JP3039377U - 水流作動部を有する水遊び具 - Google Patents
水流作動部を有する水遊び具Info
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 水流により作動される作動体を複数組み合わ
せ、知的発育初期段階の幼児の水遊び具を提供する。 【解決手段】 水流作動部を有する遊び具は、底部にコ
ック12を備えた水タンク1、コック12からの水によ
って回転される水車23、この水車23の回転によって
揺動運動する複数の運動体26,27を含む第1の作動
部2、この第1の作動部2を経た水を受けて運動する鹿
威しをなす船体33を有し、この鹿威しの作動数を表示
する数字表示部を備えたカウンター34を有する第2の
作動部3、および被固定箇所に固定するための把持部を
有する固定用ベース4、を含み、水タンク1、第1の作
動部2、第2の作動部3および固定用ベース4が上下方
向に互いに着脱自在に連結されることができ、かつコッ
ク12の調節による水量の変化に応じて第1の作動部2
と第2の作動部3における各運動体が作動されるもので
ある。
せ、知的発育初期段階の幼児の水遊び具を提供する。 【解決手段】 水流作動部を有する遊び具は、底部にコ
ック12を備えた水タンク1、コック12からの水によ
って回転される水車23、この水車23の回転によって
揺動運動する複数の運動体26,27を含む第1の作動
部2、この第1の作動部2を経た水を受けて運動する鹿
威しをなす船体33を有し、この鹿威しの作動数を表示
する数字表示部を備えたカウンター34を有する第2の
作動部3、および被固定箇所に固定するための把持部を
有する固定用ベース4、を含み、水タンク1、第1の作
動部2、第2の作動部3および固定用ベース4が上下方
向に互いに着脱自在に連結されることができ、かつコッ
ク12の調節による水量の変化に応じて第1の作動部2
と第2の作動部3における各運動体が作動されるもので
ある。
Description
【0001】
本考案は、幼児を対象にして興味を持たせるようにした幼児用の水遊び具に係 り、特に、種々の形状にしたものを運動させるために水の流れにより作動させる ようにした水作動部を有する水遊び具に関するものである。
【0002】
従来、幼児のための水遊び具としては、風呂の中で使用する種々の形状にされ たジョウロを使用してただ散水するものから、船、水中動物の形状したものを浮 かせたり、移動させるよう駆動装置を取り付けたものがある。
【0003】 また、このようなジョウロを使用したり、ホースの水を掛けることにより回転 体を回動させたり、タンクに溜められた水を落下させることにより水車を回転さ せ、水車には幼児の興味を引く絵柄を有するものを取り付けて、水車の回転に応 じてさらに関心を高めさせたものがある。
【0004】 また、上記のような水に浮かべるもの、そして水車のように回転させるものを ポンプを使用して水をそれらに送り込んで推進させたり、ポンプの水圧により回 転させるもの等がある。
【0005】
上記のような幼児用の水遊び具は、幼児の水遊びへの関心の高さから種々考え られたものであるが、水遊びに関心をもち始めた幼児にはジョウロを用いて水を 掛けるだけの操作でも興味をもつてそれらを使用するが、知的発育の向上にした がいすぐに飽きることになる。
【0006】 そこで、種々の水中動物等の形状をした浮んで運動するものへと関心が高まり 、自分でそれを動かすことへと興味を持つようになるが、ただ手で動かしたりあ るいはポンプ等を使用して自ら動かしても、動くものを見るだけでは知的発育に 伴い飽きることには変わりがない。
【0007】 また、水を落下させて水車を作動させるものにおいては、幼児の興味を引く自 ら水を流すことによって回転させることともに、回転するものがそのサイズに応 じて関心を引く度合いは異なるかもしれないが、異なった種々のものが連続して 回転運動する点で幼児の興味を持続させることができるものの、知育の発達にし たがいどうしても単調感を与えてしまい飽きられてしまうことになる。
【0008】 本考案は、これらの問題点を解消するためになされたものであり、幼児の興味 を引く水流により作動される作動体を複数組み合わせることにより連続的な運動 と運動に伴う数字の表示によって、数字を覚えることができ、知的発育の初期段 階の幼児に対処することができるようにした水流作動部を有する水遊び具を提供 することを目的とするものである。
【0009】
