JP3039337U - プロンプター装置 - Google Patents

プロンプター装置

Info

Publication number
JP3039337U
JP3039337U JP1997000237U JP23797U JP3039337U JP 3039337 U JP3039337 U JP 3039337U JP 1997000237 U JP1997000237 U JP 1997000237U JP 23797 U JP23797 U JP 23797U JP 3039337 U JP3039337 U JP 3039337U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
angle
prompter device
lid
display plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1997000237U
Other languages
English (en)
Inventor
尚嗣 松下
Original Assignee
株式会社エス・アール・アイ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社エス・アール・アイ filed Critical 株式会社エス・アール・アイ
Priority to JP1997000237U priority Critical patent/JP3039337U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3039337U publication Critical patent/JP3039337U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のプロンプター装置は、折り畳んでコンパ
クトにできるようにはなっておらず、保管や提携のしに
くいものであった。 【解決手段】プロンプター装置Pは、収容ケース1と、
収容ケース1に角度調整ができるように取り付けてある
伸縮体2と、伸縮体2の先端部に角度調整ができるよう
に取り付けてあるハーフミラー3とを備えている。収容
ケース1は、ケース本体10と、蓋体11とを備えてお
り、伸縮体2とハーフミラー3は折り畳んでケース本体
10と蓋体11の間に形成される収容空間部15に収容
できるようにしてある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、例えばプレゼンテーションの際に机上に置いてある原稿を視線を落 とすことなく読み取ることができるプロンプター装置に関するものである。 更に詳しくは、折り畳んでコンパクトにすることができ提携を容易にしたプロ ンプター装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
以前から広告会社においては、顧客や関連会社に対して企画の説明や提示を行 う手段としてプレゼンテーションが頻繁に行われている。近年では、前記した広 告会社のみならず一般の会社においても上記したような企画の説明や提示を行う 機会は増してきており、益々プレゼンテーションが重要になりつつある。
【0003】 プレゼンテーションは、人対人のコミュニケーションからなるものであるので 、発言者の発言の仕方が当該企画の成否を決定する一要因になることは明らかで ある。このため発言者は、効果的なプレゼンテーションを行うために、ゆとりの ある話調で説得力のある発言をするように心掛けなければならない。
【0004】 発言者はプレゼンテーションに際して原稿を持参しており、当該原稿を見なが らプレゼンテーションを行うのが通例となっている。しかし、このように原稿を 見ながらの発言であると、おのずと発言者の視線は下向きになりがちとなり、ゆ とりのある話調で説得力のある発言には到底ほど遠くなってしまう。これはスピ ーチ、講演などでも同様である。
【0005】 このような問題を解決するために、プロンプター装置といわれるトークナビゲ ーションシステムが開発されている。 プロンプター装置は、原稿台の上部に載置した原稿を、その上方の発言者の視 線の高さの位置に所要の角度を以て斜設してある鏡面体または半鏡面体に映すも のである。この装置をプレゼンテーション等に使用すれば、発言者は視線の高さ にある鏡面体または半鏡面体を見ることで、原稿を読み取ることができるので、 視線を落とすようなことが少なくなる。これにより効果的なプレゼンテーション 等を行うことができ、ひいては企画等の成功を期待することができる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来のプロンプター装置は、いづれも、常態でほぼ一定の形状をなし ており、例えば、折り畳んだり、分解したりしてコンパクトにすることができる ようにはなっておらず、保管や提携がしにくいものであった。
