JP3042919U - 祭 壇 - Google Patents

祭 壇

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晃 岡本
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株式会社オフィスイチマルハチ
池田 俊行
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 故人のこの世における最後の儀式に相応し
く、通夜や葬儀を豪華に演出することができる祭壇を提
供する。 【解決手段】 須弥段2に行燈3、4、7、六灯台5、
盛台6等の種々の行燈Aが飾られており、須弥段2はそ
の前面に半透明板10が設けられ、その内部に複数の色
の異なる放電管20P、20B、20Gが配設されてお
り、各放電管20P、20B、20Gには、各放電管2
0P、20B、20Gの点滅を制御する点滅制御装置3
0が接続されている。このため、故人のこの世における
最後の儀式に相応しく、通夜や葬儀を豪華に演出するこ
とができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、祭壇に関する。
【0002】
【従来の技術】
ヒトが死んで、通夜や葬儀が執り行われるときに、その遺体は祭壇の前面に載 置される。祭壇には、その中央に故人の写真の入った写真立が置かれ、この写真 立の回りに、種々の祭壇用品が飾られる。 この祭壇用品としては、行燈、六灯台、灯呂、彫刻灯、雪洞(ぼんぼり)等が 例示できる。以前は、これら祭壇用品の内部にロウソクを置き、このロウソクの 火によって、祭壇を明るく灯していた。最近では、ロウソクの火の替わりに、蛍 光灯や白熱電球が主に使用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、通夜や葬儀において故人の親族や友達は、故人を悼むために少しで も華やかに見送ってやりたいのが心情である。通夜や葬儀はこの世における故人 の最期の儀式なので、祭壇を豪華に飾って故人を安らかに送りたいというのが、 遺族や友人の思いやりであり切実な願望である。 従来の祭壇は、故人のこの世における最後の儀式に相応しいものであったもの の、いまひとつ豪華でないという問題がある。
【0004】 本考案はかかる事情に鑑み、故人のこの世における最後の儀式に相応しく、通 夜や葬儀を豪華に演出することができる祭壇を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の祭壇は、前面に設けられた半透明板と、内部に配設された複数の色 の異なる放電管と、各放電管の点滅を制御する点滅制御装置とからなる須弥段を 備えたことを特徴とする。 請求項2の祭壇は、前面に設けられた半透明板と、内部に配設された複数の色 の異なる放電管と、各放電管の点滅を制御する点滅制御装置とからなる行燈を備 えたことを特徴とする。 請求項3の祭壇は、請求項1の須弥段と、請求項2の行燈とを備えたことを特 徴とする。
【0006】 本明細書において、「行燈」とは行燈だけでなく、須弥段に載置もしくは近接 して祭壇を構成する六灯台、盛台、灯呂、彫刻灯、雪洞(ぼんぼり)等の種々の 祭壇用品や仏具を含む概念である。
【0007】
【考案の実施の形態】
つぎに、本考案の実施形態を図面に基づき説明する。 図1は本考案の祭壇の一実施形態に係わる正面図である。同図に示すように、 本実施形態の祭壇1は、須弥段2の中央上段に、故人の写真が入った写真立が置 れ、この写真を中心にして左右対称に、行燈3、4、7、六灯台5、盛台6等の 種々の行燈Aが配設されている。 なお、行燈Aは、行燈3、4、7、六灯台5、盛台6だけでなく、須弥段2に 載置もしくは近接して祭壇1を構成するものであれば、灯呂、彫刻灯、雪洞(ぼ んぼり)など種々の仏具を採択しうる。さらになお、行燈Aは、それらを組み合 わせたものでもよい。
【0008】 須弥段2および行燈Aにおける内部の主要構造はいずれも互いに実質同様なの で、行燈Aを代表として説明する。しかも、行燈Aの行燈3、4、7、六灯台5 、盛台6における内部の主要構造はいずれも互いに実質同様なので、行燈3を代 表として説明する。 図2は行燈3の概略斜視図である。同図に示すように、行燈3には、白木製の 公知の行燈本体11の胴部内側に、例えば障子紙等の半透明板10が貼付されて おり、この半透明板10によって行燈本体11の内周部は囲まれている。この行 燈本体11の内周部には、複数の色の異なる図示しない放電管20が配設されて おり、この各放電管20にはそれぞれの放電管20の点滅のタイミングを制御す る点滅制御装置30が接続されている。
