JP3044658U - 慶弔用包装体 - Google Patents

慶弔用包装体

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JP3044658U JP1997004023U JP402397U JP3044658U JP 3044658 U JP3044658 U JP 3044658U JP 1997004023 U JP1997004023 U JP 1997004023U JP 402397 U JP402397 U JP 402397U JP 3044658 U JP3044658 U JP 3044658U
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明彦 石渡
巌 落合
照光 矢崎
里弥 鈴木
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株式会社石渡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自然で豪華な印象を与え、一体感があり、見
栄えがよく、しかも経済的で、取り付けも容易な慶弔用
包装体およびその装飾用造花の構造を提供する。 【解決手段】 供物又は贈物用の物品収容部12の外側
にリング形状又は把手形状の花飾り部14を有する包装
用基台11に、二以上の装飾用造花30,30(30
A)を、前記造花のうちの一の造花本体31の茎部34
に形成された差込み部36に他の造花本体31Aの茎部
34の下端部35を挿入連結して、前記花飾り部14に
沿って取り付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、慶弔用の供物又は贈物を包装する慶弔用包装体およびその装飾用 造花に関する。
【0002】
【従来の技術】
冠婚葬祭において、果物、缶詰あるいはびん詰等の供物又は贈物が、供えられ あるいは贈られるが、この供物又は贈物は、慶弔用包装体により包装されること が多い。 図7は、従来の仏事用の供物包装体50を示すものである。この供物包装体5 0は、果物若しくは缶詰等の供物Gを収容する物品収容部52と物品収容部52 を支持する高台53と前記物品収容部52の外側に形成されたリング状花飾り部 54とからなる包装用基台51の前記花飾り部54に、装飾用花材55、葉材5 6が針金57を介して取り付けられたものである。図の符号Nは名札部を示し、 この名札部Nの上部には孔雀等の飾り物が取り付けられることもある。
【0003】 装飾用花材55および葉材56は、紙あるいは合成繊維、プラスチック等から なり、これらを複数、図のように、適宜針金57で連結し、これを前記花飾り部 54にリング状に配置固定するものが従来一般的であった。しかるに、近年、需 要者からは多種多様な、より豪華な外観を有する装飾用造花が要望されている。
【0004】 そこで、本考案者は、新規な装飾用造花として、天然の草花を忠実に再現する ことを思いつき、前記した花材55や葉材56を針金57で連結するのではなく 、自然の草花の茎を再現した茎部によって各花およぶ葉を一体に結合したものを 考案した。これを、前記包装用基台51の花飾り部54に取り付けることによっ て、包装体として極めて自然で豪華な印象をかもし出すことができるようになっ た。 ところが、この構成に対して、新たな問題が生じてきた。
【0005】 すなわち、通常、この種の装飾用造花は、包装用基台51の物品収容部52外 周両側の花飾り部54にリング状に取り付けられるのであるが、包装用基台51 の大きさは必ずしも同一ではなく花飾り部54の大きさも異なる。従って、装飾 用造花の大きさもこれに対応して設計される必要がある。しかし、自然の草花を 模した装飾用造花を各包装用基台41の大きさに合わせて製作することはコスト 的に不利である。しかも、大きな装飾用造花は、持運び、保管、持ち回しが面倒 で、また花飾り部への取付け等の取扱いも煩雑となる。
【0006】 また、複数の装飾用造花を包装用基台41に取り付けるに際しても、それぞれ の装飾用造花を別個に取り付けた場合には、茎部の方向が別異となって、これを 外側のリング形状の花飾り部に取り付けたときには、一体感が弱くなって、見栄 えがあまり良くない。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、このような状況に鑑み提案されたものであって、自然で豪華な印 象を与え、一体感があり、見栄えがよく、しかも経済的で、取り付けも容易な慶 弔用包装体およびその装飾用造花の構造を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
すなわち、請求項1の考案は、供物又は贈物用の物品収容部の外側にリング形 状又は把手形状の花飾り部を有する包装用基台に、二以上の装飾用造花を、前記 造花のうちの一の造花本体の茎部に形成された差込み部に他の造花本体の茎部の 下端部を挿入連結して、前記花飾り部に沿って取り付けたことを特徴とする慶弔 用包装体に係る。