【0007】 本考案は上記課題を解消するもので、折り畳んでコンパクトにすることができ 提携を容易にしたプロンプター装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために講じた本考案の手段は次のとおりである。 プロンプター装置であって、 収容ケースと、 上記収容ケースに角度調整ができるように取り付けてある伸縮体と、 上記伸縮体の先端部に角度調整ができるように取り付けてある反射表示板と、 を備えており、 上記収容ケースは、 ケース本体と、 蓋体と、 を備えており、 上記伸縮体と上記反射表示板は折り畳んで上記ケース本体と蓋体の間に形成さ れる収容空間部に収容できるようにしてあることを特徴とする、 プロンプター装置である。
【0009】
【作用】 伸縮体を伸縮させて反射表示板が発言者のほぼ目の高さの位置にくるように設 定する。原稿が映し出された場合に上記発言者が読み取ることができるように反 射表示板の角度を調整する。反射表示板に映すことができる位置に原稿を載置す る。このようにして原稿を反射表示板に映し出すことで発言者は視線を落とすこ となく原稿を読み取ることができる。
【0010】 本考案に係るプロンプター装置は、伸縮体と反射表示板を折り畳んで、収容ケ ースのケース本体と蓋体の間に形成されている収容空間部に収容できるようにな っているので、一定の形態をなしたままでなくコンパクトにすることができ、保 管や提携を容易にすることができる。
【0011】 伸縮体と反射表示板は角度調整ができるように取り付けてあるので、例えば、 本考案に係るプロンプター装置を設置するための机上が傾いているような場合に あっても、上記伸縮体と反射表示板の角度を調整することで、プロンプター装置 の使用に支障をきたしにくくすることができる。
【0012】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態を図面に基づき更に詳細に説明する。 図1は本考案に係るプロンプター装置の一実施の形態を示しており、蓋体を開 けて伸縮体を立てた状態を示す斜視図、図2は伸縮体の基部の取付構造を示す断 面図である。 符号Pはプロンプター装置を示しており、このプロンプター装置Pは収容ケー ス1と、伸縮体2及び反射表示板であるハーフミラー3を備えている。
【0013】 収容ケース1は平面視長方形状のケース本体10を備えている。ケース本体1 0の一方側の端部には、蓋体11が基端部を中心として回動開閉可能に軸支して 取り付けてある。また、蓋体11の他端側のほぼ中央部には半円形状の延出用切 欠部110が設けてある。
【0014】 ケース本体10の他端側には上方へ膨出させて上面ケース12が形成されてい る。上面ケース12の中央部には半円形状の延出用切欠部13が設けてある。上 記した延出用切欠部110と延出用切欠部13は、蓋体11を閉めたときに向き 合い協働して伸縮体2の直径よりもやや大きな円形状の孔を形成する。ケース本 体10と蓋体11の間には、伸縮体2とハーフミラー3を折り畳んで収容するこ とができる収容空間部15が形成されている。
【0015】 延出用切欠部13の下方部分にあたる底面ケース14には、角度及び方向の調 節が可能な伸縮体2が取り付けてある。伸縮体2の取付構造を図2を参照して説 明する。 符号4はボールジョイントで、受具40とボール410を有する可動軸41を 備えている。受具40は底面ケース14の内面に裏面から固定ネジ5により固着 してある。可動軸41の先端部分には伸縮体2の基部が螺着により固定されてい る。伸縮体2の基部の外表部にはネジ部20が設けてあり、このネジ部20には 締付具22が螺合してある。
【0016】 締付具22は筒状に形成した締付具本体220を有している。締付具本体22 0の内部の下部側には、上記可動軸41がスライド可能な通孔222が形成して ある隔壁部221が設けてある。締付具本体220の隔壁部221より上部側の 内壁には、上記ネジ部20と螺合するネジ部225が設けてある。締付具本体2 20の底部には、外径が締付具本体220と同じ下部材223が設けてある。下 部材223の下側の内部にはゴム製の当接部材224が取り付けてある。
【0017】 上記下部材223と当接部材224には、上記可動軸41がスライド可能な通 孔226が設けてある。可動軸41の先端部は、前記通孔226及び上記通孔2 22を貫通して伸縮体2の基部に螺着により固着されている。可動軸41の下部 材223とボール410との間には、可動軸41を挿通してコイルバネ227が 装着してある。 この構造によれば、伸縮体2を任意の角度及び方向に設定し、その状態で締付 具22を回して下降させ、当接部材224を受具40の上部に圧着すれば伸縮体 2をその角度及び方向で固定することができる。
【0018】 伸縮体2は多重管式の伸縮構造を有している。伸縮体2の先端部にはハーフミ ラー3が角度及び方向調整可能に取り付けてある。ハーフミラー3の角度調整装 置30は上記伸縮体2の角度調整構造とほぼ同一であるので説明は省略する。 ハーフミラー3は公知のものを使用する。ハーフミラーは入射光束の一部を反 射し一部を透過することのできる半鏡面の性質を有する。なお、反射表示板は本 実施の形態で示すハーフミラーに限定するものではない。
