JP3042089U - 遊戯用ハウス - Google Patents

遊戯用ハウス

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JP3042089U
JP3042089U JP1997002350U JP235097U JP3042089U JP 3042089 U JP3042089 U JP 3042089U JP 1997002350 U JP1997002350 U JP 1997002350U JP 235097 U JP235097 U JP 235097U JP 3042089 U JP3042089 U JP 3042089U
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JP1997002350U
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▲けい▼一 村崎
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株式会社トイボックス
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(57)【要約】 【課題】 用途をさらに拡げた遊戯用ハウスを提供す
る。 【解決手段】 第1の囲繞壁によって第1の遊戯空間を
画成する下部本体と、第2の囲繞壁によって第2の遊戯
空間を画成する上部本体とを備え、前記下部本体の上に
結合具を介して前記上部本体が着脱可能に設けることが
でき、前記下部本体の上に前記上部本体を設けた状態で
は前記第1の囲繞壁と前記第2の囲繞壁とが上下方向に
重なり合い、この重なり合った前記第1の囲繞壁と前記
第2の囲繞壁によって第3の遊戯空間が画成されるよう
に構成された遊戯用ハウスであって、前記下部本体は、
空気の入出によって膨縮可能に構成され膨張時に内周部
が前記第1の囲繞壁の少なくとも一部を構成する環状の
空気嚢と、該下部本体の床面を構成するシート状の床体
とを備え、前記上部本体は、空気の入出によって膨縮可
能に構成され膨張時に前記第2の囲繞壁の枠体を構成す
る空気嚢と、前記枠体の枠内を塞ぐシート状の遮蔽体と
を備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、柔軟な合成樹脂によって形成される遊戯用ハウスに関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
従来から、柔軟な合成樹脂で壁体、床体、屋根体を構成して所定空間を画成し 、その中で子供達が遊べるようにした遊戯用ハウスが提供されている。その一例 が実用新案登録第3019222号の実用新案掲載公報に示されている。この実用新案 掲載公報に示される遊戯用ハウスにおいては、壁体、屋根体は、それぞれ空気嚢 で形成した枠体と、この枠体に囲まれたシート体とから構成されている。また、 壁体の底部には合成樹脂製のシート状の床体を設けている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この実用新案掲載公報に示される遊戯用ハウスによれば下記の ような問題がある。 第1に、壁体、床体および屋根体が一体に構成されているので、遊戯空間が限 定され、その用途が限定されてしまう。 第2に、壁体、床体および屋根体が一体に構成されているので、折畳みが不便 で収納が難しい。すなわち、遊戯用ハウスは比較的大きな空間を占めるので、使 用しない場合には押入などに仕舞っておきたい場合も多いが、その際に、折り畳 むのが不便である。
【0004】 本考案は、かかる問題点に鑑みなされたもので、用途をさらに拡げた遊戯用ハ ウスを提供することを第1の目的とする。また、片付けが便利な遊戯用ハウスを 提供することを第2の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 請求項1記載の遊戯用ハウスは、軟性合成樹脂によって構成され第1の囲繞壁 によって第1の遊戯空間を画成する下部本体と、軟性合成樹脂から構成され第2 の囲繞壁によって第2の遊戯空間を画成する上部本体とを備え、前記下部本体の 上に結合具を介して前記上部本体が着脱可能に設けることができ、前記下部本体 の上に前記上部本体を設けた状態では前記第1の囲繞壁と前記第2の囲繞壁とが 上下方向に重なり合い、この重なり合った前記第1の囲繞壁と前記第2の囲繞壁 によって第3の遊戯空間が画成されるように構成された遊戯用ハウスであって、 前記下部本体は、空気の入出によって膨縮可能に構成され膨張時に内周部が前記 第1の囲繞壁の少なくとも一部を構成する環状の空気嚢と、該下部本体の床面を 構成するシート状の床体とを備え、前記上部本体は、空気の入出によって膨縮可 能に構成され膨張時に前記第2の囲繞壁の枠体を構成する空気嚢と、前記枠体の 枠内を塞ぐシート状の遮蔽体とを備えていることを特徴とする。 この遊戯用ハウスでは、下部本体および上部本体単独でも遊べるし、また、下 部本体と上部本体を結合させても遊べる。したがって、遊びの範囲が広がり、興 趣性の高いものとなる。また、下部本体の壁体および上部本体の枠体が膨縮自在 な空気嚢で構成されているため、収納も容易である。