上記目的を達成するために、本考案の水流作動部を有する遊び具は、底部にコ ックを備えた水タンク、コックからの水によって回転される水車、この水車の回 転によって揺動運動する複数の運動体を含む第1の作動部、この第1の作動部を 経た水を受けて運動する鹿威しを有し、この鹿威しの作動数を表示する数字表示 部を備えたカウンターを有する第2の作動部、および被固定箇所に固定するため の把持部を有する固定用ベース、を含み、水タンク、第1の作動部、第2の作動 部および固定用ベースが上下方向に互いに着脱自在に連結されることができる連 結部を有し、かつコックの調節による水量の変化に応じて第1の作動部と第2の 作動部における各運動体が作動されることを特徴とする。
【0010】 また、この水遊び具においては、第1の作動部の運動体が人形およびイルカの 形状を有し、水車の回動にしたがって所定範囲で往復動することができることを 特徴とする。
【0011】 そして、このような水遊び具においては、固定用ベースが浴槽の縁部を把持す ることにより固定することができると共に、床置を可能にしたことを特徴とする 。
【0012】 この水遊び具においては、第1の作動部と第2の作動部が前記水タンクおよび 固定用ベースに対して適宜連結することができる連結部を備えていることを特徴 とする。
【0013】
以上のような水流作動部を有する水遊び具は、底部にコックを備えた水タンク 、コックからの水によって回転される水車、この水車の回転によって揺動運動す る複数の運動体を含む第1の作動部、この第1の作動部を経た水を受けて運動す る鹿威しを有し、この鹿威しの作動数を表示する数字表示部を備えたカウンター を有する第2の作動部、および被固定箇所に固定するための把持部を有する固定 用ベースを有し、水タンク、第1の作動部、第2の作動部および固定用ベースが 上下方向に互いに着脱自在に連結されることができるので、水タンクに溜められ た水をコックの操作により放水すると、この放水によりコックの下方の第1の作 動部にある水車が回転され、その回転により人形あるいはイルカ形の運動体が揺 動して水車の回転だけでなく、人形等の他の運動体まで作動するのでこの第1の 作動部だけでも幼児の興味を増大させることができる。
【0014】 そして、コックの調節により水量を変化させることができるので、その水量の 変化に応じて第1の作動部の水車の回転、運動体の揺動もその動きが調節される ので、幼児の手を使った遊びも可能となり、その関連づけによる知育における発 達を促すことができる。また、第2の作動部においては、第1の作動部の水受け 部から放出されて落下する水を鹿威しが受けるので、所定の水を受けて揺動する 鹿威しの傾動により鹿威しから放水する運動を行うことができる。
【0015】 さらに、この第2の作動部では鹿威しの傾動運動によって連動するカウンター を備えているので、連続して流される水によって作動する鹿威しの傾動の数が表 示される。したがって、鹿威し自体の傾動運動も幼児の興味を引く運動であるが 、さらにその数が表示されるので、数自体の意味が解らなくても、変化する状態 に関心示すことになり、第1の作動部における運動体の作動とともに一連する作 動により幼児の関心を連続して引き付けて、持続した興味を持たせることができ る。
【0016】 また、第2の作動部に備えたカウンターは、数字を表示するので鹿威しの傾動 の回数と数字とを結び付けることができ、数の認識等知育の発達を促す手段とし て用いることができる。
【0017】 また、このような水遊び具では、最下段が固定用ベースになっているので、浴 槽の縁部に固定することができるので、幼児の入浴中に固定して使用することが でき安定した状態で使用することができる。そして、浴槽の縁部に達しない幼児 には、床に置くことができるので、浴槽外でも使用することができる。
【0018】
本考案の一実施例である水流作動部を有する水遊び具を、図1から図11を参 照して説明する。 この水流作動部を有する遊び具は、底部にコック12を備えた水タンク1、コ ック12からの水によって回転される水車23、この水車23の回転によって揺 動運動する複数の運動体26,27を含む第1の作動部2、この第1の作動部2 を経た水を受けて運動する鹿威しをなす船体33を有し、この鹿威しの作動数を 表示する数字表示部を備えたカウンター34を有する第2の作動部3、および被 固定箇所に固定するための把持部を有する固定用ベース4、を含み、水タンク1 、第1の作動部2、第2の作動部3および固定用ベース4が上下方向に互いに着 脱自在に連結されることができ、かつコック12の調節による水量の変化に応じ て第1の作動部2と第2の作動部3における各運動体が作動されるものである。
【0019】 この水流作動部を有する水遊び具は、組み立てられた状態の全体の外観が図1 から図3に示され、図4に固定用ベース4が示され、図5には固定用ベース4に 連結された第2の作動部を示し、図6から図11には各構成部を分解して示して いる。
