JP3042585B2 - 音声認識装置 - Google Patents

音声認識装置

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JP3042585B2
JP3042585B2 JP7012372A JP1237295A JP3042585B2 JP 3042585 B2 JP3042585 B2 JP 3042585B2 JP 7012372 A JP7012372 A JP 7012372A JP 1237295 A JP1237295 A JP 1237295A JP 3042585 B2 JP3042585 B2 JP 3042585B2
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和也 佐古
育恵 高橋
博之 藤本
昇治 藤本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の候補の標準パタ
ーンと入力音声とを比較して、最も類似する候補を入力
音声と認識する音声認識装置に関し、特に階層構造で操
作される場合の認識率を向上でき、例えば、音声ダイヤ
ラ等に使用される音声認識装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図13は従来の音声認識装置において階
層構造の認識を行う例を示す図である。本図に示す例は
3階層の認識を行う例であるが、第1階層には複数の候
補があり、第2階層には第1の階層の各候補に帰属する
複数の候補群があり、第3階層には第2階層の各候補群
の各候補に帰属する複数の候補群がある。第1階層では
「a」が第1候補として認識され、第2階層では前記第
1候補に帰属する1つの群の「a’」が第1候補として
認識され、第3階層では後者の前記第1候補に帰属する
1つの群の「a”」が第1候補として認識されたとす
る。この場合、音声認識装置の認識率を80%とし、各
階層がほぼ同一個数の認識対象があるとすると、3階層
の認識率は、 0.8×0.8×0.8=0.516 となり、最終階層まで行き着ける確率は50%程度まで
低下することになる。
【0003】一般的には認識率をRとし、n階層とする
場合には、各階層1回ずつの発声でn階層まで行き着け
る確率は、Rnとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、各階層の認
識結果が全て正解でないと最終階層まで選択できないの
で、各階層での言い直しが起こる。この言い直しでの認
識率は80%であるので、この階層で一時的に認識率を
向上して正解に達しうるが、言い直しにより操作性が悪
化するという問題点があった。また、応答性に関し画一
的で、例えば各階層トークバックを行わせたり、又はト
ークバックなしに各階層でビープ音の発生をさせたりし
ていたので、てんぽの良い使用が困難であり、これも操
作性(フィーリング)を悪化させる一因であった。ここ
に、トークバックとは認識した音声を話者に戻し確認さ
せることを意味する。
【0005】したがって、本発明は、上記問題点に鑑
み、階層構造で操作性、応答性のよい音声認識装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決するために、次の構成を有する音声認識装置を提供
する。すなわち、上位階層が複数の候補を有し、その下
位階層が上位階層の各候補に対して複数の候補を有する
候補群を有する複数の階層毎に音声の認識を行って、一
連の音声の認識を行う音声処理装置に、各階層で一連の
音声を認識し、認識結果である候補とその候補の認識の
程度を示す認識距離とを求める認識処理部と、各階層で
音声を認識するための候補を標準パターンとして記憶す
る辞書部と、前記辞書部の各階層の標準パターンを記憶
する辞書を選択する辞書選択機能部とが設けられる。結
果再判定部は、前記認識処理部による候補と認識距離と
を基に、複数の階層の第1の階層から最終の階層で有り
得る候補の組合せのそれぞれについて認識距離の総和を
求め、その総和が最小となる候補の組合せを一連の音声
の認識結果として再評価する。応答部は前記結果再判定
部の再評価の結果を応答する。
【0007】前記結果再判定部の認識距離の総和は、各
階層の各候補群に対する重み係数を有し、前記認識距離
にこの重み係数を乗算して補正された補正認識距離の総
和として得られるようにしてもよい。前記結果再判定部
は、各階層の認識距離に対する閾値を有し、この閾値以
下の認識距離の候補に帰属する下位階層の候補群のみの
認識を行わせるようにしてもよい。
【0008】前記結果再判定部の各階層の各候補群の重
み係数の大きさは各候補群に帰属する候補数で決定する
ようにしてもよい。前記結果再判定部の各階層の各候補
群の重み係数の大きさは各候補群に帰属する候補の類似
度で決定するようにしてもよい。前記結果再判定部の各
階層の各候補群の重み係数の大きさは各候補群に帰属す
