JP3044455U - 設置の容易なテント構造物 - Google Patents

設置の容易なテント構造物

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JP3044455U
JP3044455U JP1997003190U JP319097U JP3044455U JP 3044455 U JP3044455 U JP 3044455U JP 1997003190 U JP1997003190 U JP 1997003190U JP 319097 U JP319097 U JP 319097U JP 3044455 U JP3044455 U JP 3044455U
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JP
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pole
collar
cap
tent
tent structure
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JP1997003190U
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チェン シー−チグ
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ゴール キング カンパニー,リミテッド
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 テントを設置するプロセスを簡素化して、構
造物全体が、テントに取り付けられた細いロープを引く
だけで即座に設置され得るテントを提供する。 【解決手段】 ハブ11、キャップ12、ポール14
1、142、143、カラー131、132、133、
134、135、136、で構成し、各ポールはそれぞ
れカラーを介して、回動接合されている。ロープ21を
引くと、各ポールはカラーを枢軸にして回動延伸し、傘
型を形成する。これにより、構造物は展開され、かつ、
安定した状態で保たれる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、設置の容易なテント構造物、特に、非常に短時間で設置され得るテ ント構造物に関する。本明細書に記載の構造物は、キャンプ用テントだけでなく ビーチシェルタ、フィッシングテント、ならびに戸外で用いられる他のテントお よびシェルタにも適する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、戸外で用いられるテントは、持ち運び、設置、取り外し、および保管 を容易にするために、軽量でなければならない。ほとんどの戸外テントは、ウォ ールテントおよびモンゴリアンテントである。ウォールテントは、重いため、持 ち運びに不便である。通常、ウォールテントを設置するためには、ある程度の経 験および技術が必要である。モンゴリアンテントは、新しいキャンバス地および 新しい構造物が用いられているため、より軽量であり、従って設置がより容易で ある。モンゴリアンテントを設置する場合、地面にテントを確実に設置するため にテントスパイクを要するか否かは、天候に左右され得る。ほとんどの状況にお いて、スパイクの、地面への挿入は不要である。ウォールテントは、モンゴリア ンテントとは異なり、スパイクにより安定化されなければならない。モンゴリア ンテントは、明らかにウォールテントよりも便利である。モンゴリアンテントは ウォールテントよりも人気があるが、モンゴリアンテントの設置にも不便な点が いくつかある。モンゴリアンテントを設置する際には、キャンバスを広げ、且つ 多くのポールを連結させるか又は組み立ててフレームを形成しなければならない 。その後、フレームをキャンバスに取り付けて固定する。その後、キャンバスカ バーを取り付けたフレームを立てて、テントを形成する。しかし、工程全体を行 うために、2人の人間が共同で作業することが必要である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように、ウォールテントは重くて持ち運びに不便であり、且つスパイク を地面に挿入して安定化させる必要があるという問題点がある。モンゴリアンテ ントは、ウォールテントよりも軽量で、ほとんどの場合スパイクを必要としない が、設置に2人の人間の共同作業を要するという問題点がある。
【0004】 本考案の目的は、上記問題点を解消するためになされたものであり、その目的 とするところは、テントを設置するプロセスを簡素化して、構造物全体が、テン トに取り付けられた細いロープを引くだけで即座に設置され得るテントを提供す ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の設置が容易なテント構造物は、中央部に孔を有し、且つ複数の突起を 有するハブ;上部と、下部のパッドとを有するキャップであって、該上部が該ハ ブの中央孔に挿入可能であり、該キャップの該パッドが該ハブの該突起に対応す る突起を備えたキャップ;およびフレームを含み、該フレームが、第1のポール 、第2のポール、第3のポール、一端が該ハブの突起に回動可能に連結され、他 端が該第1のポールの一端に連結された第1のカラー、一端が該第1のポールの 他端に連結され、該第1のポールが中を貫通して延び、内側に突起を有する第2 のカラー、一端が該キャップの突起に回動可能に連結されてジョイントBを形成 し、他端が該第2のポールに連結された第3のカラー、一端が該第2のポールに 連結され、他端が該第2のカラーの該突起に回動可能に連結されてジョイントC を形成する第4のカラー、一端が該第1のポールの該他端に連結された第5のカ ラー、一端が該第5のカラーに回動可能に連結され、他端が該第3のポールに連 結された第6のカラー、および一端が該キャップ上に固定可能であり、他端が自 由端であって、該ハブの該中央孔を貫通して延びるロープを有し、これにより上 記目的が達成される。