【0020】 以下に各構成部について詳述する。水タンク1は、図6に示すように、透明の 樹脂製であり、ほぼ正方形の頂部が開放されたタンク部11を有し、幼児には注 水が容易にされていて、タンク部11の底部は最下部が狭くされた断面台形状の 形状を有する。そして、底部の最下部の側面に凹部を形成して、タンク部11の 内部に連通して側面から突出しないように筒部17が形成されている。この筒部 17には導水部14の一端部が嵌合されてコック12を設けるため、バルブ13 が導水部14の管路の開閉を行うように設けられてコック12の操作部が取り付 けられている。導水部14の他端部には放水パイプ15が嵌合して取り付けられ 、放水パイプ15の内部にはノズルパイプ16が内部に取り付けられて整水を行 うことができる。図6には示されていないが、図3等に示されているように、タ ンク本体11の底部外側中央部には連結部として筒状突出部18が設けられてい る。
【0021】 水タンク1の下に位置する第1の作動部2は、第1の作動部2の支柱21に対 して作動部本体5を図7に示すように支柱半体22とで挟みつけるようにしてね じ止めされて一体にされたものである。支柱21は、上端部が円柱状に形成され 、水タンク1の底部に設けられた筒状突出部18を内部に嵌合させて連結するこ とができ、また、下方側は中空の筒状に形成されて、第2の作動部3の支柱31 が嵌合されるようになっている。作動部本体5は、図8に示すように、樹脂製の 中空体として形成されたケーシング半体51’を合わせて形成したケーシング5 1に対して、人形部半体26’を合体させて形成された人形部26が上下動する ように、そして、イルカ形部27が揺動するように設けられると共に、ケーシン グ半体51’側の外面には水車23が水車支軸24によってスプリング60を介 して取り付けられかつ水車23の下部に位置するように水受け部25が取り付け られている。この水受け部25は、その底部の最下端部に開口が形成され、下方 へ水を放出することができるようになっている。
【0022】 運動体である人形部26とイルカ形部27の作動のために、図8に示すように 、ケーシング半体51’に形成した突軸に支持された人形アーム52およびこの 人形アーム52の他端部の開口を通された水車支軸24に軸支された揺動アーム 54が設けられている。人形アーム52の開口を通る水車支軸24には、水車2 3保持のためのスプリング60からワッシャ59、カム58、ピニオン57、ス トッパ56が順次貫通支持されて、ストッパ56に揺動アーム54が支持されて いる。人形アーム52の他端下部にギア53が軸支されていて、ピニオン57に 噛み合って水車23の回転によって回転される。ギア53の自由面には突出ピン が設けられていて、揺動アームの下方部長孔に係合され、ギア53の回転により 揺動アーム54を揺動させて、イルカ形部27を揺動させる。また、人形アーム 52は、図8に示す側とは反対側に形成されている突出部に水車支軸23に取り 付けられたカム58が係合して、人形アーム52を支軸回りに上下動させ人形部 26を上下動させることができる。
【0023】 また、第2の作動部3は、図9および図10に示すように、第2の作動部支柱 31とほぼ円形のカウンターケーシング32、そして支柱半体31’と支持体3 9がそれぞれ一体に形成されて、合体させることからなっていて、カウンターケ ーシング32と支持体39との間に、鹿威しとなる船体33およびほぼ円形のカ ウンター35が軸支されかつ一体されて設けられている。鹿威しとなる船体33 は、カウンター35のほぼ中央部に設けられた中空の支軸と、支持体39の内側 に突出した支軸とに支持され、船尾側の内部には重り72,73が調節されて入 れられていて、船首側の内部に所定量溜まるまで、船首側へ傾動しないようにさ れている。船体33の上部は、船体デッキ71で覆われ、その最上部には、頂部 デッキ70が取り付けられ、第1の作動部2の水受け部25の底部から放出され た水を受けて、頂部デッキ70に形成されて穴を通して船体33の船首側の内部 に導くようになっている。
【0024】 第2の作動部3においては、さらに、カウンター35が支柱31と一体のカウ ンターケーシング32に対して一体にされ、カウンター35の内部には、カウン ター表示輪34がカウンターケーシング32、カウンター35の両者から内側に 突出する突軸に支持されて設けられて、カウンター35側に取り付けられたカウ ンター部品35、カウンターストッパー37等を介して、船体33の側壁に設け られた突出ピンによって船体33の傾動のたびにカウンター表示輪34を所定量 だけ回動して、外周面に表示された数字をカウンターケーシング32とカウンタ ー35との切除部によって形成された開口部74から見えるように回動させるこ とができる。第2の作動部3の支柱31は、第1の作動部2の支柱21と同様に 、上端部が第1の作動部支柱21の中空筒状部に嵌合することができる径を有し た円筒状に形成されるとともに、下端部は中空の筒状に形成されて、固定用ベー ス4の円筒状支柱40を嵌合して連結することができるようにされている。また 、支持体39の上部中央には、柄杓等のハンガー38が外側に突出して設けられ 、内側からねじ固定されて設けられている。