る候補の重要度で決定するようにしてもよい。
【0009】前記結果再判定部の各階層の各候補群の重
み係数の大きさは各候補群に帰属する候補の使用頻度で
決定するようにしてもよい。前記応答部は、複数の階層
のうち最終の階層での認識終了時にのみトークバックを
行うようにしてもよい。前記応答部は、複数の階層のう
ち最終の階層の前の階層までの認識終了時毎にBEEP
音を発生し、最終の階層での認識終了時のみトークバッ
クを行うようにしてもよい。
【0010】
【作用】本発明の音声認識装置によれば、前記認識処理
部による候補と認識距離とを基に、複数の階層の第1の
階層から最終の階層で有り得る候補の組合せのそれぞれ
について認識距離の総和を求め、その総和が最小となる
候補の組合せを一連の音声の認識結果として再評価する
ことにより、全階層で認識率を評価するため、最終階層
まで行き着ける認識率が向上し、従来のように言い直し
に必要性が低減する。前記結果再判定部の認識距離の総
和は、各階層の各候補群に対する重み係数を有し、前記
認識距離にこの重み係数を乗算して補正された補正認識
距離の総和として得られることにより、認識率の高い各
階層の各候補群の重みを大きくしたので、階層全体でさ
らに認識率が向上する。この再判定により非常に近いも
のがあれば上位階層の判定をくつがえし選択することが
可能になる。さらに、各階層の認識距離に対する閾値を
有し、この閾値以下の認識距離の候補に帰属する下位階
層の候補群のみの認識を行わせることにより、認識の処
理量が低減できる。また、最終階層でのトークバックと
してので、操作性の向上、フィーリングの向上を実現で
きるようになる。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1は本発明の実施例に係る音声認識装置を
示す図である。本図に示すように、音声認識装置は音声
を電気信号に変換するマイクロフォン1と、電気信号を
入力して増幅する増幅器2と、電気信号の高周波成分を
除去する低域通過フィルタ3と、電気信号をアナログか
らデジタルに変換するA/D変換器4(Analog toDigit
al Converter)と、デジタル信号につき音声認識処理す
るプロセッサ5と、プロセッサ5で認識された結果をデ
ジタルからアナログの電気信号に変換するD/A変換器
6(Analog to Digital Converter)と、電気信号の高周
波成分を除去する低域通過フィルタ7と、電気信号を増
幅する電力増幅器8と、電極増幅器8により駆動される
スピーカ9とを具備する。プロセッサ5は、認識結果を
他の機器へ制御コマンドとして出力する。
【0012】図2は図1のプロセッサ5の構成を示す図
である。本図に示すように、プロセッサ5は、A/D変
換器4からのデジタル信号を入力して標準パターンと比
較し音声の認識処理を行う認識処理部51と、認識処理
部51で使用する標準パターンを記憶する辞書を選択す
る辞書選択機能部52と、標準パターンを記憶する各階
層1、2、…、nの辞書を有する辞書部53と、認識処
理部51で認識された結果を、認識率の向上のために、
再度判定する結果再判定部54と、再度判定された結果
をD/A変換器6に出力する応答部55とを具備する。
結果再判定部54による再度判定された結果が他の機器
に制御コマンドとして出力される。
【0013】図3は図2の結果再判定部54の構成を示
す図である。本図に示すように、結果再判定部54は、
まず、重み係数記憶部61と、閾値記憶部62を有す
る。図4は図3の重み係数記憶部61に記憶される重み
係数と、閾値記憶部62に記憶される閾値を説明する図
である。この重み係数は、後述にように、距離に乗算さ
れる係数であり、本図に示すように、第1階層の重み係
数をC1とし、第2階層の各候補群の重み係数をC2
1、C22、…とし、第3階層の各候補群の重み係数を
Cn1、…とする。この重み係数は第1階層に帰属する
候補数、第n階層の各候補群の候補数が小さいほど、重
み係数が小さくなるようにする。候補数が少ないほど認
識率が高くなるので、候補が多い場合との差を考慮する
ためである。また、候補の呼び方が類似するものは重み
係数を大きくする。候補の呼び方が類似するほど認識率
が低くなるので、類似しない場合との差を考慮するため
である。
【0014】また、重み係数は候補群の重要度で差を付
けるようにしてもよい。また、重み係数は候補毎に使用
頻度で差を付けるようにしてもよい。また、重み係数
は、階層の候補群で差をつけず、階層毎に差を付けるよ
うにしてもよい。図3に戻り、距離補正部63は、認識
処理部51から、例えば、第1階層の距離データK1
1、K12、…を入力し、これに重み係数C1を乗算し
て、以下のように、距離を補正する。
【0015】C1・K11、C1・K12、… これらの候補数を限定するために補正距離に対する閾値
について説明する。図4に示すように、第1階層の閾値
をd1とし、第2階層の閾値をd2とし、第3階層の各
候補群の閾値をdnとする。除外部64は距離補正部6