【0006】 請求項2記載の遊戯用ハウスは、請求項1記載の遊戯用ハウスにおいて、前記 結合具は、前記上部本体の下面と前記下部本体の上面にそれぞれ設けられた面フ ァスナーによって構成されていることを特徴とする。 この遊戯用ハウスによれば、下部本体と上部本体が面ファスナーによって結合 されるので、結合・結合解除が極めて容易である。
【0007】 請求項3記載の遊戯用ハウスは、請求項1または2記載の遊戯用ハウスにおい て、前記遮蔽体の少なくとも1つは開閉可能に構成され、その遮蔽体の少なくと も1つを開くことで人の入出ができるようになっていることを特徴とする。 この遊戯用ハウスによれば、遮蔽体の少なくとも1つが開閉可能に構成されて いるので、該遮蔽体を開くことで遊戯用ハウスへの入出が簡単に行えることにな る。
【0008】 請求項4記載の遊戯用ハウスは、請求項1〜3いずれか記載の遊戯用ハウスに おいて、前記下部本体には水が蓄えられるようになっていることを特徴とする。 この遊戯用ハウスでは、下部本体には水が蓄えられるので、下部本体をプール として使用することができる。
【0009】
【考案の実施の形態】
本考案に係る遊戯用ハウスは、図1に示したように、離合可能な上部本体10 と下部本体30とから構成されている。そして、この上部本体10と下部本体3 0は結合具40によって結合できるようになっている。なお、これらの上部本体 10,下部本体30および結合具40は、特に限定はされないが、いずれも柔軟 な合成樹脂によって構成されている。
【0010】 上部本体10は台形状の4枚の壁片11を有し、この4枚の壁片11は隣同士 の斜辺が相互に連結され、連結した状態では上端が開口するようになっている。 さらに、上端にはその開口15aを囲繞する方形枠状の空気嚢15が設けられて いる。この空気嚢15には、該空気嚢15に対して空気を給排するための栓14 (図示せず)が付設され、この栓から空気を入出させることにより空気嚢15は 膨縮するようになっている。 4枚の壁片11によって構成される壁体は空気嚢12a(図3)で形成された 枠体12を有している。この枠体12は壁片11ごとに設けられている。空気嚢 12aには、該空気嚢12aに対して空気を給排するための栓14が付設され、 この栓14から空気を入出させることにより空気嚢12aは膨縮するようになっ ている。また、枠体12で囲まれた部分にはシート状の遮蔽体13が設けられて いる。このうち3つの壁片11の遮蔽体13は、空気嚢12aに空気を入れた際 には枠体12に張設された状態に保持されることになる。なお、壁体中の対向す る2つの壁片11の遮蔽体13のそれぞれにはその一部に動物等を型取った窓2 0が形成されており、該窓20は図3に示すように透明シート21によって塞が れている。したがって、該シート21を介して外部を見ることができ、また内部 を覗くことができる。
【0011】 一方、残りの1つの壁片11の遮蔽体13は枠体12とは離合可能に構成され 、上下で枠体12に対して結合可能となっている。すなわち、図2に示したよう に、その壁片11には出入口16が形成されている。枠体12の上下には面ファ スナー19が設けられ、一方、遮蔽体13の上下にはそれぞれ面ファスナー18 が設けられている。したがって、遮蔽体13の面ファスナー18を枠体12の面 ファスナー19から剥がすと、出入口16が開かれ、また遮蔽体13の面ファス ナー18を枠体12の面ファスナー19に結合させると出入口16が塞がれる。 この場合、遮蔽体13の2つの面ファスナー18を同時に枠体12の2つの面フ ァスナー19から剥がしても良い。あるいは遮蔽体13の2つの面ファスナー1 8の1つを枠体12の2つの面ファスナー19の1つから剥がしても良い。なお 、遮蔽体13の上または下を枠体12に固着しておいて、他方だけを面ファスナ ーによって枠体12に結合するような構造としても良い。
【0012】 この上部本体10はそれ単独でも遊ぶことができる。
【0013】 下部本体30は方形枠状かつパイプ状の空気嚢31aを上下2段に水密状態に 重ね、かつ、下段の空気嚢31aの下面にシート状の床体33を水密状態に接合 した構造を有している。また、空気嚢31aには、該空気嚢31aに対して空気 を給排するための栓32が付設され、この栓32から空気を入出させることによ り空気嚢31aは膨縮するようになっている。上下2段の空気嚢31aに空気が 入れられた状態では、空気嚢31aの内周部は壁体31の少なくとも一部を構成 する。そして、その壁体31と床体33とによって画成される空間には水を入れ たり、ボールを入れたりして単独でも遊ぶことができるようになっている。
【0014】 上部本体10と下部本体30を結合するための結合具40としては、面ファス ナー41,42が使用され、面ファスナー41が上部本体10の下面に接着され 、面ファスナー42が下部本体30の上面に接着されている。そして、上部本体 10と下部本体30は、それらの面ファスナー41,42を互いに結合させるこ とによって接合される。
【0015】 このように構成された遊戯用ハウスは、上部本体10および下部本体30の各 空気嚢12a,31aに栓14,32を介して空気を供給して膨らませ、結合具 40によって上部本体10と下部本体30とを互いに結合する。遊戯用ハウスに 対して入出する場合には、遮蔽体13の面ファスナー18を枠体12の面ファス ナー19から剥がして出入口16を開き、そこから入出する。
