JP3050035U - 目覚まし機能付き枕 - Google Patents

目覚まし機能付き枕

Info

Publication number
JP3050035U
JP3050035U JP1997011871U JP1187197U JP3050035U JP 3050035 U JP3050035 U JP 3050035U JP 1997011871 U JP1997011871 U JP 1997011871U JP 1187197 U JP1187197 U JP 1187197U JP 3050035 U JP3050035 U JP 3050035U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pillow
sound
vibration
switch
clock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1997011871U
Other languages
English (en)
Inventor
敏恵 松野
美保 松野
Original Assignee
松野 秀男
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松野 秀男 filed Critical 松野 秀男
Priority to JP1997011871U priority Critical patent/JP3050035U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3050035U publication Critical patent/JP3050035U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Clocks (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】より快適確実な目覚まし機能を提供する。 【構成】枕内部に設置した音又は振動、或いは音と振動
両者を発生させる装置を、枕内部或いは外部に設置した
前記音又は振動或いは両者を発生させる装置に所定の時
刻に動作命令を与える手段とを備えたことを特徴とする
目覚まし機能付き枕

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、従来用いられていた目覚まし時計に替え、枕にて音又は振動或いは両 者を発生させる装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、目覚ましは時計に付属しており、所定の時間にベルがなる等音響にて人間 に時間を知らせる方法がとられていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の方法では、無意識に時計のベルを止める或いは眠さのあまり音が聞こえな い等の不都合があった。また、ステレオ等で目覚ましの代替えをする場合、大き な音を出すと隣家への騒音となるという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案では、上記の不都合を解決するために、枕自体に音又は振動、或いは両者 を発生する機能を備えることにより、確実な目覚めを促すものである。
【0005】
【考案の実施の形態】
【実施例1】 まず、枕内部に全ての装置を組み込む場合の例を述べる。図−1に示すように、 枕1の内部に時計機能及び目覚まし機能を持つ時計装置2、音響又は振動或いは 両者を発生させる装置及びこれらを駆動させる電池を設置する。時計機能と目覚 まし機能を有する時計装置2については、電子回路としては極めて一般的なもの であるのでここでは詳述しないが、情報表示のための液晶表示部3、時刻合わせ や目覚まし時刻設定のための操作スイッチ4を設置するとよい。電池は図−1に は示していないが、時計装置2にの内部に収納する形態とすると良い。また、分 りやすくするために枕1の外形は点線で示してある。
【0006】音の発生装置はステレオやウォークマンのヘッドホン等に一般に用 いられており、振動の発生装置もポケベルや携帯電話等で広く用いられているの で詳細は述べない。
【0007】時計装置2は人が操作や表示の確認のために触れたり見たりする部 分であるので、見やすいところ、操作し易いところに設置する必要がある。しか しながら、枕として使用するときに堅い部分が頭にあたっては良くないので、枕 端部の邪魔にならないところに設置すると良い。
【0008】全体の動作としては次の通りである。まず、時計装置にて目覚まし 時刻をセットする。セットされた時間となると、時計装置2から枕内部に設置さ れた振動発生部6、音発生部7に信号が送られ、目覚ましのための音や振動が発 生する。この音や振動については、いずれか或いは両者を発生させるか選択でき るようにしても良い。また後述のように、音や振動は徐々に大きくなるようにす ると更に良い。
【0009】振動発生部6、音発生部7は、枕全体にわたって平均的に振動或い は音が加えられるように複数設置すると良い。図では、振動発生部6は4個所、 音発生部7は3個所設置した例を示している。
【0010】本考案によれば、枕1の内部には振動発生部6、音発生部7が設置 されるが、これらが設置されたことで枕に硬い部分と、そうでない部分が生じて 枕が使いにくくなっては良くない。そのため、図−2の枕を横から見た断面図に 示すように振動発生部6、音発生部7はなるべく薄い形状とし、かつ外部をカバ ー9で覆って使い勝手を向上させるようにすると良い。カバー9は、固めで厚手 の布等を用いることが出来る。カバー9と枕の表面の間には、クッション等が充 填されることになる。
【0011】目覚ましのための音や振動は、最初は小さく時間とともに徐々に大 きくなるようにすると効果的である。また、従来用いられていた方法の一つでス テレオにタイマーをセットし、目覚ましとする方法があるが、この場合には大き な音を出すことについて、隣家への騒音を心配する必要があった。しかしながら 、本考案の場合は、枕の中に音源或いは振動源があるため、騒音の心配がほとん ど無い。
【0012】本考案を用いる場合に、目覚ましのためのベル機能の停止を簡単に 出来ないようにすると更に効果的である。従来の目覚まし時計では、ベルを止め るのは一つのスイッチを操作すれば可能なようになっているが、図−5に示すよ うな回路構成とすれば、電源を入れる場合も切る場合も2つのスイッチを操作し ないと電源の投入、遮断ができず、目覚ましに対して効果的である。
