JP3044230B1 - 粉末塗料層における小さい塗料欠陥の修理方法 - Google Patents

粉末塗料層における小さい塗料欠陥の修理方法

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ダイムラークライスラー・アクチエンゲゼルシヤフト
マイクロ コンパクト カー アクチエンゲゼルシヤフト
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Abstract

【要約】 【目的】 充填体による粉末塗料層の修理方法を簡単化
する。 【構成】 粉末塗料層における小さい塗料欠陥を修理す
る方法において、塗料欠陥が切欠かれ、切欠き2へこの
切欠き2に形状又は体積を合わされる充填体3が入れら
れ、充填体3がこの切欠き2を包囲する粉末塗料層1に
結合され、硬化される。充填体3は、切欠き2への挿入
前に、切欠き2の電位とは異なる電位に帯電せしめら
れ、続いて帯電した充填体3は、電気的に異なるように
帯電せしめられる切欠き2へ入れられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1の上位概
念に記載の、粉末塗料層における小さい塗料欠陥の修理
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】未公開のドイツ連邦共和国特許出願第1
9646956号には、粉末塗料層における小さい塗料
欠陥を修理するため、塗料欠陥の範囲で粉末塗料層を切
欠き、切欠きへこの切欠きに形状又は体積を合わせた充
填体を入れ、切欠きを包囲する粉末塗料層に充填体を結
合して硬化することが記載されている。この方法の利点
にもかかわらず、この修理方法はまだ改善の余地があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、最初
にあげた修理方法を改善して、充填体による粉末塗料層
の修理方法を簡単化することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によればこの課題
は、請求項1の方法段階を持つ方法によって解決され
る。切欠きの放電及び充填体の帯電により、充填体は、
それ以外の手段なしに、少なくとも充填体の硬化の始め
まで、切欠き内に保持される。
【0005】本発明の有効な構成は従属請求項からわか
る。なお、図に示されている実施例に基いて、本発明を
以下に説明する。
【0006】
【実施例】図1には、基体の湾曲した粉末塗料層1の一
部が示されている。基体は例えば金属、プラスチツク又
は繊維強化プラスチツク、MDF材料及び/又は類似の
粉末被覆材料から製造することができる。粉末塗料層1
の塗布の際、種々の予防手段にもかかわらず、例えば閉
じ込められる塵埃粒子のような欠陥が生じることがあ
る。欠陥のある個所の修理のため、この個所は、特に結
合されかつ硬化された粉末塗料層1の限られた範囲に、
この実施例では円筒状に形成される切欠き2を設けられ
る。
【0007】切欠き2を形成する間、欠陥のある個所は
イオン化されたガス例えば空気を吹付けられ、それによ
り切削の際生じる摩擦電気が電気的に中和され、切欠き
が理想的に零電位へもたらされ、即ち放電せしめられ
る。同時になるべく乾燥した空気により、切欠き2は浄
化される。
【0008】切欠き2が粉末塗料層1へ形成される前
に、充填体3を製造特に打抜くための膜の層厚が測定さ
れる。膜の層厚の測定は、充填体3を膜から打抜く個所
で行うのが有効である。充填体3は打抜きの際同時に帯
電せしめられるのが有利であり、それにより充填体を、
電気的に中立な切欠き2へ、それ以外の手段なしに付着
させて入れることができる。
【0009】膜又は充填体3の層厚に応じて最大で粉末
層1の深さに形成される切欠き2によって、この場合欠
陥又は塵埃粒子も同時に除去される。
【0010】既に述べたように、切欠き2は、有利なよ
うに切削でこの場合特に非対称フライス削り(即ちフラ
イスの切削は切削すべき面の中心を通っては行われな
い)によるか、又は粉末塗料層への研削により形成され
る。更に切欠き2は、穴あけされ、又は鋸により穴びき
され、又はレーザで焼失せしめられ、又は打抜かれ、又
は研削される。粉末塗料層1への切欠き2のあらゆるや
り方の形成の際注意すべきことは、切欠き2が、その面
積又は幅及びその深さに関しても、精確に規定された寸
法及び所定の縁輪郭で粉末塗料層1へ形成されることで
ある。
【0011】続いて図2に示すように、粉末塗料又は粉
末塗料の予備製品から形成される板片状の帯電せしめら
れた充填体3が入れられ、即ち特に充填体3の底の輪郭
が切欠き2の底の輪郭に合わされる。同様に充填体3の
縁も円筒状切欠き2の対応する縁に合わされる。
【0012】切欠き2へ入れる前に少なくとも一部架橋