【0016】 また、下部本体30をプールとして使用する場合には、下部本体30の空気嚢 31aに栓32を介して空気を供給して膨らませればよい。
【0017】 この遊戯ハウスを収納する場合には、栓14,32を開放して各空気嚢12a ,31aから空気を排出させる。すると、上部本体10および下部本体30は、 平面状に収縮される。したがって、それを折り畳んで適宜な場所に収容すればよ い。
【0018】
【考案の効果】
本考案の代表的なものの効果を説明すれば、軟性合成樹脂によって構成され第 1の囲繞壁によって第1の遊戯空間を画成する下部本体と、軟性合成樹脂から構 成され第2の囲繞壁によって第2の遊戯空間を画成する上部本体とを備え、前記 下部本体の上に結合具を介して前記上部本体が着脱可能に設けることができ、前 記下部本体の上に前記上部本体を設けた状態では前記第1の囲繞壁と前記第2の 囲繞壁とが上下方向に重なり合い、この重なり合った前記第1の囲繞壁と前記第 2の囲繞壁によって第3の遊戯空間が画成されるように構成された遊戯用ハウス であって、前記下部本体は、空気の入出によって膨縮可能に構成され膨張時に内 周部が前記第1の囲繞壁の少なくとも一部を構成する環状の空気嚢と、該下部本 体の床面を構成するシート状の床体とを備え、前記上部本体は、空気の入出によ って膨縮可能に構成され膨張時に前記第2の囲繞壁の枠体を構成する空気嚢と、 前記枠体の枠内を塞ぐシート状の遮蔽体とを備えているので、下部本体および上 部本体単独でも遊べるし、また、下部本体と上部本体を結合させても遊べる。し たがって、遊びの範囲が広がり、興趣性の高いものとなる。また、下部本体の壁 体および上部本体の枠体が膨縮自在な空気嚢で構成されているため、収納も容易 である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る遊戯用ハウスの上部本体と下部本
体を分離した状態の分解斜視図である。
【図2】本考案に係る遊戯用ハウスの上部本体と下部本
体を接合した状態を示した斜視図である。
【図3】図2の状態にある本考案に係る遊戯用ハウスの
縦断面図である。
【符号の説明】
10 上部本体 11 壁片 12 枠体 13 遮蔽体 14 栓 15 枠体 15a 開口 16 出入口 18 面ファスナー 19 面ファスナー 31 壁体 31a 空気嚢 32 栓 33 シート 40 結合具 41 面ファスナー 42 面ファスナー

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軟性合成樹脂によって構成され第1の囲
    繞壁によって第1の遊戯空間を画成する下部本体と、軟
    性合成樹脂から構成され第2の囲繞壁によって第2の遊
    戯空間を画成する上部本体とを備え、前記下部本体の上
    に結合具を介して前記上部本体が着脱可能に設けること
    ができ、前記下部本体の上に前記上部本体を設けた状態
    では前記第1の囲繞壁と前記第2の囲繞壁とが上下方向
    に重なり合い、この重なり合った前記第1の囲繞壁と前
    記第2の囲繞壁によって第3の遊戯空間が画成されるよ
    うに構成された遊戯用ハウスであって、前記下部本体
    は、空気の入出によって膨縮可能に構成され膨張時に内
    周部が前記第1の囲繞壁の少なくとも一部を構成する環
    状の空気嚢と、該下部本体の床面を構成するシート状の
    床体とを備え、前記上部本体は、空気の入出によって膨
    縮可能に構成され膨張時に前記第2の囲繞壁の枠体を構
    成する空気嚢と、前記枠体の枠内を塞ぐシート状の遮蔽
    体とを備えていることを特徴とする遊戯用ハウス。
  2. 【請求項2】 前記結合具は、前記上部本体の下面と前
    記下部本体の上面にそれぞれ設けられた面ファスナーに
    よって構成されていることを特徴とする請求項1に記載
    の遊戯用ハウス。
  3. 【請求項3】 前記遮蔽体の少なくとも1つは開閉可能
    に構成され、その遮蔽体の少なくとも1つを開くことで
    人の入出ができるようになっていることを特徴とする請
    求項1または2記載の遊戯用ハウス。
  4. 【請求項4】 前記下部本体には水が蓄えられるように
    なっていることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載
    の遊戯用ハウス。
JP1997002350U 1997-04-02 1997-04-02 遊戯用ハウス Expired - Lifetime JP3042089U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017176691A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 株式会社エム・ジー・アール 光るボールプール

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