JP3045723B1 - 頭部牽引具 - Google Patents

頭部牽引具

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JP3045723B1 JP11130293A JP13029399A JP3045723B1 JP 3045723 B1 JP3045723 B1 JP 3045723B1 JP 11130293 A JP11130293 A JP 11130293A JP 13029399 A JP13029399 A JP 13029399A JP 3045723 B1 JP3045723 B1 JP 3045723B1
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Abstract

【要約】 【課題】 喉元部分に集中していた重量負荷が分散さ
れ、また姿勢および装着の安定性が飛躍的に向上した頭
部牽引具の提供。 【解決手段】 側方梁部材13の中央位置にリング形状
の掛止部材12が一体に形成されており、その両端に首
掛け帯14が掛け渡すよう強固に吊設されている。首掛
け帯14の下方中央位置の前方縁部には、略半円形の顎
当て部材15が周設されており、ほぼ中央高さ位置で間
を掛け渡すように間隔支持棒16が止めネジ26の螺着
により架設している。顎当て部材15の両側方位置を渡
すように後方首周りを巻装する首巻き帯18が、その後
方の2点の止着点19、19’で止着する2本の後方帯
20、20’で側方梁部材13の両端から吊設してい
る。胴巻き帯21が顎当て部材15の両側方位置を渡す
ように止着している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脊椎、特に頸椎周
辺に障害を持つ患者の頭部を釣支固定する頭部牽引具に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、骨格や筋肉の面で機能障害に
ある身体箇所に対して負担を軽減するために用いる装具
には、その障害の種類や重度に応じて多様な構成・形態
のものが創案され、病院や診療所で広く市販流通されて
いる。
【0003】そして、特に頸椎(首周りに位置する脊
椎)周辺が機能障害にある場合には、相当な重量にある
頭部を独自で支持することができなくなるため、上半身
を起立させることができず寝たきりの状態になる上、頭
痛や四肢などにしびれが生じるといった他の障害も生じ
ていた。そこで、従来ではこのような障害を軽減させる
目的で、図4に示すような頭部牽引具1が広く提供され
ている。
【0004】同図において、この従来の頭部牽引具1は
中央に全体の荷重を掛止可能なリング形状の掛止部材2
を中央に固設し、一般的な頭部の側方幅とほぼ同じ長さ
にある強固な材質の側方梁部材3の両端に、全長に渡っ
て同じ幅にある布製の首掛け帯4を掛け渡すよう吊設し
ただけの構成にある。患者は、喉元部分を首掛け帯4に
釣支すると共に、重り等の力を利用して掛止部材2を上
方へ引っ張ることで、頭部を牽引し、頸椎ひいては椎間
板周辺の重量負担を軽減させ、上半身の起立姿勢を補助
させるよう使用していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記首掛け帯
4が当たる喉元部分は比較的筋肉の少ない弱い部分にあ
るため、頭部の相当の重量が掛かることで深く食い込み
やすく、また長期間に渡る使用の場合には前後に帯ズレ
が生じて肌荒れ・炎症をおこしやすいことから、患者に
とってはその使用にあたり非常に苦痛を伴う構成にあっ
た。
【0006】また、首掛け帯4は患者が頭部を上方に向
けた場合や少々のはずみでさえも顎部分から外れやす
く、患者は常に顎部分から外れないよう意識を集中して
体勢を維持する必要があり、患者にとっては疲弊を伴う
使用を余儀なくされていた。
【0007】また、顎部分を釣支しての使用時には頭部
側方に首掛け帯からいくらかの挟持圧力を受けて側方姿
勢を安定させるところ、上記従来の側方梁の長さおよび
首掛け帯の長さが一定にあるため、個人差で特に頭部の
幅が広い患者にあっては過度の挟持圧力を受けることに
なるといった問題があった。
【0008】また、長時間の使用においては、特に高齢
にある患者は上半身の起立姿勢に疲れてくるとともに、
頭部重量以外の上半身体重の一部をも徐々に首掛け帯に
負荷していくことになるため、喉元部分の負担が一層大
きくなるとともに頭部の姿勢が不自然となって首掛け帯
が外れやすくなり、また筋違いなどの2次的な障害を頻
繁に起こす原因となっていた。
【0009】本発明は、以上の問題点に鑑み、首掛け帯
が当たる喉元部分において帯ズレ・食い込みが少なく、
また常に意識せずとも顎部分から容易に外れることがな
く、また患者が頭部側方に受ける挟持圧力を任意に選択