3の補正距離うち閾値よりも大きいものを除外して再判
定対象を絞る。
【0016】次階層認識範囲確定部65は、除外部64
により絞られた補正距離に対応する候補に帰属する次の
階層の候補群を次回の認識対象と確定して、この認識対
象情報を辞書選択機能部52に出力する。図5は図3の
次階層認識範囲確定部65により拡大された下位階層の
認識範囲を説明する例を示す図である。本図に示すよう
に、上位階層1、2で選択された2つの候補群分まで下
位階層の認識範囲を広げることが可能になる。
【0017】図6は一連の組み合わせ候補が順に求めら
れる例を示す図である。複数の階層の一部について、本
図に示すように、第k階層、第k+1階層、第k+2階
層で、下記のようにして、一連のあり得る組み合わせが
求められる。 A1−a1−b1:組み合わせ有効 A1−a1−× :組み合わせて無効 A1−a1−b3:組み合わせ A1−a1−× :組み合わせて無効 A1−a2−b1:組み合わせ有効 A1−a2−× :組み合わせて無効 補正候補b2、b4の距離は閾値以上とする。
【0018】距離加算部66は、第1の除外部64で得
られた一連の組み合わせの候補について、今回の候補の
補正距離を前回まで加算した補正距離に加算して補正距
離の総和を求める。記憶部67は、距離加算部66によ
り加算された補正距離を記憶する。最小判断部68は、
第1階層から第n階層まで加算された補正距離の総和を
相互に比較判断してそのうち最小ものを選択する。
【0019】このように、下位の階層の複数の候補群ま
で認識の範囲を広げることにより、非常に近いものがあ
れば、上位の階層の判定をくつがえすことを可能にす
る。以下に上位の階層をくつがえしてもよい理由を説明
する。図7は認識パターンと認識結果の推定に関する特
性を説明する図である。本図に示す縦軸の距離は認識結
果が標準パターンとの類似の程度を示し、距離が小さい
場合には標準パターンに近く、大きい場合には遠いこと
を意味する。さらにk1、k2、k3は認識結果の第
1、2、3の候補を示す。本図の認識パターン例では、
本図では、各候補の距離は、k1≪k2、k3の関係
にある。この場合にはk1の正解の確率が高い。
【0020】本図では、各候補の距離は、k1、k2
≪k3の関係にある。この場合にはk1、k2の正解の
確率が高い。本図では、各候補の距離は、k1≒k2
≒k3の関係にある。この場合にはk1、k2、k3と
も正解の確率が低い。図8は第l階層と第l+1階層の
認識パターンと認識結果の推定に関する特性を説明する
図である。本図に示すように、第l階層の第1、2、3
の候補をK1、K2、K3とし、第l+1階層の第1、
2、3の候補をk1、k2、k3とする。
【0021】本図では、K1≪K2、K3であり、k
1≪k2、k3であり、K1≪k1である。この場合、
K1が第l階層の正解である確率はk1が第l+1階層
の正解である確率よりも高い。本図では、K1≪K
2、K3であり、k1≪k2、k3であり、K1≫k1
である。この場合、k1が第l+1階層の正解である確
率はK1が第l階層の正解である確率よりも高い。
【0022】本図では、K1、K2、K3≫k1であ
る。この場合、k1が第l+1階層の正解である確率は
K1が第l階層の正解である確率よりも高い。本図で
は、K1≪k1、k2、k3である。この場合、K1が
第l階層の正解である確率はk1が第l+1階層の正解
である確率よりも高い。本図では、K1、K2、K
3、k1、k2、k3≫0である。この場合、K1、K
2、K3、k1、k2、k3全て正解である確率は低
い。
【0023】すなわち、図8の、のように上位階層
で候補K2は第2候補であるが、この候補K2の下位階
層でk1のように距離が非常に小さい場合には上位階層
K2が第1候補となりくつがえるので、認識の精度が向
上することになる。なお、下位階層での2つの候補群で
同じ距離の候補がある場合には、上位階層の認識結果で
ある候補の距離が優先される。
【0024】図9は図2の応答部55の動作を説明する
図である。本図に示す順序で、第1階層の認識、第2階
層の認識、…、第n階層の認識が行われ、これらの認識
が終了した後に、応答部55は、トークバックを行う。
すなわち、第1〜第n−1階層までの認識結果はスピー
カ9に出力されず、第n階層での認識結果時にそれまで
の認識結果はスピーカに出力される。これにより認識毎
のトークバックによる時間短縮ができ、煩雑が回避され
る。
【0025】図10は図2の応答部55の動作の変形例
を示す図である。本図に示すように、第1階層〜第n−
1階層の認識後毎に、応答部55は認識を行ったことを
示す確認音、例えば「ピピッ」という音を再生する。こ
れにより各認識動作を確認できる。図11、12は本実
施例を「音声ダイヤラ」に適用した場合の一連の動作を
説明するフローチャートである(その1、その2)。
【0026】ステップS1において、「POWER O
N」にする。ステップS2において、「ON HOO
