JP3050810U - 浮 袋 - Google Patents

浮 袋

Info

Publication number
JP3050810U
JP3050810U JP1998000138U JP13898U JP3050810U JP 3050810 U JP3050810 U JP 3050810U JP 1998000138 U JP1998000138 U JP 1998000138U JP 13898 U JP13898 U JP 13898U JP 3050810 U JP3050810 U JP 3050810U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
buoyancy body
sunshade
buoyancy
hole
seat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1998000138U
Other languages
English (en)
Inventor
明 田村
Original Assignee
株式会社ナカジマコーポレーション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ナカジマコーポレーション filed Critical 株式会社ナカジマコーポレーション
Priority to JP1998000138U priority Critical patent/JP3050810U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3050810U publication Critical patent/JP3050810U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toys (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】炎天下で使用されるため、特に、幼児にとって
は日射病等が、成人者にとっては紫外線に当たり過ぎに
よるシミや皮膚ガン等の疾病が危惧される。 【解決手段】リング状等の所望形状に成形された浮力本
体1と、該浮力本体1の上面に所定間隔をもって被装さ
れたサンシェード2とを備える。前記浮力本体1には貫
通孔1aを介して座体を連設せしめる。この座体は底面
に一対の脚挿入孔3aを有する有底環状の座体シートか
らなり、底面が浮力本体1の底面よりも下位になるよう
に折り畳み若しくは伸縮自在に垂設するのが良い。サン
シェード2は、中空の空気袋や浮遊性部材から断面門型
若しくはアーチ状に成形されるものであり、所定位置に
小窓2c,2cと、前記浮力本体1に着脱自在に取り付
けするための連結孔とを形成するのが良い。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は浮袋の改良に関し、更に詳しくは、仮令、炎天下の海やプール等で使 用しても直射日光、雨、紫外線を避けることができる有用な浮袋に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、斯かる浮袋としては、例えば、リング状に形成された合成樹脂シート製 の浮力本体を(空気を入れて)膨らまし、その中央の貫通孔内に胴体を入れるべ く遊戯者に装着されることにより、プール、河川若しくは海にての泳ぎを補助す べく水上に浮遊する浮き輪や、乗り降り自在の空気マット等が周知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の浮袋にあっては、炎天下で使用されることが多 いため、特に、幼児にとっては日射病等が危惧されるものであり、また、成人者 にとっては、日焼けの他、紫外線に当たり過ぎによるシミや皮膚ガン等の疾病を も心配されるものであった。
【0004】 本考案は斯かる問題点に鑑みてなされたもので、仮令、炎天下の海やプール等 で使用しても(少なくとも頭部への)直射日光や雨、紫外線を避けることができ る、有用な浮袋を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の如き従来の問題点を解決し、所期の目的を達成するため本考案の要旨と する構成は、リング若しくはマット状等の所望形状を呈する浮力本体と、少なく とも該浮力本体の一部を覆被すべく配設された所望大きさのサンシェードとを備 えてなる浮袋に存する。
【0006】 また、前記サンシェードは、アーチ若しくは断面門型に成形されると共に、そ の側面に小窓を備えるのが良く、更には、同サンシェードを空気袋若しくは浮遊 性部材にて成形するのが良い。
【0007】 更に、前記浮力本体は、所定位置に形成された貫通孔と、該貫通孔に連通すべ く配設された面状若しくは有底環状等の座体とを備えてなるのが良い。
【0008】 また、前記座体は、少なくとも底部が浮力本体の底面よりも下位に位置するよ うに配設されるのが良い。