調整可能であり、さらに長時間の使用に際しても喉元部
分の負担が少なく安定した姿勢で頭部を釣支可能な構成
とすることで、患者にとって利便性の高い頭部牽引具を
提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明は以下のように構成する。まず本発明は、
中央位置で顎部分を釣支可能な首掛け帯の両端を、側方
梁部材の両端に吊設した構成の頭部牽引具に適用される
ものであり、脇の下の胴部分の後方周りを巻装可能な胴
巻き帯の両端を、該首掛け帯の該顎部分釣支位置の両側
位置に着設し、かつ、該胴巻き帯の長さを調整可能にす
ると共に、吊設する該首掛け帯の内側の間隔を固定支持
する間隔支持部材を選択可能な高さ位置に架設し、更
に、首部分の後方周りを巻装可能な首巻き帯の両端を、
該首掛け帯の該顎部分釣支位置の両側位置に止着可能に
し、かつ、該首掛け帯への該首巻き帯の止着位置を調整
可能であるよう構成する。
【0011】これにより、上半身の重量負荷を胴巻き帯
に分散させて喉元部分の重量負担を軽減できるととも
に、上半身に対して頭部の位置を安定させることが可能
となる。また、使用者の頭部の側方幅に応じて間隔支持
部材の設置高さを選択できることで頭部を適切に側方
安定固定できるよう挟持圧力を調整することが可能とな
る。更に、首掛け帯だけでなく首巻き帯も備えたことに
より、首掛け帯が顎部分からずれたり外れたりするのを
防ぎ、顎部分の一層安定した釣支が可能となる。しか
も、胴巻き帯の長さや、首巻き帯の止着位置を、使用者
の体型やその日の体調等に合わせた任意の長さに調整す
ることも可能である。そして、それらの総合的な結果と
して、安定かつ快適な装着感を維持しながら、長時間に
渡る使用が可能になる。
【0012】また、該首掛け帯の該顎部分釣支位置の前
方縁部に顎部分の先端正面と同等な曲率にある略半円形
の顎当て部材を周設するよう構成する。これにより、顎
部分が前方へずれ込んで首掛け帯が喉元部分に食い込む
のを防ぎ、頭部の前方安定性が向上する。
【0013】
【0014】また、前記首巻き帯の後方が一つまたは複
数の後方帯で前記側方梁部材に吊設するよう構成する。
これにより、首部分の後方からも釣支されることになる
ため、頭部重量の負荷を分散させて喉元部分の重量負担
を軽減できるとともに、頭部の後方姿勢を安定させるこ
とができる。
【0015】
【0016】
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照しながら説明する。まず、図1は本発明の一実
施形態にある頭部牽引具11の全体図である。
【0018】この図において、緩やかな円弧形状にある
側方梁部材13の最も上方の中央位置にリング形状の掛
止部材12が一体に形成されており、全長がおよそ1m
にある首掛け帯14がその両端をそれぞれ側方梁部材1
3の両端に掛け渡すよう強固に吊設している。なお、側
方梁部材13から首掛け帯14が外れにくくするための
工夫として、側方梁部材13の両端部を円弧状に湾曲さ
せると共に、この湾曲部の開口付近に突起部13aを形
成してある。この突起部13aは、側方梁部材13と一
体形成されていてもよいが、側方梁部材13にネジ等を
ねじ込んだものであってももよい。あるいは、側方梁部
材13の両端部をリング状に形成して、このリングの中
に首掛け帯14を挿通させる構成としてもよい。
【0019】首掛け帯14の下方中央位置の前方縁部に
は、顎部分の先端正面と同等な曲率にある略半円形の顎
当て部材15をその円形輪郭部分で周設しており、また
首掛け帯14の吊設高さのほぼ中央位置で両端の間を掛
け渡すように長さがおよそ30cm程度にある間隔支持
棒16が架設しており、間隔支持棒16の各端面上に首
掛け帯14を貫通した止めネジ26を螺設することで間
隔支持棒16を着設する構成にある。また、首掛け帯1
4上の両端にはそれぞれに同じ高さで一対に穿設してあ
るネジ穴17の対が高さを変えて複数組穿設している。
上記の間隔支持棒16は、軽量かつ堅固な材料が望まし
く、例えば木製の棒やアルミニウム製のパイプ等が適切
である。
【0020】そして、使用者が顎当て部材15を当てた
時点で、前記顎当て部材15の両側方位置を渡すように
使用者の後方首周りを巻装可能にある首巻き帯18が、
その外側後方の2点の止着点19、19’で止着するお
よそ40cmの長さの2本の後方帯20、20’で前記
側方梁部材13の両端から吊設している。また、この首
巻き帯18の両端と、首掛け帯14との間はマジックテ
ープ25により止着する構成にある。
【0021】そして、長さがおよそ1mにある胴巻き帯
21が顎当て部材15の両側方位置を渡すように止着し
ている。また、胴巻き帯21の一方の止着部分(図中左
側)はベルトのバックル構造22になっており、掛け渡