【0019】 (作 用) 図3は蓋体を開けて伸縮体と反射表示板を折り畳んで収容した状態を示す斜視 図、図4はプロンプター装置の使用状態を示す説明図である。 図1ないし図4を参照して本考案のプロンプター装置の使用手順及び使用方法 及びその他の作用を説明する。
【0020】 まず、収容ケース10の蓋体11を開く(図3参照)。そして、収容空間部1 5から伸縮体2を立てて固定し(詳細は上記参照)、伸縮体2を上方に伸ばして 先端部に取り付けてあるハーフミラー3を上方向に回動させて発言者のほぼ目の 高さの位置にくるように設定する。次に、原稿6が映し出された場合に発言者が 読み取ることができるようにハーフミラー3の角度及び方向を調整し固定する( 図1参照)。蓋体11を閉じて収容ケース1の上部に原稿6を鏡像の状態で載置 する。これにより原稿6はハーフミラー3に映し出され、発言者は視線を落とす ことなく原稿6を読み取ることができる(図4参照)。
【0021】 プロンプター装置Pの収容手順は上記した使用手順の逆であるので省略する。 このように本考案に係るプロンプター装置Pは伸縮体2とハーフミラー3を折 り畳んでケース本体10と蓋体11の間の収容空間部15に収容することができ るので、プロンプター装置Pは一定の形態をなしたままでなくコンパクトにする ことができ、保管や提携を容易にすることができる。
【0022】 伸縮体2とハーフミラー3は角度及び方向調整可能に取り付けてあり、延出用 切欠部110と延出用切欠部13は蓋体11を閉めたときに向き合い協働して伸 縮体2の直径よりもやや大きな円形状の孔を形成するので、伸縮体2は蓋体11 を閉めた場合にあっても広範囲に角度及び方向の調整をすることができる。又、 例えば、プロンプター装置Pを設置するための机上が傾いているような場合にあ っても、上記伸縮体2とハーフミラー3の角度及び方向を調整することで、プロ ンプター装置Pの使用に支障をきたしにくくすることができる。
【0023】 なお、原稿6は収容ケース1の上部に鏡像の状態で載置することができれば、 その形態は特に限定するものではない。 また、伸縮体2とハーフミラー3の角度を調整する構造は、上記したものに限 定するものではなく他の構造であっても良い。
【0024】 本明細書で使用している用語と表現は、あくまでも説明上のものであって、な んら限定的なものではなく、本明細書に記述された特徴およびその一部と等価の 用語や表現を除外する意図はない。また、本考案の技術思想の範囲内で、種々の 変形態様が可能であるということは言うまでもない。
【0025】
【考案の効果】
本考案は上記構成を備え、次の効果を有する。 (a) 伸縮体を伸縮させて反射表示板が発言者のほぼ目の高さの位置にくるよ うに設定する。原稿が映し出された場合に上記発言者が読み取ることができるよ うに反射表示板の角度を調整する。反射表示板に映すことができる位置に原稿を 載置する。このようにして原稿を反射表示板に映し出すことで発言者は視線を落 とすことなく原稿を読み取ることができる。
【0026】 (b) 本考案に係るプロンプター装置は、伸縮体と反射表示板を折り畳んで、 収容ケースのケース本体と蓋体の間に形成されている収容空間部に収容できるよ うになっているので、一定の形態をなしたままでなくコンパクトにすることがで き、保管や提携を容易にすることができる。
【0027】 (c) 伸縮体と反射表示板は角度調整ができるように取り付けてあるので、例 えば、本考案に係るプロンプター装置を設置するための机上が傾いているような 場合にあっても、上記伸縮体と反射表示板の角度を調整することで、プロンプタ ー装置の使用に支障をきたしにくくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る原稿読取り装置の一実施の形態を
示し、蓋体を開け伸縮体を立てた状態を示す斜視図。
【図2】伸縮体基部の取付構造を示す断面図。
【図3】蓋体を開け伸縮体と反射表示板を折り畳んで収
容した状態を示す斜視図。
【図4】原稿読取り装置の使用状態を示す説明図。
【符号の説明】
P プロンプター装置 1 収容ケース 10 ケース本体 11 蓋体 110 延出用切欠部 12 上面ケース 13 延出用切欠部 14 底面ケース 15 収容空間部 2 伸縮体 20 ネジ部 22 締付具 220 締付具本体 221 隔壁部 222 通孔 223 下部材 224 当接部材 225 ネジ部 226 通孔 227 コイルバネ 3 ハーフミラー 4 ボールジョイント 40 受具 41 可動軸 410 ボール 5 固定ネジ 6 原稿
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年1月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロンプター装置であって、 収容ケースと、 上記収容ケースに角度調整ができるように取り付けてあ
