JP3047271U - 多機能型カラーコーン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来よりホヤ灯、標識板等の保安用品をカラ
ーコーンの頭部に取り付けるにはネジ釘や接着テープに
よる方法ぐらいしかない。又コーンバーをかけてもイタ
ズラですぐ外されて重大な事故を起こしかねない事があ
る。従ってもっと簡単に取り付け出来て、美観を損なわ
ず、イタズラも防止出来るカラーコーンが要求されてい
る。 【解決手段】 カラーコーン頭部にタテの溝部（板形）
とその下にヨコの円形筒部からなる側面を共なう凹部を
設けて、ホヤ灯等の下部にそれと同形の凸部を設け、横
から差し込み取り付け固定出来るようにした多機能型カ
ラーコーン。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

各種土木建築工事現場において人及び車の進入禁止を目的とした保安用品であ り、カラーコーンにコーンバー、ロープ等をかけて使用している。

【０００２】

【従来の技術】

カラーコーンの頭部はとがっている為、ホヤ灯、標識板等を取り付けることが 出来ない。従ってやむを得ず接着テープ等をグルグル巻いて保安用品として使用 している現状である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

ホヤ灯等をテープやネジ釘等で取り付けた場合、カラーコーンに傷がつきやす く又、テープののりがひっつく等で本来の機能を発揮出来ないことがある。又、 コーンバーやロープ等をカラーコーンにかけても特に夜間簡単に取り外されて捨 てられ、こわされてしまうイタズラが多く、この場合重大な事故につながる恐れ がある。もっと簡単にカラーコーンの上部に各種の保安用品を取り付け及び取り 外しの出来る物を提供することを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上述の課題を解決すべく本考案は、カラーコーンの頭部にタテの溝とヨコの円 形筒部が一体となった凹部を設け、ホヤ灯、標識板等の各種保安用品の下部に同 形の凸部を設け、その凹・凸の組合せにより、簡単に横からスライドして差し込 み、取り付け及び取り外しが出来るようにした。又円形筒部に関しては円、Ｔ字 形、三角等の多様形を用途に応じて使用する。

【０００５】

【考案の実施の形態】

カラーコーンの先端に設けられた凹部に、それと同形の凸部を有するホヤ灯の 下部を横から差し込んで取り付け固定する。この時少しきつい目の方がより強く 固定出来る。カラーコーンの先端にホヤ灯を置いた状態即ち乗った状態になる。

【０００６】

【実施例】

第１の例として図９、図５、図６のようにホヤ灯（７）の中に電球（８）をセ ットし、ホヤ灯下部に一体成型された凸部（６）を、カラーコーン（１）の頭部 （５）に一体成型された凹部（４）に横からスライドして差し込み取り付け固定 した実施例を示す。 第２の例として図７、図１０のようにＳＴＯＰ（立入禁止）標識板（９）の下 部に設けられた凸部（６）をカラーコーン（１）の上部（５）に設けられた凹部 （４）に差し込み固定した実施例を示す。 第３の例として図８、図１０のように方向標識板（１０）の下部に設けられた 凸部（６）をカラーコーン（１）の上部（５）に設けられた凹部（４）に差し込 み固定した実施例を示す。 第４の例として図２、図１２のようにカラーコーンにかけられたコーンバー（ １１）が夜間等にイタズラによる取り外し防止としてカラーコーン（１）の頭部 （５）に設けられた凹部（４）にそれと同形の凸部（６）を横に少しずらして下 のコーンバー（１１）の吊輪（１２）が上へ外れないようにした実施例を示す。 図１、図３、図４においては、カラーコーン（１）の上部（５）にタテの溝部 （２）とヨコの円形筒部（３）からなる側面が凹部（４）を構成し、ここへ各種 のホヤ灯（７）、方向標識板（１０）の下部に設けられた凸部（６）を横からス ライドして差し込み固定出来るものである。 図１３、図１４はカラーコーン（１）の上部（５）にＴ字型の凹部（４）、矢 印型の凹部（４）を設けたものであり、この場合は当然ホヤ灯（７）、方向標識 板（１０）の下部もＴ字型、矢印型の凸部が必要となる。又、凹部、凸部の組合 せはこれ以外にも種々の形が同様に考えられるものである。

【０００７】

【考案の効果】

本考案によりカラーコーン頭部の凹部と、それと同形の凸部を持つ各種ホヤ灯 、標識板の下部は容易に差し込み取り付けが出来ると共に、いたずらによるコー ンバーの取り外しも吊輪の直径がホヤ灯より小さい為、取り外しや損傷が防止出 来るものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の多機能型カラーコーンの斜視図。

【図２】本考案の凹部の斜視図。

【図３】図１を真横から視た真正面図。

【図４】図１の側面図。

【図５】凹部を下部に持つ電球をセットしたホヤ灯の正
面図。

【図６】図５のホヤ灯の斜視図。

【図７】凹部を下部に持つ立入禁止のストップ標識板の
正面図。

【図８】凸部を下部に持つ矢印方向標識板の正面図。

【図９】図５のホヤ灯を図１のカラーコーン凹部に横か
ら差し込んで取り付け固定した正面図。

【図１０】図７のストップ標識板を図１のカラーコーン
凹部に差し込んで取り付け固定した正面図。

【図１１】図８の矢印方向標識板を図１のカラーコーン
凹部に差し込んで取り付け固定した正面図。

【図１２】図１のカラーコーン凹部に同形の凸部を差し
込み少しずらすことにより取り付けたコーンバーを外さ
れないようにした正面図。

【図１３】カラーコーン頭部に逆Ｔ字形の凹部を設けた
正面図。

【図１４】カラーコーン頭部に矢印形の凹部を設けた正
面図。

【符号の説明】

１ カラーコーン ２ 側面 ３ 円形筒部 ４ 凹部 ５ カラーコーン頭部 ６ カラーコーン凹部と同形の凸部 ７ ホヤ灯 ８ 電球 ９ ストップ標識板 １０ 矢印標識板 １１ コーンバー １２ タテの溝部

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【手続補正書】

【提出日】平成９年１０月９日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 カラーコーンの上部（頭部）にタテの溝
   部と横の円形筒部を設けて凹部とし、側面を共う一体成
   型をしてそれと同形の凸部を各種ホヤ灯及び標識板等の
   下部に設け、凹・凸部分の組み合せにより取り付け、取
   り外しが簡単に出来る事を最大の特徴とする多機能型カ
   ラーコーン。