JP3039680U - 人体各部の筋肉繊維と同一の伸縮をするスポーツ用ボデ ィースーツ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のスポーツ用ボディースーツは、ウォーム
アップするためのものであったが、不要な人体のしめつ
けが体内の血行を悪くし、筋肉をサポートする作用もな
かったため、決して機能的なものではなかった。スポー
ツ熱が高まる中、どの競技もハイレベル化するに伴い、
過度な筋力トレーニングで筋肉にトラブルを抱える選手
も多い。こうした故障者のためにも、筋肉サポート作用
のある機能的なものとする必要がある。 【解決手段】ボディースーツの各パーツ（１）は、人体
各部の筋肉と同形のカットとし、着用時に筋肉繊維と鉛
直方向への伸びを抑えるため、この方向に沿って縫い込
み（２）加工をした上、着用時に筋肉繊維と同一方向に
のみ伸縮をするよう接合する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、人体各部の筋肉繊維と同一方向に伸縮をするスポーツ用ボディー スーツである。

【０００２】

【従来の技術】

従来のスポーツ用ボディースーツは、単に体をウォームアップするためだけの ものであった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これには次のような欠点があった。 （イ）故障をした筋肉箇所のサポート作用はなかった。 （ロ）故障回復後、深層筋肉を鍛えるリハビリ作用もなかった。 （ハ）不要な人体のしめつけが体内の血行を悪くしていた。 本考案はこれらの欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

ボディースーツの各パーツ（１）には、収縮に富んだ素材を使用し、人体各部 の筋肉と同形のカットとし、着用時に筋肉繊維と鉛直方向への伸びを抑えるため 、この方向へ沿って数ミリ間隔で縫い込み加工をした上、パーツの接合をする。

【０００５】

【考案の実施の形態】

人体各部の筋肉と同形にカットされたボディースーツの各パーツ（１）は、着 用時に筋肉繊維と鉛直方向への伸びを抑えるため、この方向へ数ミリ間隔で縫い 込み（２）加工をした上、実際の筋肉と同一方向へ伸縮をするよう接合する。

【０００６】

【実施例】

以下、本考案の実施例について説明する。 （イ）ボディースーツを構成する各パーツ（１）を人体各部の筋肉と同形とな るようカットする。 （ロ）ボディースーツ着用時、筋肉繊維と鉛直方向への伸びを抑えるため、各 パーツ（１）ともこの方向へ数ミリ間隔で縫い込み（２）を入れる。 （ハ）各パーツ（１）を接合する。

【０００７】

【考案の効果】

本考案は以上のような構造であり、各パーツ（１）は筋肉繊維と同一方向にの み伸縮をするため、これを着用することにより故障した筋肉のサポート効果が得 られる。 インナーマッスル（深層筋肉）の強化法として、ゴムひもを引くトレーニング 法が知られているが、各パーツ（１）の張力が弱めのボディースーツを着用し、 軽い反復運動をすれば同様の効果があり、全身運動をすれば同時に人体各所へ作 用するため、より一層効果的である。 また、各パーツ（１）は多方向へ伸縮しないため、不要な人体のしめつけを最 小限に抑えることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 各パーツの実施例を示す正面図である。

【図２】 各パーツの実施例を示す背面図である。

【図３】 右腕三角筋のカバーパーツを展開した平面図
である。

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【手続補正書】

【提出日】平成８年９月１９日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ボディースーツの各パーツ（１）は、
   筋肉繊維と同一方向にのみ伸縮をする。