【0009】 また、請求項2の考案は、請求項1において、前記包装用基台が、高台と物品 収容部および該物品収容部外側のリング形状の花飾り部よりなるものである慶弔 用包装体に係る。
【0010】 請求項3の考案は、請求項1において、前記包装用基台が、かご状物品収容部 とその外側に形成された把手形状の花飾り部を含むものである慶弔用包装体に係 る。
【0011】 さらに、請求項4の考案は、造花本体の茎部の上部近傍の背面側に差込み部が 形成され、他の造花本体の茎部の下端部が前記差込み部に挿入連結されるように 構成されたことを特徴とする装飾用造花に係る。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下添付の図面に従ってこの考案を詳細に説明する。 図1はこの考案の一実施例に係る慶弔用包装体を示す斜視図、図2は他の実施 例の慶弔用包装体を示す斜視図、図3はその慶弔用包装体に取り付けられる装飾 用造花の連結構造を表す斜視図、図4はその一の装飾用造花を示す斜視図、図5 は連結部分の要部拡大斜視図、図6はその断面図である。
【0013】 ここに開示される考案は、まず、請求項1として記載したように、供物又は贈 物用の物品収容部の外側にリング形状又は把手形状の花飾り部を有する包装用基 台に、二以上の装飾用造花を、前記造花のうちの一の造花本体の茎部に形成され た差込み部に他の造花本体の茎部の下端部を挿入連結して、前記花飾り部に沿っ て取り付けたことを特徴とする慶弔用包装体に係るもので、その具体的構造とし て、図1に示す請求項2の慶弔用包装体10と、図2に示す請求項3の慶弔用包 装体20が例示される。 なお、以下の実施例では、弔事(仏事)用の包装体を示すが、慶事用のもので も技術構成は全く同一である。
【0014】 図1の実施例に示す慶弔用包装体10は、弔事用の供物Gを包装する際に使用 されるもので、供物用の物品収容部12の外側にリング形状の花飾り部14を有 する包装用基台11に、二以上の装飾用造花30、30(30A)を、前記造花 のうちの一の造花本体31の茎部に形成された差込み部に他の造花本体31Aの 茎部の下端部を挿入連結して、前記花飾り部14に沿って取り付けたものである 。図の符号13は高台、Nは名札部である。
【0015】 また、図2の実施例に示す慶弔用包装体20は、同じく弔事用の供物Gを包装 するもので、供物用のかご状物品収容部22の外側に把手形状の花飾り部24を 有する包装用基台21に、二以上の装飾用造花30、30(30A)を、前記造 花のうちの一の造花本体31の茎部に形成された差込み部に他の造花本体31A の茎部の下端部を挿入連結して、前記花飾り部24に沿って取り付けたものであ る。図の符号23は高台、Nは名札部である。
【0016】 図1および図2に図示した装飾用造花30(30A)は、前記したように、自 然の草花を模した花部32、葉部33および茎部34を有する造花本体31(3 1A)を含む。そして、この装飾用造花30(30A)は、図3に図示したよう に、一の装飾用造花本体31の茎部34に形成された差込み部36に他の装飾用 造花本体31Aの茎部34の下端部35が挿入されて一体に連結されて、前記包 装用基台11,21の花飾り部14,24に取り付けられている。
【0017】 図4以下に装飾用造花30の構造が示される。ここで使用される装飾用造花3 0は、請求項4の考案として規定したように、造花本体31の茎部34の上部近 傍34aの背面側に差込み部36が形成され、他の造花本体31Aの茎部34の 下端部35が前記差込み部36に挿入連結されるように構成されたことを特徴と する。
【0018】 すなわち、装飾用造花30は、慶弔用の供物若しくは贈り物の包装において、 外観性を向上させるとともに慶弔用として相応しいものとするもので、図のよう に、花部32と葉部33と茎部34を含む。 花部32、葉部33と茎部34は天然の草花を模した例えば合成繊維またはプ ラスチック等からなり、包装体の用途および趣味感により適宜選択され、この例 では、ユリ、キク等の弔花が再現されている。なお、慶事用に使用する場合には 、バラやチューリップ等が選択される。
【0019】 造花本体31(31A)の茎部34は適度な曲げと形状維持が可能なように針 金等の芯材39(図5および図6参照)が挿入された軟質合成樹脂より構成され る。 そして、一の茎部34の上部近傍34aの背面側には、差込み部36が形成さ れ、他の造花本体31Aの茎部34の下端部35が前記差込み部36に挿入連結 されるようになっている。 実施例では、図5および図6から明らかなように、茎部34の上部近傍34a の上側に貫通孔37を有する上側差込み部36を設け、その下側に盲穴38を有 する下側差込み部36(36A)を設けている。このように、上下で他の造花本 体31Aの茎部34の下端部35を支持すれば、確実な連結が可能となる。 なお、この連結部分は、茎部34の背面側に設けられ、花部32や葉部33で 隠されるので外観を害することはない。また、実施例では、2つの装飾用造花3 0,30Aを連結したが、これに限定されることなく、必要に応じて3つ、4つ あるいはそれ以上装飾用造花の連結が可能である。