【0025】 固定用ベース4は、図11ではその構造を示すために通常使用される状態とは 逆にされた転倒状態で示されているが、図4が通常の使用状態である。主要構成 部材であるL字形のベース41と同様にL字形の押し付け側ベース42とは、固 定ねじ43をベース41の表面側から押し付け側ベース42の内側に位置するナ ット47にねじ込むことにより、固定ねじ43のねじ部のみが通過するベース4 1の切り込み部67を通されることにより両ベース41,42の間の調節が可能 にされて組合わされている。固定ねじ43のねじ部端部にはねじパイプ48がね じ止めされて、完全なナット47から離脱をしないようにされている。押し付け 側ベース42の内側には、固定の際浴槽の縁部のような被固定部に接触する部分 に滑り止めラバー45を固着したベースアーム46が一端を枢着するためにベー スアームガイド44によって保持されることによって設けられている。そして、 ベース41の支持部の両端部にはベースラバー50,50’がラバーストッパー 49,49’により押さえられてねじで固定されている。ベース41の上面には 連結用の支柱40が垂下部側に位置して設けられるとともに、垂下部とは反対側 の切り込み部67に平行して両側に細長い穴68が形成されてベース保持ピン6 5が通されて、押し付け側ベース42に対して内側からねじにより固定されてい て、押し付け側ベース42の摺動を可能にしている。これは、浴槽の縁部が特殊 な形状を有する場合にも適用できるようにされている。
【0026】 以上のような構成を有する水流作動部を有する水遊び具は、それぞれの連結部 である水タンク1の筒状突出部18、第1の作動部2の支柱21、第2の作動部 3の支柱31、そして固定用ベース4の支柱40が互いに嵌合連結されて、図2 および図3に示すように一体されることができる。そして、固定用ベース4を浴 槽の縁部に固定するために、ベース41と押し付け側ベース42との間の間隔が 固定ねじ43を緩めて、押し付け側ベース42を摺動させることにより調節され る。固定用ベース4が安定して固定されると、幼児の通常入浴あるいは遊びに使 用しているバケット、柄杓等で水タンク1のタンク本体11に注水して溜め、水 が溜められたところで、コック12を操作してバルブ13を開き放水パイプから 放出させる。
【0027】 水タンク1からコック12を開いて放水されると、その下方に位置した水車2 3が回動され、水車支軸24を回転させてカム58、人形アーム52を揺動させ るとともに、揺動アーム54も同時に揺動させて、人形部26を上下動させると ともに、イルカ形部27を揺動させることができる。したがって、放水による水 車23の回動だけでなく、人形部26、イルカ形部27を動かすことができ、コ ック12の操作による水量の調節によりそれらの作動も急激なあるいは緩慢な動 きをさせることができ、幼児には複数の運動体の動きとして興味を引き付けるこ とができる。
【0028】 そして、水車23を回動させた水は、水浮け部25に集められて、底部の穴か ら第2の作動部3の鹿威しとして支持体39とカウンター35に支持された船体 33の頂部デッキ70に放水され、船体33の船首側内部に船体デッキ71を介 して導かれる。船体33の内部に溜められた水は、船尾側の内部に適当に調節さ れた重さの重り72,73とのバランスで、その重さ以上に水量が達すると傾動 して、船首部分の穴から放水し、船体33の内部の水が放水されると重り72, 73によって元の位置に戻される。その際、船体33の傾動により船体33のカ ウンター35側の側面に取り付けられた突出ピンによってカウンター表示輪34 が回動されて、カウンター表示輪34に表示された数字を次の数の数字を表示す るように移動させることができ、その数はカウンター35とカウンターケーシン グ32によって形成された開口部74において確認することができる。そして、 表示された数により幼児が数字を覚える手段としても利用することもできる。
【0029】 以上の作動は、水タンク1に注水してコック12を操作すれば、連続した作動 としてある時間を要するので、コック12の調節によりその時間も調節すること ができ、運動体の作動状態も早くしたり遅くしたりすることができる。したがっ て、幼児の興味を引く作動が幅広く得られる。