された充填体は、切欠き2の容積に応じて寸法を定めら
れ、モノリスのようにつながって構成されている。即ち
モノリスにつながる充填体3の直径は、切欠き2の幅に
ほぼ一致し、充填体3の層厚は切欠き2の深さにほぼ一
致している。
【0013】充填体3に関してこの精確な寸法設定は、
充填体3を前もって製造される塗料膜から形成し、特に
打抜くことによって、簡単に行うことができる。少なく
とも若干の硬化粉末塗料では、この塗料膜は、所望の視
覚的性質を得るため、静電吹付けにより有効に製造され
る。
【0014】切欠き2内に設けられる充填体3の見える
側5へ押圧体4が当てられる。この押圧体4は好都合な
ように切欠き2の縁を越えて突出し、更に有利なよう
に、切欠き2の縁に対して平らに粉末塗料層1の見える
側5に接している。
【0015】続いて充填体3が、切欠き2外に設けられ
ている粉末塗料層1に結合される。この場合少なくとも
結合の始めに、なるべく最大1barの圧力が押圧体4
へ及ぼされ、かつこの押圧体4を介して充填体3へ及ぼ
される。それにより充填体3と粉末塗料層1との間に、
特に良好な結合及びて定性的に良好なな特に平らな移行
が行われる。
【0016】結合はなるべく接着層″接着剤層″(図示
せず)によって行われ、この接着層は充填体3に設けら
れるか、又は充填体3を切欠き2へ入れる前に既に充填
体3の適当な壁に沿って設けられる。
【0017】続いて、切欠き2へ入れられた充填体3及
び場合によっては″接着剤層″も加熱されるか、又は反
応せしめられる。加熱又は反応により、特に充填体3及
び場合によっては接着剤層も硬化する。この場合も少な
くとも硬化の始めに、押圧体4を介して押圧力が充填体
3へ及ぼされる。充填体3に接する押圧体4の表面従っ
て接触面6はできるだけ滑らかに構成されているので、
この押圧力により硬化する充填体3の良好な表面も得ら
れる。
【0018】反応は、なるべく紫外線又は電磁波線特に
赤外線又は高温空気によって開始又は維持される。電磁
波線により充填体3の硬化が開始される場合、押圧体4
の材料及び層厚は、押圧体4を通ってその後ろから送り
出される電磁波線の少なくとも50%が充填体3の方へ
伝達されるように、選ばれるのが有利である。
【0019】更に硬化の際又は充填体3と粉末塗料層1
との結合の際にもガスが形成されることがあり、従って
押圧体4は、充填体3との接触面6の範囲に小孔を持
ち、これらの小孔を通って生じるガスが導出されるのが
よい。
【0020】これらの小孔が充填体3の見える側の表面
性質に不利な影響を及ぼさないようにするため、小孔は
できるだけ小さい断面を持っている。特にいわゆる微孔
又は少なくとも接触面6では微孔材料が重要である。押
圧体4の接触面6の材料として、この場合特にポリ四弗
化エチレン(PTFE)がよいことがわかった。なぜな
らば、この材料によりこのような層が公知のように製造
可能だからである。僅かしか又は全くガスを発生しない
修理材料では、特に付着防止被覆(図示せず)を持つ押
圧体4を、研摩された金属又はガラスから製造すること
ができる。
【0021】更に接触面6、特別な構成では全押圧体4
も、いわゆるナノ粒子から製造することができる。この
ような接触面6又はこのような押圧体4で、充填体3の
結合又は充填体3の硬化が電磁波線特に赤外線により開
始されると、ナノ粒子の大きさをこの電磁波線の波長よ
り小さく選ぶのが好都合である。
【0022】充填体3は使用される材料に応じて硬化の
際体積を収縮することがあるので、切欠き2の体積に硬
化の際生じる充填体の体積収縮を加えたものにほぼ等し
い体積を充填体3に与えるのが有利である。
【0023】更に粉末塗料層1への別の特に透明塗料層
7を塗布する際、切欠き2の形成及び切欠き2への充填
体3の充填を透明塗料層7の塗布前に行うのが有利であ
る。
【0024】図3には、特に結合されて硬化される粉末
塗料層1の欠陥のある個所の範囲に円錐台状切欠き2を
持つ粉末塗料層1が示されている。切欠き2の円錐は基
体の方へ先細になっている。最大で塗布塗料層1の深さ
へ形成される切欠2によって、同時に欠陥例えば塵埃粒
子が除去される。
【0025】図4には、充填体3を挿入されかつ充填体
3の上に修理装置を設けられる円錐台状切欠き2が示さ
れている。充填体3は粉末塗料又は粉末塗料の予備製品
特に板片状の予備製品から形成されている。充填体3の
縁は、その幾何学的寸法及び例えば切欠き2の形成の際
必ずしも円形でなく場合によっては腎臓形であってもよ
い曲線に関しても、切欠き2の縁に合わされている。
【0026】充填体3を切欠き2へ入れるために、切欠
き2は前述した塗料膜で全面を覆われる。覆う塗料膜か
ら充填体3が突き出され、突き出しの際直接切欠き2へ
入れられるか、又は押込まれる。
【0027】図4に示すように、この場合充填体3が個
々の破片8に崩壊するようにすることができる。残って