【0009】 なお、半透明板10は、障子紙だけでなく、薄くて光が透ける乳白色の合成樹 脂板等であってもよく、光を透すとその光がぼんやりと光るものであれば、種々 のものを採択しうる。
【0010】 つぎに、放電管20を説明する。 図3(A)は行燈3の断面平面図、図3(B)は行燈3の断面側面図および配 線図である。図3(A)、(B)に示すように、行燈3の内部における上下部に はそれぞれ、例えば、塩化ビニル製の水平な支持具21、21がその基部を行燈 本体11に取り付られている。各支持具21、21の先端には、水平な取付具2 2がその中央部を取り付けられている。この上下の取付具22、22におけるそ れぞれの左右両端部には例えば、塩化ビニル製のパイプ23、23がそれぞれ立 てて取り付けられている。このパイプ23、23には、その長手方向に間隔的に 、12本の放電管20が取り付けられており、各放電管20の色はオレンジ、ブ ルー、グリーンの順で、繰り返し並べられて配色されている。説明のため、その 色がオレンジ、ブルー、グリーンの放電管20をそれぞれ放電管20P、20B 、20Gと記す。各放電管20P、20B、20Gは、いずれもその前面の形状 が平面視円弧状に形成されており、その両端部を図示しない電極に接続されてい る。
【0011】 なお、各放電管20P、20B、20Gの本数は特に限定されないが、多けれ ば多い程、豪華なので好適である。 さらになお、放電管20P、20B、20Gを並べる色の組み合わせは、任意 である。また、放電管20の色は上記以外にもパープル、ホワイト等の種々の色 を採択しうる。
【0012】 ところで、各放電管20P、20B、20Gは、その色によって、その適正な 使用電圧が互いに異なる。図3(B)に示すように、複数の放電管20Pは、そ の色に対応して安定器31Pに並列にそれぞれ接続されている。複数の放電管2 0Bは、その色に対応して安定器31Bに並列にそれぞれ接続されている。複数 の放電管20Gは、その色に対応して安定器31Gに並列にそれぞれ接続されて いる。各安定器31P、31B、31Gは、それぞれ各放電管20P、20B、 20Gへの加電圧を、適正な電圧にするためのものである。符号P、B、Gは放 電管20P、20B、20Gと安定器31P、31B、31Gとの間に接続され た配線を示している。
【0013】 すべての安定器31P、31B、31Gは、いずれも調光器32に接続されて いる。調光器32は、点滅制御装置30からの制御信号を、各放電管20P、2 0B、20Gへの使用電力に変換するためのものである。この調光器32により 、各放電管20P、20B、20Gを点灯か滅灯かのいずれかだけでなく、その 光の強弱を付けることができる。 なお、調光器32はなくてもよいが、調光器32が接続された場合、各放電管 20P、20B、20Gの点灯に強弱を付けることにより、幅広い演出を行うこ とができるので好適である。
【0014】 調光器32には点滅制御装置30が接続されている。 点滅制御装置30は全ての放電管20P、20B、20Gの点滅のタイミング を制御するための装置である。
【0015】 つぎに本実施形態の行燈3の作用・効果を説明する。 予め、調光器32に、各放電管20P、20B、20Gの点滅のタイミングパ ターンを、例えば、下方から順に上方へと放電管20G、20B、20Pの順に 点灯させ、その直後に下方から順に上方へ放電管20G、20B、20Pの順に 滅灯させるように記憶させる。そして、行燈3の点滅制御装置30を稼働させる と、光の塊がオレンジ、ブルー、グリーンに繰り返し色を変えながら上方に昇っ ていくように見える。 つまり、故人のこの世における最後の儀式に相応しく、通夜や葬儀を豪華に演 出することができるという効果を奏する。
【0016】 また、点滅制御装置30には上記のタイミングパターンだけでなく、例えば、 下方から順に上方へと放電管20G、20B、20Pの順に点灯させ、その直後 に下方から順に上方へ放電管20G、20B、20Pの順に滅灯させるとともに 、上方から順に下方へと放電管20P、20B、20Gの順に点灯させ、その直 後に上方から順に下方へ放電管20P、20B、20Gの順に滅灯させるように 記憶させてもよい。この場合、点滅制御装置30を稼働させると光の塊が行燈3 の真ん中で衝突するように見える。 このようにして、故人のこの世における最後の儀式に相応しく、通夜や葬儀を 豪華に演出することができるという効果を奏する。 なお、点滅制御装置30のタイミングパターンは、種々のパターンを採択しう る。
【0017】 つぎに、他の実施形態の行燈3Bを説明する。図4は他の実施形態の行燈3B の説明図であって、(A)は平面断面図、(B)は側面断面図である。図4(A )、(B)に示すように、この実施形態の行燈3Bの内部における上下部にそれ ぞれ例えば、塩化ビニル製の水平な安定器41がその基端を行燈本体11に取り 付けられている。各安定器41の先端部には、例えばガラス製の平面視環状の取 付具42が取り付けられている。この上下の取付具42、42の円周方向に間隔 的に、複数の垂直な棒状の放電管20P、20B、20Gが取り付けられている 。