【0006】 また好適な実施形態によると、前記キャップの前記上部がドーム形状である。
【0007】 また好適な実施形態によると、前記キャップの中央部が中空であり、前記ロー プの一端が該キャップに挿入可能で、他端がより大きい直径を有するか又はノッ ト状に結ばれてロープが完全に該キャップを通過することができないようになっ ている。
【0008】 また好適な実施形態によると、前記ハブが4つの突起を有する。
【0009】 また好適な実施形態によると、前記第1のポール、前記第2のポールおよび前 記第3のポールの形状が細くて且つ円筒状であり、好適には中心部が中空である 。
【0010】 また好適な実施形態によると、ジョイントAとジョイントBとを結ぶ線と、ジ ョイントBとジョイントCとを結ぶ線とにより形成される角度が90度よりも大 きい。
【0011】 また好適な実施形態によると、前記第6のカラーが、前記第5のカラーに対し て0度〜180度の範囲で回転可能である。
【0012】 また好適な実施形態によると、適切な数のループが前記テント構造物を固定す るために形成されているキャンバスをさらに含む。
【0013】 以下、作用について説明する。
【0014】 本考案によると、テント構造物は、折り畳み可能であり且つ単一のユニットか らなる。キャンバスカバーは、組み立てられたポールに取り付けられたままであ り、組み立てられたポールはテントを保管する際に解体する必要はない。テント を設置するために組立が必要でないため、かなりの時間が節約される。テントを 立てるには、テントの上部に位置するロープを引くだけでよい。操作全体はきわ めて簡単である。テントを畳むには、構造物の2つの要素を引き離すだけでよい 。テントは即座に折り畳まれる。テントを巻回すると、即座にバッグに収納して 保管できる。テントは高密度に圧縮され得るため、たいしてスペースをとらない 。
【0015】 モンゴリアンテントは、持ち運ぶには十分軽量であるが、本考案は、設置、折 り畳み、巻回、および収納の工程を簡素化した点で、従来のモンゴリアンテント を改善している。従って、本考案は、時間を節約するだけでなく、設置および折 り畳みに1人の人間しか必要とせず、これによりテントの持ち運びをより容易に する。
【0016】
【考案の実施の形態】
本考案によるテントの好適な実施形態を添付の図面を参照して述べる。
【0017】 図1は、立った状態における、4組のポールを備えたテントを示す。テントは 、主に、ハブ11、キャップ12、カラー131〜136、ポール141〜14 3、ロープ21、およびキャンバス3を含む。フレーム2のうち、図1において XおよびYで示す部分の詳細に関しては、図2および図3を参照されたい。メイ ンフレームおよび構造物の個々の構成要素の詳細に関しては、図4および図5を 参照されたい。第1のカラー131の一端が突起113に回動可能に連結されて ジョイントAを形成している。第1のカラー131の他端は、第1のポール14 1に締結されている。第1のポール141は、第2のカラー132を貫通して延 びるか、または2つの部分に分割されている。2つの部分に分割されている場合 、各部分は、第2のカラー132のいずれかの端部に挿入されて第2のカラー1 32と締結されている。第5のカラー135の一端は、第1のポール141の他 端に連結されている。第5のカラー135は、第6のカラー136と回動可能に 連結され、第6のカラー136は、図3の状態に対して0度〜ほぼ180度の範 囲で外側方向に回転可能である。第6のカラー136の他端は、第3のポール1 43に連結されている。第2のカラー132の内側には、突起1321が設けら れており、突起1321は、さらに一端で第4のカラー134と回動可能に連結 されてジョイントCを形成している。第4のカラー134の他端は、第2のポー ル142に連結され、第2のポール142の他端は、第3のカラー133に連結 されている。第3のカラー133は、さらに突起123と回動可能に連結されて ジョイントBを形成している。上記の複数のポールは、テントの主要構造を構成 しており、フレキシブルな材料からなる。丈夫で且つ軽量な構造物をつくるため に、ポールは、パイプ形状に形成されている。テント構造物を覆うキャンバスに は、キャンバスをテントのフレーム上に適切に結着(bind)するために、ループ1 51、152、153、154および161が設けられている。
