JP3043531U - 就寝中に使用し続けても負担の少ない腰枕 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 就寝中など長時間の使用にも負担の少ない腰
枕を提供する。 【構成】 例えば綿などの弾力性を有する素材を充填し
た、厚みを具備した二個の袋状の筒２の一方の端を、背
骨幅の薄い繊維生地１により連結した構造を具備する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案が解決しようとする課題】

人類の２足歩行の因果として腰の異常は始まり、年令や生活様式や労働、運動 といった様々な原因により多種に及ぶ腰の異常があるが、腰を伸ばす等のストレ ッチ運動をすることで軽減できる筋肉疲労等の場合には、適宜な厚みを持つ補助 具を腰部に沿えて仰向けになると、痛みや怠さを和らげたり治癒する効果が知ら れている。しかし、腰部を長時間持ち上げておくと逆に腰痛の原因となることも 少なくなく、就寝中に使用すれば安眠の妨げになった。

【０００２】

【課題を解決するための手段】

均一な厚みを持つ補助具を腰部Ｂの下に副えて仰向けの姿勢になると、腰の筋 肉のストレッチだけにとどまらず、腰骨を不自然に押し上げた状態となって長時 間使用による逆効果となるのを防ぐために本考案の手段は、腰椎や脊髄Ａが当た る部分１の厚みを無くし、腰椎や背骨の両側に沿う筋肉を支える面２だけに厚み を持たせた構造を具備した。

【０００３】

【考案の効果】

本考案の構造物を腰部Ｂに沿えて仰向けになると、腰骨や背骨Ａの両側を支え る面２の厚みにより、筋肉の部分のみを押上げてストレッチ効果を加えるが、腰 骨部分には厚みが無い構造により負担がかからず、長時間の使用にあっても支障 を来さない。また、厚みの無い溝部１の部分に横向きになれば筋骨にストレスを 受けないので、長時間の就寝にも問題なく使用することが出来て便利である。

【図面の簡単な説明】

【図１】腰骨や背骨の両側の筋肉を支える膨らみ部分
と、腰骨や背骨を納める厚みの無い構造を具備した腰枕
の斜視図である。

【図２】両側の膨らみと、中央の厚みを持たない腰枕を
真横から見た図である。

【図３】本考案の実施使用例を示す図である。

【符号の説明】

１ 腰骨や背骨を納める厚みを持たない溝。 ２ 腰骨や背骨の両側の筋肉を支える膨らみ。 Ａ 人体の背骨 Ｂ 人体の腰部骨盤

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 腰椎や脊椎に沿う中央部分には厚みを持
   たず、腰椎や背骨の両側を縦に走っている筋肉を支える
   部分が厚みを持つ構造の腰枕。