す長さを選択的に調整できる構成にある。
【0022】以上のように構成した本発明の頭部牽引具
11の使用方法及び機能を図面を参照しながら以下に説
明する。図2は上半身を起立させて装着使用した状態を
示す図であり、同図(a)が正面図、同図(b)が側面
図である。
【0023】同図において、まず、リング形状の掛止部
材12にロープ24の一端を掛止すると共に、頭部より
も上方に固定された例えばリング状、鉤状、滑車状等の
ロープ案内部材(不図示)に上記ロープ24を掛け渡
し、このロープ24の他端に所定重量のおもりを取り付
けることにより、ロープ24を介して牽引具11全体が
一定の力で上方へ引っ張られるようにする。なお、例え
ばカーテンレールのように、頭部上方に設けられたガイ
ド部材に上記ロープ案内部材を移動自在に取り付けてお
くことにより、牽引具11の装着者(使用者23)が或
る程度の範囲内を自由に移動できるようにしておくと、
実生活の上で非常に便利である。
【0024】次に、使用者23は首掛け帯14の中央下
方に位置する顎当て部材15の裏面に顎部分の先端を当
てるよう首掛け帯14を顎部分に掛け、首巻き帯18を
後方首周りに密着して巻装し、その両端を首掛け帯14
上の顎当て部材15の両側方位置でマジックテープ25
により止着する。
【0025】そして、間隔支持棒16を首掛け帯14の
両側方の間に掛け渡して、その両端部それぞれを、首掛
け帯14上のネジ穴17にネジ軸を貫通させた止めネジ
26で螺着して固定する。ここで、止めネジ26を貫通
させるネジ穴17は、左右のバランスを考慮して同じ高
さにあるネジ穴対を選択してそれらの間に間隔支持棒1
6を架設するものとなり、また、間隔支持棒16は通常
の頭部の側方幅よりも充分に大きい長さのものを使用す
るため、下方に位置するネジ穴対に架設した場合には頭
部側方に対する首掛け帯14の挟持圧力は低くなり、逆
に上方に位置するネジ穴対に架設した場合は挟持圧力が
高くなる。
【0026】そして、顎当て部材15の一側方に止着す
る胴巻き帯21を両方の脇の下を通して胴体部分の後方
を密着巻装し、顎当て部材15の他側方に止着するバッ
クル22にて穴止め固定する。
【0027】ここで、上記間隔支持棒16の架設高さ、
顎当て部材15両側方での首巻き帯18のマジックテー
プ25による止着位置、および胴巻き帯21のバックル
22での穴止め位置は、使用者23の体型やその日の体
調に合わせた任意の選択調整が可能となる。
【0028】また、頭部側方に対する首掛け帯14の挟
持圧力については、長さの異なる間隔支持棒を用いるこ
とでも調整が可能となり、頭部側方を適切に安定させる
ことができる。
【0029】そして、以上のように本発明の頭部牽引具
11を装着することで、使用者23の身体に対し以下の
ように作用する。まず、長時間に渡って装着した場合で
も、顎当て部材15が顎部分先端の前方へのずれ込みを
抑えるために、首掛け帯14が喉元部分に食い込むのを
防ぎ、頭部の前方安定性が向上する。
【0030】また、首巻き帯18が使用者23の首周り
を巻装して首掛け帯14を使用者23の顎部分に固定す
ることで、特に気を払ってバランスを取らずとも、首掛
け帯14が外れることなく安定した顎部分の釣支が可能
となる。
【0031】そしてさらに、後方帯20、20’を介し
て首巻き帯18が後方から2点の掛止位置で釣支されて
いることから、従来と比較して頭部重量を分散させて負
荷した構成となり、このため喉元部分の重量負担を軽減
できるとともに、頭部の後方姿勢を安定させることがで
きる。
【0032】また、胴巻き帯21が使用者23の後方胴
周りを巻装して釣支することで、従来より首巻き帯18
を掛止する喉元部分に集中的に負荷させていた上半身の
一部重量を胴巻き帯21に分散させて胴部分自身に負荷
させた構成となる。このため、喉元部分の重量負担を軽
減させるとともに、上半身に対して頭部の位置を安定さ
せることが可能となり、さらには障害箇所にある頸椎や
椎間板等への負担を一層軽減させるより機能的な構成と
なる。
【0033】また、上記実施形態における各部の具体的
な寸法は、使用者23の体型や希望に応じて適切に変更
すべき寸法にある。なお、各帯状部材(首掛け帯14、
首巻き帯18、後方帯20、20’、胴巻き帯21)の
幅や形状等は、図1や図2に示されたものに限定される
わけではなく、より好ましい装着感が得られるよう、適
宜変更可能である。その好ましい変形例(本発明のその
他の実施の形態)を図3に示す。この変形例は、装着時
に身体と直接接触する部分、すなわち、首掛け帯14に
おける顎から“こめかみ”にかけて接触する部分14a
と、首巻き帯18と、後方帯20、20’における首か
ら後頭部にかけて接触する部分20aとを、より柔軟な
厚手の材料を用いて、より幅広く形成したものである。
このように構成することにより、各帯状部材が身体部分
