JP3050574U - ペット用食器 - Google Patents

ペット用食器

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JP3050574U
JP3050574U JP1998000080U JP8098U JP3050574U JP 3050574 U JP3050574 U JP 3050574U JP 1998000080 U JP1998000080 U JP 1998000080U JP 8098 U JP8098 U JP 8098U JP 3050574 U JP3050574 U JP 3050574U
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container
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JP1998000080U
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映子 森本
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映子 森本
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  • Feeding And Watering For Cattle Raising And Animal Husbandry (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 餌収容部に餌を入れておいても蟻等がたかる
虞れなくする。 【解決手段】 上方を開放し内方に餌収容部(2)を形成
した容器本体(3)の周囲に、容器本体(3)の周壁(5)か
ら離隔させて外壁(6)を形成する。この外壁(6)と上記
周壁(5)との間に液体収容部(7)を形成し、この液体収
容部(7)へ、上記容器本体(3)の周壁(5)を取り囲む状
態に液体を収容する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、犬や猫などのペットに餌を与える際に、この餌を入れるための食器 に関し、さらに詳しくは、餌収容部に餌を入れておいても蟻等がたかる虞れのな い、ペット用食器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、犬や猫などのペットに餌を与える際には、例えば図5に示すような、皿 状や椀状等の食器(51)が用いられる。 即ち、所定形状の底部(52)の上面周囲に環状の周壁(53)を形成して、この周壁 (53)の内方に上方を開放した餌収容部(54)を形成してあり、この餌収容部(54)に 餌を入れ地面等に載置してペットに与えられる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のペット用食器(51)にあっては、餌収容部(54)の周りに周壁(53)のみ が形成されており、食器(51)をこのまま地面に載置しておくと、周囲から蟻が集 まってきて周壁(53)を乗り越え、餌収容部(54)内へ侵入して餌にたかることがあ る。 この多数の蟻がたかった餌はペットが食することができず、全ての蟻を取り除 くのは煩雑であり、餌を廃棄するにしても始末に困ることになる。
【0004】 本考案は、餌収容部に餌を入れておいても蟻等がたかる虞れのない、ペット用 食器を提供することを技術的課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するため、例えば本考案の実施の形態を示す図1から 図4に基づいて説明すると、ペット用食器を次のように構成したものである。 即ち、本考案は、上方を開放し内方に餌収容部(2)を形成した容器本体(3)の 周囲に、容器本体(3)の周壁(5)から離隔させて外壁(6)を形成して、この外壁 (6)と上記周壁(5)との間に液体収容部(7)を形成し、この液体収容部(7)へ、 上記容器本体(3)の周壁(5)を取り囲む状態に液体(11)を収容可能に構成したこ とを特徴とする。
【0006】
【作用】
上記液体収容部に水等の液体を入れると、餌収容部を有する容器本体の周囲が この液体で取り囲まれることになり、外部から侵入しようとする蟻はこの液体を 渡ることができないので、餌収容部に達することができない。 一方、犬や猫などのペットは、餌収容部の開放された上方から口を近づけるこ とにより餌を簡単に食することができる。
【0007】 上記液体収容部には、水等の液体を餌収容部へ流入しないように収容すればよ く、例えば容器本体の周壁が低くても液体収容部に入れる液量を適量にすればこ の周壁を越えて液体が餌収容部へ流入することがない。 しかしながら、上記液体収容部の外壁の高さを容器本体の周壁の高さ以下に形 成した場合には、液体収容部に収容できる液体の液面が容器本体の周壁を越える ことがなく、液体が餌収容部内へ流入することがない。
【0008】 上記外壁は容器本体とは別体に形成して両者を互いに固定してもよいが、外壁 を容器本体と最初から一体に形成しておくと両者を固定する作業が不要となり、 ペット用食器を簡単に製作することができる。
【0009】 また、上記外壁と容器本体とは、接着剤や溶着等により互いに離脱不能に固定 してもよいが、この場合には液体収容部が狭いと隅々まで洗浄するのが容易でな い場合がある。 しかしながら、上記外壁と容器本体とを互いに離脱可能に固定した場合には、 両者を互いに離脱させることにより容器本体の餌収容部や上記液体収容部等を隅 々まで簡単に洗浄することができる。
【0010】
【実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づき説明する。 図1及び図2は本考案の第1実施形態を示し、図1はペット用食器の一部破断 斜視図、図2は餌と水を収容した状態の縦断面図である。
【0011】 図1及び図2に示すように、このペット用食器(1)は、上方を開放し内方に餌 収容部(2)を形成した容器本体(3)と、その下方に配置した大径の外側容器(4) とからなり、容器本体(3)の周壁(5)と外側容器(4)の外壁(6)との間に液体収 容部(7)を形成してある。なお、上記外側容器(4)の上面中央には突起(8)を形 成してあり、この突起(8)を容器本体(3)の下面中央に設けた係合穴(9)に突入 させて係合することにより、上記外壁(6)を有する外側容器(4)を容器本体(3) に離脱可能に固定してある。