【0030】 上記の実施例においては、第1の作動部2においての運動体を、人形とイルカ 形のものとしたが、幼児が興味を持つものであれ、動物に限らず植物でも乗り物 等でよい。また、第1の作動部2の水車23は、上記実施例では、図示のもので は、無地にしているが、種々の絵柄のものとし、色彩の変化に富んだものとして もよい。
【0031】 以上の各構成部材は、固定用のねじ、ラバー等を除いて全体が樹脂製であり、 製造の容易性と軽量化を達成したものであり、幼児の安全にも対処したものであ る。また、固定用ベースは、浴室以外でも使用できるように、床置きを可能にし て浴槽の縁部に達することができない幼児にも使用可能としてもよい。
【0032】
本考案は、上述のとおり構成されているので、以下のような効果を奏する。 水流作動部を有する水遊び具は、水タンク、第1の作動部、第2の作動部およ び固定用ベースが上下方向に互いに連結されることができるので、水タンクに溜 められた水をコックの操作により放水すると、この放水によりコックの下方にあ る第1の作動部にある水車が回転され、その回転により人形あるいはイルカ形を 運動体が揺動して水車の回転だけでなく、人形等の他の運動体まで作動するので この第1の作動部だけでも幼児の興味を増大させることでき、そして、第2の作 動部においては、第1の作動部の水受け部から放出されて落下する水を鹿威しが 受けるので、所定の水を受けて揺動する鹿威しの傾動により鹿威しから放水する 運動を行うことができるので、また、コックの調節により水量の変化させること ができるので、その水量の変化に応じて第1の作動部の水車の回転、運動体の揺 動もその動きが調節されるので、幼児の手を使った遊びも可能となり、その関連 づけによる知育における発達を促すことができるという優れた効果がある。
【0033】 さらに、この第2の作動部では鹿威しの傾動運動によって連動するカウンター を備えているので、連続して流される水によって作動する鹿威しの傾動の数が表 示され、鹿威し自体の傾動運動も幼児の興味を引く運動であるが、さらにその数 が表示されるので、数自体の意味が解らなくても、変化する状態に関心示すこと になり、第1の作動部における運動体の作動とともに一連する作動により幼児の 関心を連続して引き付けて、持続した興味を持たせることができ、玩具としての 持続性も得られる。
【0034】 また、第2の作動部に備えたカウンターは、数字を表示するので鹿威しの傾動 の回数と数字と結び付けることができ、数の認識等知育の発達を促す手段として 用いることができるという優れた効果を奏する。
【図1】本考案の一実施例に係る水流作動部を有する水
遊び具全体の斜視図である。
遊び具全体の斜視図である。
【図2】本考案の同じ実施例に係る図1の水遊び具の正
面図である。
面図である。
【図3】本考案の同じ実施例の右側側面図である。
【図4】本考案の同じ実施例に係る水遊び具の固定用ベ
ースの斜視図である。
ースの斜視図である。
【図5】本考案の同じ実施例に係る水遊び具の固定用ベ
ースに組合わされた第2の作動部の斜視図である。
ースに組合わされた第2の作動部の斜視図である。
【図6】本考案の実施例に係る水遊び具の水タンクの分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図7】本考案の実施例における第1の作動部の後面分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図8】本考案の実施例における第1の作動部の分解斜
視図である。
視図である。
【図9】本考案の実施例における第2の作動部の分解斜
視図である。
視図である。
【図10】本考案の実施例における第2の作動部の部分
側面図である。
側面図である。
【図11】本考案の実施例における固定用ベースの転倒
分解斜視図である。
分解斜視図である。
1 水タンク 2 第1の作動部 3 第2の作動部 4 固定用ベース 5 作動部本体 11 タンク本体 12 コック 13 バルブ 14 バルブケーシング 15 放水パイプ 16 ノズル 17 筒部 21 第1の作動部支柱 22 支柱半体 23 水車 24 水車支軸 25 水受け部 26 人形部 26’ 人形部半体 27 イルカ形部 31 第2の作動部支柱 31’ 支柱半体 32 カウンターケーシング 33 船体 34 カウンター表示輪 35 カウンター 36 カウンター部品 37 カウンターストッパ 38 ハンガー 39 カウンター支持体 40 ベース支柱 41 ベース 42 固定用ベース 43 保持用ねじ 44 ベースアームガイド 45 滑り止めラバー 46 ベースアーム 47 ナット 48 ねじパイプ 49 ラバーストッパ 49’ ラバーストッパ 50 べース用ラバー 50’ ベース用ラバー 51 第1の作動部ケーシング 51’ ケーシング半体 52 人形部保持アーム 53 ギア 54 イルカ形部揺動アーム 55 支柱固定部 56 ストッパ 57 ピニオン 58 カム 59 ワッシャ 60 スプリング 65 ベース保持ピン 67 切り込み部 70 頂部デッキ 71 船体デッキ 72 重り 73 重り