(特に、顎、喉元、首、後頭部)を一層広い面積で確実
に支持することになるため、装着時の安定性を一層向上
させることができる。しかも、各帯状部材と上記身体部
分との接触面積が増大するため、牽引時に各帯状部材か
ら上記身体部分に加わる圧力が更に分散かつ均一化され
て、帯ズレや食い込みを一層効果的に防止することがで
き、より快適な装着感が得られる。なお、図3では、各
部分14a、20aはそれぞれ首掛け帯14及び後方帯
20、20’の本体に対して止め具14b、20bによ
り固定されているが、これらを最初から一体化して形成
してもかまわない。
【0034】そして、以上の本発明の頭部牽引具11に
おいて、間隔支持棒16の支持固定手段や首巻き帯18
の止着手段、胴巻き帯21の止着手段は、上記構成のも
に限定されるものではなく、例えば間隔支持棒16の支
持固定手段をスナップホックとしたり、また首巻き帯1
8および胴巻き帯21の止着手段をボタンで止める構成
とすることも可能である。特に、胴巻き帯21の止着手
段としては、首巻き帯18と同様にマジックテープを使
用することにより、使用者の好みとぴったり一致する位
置に、より確実に止着することが可能となり、実際の使
用に一層適したものとなる。
【0035】また、本発明の頭部牽引具11は、上述の
ように安定かつ快適な装着が可能であるため、様々な姿
勢において使用可能である。例えば、上半身を起こした
姿勢(座った姿勢)では当然ながら何時間も使用するこ
とができるが、布団の上に寝た姿勢で一晩中使用した
り、その寝た姿勢のままで左右に寝返りをうつことさえ
も可能であり、或いは、斜めに倒した背もたれに上半身
をあずけた姿勢での長時間使用も可能である。そのよう
な場合、各姿勢に応じて、ロープ24による牽引方向、
首巻き帯18、胴巻き帯21の止着位置等を適宜調整す
ることで適切な装着が可能となる。
【0036】
【発明の効果】本発明の頭部牽引具によれば、従来より
喉元部分に集中していた重量負荷が分散され、また姿勢
および装着の安定性が飛躍的に向上した牽引具となるた
め、長時間に渡る使用においても使用者にとって装着の
楽な構成となる。
【0037】また、本来の機能としてある機能障害身体
箇所の負担軽減以外にも、胴巻き帯による上半身の姿勢
固定によって正しい姿勢を固定支持することになるた
め、長期的に使用することで体型・骨格等の矯正にも効
果を奏するものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にある頭部牽引具の全体斜
視図である。
【図2】本発明の一実施形態にある頭部牽引具を装着使
用した状態を示す図であり、(a)は正面図、(b)は
側面図である。
【図3】本発明の他の実施形態にある頭部牽引具を装着
使用した状態を示す図であり、(a)は正面図、(b)
は側面図である。
【図4】従来の頭部牽引具の全体斜視図である。
【符号の説明】
1 従来の頭部牽引具 2 掛止部材 3 側方梁部材 4 首掛け帯 11 本発明の頭部牽引具 12 掛止部材 13 側方梁部材 14 首掛け帯 15 顎当て部材 16 間隔支持棒 17 ネジ穴 18 首巻き帯 19、19’ 後方帯止着点 20、20’ 後方帯 21 胴巻き帯 22 バックル 23 使用者 24 ロープ 25 マジックテープ 26 止めネジ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61F 5/042

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央位置で顎部分を釣支可能な首掛け帯
    の両端を、側方梁部材の両端に吊設した構成の頭部牽引
    具において、脇の下の胴部分の後方周りを巻装可能な胴巻き帯の両端
    を、該首掛け帯の該顎部分釣支位置の両側位置に着設
    し、かつ、該胴巻き帯の長さを調整可能にすると共に、 吊設する該首掛け帯の内側の間隔を固定支持する間隔支
    持部材を選択可能な高さ位置に架設し、更に、首部分の後方周りを巻装可能な首巻き帯の両端
    を、該首掛け帯の該顎部分釣支位置の両側位置に止着可
    能にし、かつ、該首掛け帯への該首巻き帯の止着位置を
    調整可能である ことを特徴とする頭部牽引具。
  2. 【請求項2】 前記首掛け帯の前記顎部分釣支位置の前
    方縁部に前記顎部分の先端正面と同等な曲率にある略半
    円形の顎当て部材を周設していることを特徴とする請求
    項1記載の頭部牽引具。
  3. 【請求項3】 前記首巻き帯の後方が一つまたは複数の
    後方帯で前記側方梁部材に吊設していることを特徴とす
    る請求項1又は2記載の頭部牽引具。
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