図1のA/D変換
部11と12でそれぞれディジタル信号に変換してから
加算部14で加算したマイコン内部合計値(すなわち光
電素子7と8の信号の和)で、この図ではアナログ的な
波形として図示してあるが、実際にはCPU回路10で
あるマイコンの内部ではディジタル信号として処理され
ている。
【0015】図2(c) のマイコン内部合計値(加算値)
は図1のパルス信号化部15でパルス信号に変換され
る。図2(c) の信号がその極値から0.5 V上昇すると
ハイレベルHをとり、極大値から0.5V下降するとロ
ーレベルLをとるようなマイコンのソフトが定めてあ
る。図2(d)はその出力信号波形(パルス信号)を示
す。
【0016】
【発明の効果】本発明の水道メータ用パイロット回転検
出器は上述のように構成されているので、受光素子とパ
イロット間の距離が変ったり、パイロット自身の回転に
よる振れで受光信号に影響がでたりしても、直列に配置
されている光電素子の何れかが反射光を受光して電気信
号に変換してCPU回路で処理するため、回転検出器の
取付位置を厳密に調整しなくても、パイロットの回転を
確実に検出できる。さらに、水の汚れやパイロット反射
面の汚れ、ガラス窓の汚れ等によって受光した電気信号
が弱くても、0,5V以上で振れておれば回転検出がで
きることも判った。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】本発明の実施例の作動を説明するための信号波
形を示す図である。
【図3】パイロットを示す図で、(a) は上面図、(b) は
縦断正面図である。
【符号の説明】
1 パイロット 2 反射面 6 発光素子 7、8 光電素子 13 入力部 14 加算部 10 CPU回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−249924(JP,A) 特開 昭60−111163(JP,A) 特開 昭60−253873(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01F 1/075 G01F 15/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水道メータのパイロット(1)の反射面
    (2)に光を照射する発光素子(6)と、反射面(2)
    からの反射光を受光する複数の光電素子(7)(8)
    有し、該複数の光電素子(7)(8)を、前記反射面
    (2)の半径方向に配列し、更に、これらの光電素子
    (7)(8)からのアナログ信号をディジタル信号に変
    換する入力部(13)と変換されたディジタル信号を
    加算する加算部(14)とを有し加算されたデーター
    をパルス信号に変換して出力するCPU回路(10)を
    具備したことを特徴とする水道メータ用パイロット回転
    検出器。
  2. 【請求項2】 水道メータのパイロット(1)の反射面
    (2)に光を照射する発光素子(6)と、反射面(2)
    からの反射光を受光する2個の光電素子(7)(8)を
    有し、該2個の光電素子(7)(8)を、前記反射面
    (2)の半径方向に配列し、更に、これらの光電素子
    (7)(8)からのアナログ信号をディジタル信号に変
    換する入力部(13)と、変換されたディジタル信号を
    加算する加算部(14)とを有し、加算されたデーター
    をパルス信号に変換して出力するCPU回路(10)を
    具備したことを特徴とする水道メータ用パイロット回転
    検出器。
JP3003245A 1991-01-16 1991-01-16 水道メータ用パイロット回転検出器 Expired - Lifetime JP3053442B2 (ja)

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KR100438090B1 (ko) * 2001-05-02 2004-07-02 청주도시가스주식회사 가스 계량기
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