【0013】即ち、スイッチ15、17及びスイッチ16、18はそれぞれ2連 のスイッチであり、aのスイッチを操作すると15と17の接点が同時に動作す る。bのスイッチについても同様、16と18の接点が同時に動作する。図−5 のような回路を組んでおくと、全てのスイッチが開いている状態では、時計及び 音等発生回路19に電源が供給されないため、ベル機能も動作しない。このとき 20、21のトランジスタQ1、Q2は導通していない状態である。なお、時計 及び音等発生回路19は、電源を投入する都度時刻合わせをする必要のないよう 、電源が供給されていなくても時計機能は内部電池により常に動作している状態 とすると便利である。
【0014】次に、aのスイッチを閉じるとスイッチ15及びスイッチ17の接 点が閉じる。しかしbのスイッチ16の接点が開いているので、20のトランジ スタQ1のベースには電圧が印加されず、トランジスタQ1は導通状態とならな い。また、スイッチ17の接点が閉じ、時計及び音等発生回路19につながるプ ラス側の電源ラインが閉じるが、20のトランジスタQ1が導通していないので 電流は流れない。そこでbのスイッチを閉じるとスイッチ16の接点が閉じ、2 0のトランジスタQ1のベース電位が高くなって、トランジスタQ1が導通し、 スイッチ17及びスイッチ18を経由して時計及び音等発生回路19に電流が流 れることになる。
【0015】このとき、20のトランジスタQ1が導通するのでトランジスタQ 1のコレクター電位が下がり、21のトランジスタQ2のベース電位が下がる。 ベース電位が下がることによって、21のトランジスタQ2は導通状態となり、 エミッターに接続されているトランジスタQ1のベース電位も高くなる。即ちこ の状態で、ホールド状態となりスイッチ15又はスイッチ16の状態と関係なく トランジスタQ1、Q2は導通している。
【0016】この状態から、時計及び音等発生回路19の電源を切る場合には、 スイッチ17の接点と、スイッチ18の接点の両方が並列に接続されているので 両者を切る必要がある。aのスイッチ及びbのスイッチを別々の場所に設置して おくと、目覚ましの音又は振動を止めるには、別々のスイッチを切らねばならな い。
【0017】どちらか或いは両方のスイッチを離れた場所に設置しておくと、一 旦起きて幾つかの動作を行うことになり、目覚まし機能に対して非常に効果的で ある。
【実施例2】
【0018】本実施例は枕内部に音又は振動、或いは両者を発生させる装置を設 置し、これらを駆動する部分は外部に設置する例である。図−3に全体図を示す が、枕1の内部に設置した音響又は振動或いは両者を発生させる装置からの電線 5を枕外部に引き出し、電源アダプター8に接続する。電源アダプター8は時計 機能と、所定の時刻に音響又は振動或いは両者を発生させる装置を駆動する信号 を発生させる目覚まし機能を有する。
【0019】また、電源アダプター8は家庭の電源コンセントに接続するように 差し込み金具の着いた一体型とすると便利である。電源アダプター8には、情報 表示のための液晶表示部3、操作のための操作スイッチ4を設置するとよい。
【0020】電源アダプター8には、必ずしも時計機能等を組み込む必要は無い が、家庭用の交流100ボルト電源を使用する場合には、各種の電子回路は直流 数ボルトのレベルの電源で動作するので、電源アダプターは必ず必要となる。従 って、枕内部に多くの装置を設置するよりも、電源アダプターに時計機能等も一 緒に組み込むのが簡単である。
【0021】その他については実施例1と同様であるが、目覚まし機能の解除に ついて解除スイッチを設置する場合、少なくとも一つのスイッチは電源アダプタ ーに設置すれば良い。目覚ましの音又は振動を止めるには、一旦起きて離れた場 所のスイッチを操作しなければならず、この動作により確実な目覚めが可能とな る。
【実施例3】
【0022】次に、無線で動作させる場合の例を図−4に示している。無線の場 合は、外部の離れた装置により、枕内部の音発生部7或いは振動発生部6または 両者を駆動する電波の命令を出す方法を用いる。図−4の例では、外部のワイヤ レスコントローラ10から無線の命令を出し、枕内部の音発生部7或いは振動発 生部6または両者を駆動するものである。 この例の場合、枕1の内部には、無線の信号を受信する受信回路12を設置する 必要があり、図には示してないが動作電源として電池も設置する必要がある。
【0023】ワイヤレスコントローラ10には、実施例2での電源アダプター8 と同様、時計機能及び目覚まし機能を持たせると良い。
【0024】ワイアレスコントローラ10と枕の間の通信については、一般にコ ードレス電話等で無線電波を使用した通信が行われているので、これらと同様の 方法を用いれば良い。
【0025】本実施例の場合、ベル機能の解除はワイアレスコントローラ10に 解除スイッチを設置しておくと良い。ワイアレスコントローラ10を離れた場所 に置いておけば、ベル機能の解除は離れた場所まで起きて行く必要があり、この ような動作を行うことは有効な目覚まし方法となる。
【0026】本実施例では、ワイアレスコントローラ10をカセットデッキやC Dプレーヤ、MDプレーヤと兼用すると、更に付加価値の高い装置とすることが 出来る。即ち、従来の目覚ましはリリーッというような単なる信号的な音が主体 であったが、カセットデッキ等の場合は目覚ましのための音として任意の音楽の 信号を音発生部7に伝送し、演奏することが出来るからである。
【0027】カセットデッキの場合は、あらかじめ再生したい音楽のテープをセ ットし、再生部分の頭出しをしておくと良い。所定の時間となると、電源が入っ て音楽テープが再生されることになる。CDプレーヤ等の場合は、どの曲を目覚 まし用として演奏させるかプログラムすることは容易に実現出来るので、再生し たい音楽の入っているCD等をセットし、必要なプログラムを設定しておけば良 い。所定の時間となると、プログラムされた番号の曲が演奏されることになる。
【0028】ワイアレスコントローラ10はカセットデッキやCDプレーヤ等と 兼用する場合は、ウォークマンとしても用いられるようにすると便利である。ま た、ワイアレスコントローラ10は電池で動作する方式でも、家庭用の交流10 0Vで動作する方式のいずれでも良い。
【考案の効果】
本考案により、従来以上に確実な目覚まし機能を持つ装置を提供することができ る。
【図面の簡単な説明】
【図−1】本考案に係わる実施例1の全体図
【図−2】本考案に係わる枕の垂直方向の断面図
【図−3】本考案に係わる実施例2の全体図
【図−4】本考案に係わる実施例3の全体図
【図−5】本考案に係わる回路構成の例
【符号の説明】
1−−枕、2−−時計装置、3−−液晶表示部、4−−
操作スイッチ、5−−電線、6−−振動発生部、7−−
音発生部、8−−電源アダプター、9−−カバー、10
−−ワイアレスコントローラ、11−−アンテナ、12
−−受信回路、15−−スイッチ、16−−スイッチ、
17−−スイッチ、18−−スイッチ、19−−時計及
び音等発生回路、20−−トランジスタQ1、21−−
トランジスタQ2

