JP3038875U - コーナー部材 - Google Patents

コーナー部材

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JP3038875U
JP3038875U JP1996012951U JP1295196U JP3038875U JP 3038875 U JP3038875 U JP 3038875U JP 1996012951 U JP1996012951 U JP 1996012951U JP 1295196 U JP1295196 U JP 1295196U JP 3038875 U JP3038875 U JP 3038875U
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JP
Japan
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base material
corner member
corner
decorative layer
folding line
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Application number
JP1996012951U
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English (en)
Inventor
孝 木村
Original Assignee
株式会社光
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一種類のコーナ部材でコーナ部材を取り付ける
場所の角度に簡単に合致させることができるようにし
て、簡単で安価に施工することができるコーナ部材の提
供を目的とするものである。 【解決手段】細幅の板状に形成された基材と、該基材の
少なくとも表面に形成された化粧層と、裏面から基材の
長手方向に刻設され、基材を山折れ谷折れ可能にする折
り込みラインとを備えたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、机の角部や室内壁面のコーナー部を保護や装飾のために当該部分に 設けられる類のコーナー部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば机の角部や室内壁面等のコーナー部を保護するコーナ部材は、表面に化 粧を施した帯状の薄板を予め断面が“L”型のアングル状に形成してあり、この “L”型のアングル状に形成されたコーナ部材をコーナの形状に合わせて加工し 、接着剤等で固定て使用するようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように、予め断面を“L”型のアングル状に形成されたコーナ部材では 嵩張ることから、輸送費が嵩んでしまうという問題があった。
【0004】 また、同じような“L”型のアングル状に形成されたコーナ部材でも、これを 施工する場所の形状に合わせて化粧面が“L”型の内面側にあるものと、外面側 にあるものとを使い分けなくてはならず、面倒であるだけでなく、二種類のコー ナ部材を用意しておかなくてはならず、不経済になると言う問題もあった。
【0005】 更に、コーナ部材を取り付ける場所の角度と、コーナ部材の“L”型の角度が 異なる場合は既成のコーナ部材をそのまま取り付けることができず、コーナ部材 の角度を加工するか、その角度に合わせたコーナ部材を製作しなくては成らず、 てまが係るうえ、施工費用も嵩むという問題もある。 本考案は、上記問題点に鑑み提案されたもので、一種類のコーナ部材でコーナ 部材を取り付ける場所の角度に簡単に合致させることができるようにして、簡単 で安価に施工することができるコーナ部材の提供を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案のコーナー部材は、細幅の板状に形成され た基材と、該基材の少なくとも表面に形成された化粧層と、裏面から基材の長手 方向に刻設され、基材を山折れ谷折れ可能にする折り込みラインとを備えたこと を特徴とするものである。
【0007】 次に、化粧を施した可撓性若しくは伸縮性を有するシートを基材に貼着して化 粧層を形成したことや基材の少なくとも表面に直接模様を印刷若しくは刻設して 化粧層を形成したことも特徴の1つである。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案にかかるコーナー部材の実施の形態を図面に基づいて説明する。 図1は、コーナー部材の1部切欠き斜視図であって、図中符号1はこのコーナ ー部材を全体的に示す。 このコーナー部材1は、合成樹脂製の細幅の板状に形成された基材2と、この 基材2の上面部分から下面の周縁部に巻き込まれた化粧用シート3と、基材2下 面で左右の量側縁部に沿って貼着された剥離紙4付きの両面テープ5とを備えて なる。