K」を確認する。ステップS3において、「OFF H
OOK」を検知する。ステップS4において、音声認識
使用がOKか否かを判断する。この判断が「YES」な
らステップS5に進み、「NO」ならステップS15に
進む。
【0027】ステップS5において、BEEP発信「ピ
ピッ」を行う。ステップS6においてユーザーの発声を
行う。BEEP発信「ピピッ」の後、5秒以内に発声の
ない場合、再度BEEP発信「ピピッ」を行う。このサ
イクルを3回繰り返すと「OFF HOOK」になる。
ステップS7において、音声認識の候補の距離が所定の
閾値以下か否かを判断する。この判断が「YES」なら
ステップS8に進み、「NO」ならステップS17に進
み。
【0028】ステップS8において、BEEP発信「ピ
ピッ」を行う。第1階層の判定を行う。距離の近い順か
ら第1〜3候補(原則的)に一旦絞る。ステップS9に
おいて、相手先を判定する。相手先が所属ならステップ
S10に進み、名前ならステップS12に進む。ステッ
プS10において、ユーザー発声(名前)が行われる。
第1階層の判定結果である第1〜3候補「所属」に続く
第2階層の中から「名前」を探す。
【0029】ステップS11において、音声認識の候補
の距離が所定の閾値以下か否かを判断する。この判断が
「YES」ならステップS11に進み、「NO」ならス
テップS17に進み。ステップS12において、トーク
バックを、例えば、『ユーザーが発声した「所属」の
「名前+役職」ですね?』のように、行う。
【0030】ステップS13において、ユーザー発声
「YES」又は「NO」により第3階層として最も近い
データを判定結果とする。ステップS14において、ユ
ーザー発声の音声認識を行い、「YES」の認識ならス
テップS19に進み、「NO」の認識ならステップS1
8に進む。ステップS15において、BEEP発信「話
し中」を行う。
【0031】ステップS16において、「OFF HO
OK」にする。ステップS17において、BEEP発信
「ピピッ」を行い、音声認識を行わない旨を知らせ、ス
テップS6に戻る。ステップS18において、音声ガイ
ド「モウイチドヤリナオシテクダサイ」を行い、ステッ
プS5に戻る。
【0032】ステップS19において、BEEP発信
「ピピッ」を行う。ステップS20において、ダイヤル
を行う。ステップS21において、通信を行う。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、認
識処理部による候補と認識距離とを基に、複数の階層の
第1の階層から最終の階層で有り得る候補の組合せのそ
れぞれについて認識距離の総和を求め、その総和が最小
となる候補の組合せを一連の音声の認識結果として再評
価するので、全階層で認識率を評価するため、最終階層
まで行き着ける認識率が向上し、従来のように言い直し
に必要性が低減する。認識距離の総和は、各階層の各候
補群に対する重み係数を有し、認識距離にこの重み係数
を乗算して補正された補正認識距離の総和として得られ
るので、認識率の高い各階層の各候補群の重みを大きく
したから、階層全体でさらに認識率が向上する。さら
に、各階層の認識距離に対する閾値を有し、この閾値以
下の認識距離の候補に帰属する下位階層の候補群のみの
認識を行わせるので、認識の処理量が低減できる。ま
た、最終階層でのトークバックとしてので、操作性の向
上、フィーリングの向上を実現できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る音声認識装置を示す図で
ある。
【図2】図1のプロセッサ5の構成を示す図である。
【図3】図2の結果再判定部54の構成を示す図であ
る。
【図4】図3の重み係数記憶部61に記憶される重み係
数と、閾値記憶部62に記憶される閾値を説明する図で
ある。
【図5】図3の次階層認識範囲確定部65により拡大さ
れた下位階層の認識範囲を説明する例を示す図である。
【図6】一連の組み合わせ候補が順に求められる例を示
す図である。
【図7】認識パターンと認識結果の推定に関する特性を
説明する図である。
【図8】第l階層と第l+1階層の認識パターンと認識
結果の推定に関する特性を説明する図である。
【図9】図2の応答部55の動作を説明する図である。
【図10】図2の応答部55の動作の変形例を示す図で
ある。
【図11】本実施例を「音声ダイヤラ」に適用した場合
の一連の動作を説明するフローチャートである(その
1)。
【図12】本実施例を「音声ダイヤラ」に適用した場合
の一連の動作を説明するフローチャートである(その
2)。
【図13】従来の音声認識装置において階層構造の認識
を行う例を示す図である。
【符号の説明】