【0012】 このペット用食器(1)を用いて犬や猫などのペットに餌を与える場合には、図 2に示すように、上記容器本体(3)内の餌収容部(2)に餌(10)を入れるとともに 、上記液体収容部(7)へ、容器本体(3)の周壁(5)を取り囲む状態に水(11)を入 れる。このとき、この液体収容部(7)の外側の外壁(6)の高さは内側の容器本体 (3)の周壁(5)よりも低いので、液体収容部(7)内の水(11)が容器本体(3)の周 壁(5)を乗り越えて餌収容部(2)へ流入することがない。
【0013】 上記ペット用食器(1)に近づこうとする蟻は、上記液体収容部(7)に入れた水 を渡ることができないので、餌収容部(2)内に侵入することができず、餌(10)に たかることがない。 そしてペットが餌(10)を食べ終えると、上記突起(8)と係合穴(9)との係合を 解除し、容器本体(3)と外側容器(4)とを互いに分離して餌収容部(2)と液体収 容部(7)とが別々に隅々まで洗浄される。
【0014】 上記第1実施形態では外壁と容器本体とをそれぞれ別体に形成して両者を互い に固定したが、本考案のペット用食器は両者を最初から一体に形成したものであ ってもよい。 即ち、図3は本考案の第2実施形態を示し、合成樹脂材料により容器本体(3) とその周囲の外壁(6)とを一体に形成したものである。なお、容器本体(3)内に 餌収容部(2)を形成し、上記外壁(6)と容器本体(3)の周壁(5)との間に液体収 容部(7)を形成してある点は、上記第1実施形態と同様である。 この第2実施形態では容器本体(3)と外壁(6)とを一体に形成しているので、 両者を互いに固定する作業が不要となり、これによりペット用食器(1)を簡単に 製造できるうえ、分解や組み立てが不要であるので使用時の取り扱いも簡単であ る。
【0015】 図4は本考案の第3実施形態を示し、餌収容部と液体収容部とを互いに分離不 能に固定したものである。 即ち、この第3実施形態では、底の浅い受け皿(12)の底部(13)上面に円筒状の 周壁(5)を溶接固定して、この円筒状の周壁(5)と受け皿(12)の底部(13)とで容 器本体(3)を構成してある。そして、上記周壁(5)の内方に餌収容部(2)を形成 し、この周壁(5)と上記受け皿(12)の外壁(6)との間に液体収容部(7)を形成し てある。
【0016】 上記ペット用食器を形成する材料としては、上記第2実施形態で説明した合成 樹脂材料のほか、陶器やガラス、金属、木材など、ペット用食器として使用可能 な材料であればよく、特定の材料に限定されない。 なお、上記実施形態ではいずれも容器本体を平面視で円形に形成した場合につ いて説明したが、本考案のペット用食器の形状は、平面視で楕円や矩形など他の 形状であってもよいことはいうまでもない。
【0017】
【考案の効果】
本考案は上記のように構成され作用することから、次の効果を奏する。
【0018】 (イ)液体収容部に水等の液体を入れることにより、蟻が餌収容部内へ侵入する ことを防止できるので、犬や猫などのペットへ餌を与える際に、餌を入れた食器 を地面に載置しておいてもこの餌に蟻等がたかることがない。この結果、ペット は餌収容部の開放された上方から口を近づけることにより気持ちよく餌を食べる ことができる。
【0019】 (ロ)上記液体収容部の外壁の高さを、容器本体の周壁の高さ以下に形成した場 合には、液体収容部に収容できる液体の液面が容器本体の周壁を越えることがな く、液体が餌収容部内へ流入しないので、餌収容部内の餌を液体で濡らすことな く、液体収容部へ液体を簡単に注入することができる。
【0020】 (ハ)上記外壁と容器本体とを一体に形成した場合には、両者を別体に形成した 場合に比べて両者を互いに固定する作業が不要となるので、簡単に製造でき、安 価に実施することかできる。
【0021】 (ニ)上記外壁と容器本体とを互いに離脱可能に固定した場合には、両者を離脱 させることにより容器本体の餌収容部や上記液体収容部等を隅々まで簡単に洗浄 することができ、ペット用食器を清潔に保つことが容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施形態を示す、ペット用食器の
一部破断斜視図である。
【図2】第1実施形態の、餌と水を収容した状態のペッ
ト用食器の縦断面図である。
【図3】本考案の第2実施形態を示す、ペット用食器の
縦断面図である。
【図4】本考案の第3実施形態を示す、ペット用食器の
縦断面図である。
【図5】従来技術を示す、ペット用食器の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…ペット用食器、 2…餌収容部、 3…容器本体、 5…容器本体の周壁、 6…外壁、 7…液体収容部、 11…液体(水)。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方を開放し内方に餌収容部(2)を形成
    した容器本体(3)の周囲に、容器本体(3)の周壁(5)か
    ら離隔させて外壁(6)を形成して、この外壁(6)と上記
    周壁(5)との間に液体収容部(7)を形成し、 この液体収容部(7)へ、上記容器本体(3)の周壁(5)を
    取り囲む状態に液体(11)を収容可能に構成したことを特
    徴とする、ペット用食器。
  2. 【請求項2】 上記外壁(6)の高さを、容器本体(3)の
    周壁(5)の高さ以下に形成した、請求項1に記載のペッ
    ト用食器。
  3. 【請求項3】 上記外壁(6)を容器本体(3)と一体に形
    成した、請求項1または請求項2に記載のペット用食
    器。
  4. 【請求項4】 上記外壁(6)と容器本体(3)とを互いに
    離脱可能に固定した、請求項1または請求項2に記載の
    ペット用食器。
JP1998000080U 1998-01-16 1998-01-16 ペット用食器 Expired - Lifetime JP3050574U (ja)

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