【0009】 このように構成される本考案の浮袋は、リング若しくはマット状等の所望形状 を呈する浮力本体と、少なくとも該浮力本体の一部を覆被すべく配設された所望 大きさのサンシェードとを備えてなることによって、前記サンシェード下に、頭 や顔等の身体の一部若しくは全部を入れるだけで、その部分の直射日光や雨を避 け得ることとなる。
【0010】 また、前記サンシェードは、断面門型に成形されると共に、少なくともその側 面に小窓を備えれば、解放端側から身体の頭や顔等が入れ易くなると共に、視界 が遮られる心配もない。
【0011】 更に、同サンシェードを空気袋若しくは浮遊性部材にて成形することにより、 仮令、遊戯者が浮力本体から転倒したとしても、サンシェードは、水中に沈むこ となく、浮遊することになる。
【0012】 また、前記浮力本体が、所定位置に形成された貫通孔と、該貫通孔に連通すべ く配設された面状若しくは有底環状等の座体とを備えてなることによって、前記 貫通孔内には、幼児等の遊戯者が着座し得るのみならず、後述する脚挿入孔を開 けることなくその有底環状のまま使用することで、所謂、貴重品袋として眼鏡や 時計等の小物をも保持し得ることとなる。
【0013】 更に、前記座体が、少なくとも底部の座体シートが浮力本体の底面よりも下位 に位置するように配設されれば、浮力本体よりも深い位置に遊戯者が着座し得る こととなり、その分、重心が低くなって安定性に優れることとなる。
【0014】
【考案の実施の形態】
次に、本考案の実施の一例を図面を参照しながら説明する。図中Aは、本考案 に係る浮袋であり、この浮袋Aは、図1に示すように、リング状の浮力本体1と 、該浮力本体1の上面に被装されたサンシェード2とを備えている。
【0015】 前記浮力本体1は、中央に貫通孔1aを形成すべくリング状に型抜きされた塩 化ビニール等のシート体(図示せず)を重合し、その内周縁と外周縁とを溶着す ることにより中空環状の浮袋に形成されるものであり、吸込口1bより中空内部 に空気を入れて膨らませることにより使用するものである。
【0016】 また、この浮力本体1の所望位置には、サンシェード2を着脱自在に取り付け るための係合突起1c,1cが突設されている。この係合突起1c,1cは、そ れぞれ単体物からなるものであるが、浮力本体1内と連通させることにより、同 浮力本体1内に空気が入れられて初めて表面に膨出するようにしても良い。
【0017】 その他、この浮力本体1には、遊戯者が掴まるためのハンドル(図示せず)等 が突設されたり、必要に応じ表面にキャラクター人形等の図柄がプリントされる ことは云うまでもない。
【0018】 更に、この浮力本体1の貫通孔1a内には、座体3が連設されている。この座 体3は、図2又は図3に示すように、底面に一対の脚挿入孔3a,3aを有する 有底環状の座体シートからなり、底面が浮力本体1の底面1dよりも下位になる ように折り畳み若しくは伸縮自在に垂設されている。
【0019】 尚、図示はしないが、前記脚挿入孔3a,3aには、ゴム等の可撓性部材から なる脚孔保護部材を装着するのが良い。この脚孔保護部材としては、例えば、同 脚挿入孔3a,3a内にそれぞれ整合される環状の曲面突起と、該曲面突起の外 周に張り出すべく形成された鍔部と、前記曲面突起同士を一体的に連結するジョ イント部とから構成されるものを使用するのが好ましい。
【0020】 また、この脚孔保護部材を、座体3の裏面から溶着すれば、前記曲面突起のみ が遊戯者の脚と接触し得るように装着できるため、股ズレ等の問題を生じること がなく、また、脚挿入孔3a,3a及び座体3の底面の補強をもなすため、安易 な破損も防止できる。
【0021】 一方、前記サンシェード2は、塩化ビニール等からなる中空の空気袋や発泡性 材料等の浮遊性部材から成形されるものであり、浮力本体1の上面に所定間隔を 介して平行に配置される天頂面と2aと、該天頂面2aの両側面に立設された面 状の取付部2b,2bとから断面門型(若しくはアーチ状)に成形されている。
【0022】 また、この取付部2b,2bには、図4に示すように、逆三角形状の小窓2c ,2cと、前記浮力本体1の係合突起1c,1cに着脱自在に嵌合される連結孔 2d,2dとが形成されている。
【0023】 このように構成される本考案の浮袋は、浮力本体1とサンシェード2とをそれ ぞれ別々に空気を入れて膨らませ、前記サンシェード2の連結孔2d、2dを前 記浮力本体1の係合突起1c,1cに圧接嵌合するだけで、簡単に取り付けセッ トできる他、炎天下での使用であっても、直射日光を避けるべく遊戯者(幼児等 )の頭上を前記サンシェード2で安全に覆被できるのである。
【0024】 しかも、前記座体3が、前記浮力本体1の底面1dよりも下位に底面(座体シ ート)が位置するように形成されているため、浮力本体1よりも深い位置に遊戯 者が着座でき(低重心)、幼児等を乗せた状態で水上を牽引しても、安易に転倒 することがなく、頗る安定性に優れるのである。