【0018】 この実施形態の行燈3Bの場合、点滅制御装置30に適当なタイミングパター ンを記憶させて、例えば、行燈3Bの内部で光の塊が水平面内で公転しているか のように演出させることができる。また、行燈3Bの内部で対向する方向から移 動してきた2つの光の塊が衝突しているかのように演出させることができる。 このようにして、行燈3Bであっても、前記行燈3と同様に、故人のこの世に おける最後の儀式に相応しく、通夜や葬儀を豪華に演出することができるという 効果を奏する。
【0019】 つぎに、本実施形態の須弥段2を説明する。 図示しないが、本実施形態の須弥段2は、前記行燈3、3Bと同様に、須弥段 本体の内部に複数の色の異なる放電管20が配設されており、この各放電管20 にはそれぞれの放電管20の点滅のタイミングを制御する点滅制御装置30が接 続されたものである。 したがって、本実施形態の須弥段2は行燈3や行燈3Bと同様に、故人のこの 世における最後の儀式に相応しく、通夜や葬儀を豪華に演出することができると いう効果を奏する。
【0020】
【考案の効果】
請求項1〜3の祭壇によれば、故人のこの世における最後の儀式に相応しく、 通夜や葬儀を豪華に演出することができる。
【提出日】平成9年5月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、祭壇に関する。
【0002】
【従来の技術】
ヒトが死んで、通夜や葬儀が執り行われるときに、その遺体は祭壇の前面に載 置される。祭壇には、その中央に故人の写真の入った写真立が置かれ、この写真 立の回りに、種々の祭壇用品が飾られる。 この祭壇用品としては、行燈、六灯台、灯呂、彫刻灯、雪洞(ぼんぼり)等が 例示できる。以前は、これら祭壇用品の内部にロウソクを置き、このロウソクの 火によって、祭壇を明るく灯していた。最近では、ロウソクの火の替わりに、蛍 光灯や白熱電球が主に使用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、通夜や葬儀において故人の親族や友達は、故人を悼むために少しで も華やかに見送ってやりたいのが心情である。通夜や葬儀はこの世における故人 の最期の儀式なので、祭壇を豪華に飾って故人を安らかに送りたいというのが、 遺族や友人の思いやりであり切実な願望である。 従来の祭壇は、故人のこの世における最後の儀式に相応しいものであったもの の、いまひとつ豪華でないという問題がある。
【0004】 本考案はかかる事情に鑑み、故人のこの世における最後の儀式に相応しく、通 夜や葬儀を豪華に演出することができる祭壇を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の祭壇は、前面に設けられた半透明板と、内部に配設された複数の色 の異なる放電管と、各放電管の点滅を制御する点滅制御装置とからなる須弥段を 備えたことを特徴とする。 請求項2の祭壇は、前面に設けられた半透明板と、内部に配設された複数の色 の異なる放電管と、各放電管の点滅を制御する点滅制御装置とからなる行燈を備 えたことを特徴とする。 請求項3の祭壇は、前面に設けられた半透明板と、内部に配設された複数の色 の異なる放電管と、各放電管の点滅を制御する点滅制御装置とからなる 須弥段と 、前面に設けられた半透明板と、内部に配設された複数の色の異なる放電管と、 各放電管の点滅を制御する点滅制御装置とからなる 行燈とを備えたことを特徴と する。
【0006】 本明細書において、「行燈」とは行燈だけでなく、須弥段に載置もしくは近接 して祭壇を構成する六灯台、盛台、灯呂、彫刻灯、雪洞(ぼんぼり)等の種々の 祭壇用品や仏具を含む概念である。
【0007】
【考案の実施の形態】
つぎに、本考案の実施形態を図面に基づき説明する。 図1は本考案の祭壇の一実施形態に係わる正面図である。同図に示すように、 本実施形態の祭壇1は、須弥段2の中央上段に、故人の写真が入った写真立が置 れ、この写真を中心にして左右対称に、行燈3、4、7、六灯台5、盛台6等の 種々の行燈Aが配設されている。 なお、行燈Aは、行燈3、4、7、六灯台5、盛台6だけでなく、須弥段2に 載置もしくは近接して祭壇1を構成するものであれば、灯呂、彫刻灯、雪洞(ぼ んぼり)など種々の仏具を採択しうる。さらになお、行燈Aは、それらを組み合 わせたものでもよい。