いる粉末塗料層1との結合前に個々の破片8から形成さ
れる充填体3は、本発明の意味においてつながる充填体
3と解され、即ち切欠き2に設けらる充填体3は、切欠
き2の壁又は底との結合前に、必ずしも完全にモノリス
に構成されていなくてもよい。
【0028】切欠き2に設けられる充填体は、切欠き2
外に設けられる粉末塗料層1と上述した手段により結合
される。この結合は、充填体3の材料とこれを包囲する
粉末塗料層1の材料との直接の結合によって行われる。
しかし充填体3と粉末塗料層1との結合は、共通な面全
体に沿って行う必要はなく、個々の共通な部分に限定す
ることができる。破片8から形成される充填体3の場
合、同時に破片8も同じように互いに結合される。
【0029】図4に示すように、欠陥のある個所が透明
塗料層7の塗布後に初めて認められる場合、修理のため
方法を同じように実施することができ、このため見える
側に付加的に透明塗料層を持ちかつ粉末塗料から形成さ
れる充填体3を使用するのが有効であり、その際この透
明塗料層の層厚は、そうでない場合基体の粉末塗料層1
上に設けられている透明塗料層7の層厚にほぼ等しい。
【0030】図5及び6には、粉末塗料層1の欠陥を持
つ個所を修理する装置9が示されている。装置9は回転
可能に保持される基板10を持ち、この基板10は例え
ば回転ステツプモータ18を介して産業ロボツト(図示
せず)の腕に設けることができる。産業ロボツトは直角
座標の門形ロボツトであるのが有効であり、それにより
できるだけ精確な位置制御が可能である。
【0031】基板には種々の作業段階用の個々の加工工
具が星型に設けられている。加工工具の軸線は、使用の
際、基板10の回転軸線に対して直角にかつ切欠き2の
範囲で粉末塗料層1の面直交軸に対して平行に向けられ
ている。
【0032】基板10自体の回転軸線は、切欠き2の範
囲で粉末塗料層1の面直交軸に対して直角に向けられて
いる。この手段により、加工工具の変更の際加工場所は
同じであり、それにより充填体3の挿入が高度に再現可
能である。
【0033】特別な実施形態では、例えば加工工具は、
光線路へ入れることができる種々の対物レンズを持つ顕
微鏡の対物レンズのように設けられることができ、加工
工具は対物レンズに対比可能であり、顕微鏡の対物レン
ズを保持する回転板は基板10に対比可能である。
【0034】図5及び6による装置9では、加工工具1
0は平らな基板10上に取付けられている。基板10
は、基板10の面に直交するように向けられている回転
軸線を持つ回転ステツプモータ18により回転可能に保
持されている。
【0035】加工工具は、星形にかつその加工軸線を基
板10の面に対して平行に、基板10に設けられてい
る。加工工具は、フライススピンドルヘツド11、ダイ
ヤルゲージ12、マイクロメータ13、打抜き工具1
4、真空保持器15、ハロゲンランプ16、及び平らな
接触面6を持つなるべく加熱可能な押圧体4である。
【0036】加工工具は、基板10を介して回転可能に
かつ基板10の旋回軸線の方向に直線移動可能に、例え
ばロボツト腕(図示せず)に設けられている。これによ
りそれぞれの加工工具の加工軸線を、簡単に高い精度
で、欠陥のある個所の範囲で粉末塗料層1の表面に対し
て直角に位置ぎめすることができる。
【0037】フライススピンドルヘツド11に玉で支持
されかつ回転数制御される電動機17を介して駆動され
るフライススピンドルは、空気圧シリンダ19により粉
末塗料層1の表面へ粗く下降され、マイクロメータねじ
13により調節されて、欠陥のある個所の範囲で表面へ
接触せしめられる。こうして得られる零点はダイヤルゲ
ージ12により固定され、必要なフライス削り深さはマ
イクロメータ13により設定される。
【0038】続いて装置9が空気圧シリンダ19により
上昇せしめられ、フライスが位置へもたらされ、空気圧
シリンダ19を介して下降せしめられる。液圧緩衡器を
介してフライススピンドルが、前もって設定されたフラ
イス削り深さ又は穴あけ深さの所まで下降する。フライ
ス削り中に切欠き2が、なるべくイオン化された空気で
永続的に空にされる。それにより切欠き2は放電し、塵
埃なしに冷却される。
【0039】完成した切欠き2は、場合によってはフラ
イス削り過程の終了後も引続きイオン化された空気を吹
付けられ、この時間中に切欠き2がハロゲンランプ16
で照射され、なるべく約50°Cに加熱される。有効な
ようにハロゲンランプ16は、切欠き2の加熱のほか
に、工作物の照明のためにも使用される。
【0040】切欠き2へ入れるべき充填体3は、打抜き
工具14により膜から打ち抜かれる。打抜かれた充填体
3は真空保持器15により保持され、基板10が再び切
欠き2の上方の作業位置へもたらされる。シリンダ19
による下降後、充填体3は、打抜き工具14にあるピス
トンを介して、切欠き2へ押込まれる。
【0041】続いて充填体3は加熱された押圧体4によ