【0025】 また、浮力本体1に対し前記座体3が折り畳み・収縮自在になることから、未 使用時にあっては、座体3そのものを貫通孔1c内にコンパクトに収まるべく収 縮変形することもできるため、地面上に載置する場合や持ち運び等にあって座体 3が邪魔になることはない。
【0026】 尚、本考案はこれら実施例に限定されることなく、本考案の目的の範囲内で自 由に設計変更し得るものであり、本考案はそれらの全てを包摂するものである。 例えば、本実施例の浮力本体1は、リング状に形成されているが、これに限定さ れることなく、図8に示すように、マット状に形成しても良いものであり、その 他、飛行機、自動車或いは動物等といった適宜形態に成形できることは云うまで もない。
【0027】 因に、本実施例の図8にあっては、マット状の浮力本体1に対し局部にサンシ ェード2を覆被しているが、これに限定されることなく、浮力本体1の全面を覆 えるように同サンシェード2を浮力本体1と同寸大(同形同大)に若しくはそれ よりも大きく成形しても良い。
【0028】 また、本実施例では、浮力本体1とサンシェード2とを別々に構成しているが 、浮力本体1を膨らませると同時に同サンシェード2も膨大するように一体的に 形成しても良い。
【0029】 更に、前記座体3には、一対の脚挿入孔3a,3aを形成して遊戯者が脚を放 り出して着座できるようにしているが、本考案は、これに限定されることなく、 座体3をそのまま利用することにより、小物入れやペット用の浮袋としても使用 できるものである。
【0030】 例えば、前記座体3に脚挿入孔3a,3aを開けることなくそのまま同座体3 を有底環状の袋体として使用すれば、浮力本体1のど真ん中に貴重品袋として眼 鏡や時計といった貴重品や小物を入れ置くことができ、遊泳の際にも近くに浮遊 させることができるため、遊泳中の盗難防止にもなるものである。
【0031】 また、その際、波等の振動で座体3内に入れ置いている時計等の小物(中身) が安易に飛び出さないように、浮力体1の貫通孔1a及び/又は座体3の上端開 口側にファスナー等で止着できる開閉蓋(図示せず)を装着させたり、斯かる浮 袋が必要以上に流されないように、手等に簡単に繋止できるリング付き手綱や命 綱等を兼備させても良い。
【0032】 更に、この座体3は、合成樹脂シート等の非透水性素材のみならず、編み(メ ッシュ)状の素材(透水性素材)で成形しても良いものであり、使用目的や用途 に応じて適宜素材が選択されることは云うまでもない。
【0033】
【考案の効果】
本考案は上述のように構成され、リング若しくはマット状等の所望形状を呈す る浮力本体と、少なくとも該浮力本体の一部を覆被すべく配設された所望大きさ のサンシェードとを備えてなることによって、前記サンシェード下に、頭や顔等 の身体の一部若しくは全部を入れるだけで、その部分の直射日光や雨を避けるこ とができる有用な浮袋を提供できることとなった。
【0034】 また、前記サンシェードは、アーチ若しくは断面門型に成形されると共に、少 なくともその側面に小窓を備えれば、解放端側から身体の頭や顔等が入れ易くな ると共に、視界が遮られる心配もないため、幼児等であっても安全に使用できる といった効果を奏するものである。
【0035】 更に、同サンシェードを空気袋若しくは浮遊性部材にて成形することにより、 仮令、遊戯者が浮力本体から転倒したとしても、サンシェードは、水中に沈むこ となく浮遊するため、遊戯者の人命救助具として役立つといった効果を奏するも のである。
【0036】 また、前記浮力本体が、所定位置に形成された貫通孔と、該貫通孔に連通すべ く配設された面状若しくは有底環状等の座体とを備えてなることによって、前記 貫通孔内には、幼児やペット等の他、眼鏡や時計等の小物をも保持できるといっ た効果を奏するものである。
【0037】 更に、前記座体が、少なくとも底部が浮力本体の底面よりも下位に位置するよ うに配設されれば、浮力本体よりも深い位置に遊戯者が着座できるため、より重 心が低くなって安定性に優れるといった効果を奏するものである。
【0038】 このように本考案は、仮令、炎天下の海やプールで使用しても(少なくとも頭 部への)直射日光や雨等を避けることができる有用な浮袋を提供できるものであ り、また、構成が単純であるため大量生産に適し価格も低廉なものとして需要者 に供給できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る浮袋の斜視図である。
【図2】同浮袋の正面図である。
【図3】同浮袋の側面図である。
【図4】同浮袋の組立分解斜視図である。
【図5】同浮袋の平面図である。
【図6】同浮袋の底面図である。
【図7】同浮袋の縦断面図である。
【図8】同浮袋の他の実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 浮力本体 1a 貫通孔 1b 吸込口 1c 係合突起 1d 底面 2 サンシェード 2a 天頂面 2b 取付部 2c 小窓 2d 連結孔 3 座体 3a 脚挿入孔