【0008】 須弥段2および行燈Aにおける内部の主要構造はいずれも互いに実質同様なの で、行燈Aを代表として説明する。しかも、行燈Aの行燈3、4、7、六灯台5 、盛台6における内部の主要構造はいずれも互いに実質同様なので、行燈3を代 表として説明する。 図2は行燈3の概略斜視図である。同図に示すように、行燈3には、白木製の 公知の行燈本体11の胴部内側に、例えば障子紙等の半透明板10が貼付されて おり、この半透明板10によって行燈本体11の内周部は囲まれている。この行 燈本体11の内周部には、複数の色の異なる図示しない放電管20が配設されて おり、この各放電管20にはそれぞれの放電管20の点滅のタイミングを制御す る点滅制御装置30が接続されている。
【0009】 なお、半透明板10は、障子紙だけでなく、薄くて光が透ける乳白色の合成樹 脂板等であってもよく、光を透すとその光がぼんやりと光るものであれば、種々 のものを採択しうる。
【0010】 つぎに、放電管20を説明する。 図3(A)は行燈3の断面平面図、図3(B)は行燈3の断面側面図および配 線図である。図3(A)、(B)に示すように、行燈3の内部における上下部に はそれぞれ、例えば、塩化ビニル製の水平な支持具21、21がその基部を行燈 本体11に取り付られている。各支持具21、21の先端には、水平な取付具2 2がその中央部を取り付けられている。この上下の取付具22、22におけるそ れぞれの左右両端部には例えば、塩化ビニル製のパイプ23、23がそれぞれ立 てて取り付けられている。このパイプ23、23には、その長手方向に間隔的に 、12本の放電管20が取り付けられており、各放電管20の色はオレンジ、ブ ルー、グリーンの順で、繰り返し並べられて配色されている。説明のため、その 色がオレンジ、ブルー、グリーンの放電管20をそれぞれ放電管20P、20B 、20Gと記す。各放電管20P、20B、20Gは、いずれもその前面の形状 が平面視円弧状に形成されており、その両端部を図示しない電極に接続されてい る。
【0011】 なお、各放電管20P、20B、20Gの本数は特に限定されないが、多けれ ば多い程、豪華なので好適である。 さらになお、放電管20P、20B、20Gを並べる色の組み合わせは、任意 である。また、放電管20の色は上記以外にもパープル、ホワイト等の種々の色 を採択しうる。
【0012】 ところで、各放電管20P、20B、20Gは、その色によって、その適正な 使用電圧が互いに異なる。図3(B)に示すように、複数の放電管20Pは、そ の色に対応して安定器31Pに並列にそれぞれ接続されている。複数の放電管2 0Bは、その色に対応して安定器31Bに並列にそれぞれ接続されている。複数 の放電管20Gは、その色に対応して安定器31Gに並列にそれぞれ接続されて いる。各安定器31P、31B、31Gは、それぞれ各放電管20P、20B、 20Gへの加電圧を、適正な電圧にするためのものである。符号P、B、Gは放 電管20P、20B、20Gと安定器31P、31B、31Gとの間に接続され た配線を示している。
【0013】 すべての安定器31P、31B、31Gは、いずれも調光器32に接続されて いる。調光器32は、点滅制御装置30からの制御信号を、各放電管20P、2 0B、20Gへの使用電力に変換するためのものである。この調光器32により 、各放電管20P、20B、20Gを点灯か滅灯かのいずれかだけでなく、その 光の強弱を付けることができる。 なお、調光器32はなくてもよいが、調光器32が接続された場合、各放電管 20P、20B、20Gの点灯に強弱を付けることにより、幅広い演出を行うこ とができるので好適である。
【0014】 調光器32には点滅制御装置30が接続されている。 点滅制御装置30は全ての放電管20P、20B、20Gの点滅のタイミング を制御するための装置である。
【0015】 つぎに本実施形態の行燈3の作用・効果を説明する。 予め、調光器32に、各放電管20P、20B、20Gの点滅のタイミングパ ターンを、例えば、下方から順に上方へと放電管20G、20B、20Pの順に 点灯させ、その直後に下方から順に上方へ放電管20G、20B、20Pの順に 滅灯させるように記憶させる。そして、行燈3の点滅制御装置30を稼働させる と、光の塊がオレンジ、ブルー、グリーンに繰り返し色を変えながら上方に昇っ ていくように見える。 つまり、故人のこの世における最後の儀式に相応しく、通夜や葬儀を豪華に演 出することができるという効果を奏する。
【0016】 また、点滅制御装置30には上記のタイミングパターンだけでなく、例えば、 下方から順に上方へと放電管20G、20B、20Pの順に点灯させ、その直後 に下方から順に上方へ放電管20G、20B、20Pの順に滅灯させるとともに 、上方から順に下方へと放電管20P、20B、20Gの順に点灯させ、その直 後に上方から順に下方へ放電管20P、20B、20Gの順に滅灯させるように 記憶させてもよい。この場合、点滅制御装置30を稼働させると光の塊が行燈3 の真ん中で衝突するように見える。 このようにして、故人のこの世における最後の儀式に相応しく、通夜や葬儀を 豪華に演出することができるという効果を奏する。 なお、点滅制御装置30のタイミングパターンは、種々のパターンを採択しう る。