    る伸縮体と、 上記伸縮体の先端部に角度調整ができるように取り付け
    てある反射表示板と、を備えており、 上記収容ケースは、 ケース本体と、 蓋体と、を備えており、 上記伸縮体と上記反射表示板は折り畳んで上記ケース本
    体と蓋体の間に形成される収容空間部に収容できるよう
    にしてあることを特徴とする、 プロンプター装置。
JP1997000237U 1997-01-06 1997-01-06 プロンプター装置 Expired - Lifetime JP3039337U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997000237U JP3039337U (ja) 1997-01-06 1997-01-06 プロンプター装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997000237U JP3039337U (ja) 1997-01-06 1997-01-06 プロンプター装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3039337U true JP3039337U (ja) 1997-07-15

Family

ID=43173976

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1997000237U Expired - Lifetime JP3039337U (ja) 1997-01-06 1997-01-06 プロンプター装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3039337U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101430489B (zh) 电子设备
KR20120083255A (ko) 표시영역 가변형 디스플레이 장치
US20230103700A1 (en) Hinge structure for in-folding type display device
KR20170087000A (ko) 연성디스플레이 패널이 설치되는 모바일 통신장치용 힌지구조
US6262884B1 (en) Portable computer inherently carried with overhead projection device
JP2004500595A (ja) 水平方向3スクリーンlcd表示装置
CN111435441A (zh) 压力转向式电子镜面装置
US20080158669A1 (en) Projection screen apparatus for use with portable digital projectors
US6191940B1 (en) Foldable and portable planar display device
US11106117B2 (en) Foldable camera stand
GB2362775A (en) Mobile phone with a projection display
KR20030017504A (ko) 거치형 카메라 장치
US10761290B2 (en) Virtual reality video device for educational video monitor
US20170254471A1 (en) Portable foldable supporting assembly
WO1993020478A3 (en) Overhead projector for lcd panel
JP3039337U (ja) プロンプター装置
US7021771B2 (en) Display device for projecting an image alternatively onto a remote surface and a rear projection screen
KR20210016498A (ko) 폴더블 디스플레이 디바이스에 설치되는 접히는 힌지모듈
US20060285081A1 (en) Portable rear projection apparatus for projection display
US8474775B2 (en) Foldable and adjustable supporting apparatus for portable devices
US7158113B2 (en) Integrated digital platform
KR200163196Y1 (ko) 캠코더를 이용한 시청각장치
CN207848787U (zh) 一种成像设备和全息投影多模态交互系统
US20040139581A1 (en) Rotation hinge module with two degree of freedom
EP2348358A1 (en) Foldable tabletop projector screen support