JP3042557U - 電子グリーン環境チェッカー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 植物の周辺に付けて該当植物の温度と土壌湿
度等が適正環境かを知らせ、該当植物の環境調整を簡単
で的確に行う。 【解決手段】 筐体１に温度表示機４と土壌湿度表示機
５をつけ温度表示機のセンサーを該当植物周辺の大気中
に土壌湿度のセンサーを土壌の中になるように設置す
る。該当植物の適合温度と適合土壌湿度を基盤に設定
し、設定温度または、設定土壌湿度ならば、気温と土壌
湿度表示をし、温度または、土壌湿度が設定外の温度ま
たは、土壌湿度のときは、表示を変え必要に応じて発音
するようにする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、園芸における植物の育成のために行う、手入れ作業の温度 管理や置き場所の判断、水やりの量の判断をより正確かつ便利にするため の表示装置である。

【０００２】

【従来の技術】

従来のものは、温度計または、土壌湿度計として測定するための機器とし てはあるが、検査を目的しているため単機能であり複合したものではない。 植物育成を目的とし、植物の環境要因である、温度と土壌湿度を複合で環境 状況を表示し、設定温度または、設定土壌湿度で表示を変え、または必要時 に発音させ、該当植物を枯らさないことを目的とし、一般園芸家の日常的に 使用するためには不十分である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題点】

本案は、該当植物の園芸における手入れのために重要な、気温と土壌湿度 等の情報を表示させ、該当植物の置き場所、温度管理、水やり等の作業判断 を簡単かつ適確に行うための電子機器を利用した表示装置である。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

いまその解決手段を図面に追いながら説明すれば、 （イ）発音体６、と基盤７と、電池９を取り付け防湿を施した筐体１に、気 温表示機４と土壌湿度表示機５を取り付ける。 （ロ）気温表示機４の気温表示機センサー８を、土壌より上の筐体１に取り 付ける。 （ハ）土壌湿度表示機５の土壌湿度センサー１０、を土壌挿入部２に取り付 ける。

【０００５】

【作 用】

本案は、以上の構造であるから、これを使用するときは、図３のように、 植物近くの土壌に棒状の土壌挿入部２を差し込み設置する。 常に気温センサー８により該当植物周辺の気温情報を基盤７に送る。同様に 度壌湿度センサー１０より該当植物の土壌の湿度情報を基盤７送る。予め該 当植物の適合気温と適合土壌湿度を基盤７に設定して置き、気温センサー８ からの気温情報数値が基盤７に設定した適合気温ならば、気温表示機に気温 を表示し、適合温度外ならばリセットボタン３を押すまで温度表示を点滅等 の変化をさせ、必要時に発音体６より音をだして、該当植物の適合外温度に なったことを知らせる。 同様に土壌湿度センサー１０からの土壌湿度情報数値が基盤７に設定した 適合土壌湿度ならば、土壌湿度表示機に湿度を表示し、適合土壌湿度外なら ば、リセットボタン３を押すまで土壌湿度表示を点滅等させ、必要に応じて 発音体６より音をだし、該当植物の適合外土壌湿度であることを知らせる。

【０００６】

【実施例】

なお、本考案の実施に当たって次の如きことができる。 （イ）なお、温度表示機４と土壌湿度表示機の変わりに発光ダイオード１３に しても目的は、達成することができる。 （ロ）筐体１と土壌挿入部２を一体に限らず、用途に応じて着脱式、分離式に しても目的は、達成することができる。 （ハ）さらに、太陽電池１５を追加し該当植物の光量を測定させ、より機能を 上げ、同時に該太陽電池１５にて発電された電力を電子グリーン環境チ ェッカーの電源として利用しても目的は、達成することができる。 （ニ）さらに、大気湿度表示機を気温表示機同様につけ、より検査機能を上げ ることができる。 （ホ）基盤７の気温設定と土壌湿度設定等を変えることにより、対象植物を変 えることができる。

【０００７】

【考案の効果】

したがって、環境の原因で植物を枯らすことが、少な〈なり初心者でも植物 育成が簡単にできるとともに、緑化運動の促進にも役立つものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の正面図

【図２】本考案の背面内部図

【図３】本考案実施例を示す正面図

【図４】本考案の他の実施例の正面図

【図５】本考案の他の実施例の正面図

【図６】本考案の他の実施例の正面図

【符号の説明】

１は 筐体 ２は 土壌挿入部 ３は リセットボタン及び適用名 ４は 気温表示機 ５は 土壌湿度表示機 ６は 発音体 ７は 基盤 ８は 気温センサー ９は 電池 １０は 土壌湿度センサー １１は 植物 １２は 土壌 １３は 発光ダイオード １４は 電気コード １５は 太陽電池

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】植物育成の主要な環境要因である、温度と
   土壌湿度を、温度センサーと土壌湿度センサーにて駆動
   し、同一筐体で表示するものと、温度センサーと土壌湿
   度センサーにて駆動し同一筐体で発音するものと、から
   成る電子グリーン環境チェッカー。
2. 【請求項２】上記電子グリーン環境チェッカーは、設定
   温度と設定土壌湿度で表示を変えることを特徴とした請
   求項１記載の電子グリーン環境チェッカー。
3. 【請求項３】上記電子グリーン環境チェッカーは、設定
   温度と設定土壌湿度で必要時に発音することを特徴とし
   た請求項１、請求項２記載の電子グリーン環境チェッカ
   ー。
4. 【請求項４】上記電子グリーン環境チェッカーは、筐体
   部、温度センサー部、土壌湿度センサー部の取り付け位
   置を最適計測のために、固定型、分離型、着脱自在型に
   することを特徴とした請求項１、請求項２、または請求
   項３記載の電子グリーン環境チェッカー。