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】枕内部に設置した音又は振動、或いは音と
    振動両者を発生させる手段と、枕内部或いは外部に設置
    した前記音又は振動或いは両者を発生させる手段に所定
    の時刻に動作信号を与える手段と、枕外部に前記動作信
    号を与える手段を設置する場合には、有線にて動作信号
    を伝達する手段か、無線の場合には前記動作信号を発生
    する手段において無線電波にて動作信号を発生する手段
    と、枕側に前記動作信号を受信する手段を備えたことを
    特徴とする目覚まし機能付き枕
JP1997011871U 1997-12-11 1997-12-11 目覚まし機能付き枕 Expired - Lifetime JP3050035U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997011871U JP3050035U (ja) 1997-12-11 1997-12-11 目覚まし機能付き枕

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997011871U JP3050035U (ja) 1997-12-11 1997-12-11 目覚まし機能付き枕

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3050035U true JP3050035U (ja) 1998-06-30

Family

ID=43184258

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1997011871U Expired - Lifetime JP3050035U (ja) 1997-12-11 1997-12-11 目覚まし機能付き枕

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3050035U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20100195447A1 (en) Alarm clock and a system and a method to wake a user
US5369797A (en) Radio alarm clock with removable cassette player/recorder
CA2446041A1 (en) Spa audio system operable with a remote control
US20070290817A1 (en) Timing Pillow with Multiple Alerting Abilities
US20040151076A1 (en) Programmable alarm clock with telephone sleep, individual wake up and computer interface
JP3050035U (ja) 目覚まし機能付き枕
CN105763975A (zh) 一种智能耳机装置
CN109730499A (zh) 一种智能唤醒枕头
CN2393125Y (zh) 防吵闹钟装置
CN211630351U (zh) 一种具备定时唤醒功能的可调节式覆盖隔音耳机
CN214900982U (zh) 一种基于手机终端控制的智能蓝牙防干扰耳塞
JP3089945U (ja) 定時覚醒設定制御装置を具えたイヤホン
CN215734226U (zh) 一种电控发射机
CN221615102U (zh) 一种智能关爱音频终端
JPH0454552Y2 (ja)
JPH04169891A (ja) コードレス時刻報知装置
CN219124336U (zh) 一种蓝牙耳机
KR20020087673A (ko) 시계
CN211666928U (zh) 一种具有蓝牙功能的风扇
KR200233076Y1 (ko) 이어폰이 접속 가능한 알람시계
JP3037903U (ja) 目覚し具
KR19980076676A (ko) 졸음방지기
CN207835714U (zh) 一种具有闹钟功能的耳机
KR200308947Y1 (ko) 알람기능을 가진 침구
KR200243599Y1 (ko) 음성인식형 말하는 시계장치