JP3045788U - フリー・アクセス・フロアのプレート接続構造 - Google Patents

フリー・アクセス・フロアのプレート接続構造

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JP3045788U
JP3045788U JP1997007207U JP720797U JP3045788U JP 3045788 U JP3045788 U JP 3045788U JP 1997007207 U JP1997007207 U JP 1997007207U JP 720797 U JP720797 U JP 720797U JP 3045788 U JP3045788 U JP 3045788U
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plate
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JP1997007207U
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Inventor
耀 宗 陳
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陳 耀宗
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フリー・アクセス・フロアにおいて、プレー
ト及びキャップ全体に強度を備えた、効果の高い接続構
造を提供する。 【解決手段】 高架状プレート台10、接続ユニット2
0、中央キャップ50、接辺キャップ60、接辺底部ユ
ニット30を組み立てることで構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、フリー・アクセス・フロアのプレート接続構造に関するもので、一 般のフリー・アクセス・フロアの設計に適用でき、事務所、会議室、家庭の寝室 などの床板に使用して効果を発揮するほか、プレート接続を強化した設計によっ て、長い使用寿命を保ち、反り返りなどの変形を生じないという利点を有するも のである。
【0002】
【従来の技術】
高架状フロアまたはフリー・アクセス・フロアと呼ばれる構造の製品は、従来 すでに量産されているが、それらを組み立てる部品は、高架状プレート台、接続 ユニット、中央キャップ、接辺キャップ、接辺底部ユニットなどを主としている ものの、その中央キャップや接辺キャップの取り付け方式は、平板状のキャップ で二つの高架状プレートの間を覆うという単純な構造でしかなかった。従来のこ の技術では、長期にわたって使用したり、椅子などによって特定の部分に圧力等 がかかると、キャップが変形し反り返ったり、またはプレートがずれることによ って上に敷いてある絨毯に裂け目が入ったりして、はなはだ美観を損なうという 結果になってしまっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が解決しようとする課題は、フリー・アクセス・フロアにおいて、プレ ート及びキャップ全体に強度を備えた、効果の高い接続構造を提供すること、ま た、これによって組み立てや施行が簡易で迅速に行え、かつ低コストで使用寿命 も長いといった長所を兼ね備えることで、世界各国の基準に合わせることを目的 とする。 かつ、工事がまだ完成に至らない間にも、プレートがずれたりすることによっ て、その上を歩く人間が転倒するといった危険もなくすことができ、工事現場の リスクを減少させようというものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案は、高架状プレート台、接続ユニット、中央 キャップ、接辺キャップ、接辺底部ユニット、金属メインプレートを相互に組み 合わせた構造をもつ。高架状プレート台は、フレーム部とフレーム空間部、プレ ート台中央の中央柱、そして中央柱とフレーム部をつなぐブリッジ板が一体とな ったものである。金属メインプレートと中央キャップそれぞれの四辺、及び接辺 キャップの長辺には、それぞれ下向きに伸びた差し込み部分が設けられており、 一方、高架状プレート台フレーム部の周縁には凹溝が設けられている。したがっ て、金属メインプレートの差し込み部分を、高架状プレート台の凹溝にはめ込み 固定することで、プレート上面の強度は高まる。かつ、中央キャップと接辺キャ ップの差し込み部分は、隣り合う二つの高架プレート台の凹溝にぞれぞれ差し込 み接続することで、接続強度を増しているので、使用時におけるプレートのずれ やキャップの変形を防止できる。
【0005】
【考案の実施の形態】
図1及び図2に示す通り、本考案のフリー・アクセス・フロアのプレート接続 構造は、高架状プレート台10、接続ユニット20、接辺底部ユニット30、金 属メインプレート40、中央キャップ50、接辺キャップ60等の部品を、相互 に組み合わせることによって構成される。 高架状プレート台10は、プラスチック材で一体として製造されたものである 。プレート台10の脚部11は互いの距離が従来のものより広く取られているの で、本考案のフリー・アクセス・フロアの回線孔12は、より高い容量を持った 空間となっている。また、高架状プレート台10の外観構造は、各フレーム空間 部13とフレーム部14、及びブリッジ板16によってフレーム部14に連結さ れた中央柱15からなり、それらが一体となるよう製造されたもので、フレーム 部14の四隅と中央柱上にはネジ穴70がそれぞれ設けられ、同フレーム部14 の上面周縁には凹溝17が、また、凹溝17がそれぞれ交わる四隅には中央キャ ップ差し込み溝18が、それぞれ設けられている。 接続ユニット20は、正方形をしており、四隅には凹状の筒体21が上向きに 設けられて、高架状プレート10四隅の脚部11に筒体21を差し込んで組み立 てられるようになっている。また、接続ユニット20の底部には、接辺底部ユニ ット30を差し込めるように、ホゾ穴22が設けられている。 接辺底部ユニット30の両端には各々ホゾ31が設けられて、接続ユニット2 0のホゾ穴22にはめ込むことができる。 金属メインプレート40は、周縁部が下向きに伸びた差し込み41となってお り、プレート中央と四隅にはそれぞれネジ穴42が設けられている。 中央キャップ50は、周縁が下向きに伸びて差し込み51が設けられている。 接辺キャップ60は、長い方の二辺に下向きの差し込み61が設けられている 。 本考案は、上記の各部品を用いることによって、事前に正確な算出をする必要 なくフロアを作っていくことができるし、接続ユニット20と接辺底部ユニット 30を組み合わせ延長していけば、迅速かつ正確にフリー・アクセス・フロアを 完成できる。なおかつ、高架状プレート台10を接続ユニット20にはめ込んだ 後、金属メインプレートをかぶせ、更に中央キャップ50を高架状プレート台1 0の四隅の中央キャップ差し込み溝18にはめ込み、接辺キャップ60をその両 辺の差し込み61でプレート台10の凹溝17へと差し込むことによって、隣り 合うプレート10同士の接続強度を増し、ずれを防止する。また、接辺キャップ 60の差し込み部分は本体より伸びた、ひとつながりのものであるため、長期に わたる圧力等にも強く、前後が反り返ることもなく、実用面で大きく優れている 。
【0006】 図3及び図4は、フリー・アクセス・フロアを組み立てた後、まだ絨毯などで 覆われていない時の外観図とその断面図である。図に示すとおり、隣り合う高架 状プレート10の間は接辺キャップ60の下向きに折れた差し込み部分によって ぴったりと接続されており、また、四つの高架状プレート10の間は中央キャッ プ50が中央キャップ差し込み溝18にはめ込まれ接続されていることで、全体 としてずれのない固定された強度を持ち、なおかつ金属メインプレート40を圧 力の最も大きくかかる平面上にかぶせることで、長期にわたる重圧にも耐える、 最高の強度を保持できる。
【0007】 図5及び図6に示すとおり、本考案の構造特徴を金属プレート80上に応用す る時は、プレート本体の周縁部に設けられた凹溝81と周縁部四隅の中央キャッ プ差し込み溝83に、中央キャップ83と接辺キャップ84の周縁部に設けられ た差し込み831及び841を差し込むことでぴったりと接続され、極めて安定 した接続効果を発揮する。 図7は、本考案の構造特徴を金属プレート80上に応用する際の、凹溝81と 中央キャップ差し込み溝82などの特徴を上からの平面図で示したものである。 図に示すとおり、凹溝81はプレートの周縁に沿って設けられ、接辺キャップ8 4をその差し込み841で接続できるようになっており、また、プレート四隅に 設けられた中央キャップ差し込み溝には、中央キャップ83をキャップ周縁の差 し込み831で接続でき、全体として優れた接続強度のフリー・アクセス・フロ アの接続構造を生んでいるのである。
【0008】
【考案の効果】
本考案は、上記のような構造によって、フロアの施工工程が簡略化でき、効率 や完成度を高められるだけでなく、広い回線空間と強度をもっているので、産業 上の利用価値を充分に具えている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の高架状プレート台の外観図である。
【図2】本考案のフリー・アクセス・フロアの構造分解
図である。
【図3】本考案のフリー・アクセス・フロアを組み立て
た状態を示す完成外観図である。
【図4】同完成断面図である。
【図5】本考案のフリー・アクセス・フロアのもう一つ
の実施例を示す構造分解図である。
【図6】図5のフリー・アクセス・フロアの完成した状
態における部分拡大断面図である。
【図7】図5のプレート平面図である。
【符号の説明】
10 高架状プレート台 11 脚部 12 回線孔 13 フレーム空間部 14 フレーム部 15 中央柱 16 ブリッジ板 17 凹溝 18 中央キャップ差し込み溝 20 接続ユニット 21 筒体 22 ホゾ穴 30 接辺底部ユニット 31 ホゾ 40 金属メインプレート 41 差し込み 42 ネジ穴 50 中央キャップ 51 差し込み 60 接辺キャップ 61 差し込み 70 ネジ穴 80 金属プレート 81 凹溝 82 中央キャップ差し込み溝 83 中央キャップ 84 接辺キャップ 831 差し込み 841 差し込み

