JP3038430U - ボトルスタンド - Google Patents
ボトルスタンドInfo
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- JP3038430U JP3038430U JP1996011362U JP1136296U JP3038430U JP 3038430 U JP3038430 U JP 3038430U JP 1996011362 U JP1996011362 U JP 1996011362U JP 1136296 U JP1136296 U JP 1136296U JP 3038430 U JP3038430 U JP 3038430U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottle
- main plate
- bottle stand
- center
- diameter portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ボトル保持時の安定性が良く、上部側を細径部
とし下部側を広径部としたあらゆる大きさ、重さのボト
ルに適用可能なボトルスタンドを提供する。 【解決手段】円弧状の円弧方向に縦長の主板体からな
り、ボトルの瓶上部の細径部を貫通させて係止させる支
持孔を該主板体の上端部付近に設けたボトルスタンド。
とし下部側を広径部としたあらゆる大きさ、重さのボト
ルに適用可能なボトルスタンドを提供する。 【解決手段】円弧状の円弧方向に縦長の主板体からな
り、ボトルの瓶上部の細径部を貫通させて係止させる支
持孔を該主板体の上端部付近に設けたボトルスタンド。
Description
【0001】
本考案はワインボトルなどの上部側を細径部とし下部側を広径部とした瓶を支 持するためのボトルスタンドに関する。
【0002】
瓶類の展示用などに用いられるボトルスタンドの先行技術としては、実願平2 −402715号があり、この公報には水平面上に載置することができ、かつボ トルを水平に保ったまま保管できるボトルスタンドが開示されている。
【0003】
しかしながら、かかるボトルスタンドはボトルの重心とボトルスタンドの重心 の釣り合いによりボトルを保持するものであるため、安定性に富んだものとはい えず、ボトルの大きさや、重量が異なる場合には釣り合いを保つことができなく なり、利用できなくなるという問題を有していた。すなわち、1つのボトルスタ ンドを大きさや重さ異なるボトルに適用するのは実際上不可能であり、適用性に 富んだものとはいえなかった。また、釣り合いを保つという関係上、水平面上に しか載置することはできず、傾斜を有する展示棚等には利用することができない という問題もあった。さらに、保持するために手先をはなす段階でボトルスタン ドのバランスをとる必要があり、作業上の効率において優れたものであるとは言 い難いものであった。
【0004】
本考案者はかかる問題を解決すべく鋭意検討した結果、瓶の細径部を支持する ことによってボトルを横向きに載置することができ、かつ安定性に優れたボトル スタンドを完成するに至った。すなわち、本考案はボトルスタンドを円弧状にし て保持のする際の安定性を高めたものである。請求項1記載の考案は、円弧状の 円弧方向に縦長の主板体からなり、ボトルの瓶上部の細径部を貫通させて係止さ せる支持孔を該主板体の上端部付近に設けたボトルスタンドである。
【0005】 かかる形状にすることにより、主板体の外弧面の大部分が載置面に接触するこ とになる。すなわち、かかる円弧の中心とボトルの重心とが直線上に並ぶ位置で 、本考案にかかるボトルスタンドは安定する。考案のより一層の理解のため図1 において本考案を説明する。図1中において、Cは主板体の円弧の中心、Gはボ トルの重心、G’は後方にあるボトルの重心、αは主板体の固定角度を示す。主 板体の支持孔にボトルの細径部を貫通させ水平面に載置した場合、主板体の円弧 の中心とボトルの重心が垂直方向に直線上に位置する点でボトルホルダーが静止 し安定する。したがって、水平面に載置する際、バランスをはかる必要がない。 また、ボトルの大きさ及び重量が変化した場合でも、両者の位置が直線上に並ぶ 点、すなわち主板体の固定角度αが変化することにより、釣り合いが自然にとれ 、安定性が向上する。すなわち、重心がGよりも後方にある場合はαは大きい値 を取り、前方にある場合は小さい値を取る。すなわち、図1では重心がG’の位 置にあるボトルまでバランスをはかることなく保持することができる。ただし、 いずれの場合も円弧の中心Cがボトルの重心Gよりも上に位置していなければな らない。