り押付けられ、(粉末の種類に応じて)最高110°C
に加熱される。充填体3の厚さに応じて、充填体3は約
1〜4分後固定されて、ハロゲンランプ16により(粉
末の種類に応じて)最高175゜Cで、(粉末の種類に
応じて)約15分以内硬化されることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】欠陥個所の範囲に形成される円筒状切欠きを持
つ粉末塗料層の一部の断面図である。
【図2】切欠きに充填体を挿入される図1の粉末塗料層
の一部の断面図である。
【図3】円錐台状切欠きを持ちかつ透明塗料層を持つ粉
末塗料層の一部の断面図である。
【図4】図3による切欠きに充填体を挿入された粉末塗
料層の一部の断面図である。
【図5】粉末塗料層における小さい欠陥を修理する装置
の立面図である。
【図6】図5による装置の側面図である。
【符号の説明】
1 粉末塗料層 2 切欠き 3 充填体
フロントページの続き (73)特許権者 597175352 アイゼンマン・マシーネンバウ・コマン デイトゲゼルシヤフト ドイツ連邦共和国ベーブリンゲン・チユ ービンゲル・シユトラーセ81 (73)特許権者 597175363 カルル・ヴエルヴアーグ・ラツク−・ウ ント・フアルベンフアブリーク・ゲゼル シヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ ハフツング・ウント・コンパニー・コマ ンデイトゲゼルシヤフト ドイツ連邦共和国シユトウツトガルト・ シユトローゴイシユトラーセ28 (72)発明者 フリツツ・ダンネンハウエル ドイツ連邦共和国ハーゼル・ガルテンシ ユトラーセ1 (72)発明者 アンヤ・ケレル ドイツ連邦共和国プラウシユタイン・イ ンゲボルグ−バツハマン−シユトラーセ 31 (72)発明者 クラウス・ススマン ドイツ連邦共和国レオンベルク・リーゲ ラツケルシユトラーセ13 (72)発明者 ユルゲン・ハンフ ドイツ連邦共和国テユービンゲン・パノ ラマシユトラーセ47 (72)発明者 クラウデイア・ヴイツト ドイツ連邦共和国エーベルデインゲン・ ミユールシユトラーセ2 (56)参考文献 特開 平2−99171(JP,A) 特開 平1−315375(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05D 3/00 - 3/14 B05D 7/14

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗料欠陥を切欠き、切欠きへこの切欠き
    に形状又は体積を合わせた充填体を入れ、切欠きを包囲
    する粉末塗料層に充填体を結合して硬化する、小さい塗
    料欠陥の修理方法において、切欠きへの挿入前に充填体
    を、切欠きの電位とは異なる電位に帯電させ、帯電した
    充填体を異なる帯電の切欠きへ入れることを特徴とす
    る、粉末塗料層における小さい塗料欠陥の修理方法。
  2. 【請求項2】 切欠きを少なくとも充分放電させ、帯電
    した充填体を少なくとも充分放電した切欠きへ入れるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 充填体を入れる前に切欠きを浄化するこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 充填体を入れる前に切欠きを浄化し、切
    欠きの浄化により電気的中和を行うことを特徴とする、
    請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 イオン化されたガスで切欠きを空にする
    ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 切欠きを形成する際、後で形成される切
    欠きの範囲に、イオン化されたガスを吹付けることを特
    徴とする、請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 イオン化されたガスで切欠きを空にし、
    イオン化の前又はイオン化の際ガスから液体を除去する
    ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 充填体を膜から製造し、充填体の製造前
    に膜の厚さを、後で形成される充填体の所で測定し、膜
    の厚さに相当する深さを持つ切欠きを粉末塗料層に形成
    することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 充填体を膜から打抜くことを特徴とす
    る、請求項1に記載の方法。
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