【0020】 実施例で示す装飾用造花30の大きさ(長さ)は全長約60mm、約80mm の2種を使用した。そして、この2種の装飾用造花を適宜組合せ連結して所望の 長さとして、包装体の花飾り部に取り付ければよい。 取り付けに際しては、図1又は図2のように、装飾用造花30,30Aを連結 し、該造花本体31,31Aの茎部を包装用基台11,21の花飾り部14,2 4に沿った形状に屈曲させ、その後、針金等の取付部材により前記花飾り部14 ,24に固定する。
【0021】
【考案の効果】
以上図示し説明したように、この考案の慶弔用包装体によれば、茎部を有する 天然の花束を模した装飾用造花を複数連結して包装用基台に一連的に取り付けら れているので、従来の慶弔用包装体に比し、豪華な感じを看者に与えることがで きる。
【0022】 この考案の慶弔用包装体の装飾用造花は、他の装飾用造花と連結可能な構成と なっているため、多様な大きさの包装用基台に迅速かつ経済的に対応することが できるとともに、包装用基台への取付けの際の作業効率を改善することができる 。 特に、この考案にあっては、複数の装飾用造花がその茎部において連結された 構造となっているので、リング形状または把手形状の花飾り部に取り付けた際に も、一体感があって、見栄えが良い。
【提出日】平成9年8月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、慶弔用の供物又は贈物を包装する慶弔用包装体に関する
【0002】
【従来の技術】
冠婚葬祭において、果物、缶詰あるいはびん詰等の供物又は贈物が、供えられ あるいは贈られるが、この供物又は贈物は、慶弔用包装体により包装されること が多い。 図7は、従来の仏事用の供物包装体50を示すものである。この供物包装体5 0は、果物若しくは缶詰等の供物Gを収容する物品収容部52と物品収容部52 を支持する高台53と前記物品収容部52の外側に形成されたリング状花飾り部 54とからなる包装用基台51の前記花飾り部54に、装飾用花材55、葉材5 6が針金57を介して取り付けられたものである。図の符号Nは名札部を示し、 この名札部Nの上部には孔雀等の飾り物が取り付けられることもある。
【0003】 装飾用花材55および葉材56は、紙あるいは合成繊維、プラスチック等から なり、これらを複数、図のように、適宜針金57で連結し、これを前記花飾り部 54にリング状に配置固定するものが従来一般的であった。しかるに、近年、需 要者からは多種多様な、より豪華な外観を有する装飾用造花が要望されている。
【0004】 そこで、本考案者は、新規な装飾用造花として、天然の草花を忠実に再現する ことを思いつき、前記した花材55や葉材56を針金57で連結するのではなく 、自然の草花の茎を再現した茎部によって各花およぶ葉を一体に結合したものを 考案した。これを、前記包装用基台51の花飾り部54に取り付けることによっ て、包装体として極めて自然で豪華な印象をかもし出すことができるようになっ た。 ところが、この構成に対して、新たな問題が生じてきた。
【0005】 すなわち、通常、この種の装飾用造花は、包装用基台51の物品収容部52外 周両側の花飾り部54にリング状に取り付けられるのであるが、包装用基台51 の大きさは必ずしも同一ではなく花飾り部54の大きさも異なる。従って、装飾 用造花の大きさもこれに対応して設計される必要がある。しかし、自然の草花を 模した装飾用造花を各包装用基台41の大きさに合わせて製作することはコスト 的に不利である。しかも、大きな装飾用造花は、持運び、保管、持ち回しが面倒 で、また花飾り部への取付け等の取扱いも煩雑となる。
【0006】 また、複数の装飾用造花を包装用基台41に取り付けるに際しても、それぞれ の装飾用造花を別個に取り付けた場合には、茎部の方向が別異となって、これを 外側のリング形状の花飾り部に取り付けたときには、一体感が弱くなって、見栄 えがあまり良くない。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、このような状況に鑑み提案されたものであって、自然で豪華な印 象を与え、一体感があり、見栄えがよく、しかも経済的で、取り付けも容易な 弔用包装体 を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
すなわち、請求項1の考案は、供物又は贈物用の物品収容部の外側にリング形 状又は把手形状の花飾り部を有する包装用基台に、二以上の装飾用造花を、前記 造花のうちの一の造花本体の茎部に形成された差込み部に他の造花本体の茎部の 下端部を挿入連結して、前記花飾り部に沿って取り付けたことを特徴とする慶弔 用包装体に係る。