【0006】 主板体に設ける支持孔は一つに限定されるものではない。例えば2以上設ける ことにより、ボトル細径部の太さが異なった場合でも、大小2の支持孔を設ける ことによって広く適用することができる。請求項2記載の考案は、大きさの異な る2以上の支持孔を請求項1記載の主板体の両端部付近に設けた請求項1記載の ボトルスタンドである。
【0007】 また、1のボトルスタンドで複数のボトルを支持できるように主板体の一端に 複数の支持孔を設けてもよい。請求項3記載の発明は、複数のボトルを同時に支 持することができるように主板体の1方の端部付近に2以上の支持孔を設けた請 求項1記載のボトルスタンドである。
【0008】 本考案にかかるボトルスタンドは特に瓶の大きさ、重さに関係なく使用するこ とができる。例えば、ワインボトル、ビール瓶、一升瓶、ペットボトルなどにも 好適に使用することができる。
【0009】
本考案にかかるボトルスタンドは、特に瓶の種類に限定されることなく上部側 を細径部とし下部側を広径部とした瓶であるなら大きさ及び用途に関係なく利用 できる。特にワインボトルスタンドとして最適に利用できるものである。
【0010】 本発明の主板体の材料としては特に限定されるものではない。金属、木材、合 成樹脂など一定の荷重に耐えることのできる強さを有する材料であるなら特に限 定されるものではない。ただし、強度、価格、加工容易性などを考慮すると合成 樹脂が最も優れている。
【0011】 本考案にかかるボトルスタンドの主板体の形態は、図2のように主板体全体が 円弧状のものであることが好ましい。ここで、図中の1は主板体、2は支持孔、 3は内弧面、4は外弧面、θは円弧の両端部の接線が交差する角度、rは円弧の 半径をそれぞれ示している。かかる主板体1の円弧の半径rは5cm以上40c m以下である円の円弧からなるものが好ましい。円弧の半径が大きいときは既述 のボトルの重心よりも上に位置する可能性が高くなるので安定性は増すが、スペ ース的に問題を有する。半径がこの範囲を逸脱して小さい場合はボトルの重心よ りも下に位置する可能性が高く、安定性に欠けるものとなりやすい。また、円弧 の両端部の接線が交差する角度θは、ボトルの重心との関係で調節することとな る。すなわち、角度を小さくするときは主板体の長さが長いものとなり、下部に 重心があるボトルにも広く用いることができる。具体的には60度以上150度 以下になる。円弧径が比較的小さいときはこの角度は小さめに調節するとよい。 なお、種板体の幅及び厚みは一定である必要はなく、係止時のバランスを考慮し 、変化を持たせてもよい。同様の目的で、おもりなどを付したり、穴をあけたり して調節しても何ら問題はない。また、斜度のある展示台において滑らないよう に主板体の外弧側にゴムなどの滑り止めを設けてもよい。
【0012】 主板体に設ける支持孔2の大きさはボトルの細径部が支持できる大きさである ことが必要であり、具体的には直径2cm以上4cm以下程度がよい。穴の形状 は真円形であるよりも、主板体の長手方向に若干長い楕円形にすると保持の際ボ トルがしっかり係止される。また、支持の安定性を向上させるために、支持孔2 の径は内弧面3での径を、外弧面4での径より、若干小さくするとよい。また、 ボトルの細径部の太さがボトルによって幅があるので、あらゆるボトルに広く適 用させるために、主板体のもう一方の端に径を変えた支持孔を設けてもよい。
【0013】 また支持孔は、ボトルを複数保持できるように、複数設けても何ら問題はない 。この場合はボトルを縦に並べて支持できるように主板体の一方の端部に設ける ようにすればよい。このように縦に並列に支持する際はボトルの重心が高い位置 に移動するので、円弧の半径rは若干大きく設計した方がよい。
【0014】
本考案にかかる実施例を図3及び図4に基づいて説明する。図3は本考案の一 実施例を示した斜視図、図4は本考案にかかるボトルスタンドの使用状態を示す 断面図である。図4中で、それぞれ5は載置面、Bはボトルの細径部を示してい る。なお、本考案は実施例にのみ限定されるものではない。
【0015】 図3に記載の通り、本実施例は円弧状からなる主板体にボトルの細径部Bを係 止させるための支持孔を設けたものである。主板体の大きさは半径150mmの 円の円弧、角度θは85度、主板体の材質は厚さ8mm、幅80mm合成樹脂製 である。主板体の中心線上には支持孔が設けられており、その形状は内弧面側で 長径35mm、短径30mm、外弧面側で長径39mm、短径32mmの楕円形 である。また主板体端部から支持孔の中心までの距離が43mmとなる位置に設 けられている。