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F03B 17/06 F03B 17/06
Claims (4)
- 【請求項1】 底部にコックを備えた水タンク、 前記コックからの水によって回転される水車、該水車の
回転によって揺動運動する複数の運動体を含む第1の作
動部、 該第1の作動部を経た水を受けて運動する鹿威しを有
し、該鹿威しの作動数を表示する数字表示部を備えたカ
ウンターを有する第2の作動部、および被固定箇所に固
定するための把持部を有する固定用ベース、を含み、 前記水タンク、前記第1の作動部、前記第2の作動部お
よび前記固定用ベースが上下方向に互いに着脱自在に連
結するための連結部を有し、かつ前記コックの調節によ
る水量の変化に応じて前記第1の作動部と第2の作動部
における各運動体が作動される、 ことを特徴とする水流作動部を有する水遊び具。 - 【請求項2】 請求項1に記載の水流作動部を有する水
遊び具において、前記第1の作動部の運動体が人形およ
びイルカの形状を有し、前記水車の回動にしたがって所
定範囲で往復動することができることを特徴とする水流
作動部を有する水遊び具。 - 【請求項3】 請求項2に記載の水流作動部を有する水
遊び具において、 前記固定用ベースが浴槽の縁部を把持
することにより固定することができると共に、床置を可
能にしたことを特徴とする水流作動部を有する水遊び
具。 - 【請求項4】 請求項1に記載の水流作動部を有する水
遊び具において、前記第1の作動部と前記第2の作動部
が前記水タンクおよび前記固定用ベースに対して適宜連
結することができる前記連結部を備えていることを特徴
とする水流作動部を有する水遊び具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997000036U JP3039377U (ja) | 1997-01-08 | 1997-01-08 | 水流作動部を有する水遊び具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997000036U JP3039377U (ja) | 1997-01-08 | 1997-01-08 | 水流作動部を有する水遊び具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3039377U true JP3039377U (ja) | 1997-07-15 |
Family
ID=43174015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997000036U Expired - Lifetime JP3039377U (ja) | 1997-01-08 | 1997-01-08 | 水流作動部を有する水遊び具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3039377U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007061404A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Staff:Kk | 玩具 |
JP2011092308A (ja) * | 2009-10-28 | 2011-05-12 | Group Zero:Kk | オブジェ |
JP2017527318A (ja) * | 2014-09-10 | 2017-09-21 | グローバル マーケティング エンタープライズ (ジーエームイー) リミテッドGlobal Marketing Enterprise (GME) Ltd. | 水遊び玩具 |
-
1997
- 1997-01-08 JP JP1997000036U patent/JP3039377U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007061404A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Staff:Kk | 玩具 |
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