【0009】 また、請求項2の考案は、請求項1において、前記包装用基台が、高台と物品 収容部および該物品収容部外側のリング形状の花飾り部よりなるものである慶弔 用包装体に係る。
【0010】 請求項3の考案は、請求項1において、前記包装用基台が、かご状物品収容部 とその外側に形成された把手形状の花飾り部を含むものである慶弔用包装体に係 る。
【0011】 さらに、請求項4の考案は、請求項1ないし3において、差込み部が一の造花 本体の茎部の上部近傍の背面側に形成され、他の造花本体の茎部の下端部が前記 差込み部に挿入連結されるように構成されたことを特徴とする慶弔用包装体 に係 る。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下添付の図面に従ってこの考案を詳細に説明する。 図1はこの考案の一実施例に係る慶弔用包装体を示す斜視図、図2は他の実施 例の慶弔用包装体を示す斜視図、図3はその慶弔用包装体に取り付けられる装飾 用造花の連結構造を表す斜視図、図4はその一の装飾用造花を示す斜視図、図5 は連結部分の要部拡大斜視図、図6はその断面図である。
【0013】 ここに開示される考案は、まず、請求項1として記載したように、供物又は贈 物用の物品収容部の外側にリング形状又は把手形状の花飾り部を有する包装用基 台に、二以上の装飾用造花を、前記造花のうちの一の造花本体の茎部に形成され た差込み部に他の造花本体の茎部の下端部を挿入連結して、前記花飾り部に沿っ て取り付けたことを特徴とする慶弔用包装体に係るもので、その具体的構造とし て、図1に示す請求項2の慶弔用包装体10と、図2に示す請求項3の慶弔用包 装体20が例示される。 なお、以下の実施例では、弔事(仏事)用の包装体を示すが、慶事用のもので も技術構成は全く同一である。
【0014】 図1の実施例に示す慶弔用包装体10は、弔事用の供物Gを包装する際に使用 されるもので、供物用の物品収容部12の外側にリング形状の花飾り部14を有 する包装用基台11に、二以上の装飾用造花30、30(30A)を、前記造花 のうちの一の造花本体31の茎部に形成された差込み部に他の造花本体31Aの 茎部の下端部を挿入連結して、前記花飾り部14に沿って取り付けたものである 。図の符号13は高台、Nは名札部である。
【0015】 また、図2の実施例に示す慶弔用包装体20は、同じく弔事用の供物Gを包装 するもので、供物用のかご状物品収容部22の外側に把手形状の花飾り部24を 有する包装用基台21に、二以上の装飾用造花30、30(30A)を、前記造 花のうちの一の造花本体31の茎部に形成された差込み部に他の造花本体31A の茎部の下端部を挿入連結して、前記花飾り部24に沿って取り付けたものであ る。図の符号23は高台、Nは名札部である。
【0016】 図1および図2に図示した装飾用造花30(30A)は、前記したように、自 然の草花を模した花部32、葉部33および茎部34を有する造花本体31(3 1A)を含む。そして、この装飾用造花30(30A)は、図3に図示したよう に、一の装飾用造花本体31の茎部34に形成された差込み部36に他の装飾用 造花本体31Aの茎部34の下端部35が挿入されて一体に連結されて、前記包 装用基台11,21の花飾り部14,24に取り付けられている。
【0017】 図4以下に装飾用造花30の構造が示される。ここで使用される装飾用造花3 0は、請求項4の考案として規定したように、造花本体31の茎部34の上部近 傍34aの背面側に差込み部36が形成され、他の造花本体31Aの茎部34の 下端部35が前記差込み部36に挿入連結されるように構成されたことを特徴と する。
【0018】 すなわち、装飾用造花30は、慶弔用の供物若しくは贈り物の包装において、 外観性を向上させるとともに慶弔用として相応しいものとするもので、図のよう に、花部32と葉部33と茎部34を含む。 花部32、葉部33と茎部34は天然の草花を模した例えば合成繊維またはプ ラスチック等からなり、包装体の用途および趣味感により適宜選択され、この例 では、ユリ、キク等の弔花が再現されている。なお、慶事用に使用する場合には 、バラやチューリップ等が選択される。
【0019】 造花本体31(31A)の茎部34は適度な曲げと形状維持が可能なように針 金等の芯材39(図5および図6参照)が挿入された軟質合成樹脂より構成され る。 そして、一の茎部34の上部近傍34aの背面側には、差込み部36が形成さ れ、他の造花本体31Aの茎部34の下端部35が前記差込み部36に挿入連結 されるようになっている。 実施例では、図5および図6から明らかなように、茎部34の上部近傍34a の上側に貫通孔37を有する上側差込み部36を設け、その下側に盲穴38を有 する下側差込み部36(36A)を設けている。このように、上下で他の造花本 体31Aの茎部34の下端部35を支持すれば、確実な連結が可能となる。 なお、この連結部分は、茎部34の背面側に設けられ、花部32や葉部33で 隠されるので外観を害することはない。また、実施例では、2つの装飾用造花3 0,30Aを連結したが、これに限定されることなく、必要に応じて3つ、4つ あるいはそれ以上装飾用造花の連結が可能である。