51…認識処理部 52…辞書選択機能部 53…辞書部 54…結果再判定部 55…応答部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤本 昇治 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28 号 富士通テン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−260094(JP,A) 特開 昭60−260095(JP,A) 特開 平8−202388(JP,A) 特開 昭58−143396(JP,A) 特開 平6−95687(JP,A) 実開 昭61−29400(JP,U) 特許2559031(JP,B2) 特公 平4−2198(JP,B2) 特公 平2−36960(JP,B2) 特公 平4−37997(JP,B2) 特公 昭47−21921(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10L 15/18 G10L 15/10 G10L 15/22 G10L 15/28

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位階層が複数の候補を有し、その下位
    階層が上位階層の各候補に対して複数の候補を有する候
    補群を有する複数の階層毎に音声の認識を行って、一連
    の音声の認識を行う音声処理装置において、 各階層で一連の音声を認識し、認識結果である候補とそ
    の候補の認識の程度を示す認識距離とを求める認識処理
    部(51)と、 各階層で音声を認識するための候補を標準パターンとし
    て記憶する辞書部(53)と、 前記辞書部(53)の各階層の標準パターンを記憶する
    辞書を選択する辞書選択機能部(52)と、 前記認識処理部(51)による候補と認識距離とを基
    に、複数の階層の第1の階層から最終の階層で有り得る
    候補の組合せのそれぞれについて認識距離の総和を求
    め、その総和が最小となる候補の組合せを一連の音声の
    認識結果として再評価する結果再判定部(54)と、 前記結果再判定部の再評価の結果を応答する応答部(5
    5)と、を備え、 前記結果再判定部(54)の認識距離の総和は、各階層
    の各候補群に対する重み係数を有し、前記認識距離にこ
    の重み係数を乗算して補正された補正認識距離の総和と
    して得られ、 前記結果再判定部(54)の各階層の各候補群の重み係
    数の大きさは各候補群に帰属する候補数で決定すること
    を特徴とする音声処理装置。
  2. 【請求項2】 上位階層が複数の候補を有し、その下位
    階層が上位階層の各候補に対して複数の候補を有する候
    補群を有する複数の階層毎に音声の認識を行って、一連
    の音声の認識を行う音声処理装置において、 各階層で一連の音声を認識し、認識結果である候補とそ
    の候補の認識の程度を示す認識距離とを求める認識処理
    部(51)と、 各階層で音声を認識するための候補を標準パターンとし
    て記憶する辞書部(53)と、 前記辞書部(53)の各階層の標準パターンを記憶する
    辞書を選択する辞書選択機能部(52)と、 前記認識処理部(51)による候補と認識距離とを基
    に、複数の階層の第1の階層から最終の階層で有り得る
    候補の組合せのそれぞれについて認識距離の総和を求
    め、その総和が最小となる候補の組合せを一連の音声の
    認識結果として再評価する結果再判定部(54)と、 前記結果再判定部の再評価の結果を応答する応答部(5
    5)と、を備え、 前記結果再判定部(54)の認識距離の総和は、各階層
    の各候補群に対する重み係数を有し、前記認識距離にこ
    の重み係数を乗算して補正された補正認識距離の総和と
    して得られ、 前記結果再判定部(54)の各階層の各候補群の重み係
    数の大きさは各候補群に帰属する候補の類似度で決定す
    ることを特徴とする音声処理装置。
  3. 【請求項3】 前記結果再判定部(54)は、各階層の
    認識距離に対する閾値を有し、この閾値以下の認識距離
    の候補に帰属する下位階層の候補群のみの認識を行わせ
    ることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の
    音声処理装置。
  4. 【請求項4】 前記応答部(55)は、複数の階層のう
    ち最終の階層での認識終了時にのみトークバックを行う
    ことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の音
    声認識装置。
  5. 【請求項5】 前記応答部(55)は、複数の階層のう
    ち最終の階層の前の階層までの認識終了時毎にBEEP
    音を発生し、最終の階層での認識終了時のみトークバッ
    クを行うことを特徴とする、請求項1または請求項2に
    記載の音声認識装置。
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