【0016】 上記のボトルスタンドを図4に示すようにボトルの細径部を支持孔に貫通させ 、展示台などの水平な載置面5に静置するとボトルスタンドとボトルの釣り合い がとれ、ボトルがほぼ水平に保持される。なお、ボトルの中身が少なくなったも のを同様に保持したところ、ボトルの重心が移動するため、頭部が低くなって保 持される。
【0017】 本実施例では、ワインボトルを用いて行ったが、他にビール瓶、1.5l入り のペットボトルでも同様に保持できる。尚、ペットボトルの場合は手先を離す際 多少バランスをはかる必要が生じる。
【0018】 また、同様にワインボトルを用いて若干の斜度を有する面に静置したところ、 釣り合いを持って、ボトルは保持される。
【0019】 なお、長いボトルを支持するときなど、円弧の中心とボトルの重心を通る線がボ トルスタンド上にないようなときは、本ボトルスタンドは釣り合いを保つことが できない場合もある。この場合は、図5のようにボトルの底とボトルスタンドの 端部とで支えるように保持すればよい。このように保持した場合は、ワインなど のラベルが視認しやすく、また安定してボトルが固定される。
【0020】
本考案にかかるボトルスタンドは、ボトルとの釣り合いがとれやすいため、あ らゆる大きさ、重さのボトルに広く適用することが可能である。また静置して手 を離す場合にバランスをはかる必要が少なく、さらに水平面だけでなくある程度 の斜度を有する展示棚等にも適用できる。
【0019】
【図1】本考案のボトルスタンドが安定する機能を説明
した断面図である。
した断面図である。
【図2】本考案のボトルスタンドの一形態を示した断面
図である。
図である。
【図3】本考案のボトルスタンドの一実施例を示した斜
視図である。
視図である。
【図4】本考案にかかるボトルスタンドの使用状態を示
す断面図である。
す断面図である。
【図5】本考案にかかるボトルスタンドの他の使用状態
を示す断面図である。
を示す断面図である。
1 主板体 2 支持孔 3 内弧面 4 外弧面 5 載置面 C 円弧の中心 G ボトルの重心 α 主板体の固定角度 r 円弧の半径 θ 両端部の接線が交差する角度 B ボトルの細径部
Claims (3)
- 【請求項1】円弧状の円弧方向に縦長の主板体からな
り、ボトルの瓶上部の細径部を貫通させて係止させる支
持孔を該主板体の上端部付近に設けたボトルスタンド。 - 【請求項2】大きさの異なる2以上の支持孔を請求項1
記載の主板体の両端部付近に設けた請求項1記載のボト
ルスタンド。 - 【請求項3】複数のボトルを同時に支持することができ
るように主板体の1方の端部付近に2以上の支持孔を設
けた請求項1記載のボトルスタンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996011362U JP3038430U (ja) | 1996-10-16 | 1996-10-16 | ボトルスタンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996011362U JP3038430U (ja) | 1996-10-16 | 1996-10-16 | ボトルスタンド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3038430U true JP3038430U (ja) | 1997-06-20 |
Family
ID=43173108
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996011362U Expired - Lifetime JP3038430U (ja) | 1996-10-16 | 1996-10-16 | ボトルスタンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3038430U (ja) |
-
1996
- 1996-10-16 JP JP1996011362U patent/JP3038430U/ja not_active Expired - Lifetime
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