【0017】 つぎに、他の実施形態の行燈3Bを説明する。図4は他の実施形態の行燈3B の説明図であって、(A)は平面断面図、(B)は側面断面図である。図4(A )、(B)に示すように、この実施形態の行燈3Bの内部における上下部にそれ ぞれ例えば、塩化ビニル製の水平な安定器41がその基端を行燈本体11に取り 付けられている。各安定器41の先端部には、例えばガラス製の平面視環状の取 付具42が取り付けられている。この上下の取付具42、42の円周方向に間隔 的に、複数の垂直な棒状の放電管20P、20B、20Gが取り付けられている 。
【0018】 この実施形態の行燈3Bの場合、点滅制御装置30に適当なタイミングパター ンを記憶させて、例えば、行燈3Bの内部で光の塊が水平面内で公転しているか のように演出させることができる。また、行燈3Bの内部で対向する方向から移 動してきた2つの光の塊が衝突しているかのように演出させることができる。 このようにして、行燈3Bであっても、前記行燈3と同様に、故人のこの世に おける最後の儀式に相応しく、通夜や葬儀を豪華に演出することができるという 効果を奏する。
【0019】 つぎに、本実施形態の須弥段2を説明する。 図示しないが、本実施形態の須弥段2は、前記行燈3、3Bと同様に、須弥段 本体の内部に複数の色の異なる放電管20が配設されており、この各放電管20 にはそれぞれの放電管20の点滅のタイミングを制御する点滅制御装置30が接 続されたものである。 したがって、本実施形態の須弥段2は行燈3や行燈3Bと同様に、故人のこの 世における最後の儀式に相応しく、通夜や葬儀を豪華に演出することができると いう効果を奏する。
【0020】
【考案の効果】
請求項1〜3の祭壇によれば、故人のこの世における最後の儀式に相応しく、 通夜や葬儀を豪華に演出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の祭壇1の正面図である。
【図2】行燈3の概略斜視図である。
【図3】行燈3の主要部分における(A)は断面平面
図、(B)は断面側面図および配線図である。
【図4】他の実施形態の行燈3Bの主要部分における
(A)は断面平面図、(B)は断面側面図である。
【符号の説明】
1 祭壇 2 須弥段 3 行燈 3B 行燈 10 半透明板 20 放電管 20P 放電管 20B 放電管 20G 放電管 30 点滅制御装置 A 行燈
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年5月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 祭壇
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の祭壇1の正面図である。
【図2】行燈3の概略斜視図である。
【図3】行燈3の主要部分における(A)は断面平面
図、(B)は断面側面図および配線図である。
【図4】他の実施形態の行燈3Bの主要部分における
(A)は断面平面図、(B)は断面側面図である。
【符号の説明】 1 祭壇 2 須弥段 3 行燈 3B 行燈 10 半透明板 20 放電管 20P 放電管 20B 放電管 20G 放電管 30 点滅制御装置 A 行燈

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面に設けられた半透明板と、内部に配設
    された複数の色の異なる放電管と、各放電管の点滅を制
    御する点滅制御装置とからなる須弥段を備えたことを特
    徴とする祭壇。
  2. 【請求項2】前面に設けられた半透明板と、内部に配設
    された複数の色の異なる放電管と、各放電管の点滅を制
    御する点滅制御装置とからなる行燈を備えたことを特徴
    とする祭壇。
  3. 【請求項3】請求項1の須弥段と、請求項2の行燈とを
    備えたことを特徴とする祭壇。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04125161U (ja) * 1991-04-30 1992-11-16 株式会社トヨトミ 温風機付電気温水器
JP3394507B2 (ja) 2000-07-17 2003-04-07 義夫 卯原 葬儀用祭壇

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