【0009】 上記化粧用シート3は可撓性を有する透明樹脂シート素材の表面にエンボス加 工により凹凸を形成し、裏面はプリントにより着色し、この着色と表面の凹凸と が相俟って剥げない耐久性のある木目等の模様になっており、これが合成樹脂製 板状の上記基材2に接着剤等で固定されると、基材2の化粧層6が形成されるの である。
【0010】 また、基材2の裏面には、その中央部分に“V”溝を基材2の長手方向に刻設 して形成した折り込みライン7が形成されており、この折り込みライン7部分の 薄肉部と上記化粧用シート3とでコーナー部材1がその中間部で二つに山折れも しくは谷折れするヒンジ部8になっている。
【0011】 上記のように形成されたコーナー部材1の使用手順を次に説明する。 図3に示すように机天板の周辺等のように板材9の周縁部分9aにコーナー部 材1を設ける場合は、先ず、コーナー部材1の裏面の剥離紙4を剥がし、折り込 みライン7を板材9の周縁部分9aの上端角部に合致させた状態する。 次に、板材9の上面及び端部の垂直面の何れか一方に対面する部分のコーナー 部材1を貼着する。
【0012】 然る後、コーナー部材1のヒンジ部8を山折りして他方のコーナー部材1の部 分を板材9の上面若しくは及び端部の垂直面に貼着すると、板材9の周縁部分9 aはコーナー部材1で保護された状態となる。
【0013】 また、図4に示すような部屋のコーナー10部分にコーナー部材1を設ける場 合は、上記図3の場合と同様、先ず、コーナー部材1の裏面の剥離紙4を剥がす 。次に、折り込みライン7を谷折れにするこの時、コーナー部材1の折れ角は、 コーナー部材1を設ける部屋のコーナー10部分の角度より鋭角に保持する。 そして、折り込みライン7部分を部屋のコーナー10に合致させた状態で押し つけながらコーナー部材1を弾性復帰させると裏面に設けられた両面テープ5で コーナー部材1が部屋のコーナー10部分に正確に確りと貼着さるのである。
【0014】 尚、上記実施の形態では化粧層6を形成するにあたり、可撓性を有する透明樹 脂シート素材の表面にエンボス加工により凹凸を形成し、裏面にプリントにより 着色して化粧用シート3を形成し、これを基材2に接着剤等で固定して化粧層6 を形成するようにしてあるが、これに代えて基材2の表面に直接模様を印刷若し くは刻設して化粧層を形成することができるのは勿論である。この場合には折り 込みライン7部分の耐久性を高める為に基材2をポリプロピレンで形成すること により、折り込みライン7部分を所謂“P−Pヒンジ”にすることが望ましい。
【0015】 また、コーナー部材1を所望する場所に取り付けるのに上記実施の形態では両 面テープ5を用いるようにしてあるが、こうしたものに限られず接着剤やその他 の固定手段にすることができるのは言うまでもないことである。
【0016】
【考案の効果】
本考案は以上に説明したように、細幅の板状に形成された基材の表面に化粧層 を形成し、基材の裏面には当該基材を山折れ谷折れ可能にする折り込みラインを 設けて構成し、自由状態では偏平になっていることから、偏平なコーナー部材を 積み重ねた状態にして搬送することができ、場所を取らず搬送効率を大幅に向上 させてその輸送コストも低減することができるという利点がある。
【0017】 また、本考案のコーナー部材は基材の裏面に形成された折り込みライン部分を 山折れ若しくは谷折れの何れにも折り曲げられるように成っていることから、コ ーナー部材を施工する場所の形状に合わせて折り込みライン部分で折り曲げるだ けで即座に対応させることができる。これにより、従来のように化粧面が“L” 型のコーナー部材の内面側にあるものと、外面側にあるものとを使い分けしなく ても済み、1種類のコーナー部材を有効に利用して経済的にでき、施工を安価に 行うことができるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】はコーナー部材の一部切欠き斜視図である。
【図2】はコーナー部材の断面図である。
【図3】はコーナー部材を山折りして使用する時の斜視
図である。
【図4】はコーナー部材を谷折りして使用する時の斜視
図である。
【符号の説明】
1・・・コーナー部材 2・・・基材 6・・・化粧層 7・・・折り込みライン

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】細幅の板状に形成された基材と、該基材の
    少なくとも表面に形成された化粧層と、裏面から基材の
    長手方向に刻設され、基材を山折れ谷折れ可能にする折
    り込みラインとを備えたことを特徴とするコーナー部
    材。
  2. 【請求項2】化粧を施した可撓性若しくは伸縮性を有す
    るシートを基材に貼着して化粧層を形成したことを特徴
    とする請求項1に記載のコーナー部材。
  3. 【請求項3】基材の少なくとも表面に直接模様を印刷若
    しくは刻設して化粧層を形成したことを特徴とする請求
    項1に記載のコーナー部材。
JP1996012951U 1996-12-19 1996-12-19 コーナー部材 Expired - Lifetime JP3038875U (ja)

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