【0020】 実施例で示す装飾用造花30の大きさ(長さ)は全長約60mm、約80mm の2種を使用した。そして、この2種の装飾用造花を適宜組合せ連結して所望の 長さとして、包装体の花飾り部に取り付ければよい。 取り付けに際しては、図1又は図2のように、装飾用造花30,30Aを連結 し、該造花本体31,31Aの茎部を包装用基台11,21の花飾り部14,2 4に沿った形状に屈曲させ、その後、針金等の取付部材により前記花飾り部14 ,24に固定する。
【0021】
【考案の効果】
以上図示し説明したように、この考案の慶弔用包装体によれば、茎部を有する 天然の花束を模した装飾用造花を複数連結して包装用基台に一連的に取り付けら れているので、従来の慶弔用包装体に比し、豪華な感じを看者に与えることがで きる。
【0022】 この考案の慶弔用包装体の装飾用造花は、他の装飾用造花と連結可能な構成と なっているため、多様な大きさの包装用基台に迅速かつ経済的に対応することが できるとともに、包装用基台への取付けの際の作業効率を改善することができる 。 特に、この考案にあっては、複数の装飾用造花がその茎部において連結された 構造となっているので、リング形状または把手形状の花飾り部に取り付けた際に も、一体感があって、見栄えが良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係る慶弔用包装体を示す
斜視図である。
【図2】他の実施例の慶弔用包装体を示す斜視図であ
る。
【図3】その慶弔用包装体に取り付けられる装飾用造花
の連結構造を表す斜視図である。
【図4】その一の装飾用造花を示す斜視図である。
【図5】連結部分の要部拡大斜視図である。
【図6】連結部分の断面図である。
【図7】従来の慶弔用包装体を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 慶弔用包装体 11 包装用基台 12 物品収容部 13 高台 14 花飾り部 20 慶弔用包装体 21 包装用基台 22 物品収容部 24 花飾り部 30,30A 装飾用造花 31,31A 造花本体 34 茎部 35 茎部の下端部 36 差込み部
【手続補正書】
【提出日】平成9年8月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 慶弔用包装体
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係る慶弔用包装体を示す
斜視図である。
【図2】他の実施例の慶弔用包装体を示す斜視図であ
る。
【図3】その慶弔用包装体に取り付けられる装飾用造花
の連結構造を表す斜視図である。
【図4】その一の装飾用造花を示す斜視図である。
【図5】連結部分の要部拡大斜視図である。
【図6】連結部分の断面図である。
【図7】従来の慶弔用包装体を示す斜視図である。
【符号の説明】 10 慶弔用包装体 11 包装用基台 12 物品収容部 13 高台 14 花飾り部 20 慶弔用包装体 21 包装用基台 22 物品収容部 24 花飾り部 30,30A 装飾用造花 31,31A 造花本体 34 茎部 35 茎部の下端部 36 差込み部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 鈴木 里弥 名古屋市東区泉2丁目6番6号 株式会社 石渡内

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供物又は贈物用の物品収容部の外側にリ
    ング形状又は把手形状の花飾り部を有する包装用基台
    に、二以上の装飾用造花を、前記造花のうちの一の造花
    本体の茎部に形成された差込み部に他の造花本体の茎部
    の下端部を挿入連結して、前記花飾り部に沿って取り付
    けたことを特徴とする慶弔用包装体。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記包装用基台が、
    高台と物品収容部および該物品収容部外側のリング形状
    の花飾り部よりなるものである慶弔用包装体。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記包装用基台が、
    かご状物品収容部とその外側に形成された把手形状の花
    飾り部を含むものである慶弔用包装体。
  4. 【請求項4】 造花本体の茎部の上部近傍の背面側に差
    込み部が形成され、他の造花本体の茎部の下端部が前記
    差込み部に挿入連結されるように構成されたことを特徴
    とする装飾用造花。
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