【0018】 テントを畳むためには、ハブ11をキャップ12から強制的に離し、次いで構 造物を図4に示す状態に折り畳む。図5は、組立前の個々の構成要素を示す。図 6は、畳んだ状態のフレームを示す(キャンバスは図示せず)。テントを設置す るためには、ロープ21を矢印で示す方向に引くだけでよい。ロープ21の端部 がノット状に結ばれているため、キャップ12の孔から抜ける(pass through)こ とが防止される。従って、キャップ12は、キャップ12の上部121が図2に 示すようにハブ11の中央孔に挿入されるまで、引かれ得る。このとき、テント のフレームに結着されたキャンバスは、フレームとともに開かれて、テントは図 1に示す状態になる。この実施形態において、キャップ12の上部121は、ハ ブ11に容易に挿入できるようにドーム形状であり得る。さらに図2に示すよう に、ジョイントBとジョイントAとを結ぶ線と、ジョイントBとジョイントCと を結ぶ線とにより形成される角度は、90度よりも僅かに大きい。このような状 態において、キャップ12の上部121は、ハブ11の孔に挿入され、これによ りテント構造物は展開され且つ安定した状態に保たれる。
【0019】 本考案の、本明細書に記載の実施形態は、単に本考案を説明するためだけのも のであり、当業者であれば本考案の精神から逸脱することなく、多くの改変およ び変更を行い得る。このような改変および変更のすべてが、添付の請求の範囲に より限定される本考案の範囲に含まれることが意図される。
【0020】
【考案の効果】 本考案によれば、簡素な工程で設置され、且つ安定した状態を保ち得る、テン トが提供され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案によるテントの、立った状態で
の構造物全体を示す図である。
【図2】図2は、図1中の符号Xで示す部分の詳細を示
す図である。
【図3】図3は、図1中の符号Yで示す部分の詳細を示
す図である。
【図4】図4は、折り畳んだ状態における、テントのメ
インフレームの詳細を示す図であり、すべての要素の相
互連結を示す図である。
【図5】図5は、テントの主要構造の個々の構成要素を
示す図である。
【図6】図6は、折り畳んだ状態におけるテントのフレ
ームを示す図である。
【符号の説明】
2 フレーム 3 キャンバス 11 ハブ 12 キャップ 21 ロープ 121 キャップ上部 131、132、133、134、135、136 カ
ラー 141、142、143 ポール 151、152、153、154、161 ループ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)実用新案権者 597057346 1FL, NO.69, PAO CHUN G RD.,HSIN TIEN CIT Y, TAIPEI HSIEN, TA IWAN,R.O.C.

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設置が容易なテント構造物であって、 中央部に孔を有し、且つ複数の突起を有するハブ;上部
    と、下部のパッドとを有するキャップであって、該上部
    が該ハブの中央孔に挿入可能であり、該キャップの該パ
    ッドが該ハブの該突起に対応する突起を備えたキャッ
    プ;およびフレーム;を含むテント構造物であって、 該フレームが、 第1のポール、 第2のポール、 第3のポール、 一端が該ハブの突起に回動可能に連結され、他端が該第
    1のポールの一端に連結された第1のカラー、 一端が該第1のポールの他端に連結され、該第1のポー
    ルが中を貫通して延び、内側に突起を有する、第2のカ
    ラー、 一端が該キャップの突起に回動可能に連結されてジョイ
    ントBを形成し、他端が該第2のポールに連結された、
    第3のカラー、 一端が該第2のポールに連結され、他端が該第2のカラ
    ーの該突起に回動可能に連結されてジョイントCを形成
    する、第4のカラー、 一端が該第1のポールの該他端に連結された、第5のカ
    ラー、 一端が該第5のカラーに回動可能に連結され、他端が該
    第3のポールに連結された、第6のカラー、および一端
    が該キャップ上に固定可能であり、他端が自由端であっ
    て、該ハブの該中央孔を貫通して延びる、ロープを有す
    る、テント構造物。
  2. 【請求項2】 前記キャップの前記上部がドーム形状で
    ある、請求項1に記載の設置が容易なテント構造物。
  3. 【請求項3】 前記キャップの中央部が中空であり、前
    記ロープの一端が該キャップに挿入可能で、他端がより
    大きい直径を有するか又はノット状に結ばれてロープが
    完全に該キャップを通過することができないようになっ
    ている、請求項1に記載の設置が容易なテント構造物。
  4. 【請求項4】 前記ハブが4つの突起を有する、請求項
    1に記載の設置が容易なテント構造物。
  5. 【請求項5】 前記第1のポール、前記第2のポールお
    よび前記第3のポールの形状が細くて且つ円筒状であ
    り、好適には中心部が中空である、請求項1に記載の設
    置が容易なテント構造物。
  6. 【請求項6】 ジョイントAとジョイントBとを結ぶ線
    と、ジョイントBとジョイントCとを結ぶ線とにより形
    成される角度が90度よりも大きい、請求項1に記載の
    設置が容易なテント構造物。
  7. 【請求項7】 前記第6のカラーが、前記第5のカラー
    に対して0度〜180度の範囲で回転可能である、請求
    項1に記載の設置が容易なテント構造物。
  8. 【請求項8】 適切な数のループが前記テント構造物を
    固定するために形成されているキャンバスをさらに含
    む、請求項1に記載の設置が容易な構造物。
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