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リング若しくはマット状等の所望形状を呈
    する浮力本体と、少なくとも該浮力本体の一部を覆被す
    べく配設された所望大きさのサンシェードとを備えてな
    ることを特徴とする浮袋。
  2. 【請求項2】前記サンシェードは、アーチ若しくは断面
    門型に成形されると共に、その側面に小窓を設けてなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の浮袋。
  3. 【請求項3】前記サンシェードは、空気袋若しくは浮遊
    性部材にて成形されていることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の浮袋。
  4. 【請求項4】前記浮力本体は、所定位置に形成された貫
    通孔と、該貫通孔に連通すべく配設された面状若しくは
    有底環状等の座体とを備えてなることを特徴とする請求
    項1に記載の浮袋。
  5. 【請求項5】前記座体は、少なくとも底部が浮力本体の
    底面よりも下位に位置するように配設されていることを
    特徴とする請求項4に記載の浮袋。
JP1998000138U 1998-01-23 1998-01-23 浮 袋 Expired - Lifetime JP3050810U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998000138U JP3050810U (ja) 1998-01-23 1998-01-23 浮 袋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998000138U JP3050810U (ja) 1998-01-23 1998-01-23 浮 袋

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3050810U true JP3050810U (ja) 1998-08-07

Family

ID=43184996

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1998000138U Expired - Lifetime JP3050810U (ja) 1998-01-23 1998-01-23 浮 袋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3050810U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021127010A (ja) * 2020-02-14 2021-09-02 株式会社ヒオキ 浮き具及び空気室を備えた樹脂構造物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021127010A (ja) * 2020-02-14 2021-09-02 株式会社ヒオキ 浮き具及び空気室を備えた樹脂構造物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6749474B2 (en) Inflatable flotation device having removable canopy
US6447353B1 (en) Toddler/adult float jacket
US5409411A (en) Life preserver child bed flotation assembly
US6595861B1 (en) Infant play pool
US4687452A (en) Gas-inflatable, floating, portable seat
US4601667A (en) Gas-inflatable, floatable portable seat
EP1597143B1 (en) Collapsible flotation device having support member
US5394822A (en) Umbrella support for a recreational floatation device
US6126504A (en) Infant flotation device
US3931657A (en) Life vest
US20050176319A1 (en) Collapsible floating assembly
US8187047B1 (en) Tethered flotation device and method of use thereof
US20070072690A1 (en) Inflatable and expandable slide and pool construction
US7207857B2 (en) Floating assemblies
US20030232551A1 (en) Collapsible mat assemblies
US7255621B2 (en) Personal flotation device
US20140346824A1 (en) Rapid Drying Buoyant Cushion and Floatation Device
US2767408A (en) Children's portable toilet seat
WO2004011329A2 (en) Personal flotation devices
US20070238375A1 (en) Surfcraft
US5993276A (en) Floating child restraint assembly
JP3050810U (ja) 浮 袋
US20090124147A1 (en) Child flotation device
JP2008237868A (ja) 子供用いす
US3528110A (en) Buoyant swimming pool covers