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】主に、高架状プレート台、接続ユニット、
    中央キャップ、接辺キャップ、接辺底部ユニットを組み
    立てることで構成され、そして、高架状プレート台に
    は、上面周縁に凹溝を設け、中央キャップ及び接辺キャ
    ップ各々の周縁から下向きに伸びた差し込み部分を同凹
    溝に差し込むことで、プレートの強度を強化し、並び
    に、同中央キャップ及び接辺キャップの周縁にある差し
    込み部分を、隣り合った二つの高架状プレート台を接続
    するよう凹溝に差し込み、接続強度を増すだけでなく、
    フロア使用時の滑りや変形防止の効果をも持たせた、こ
    とを特徴とするフリー・アクセス・フロアのプレート接
    続構造。
  2. 【請求項2】高架状プレート台の上面四隅に中央キャッ
    プ差し込み溝を設けた、ことを特徴とする請求項1記載
    のフリー・アクセス・フロアのプレート接続構造。
  3. 【請求項3】高架状プレート台には、フレーム部とフレ
    ーム空間部、台中央の中央柱が設けられ、フレーム部と
    中央柱はブリッジ板によってお互いが連結されており、
    高架状プレート台周縁の凹溝に、金属メインプレート四
    辺の下向きに伸びた差し込み部分を差し込むことによっ
    て、固定・強化した、ことを特徴とする請求項1記載の
    フリー・アクセス・フロアのプレート接続構造。
JP1997007207U 1997-07-30 1997-07-30 フリー・アクセス・フロアのプレート接続構造 Expired - Lifetime JP3045788U (ja)

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ID=43180158

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016089416A (ja) * 2014-10-31 2016-05-23 角田 正 フリーアクセスフロア及び冷暖房システム
KR20200035697A (ko) * 2018-09-27 2020-04-06 이정욱 조립식 보도블록

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