JP3038240U - ゴミ袋用のスタンド、及びゴミ袋付きスタンド - Google Patents

ゴミ袋用のスタンド、及びゴミ袋付きスタンド

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JP3038240U
JP3038240U JP1996012237U JP1223796U JP3038240U JP 3038240 U JP3038240 U JP 3038240U JP 1996012237 U JP1996012237 U JP 1996012237U JP 1223796 U JP1223796 U JP 1223796U JP 3038240 U JP3038240 U JP 3038240U
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garbage bag
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JP1996012237U
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優 伊藤
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優 伊藤
南川 武久
清水 浩司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不燃ゴミを収集する際に、スタンドにゴミ袋
を掛けてゴミの収集を実現し、その際、スタンドの設置
・撤収が容易であり、簡易な構成で衛生的なゴミ袋用の
スタンド及びゴミ袋付きスタンドを提供する事。 【解決手段】 平面状を成す2つの枠体3a、3bが、
床几状の開脚折り畳みが可能な様に組み付けられ、開脚
4、4を折り畳む時には前記2つの枠材3a、3bが入
れ子となる様に形成されたゴミ袋用のスタンド1と、こ
のゴミ袋用のスタンド1に掛ける編み目のゴミ袋2であ
って、このゴミ袋2の開口部2aに絞り止めできる口紐
9を有すと共に、前記ゴミ袋用のスタンドの開脚時高さ
を上回る深さを有するゴミ袋2と、を有する事。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、ペットボトル、空き缶、空き瓶など、不燃ゴミを収集する際に、 これらを入れる可撓性のある袋を掛ける為のスタンドの一種であり、収集所に設 置して用いるゴミ袋用のスタンド、及びゴミ袋付きスタンドに関する。
【0002】
【従来の技術】
地域から出る不燃ゴミの多くは、自治体が定期的に回収車を巡回させて回収し ており、例えば、町内に設けられた何箇所かの収集所に不燃ゴミを収集させ、こ れらを定期的に回収している。また、収集の仕方も様々であり、コンテナ状など の収集箱を常設設備として設けられているもの、プラスチック等による収集カゴ を回収時の時だけ多数並べてカゴ毎に分別収集するもの、或いは、収集箱や収集 カゴは特に置かず、各家庭でゴミ袋に不燃ゴミを入れ、単に収集所に出すものな ど様々である。
【0003】 また、常設の収集箱は一般に丈夫な鉄製であって、一つの収集箱に不燃ゴミを 分別することなく入れるもの、或いは、多数の収集箱を用意し分別収集するもの がある。また回収方法も、収集箱ごと回収するもの、或いは、収集箱の中身を空 けて中身の不燃ゴミだけ回収するものとに分かれる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ただ、この様な鉄製の収集箱は、例えば1メートル立方程度の比較的大きなも のが多く、よって収集箱ごと回収するにしろ、その場ごとで中身を回収車に空け るにしろクレーン車などを必要として、コスト高になっていて、また大きな鉄の 箱であるため作業的にも負担が大きい。 しかも、収集箱では中が見えないため、分別すべき所を分別せずに投入し、或 いは、不燃ゴミ以外のゴミを投入するなどして、不心得者による予定外のゴミ投 棄を招いたりしている。また、収集箱の中で空き缶や空き瓶の中に残留している 内容物がこぼれるなどして不衛生になっている。
【0005】 この点、収集カゴはカゴの中が見えるので、予定外のゴミ投棄も少ない。ただ 、缶などの内容物がこぼれて収集カゴに付着するので、時折、束子とホースを持 って手洗いをする手間がいる。また用いられている収集カゴは、大きいながらも 直接手で持てる程度のものが多く、細かい分別も収集カゴを多数用意することに より、ペットボトル、空き缶、空き瓶など、不燃ゴミの種類別に分別して収集す ることが可能になり、不燃ゴミのリサイクルに役立っている。 ただ、ゴミ回収の前後に収集カゴの設置・撤収を何らかの方法で行う必要があ る。例えば、市の倉庫に収集カゴが保管され、市の業者がゴミ回収の前後に設置 ・撤収を行っている。或いは公民館に保管しておき、回収時には住民の当番制な どにより設置・撤収を行っている。また、公共の保管場所がなければ、収集所近 くで空き地や住民の庭先などを1〜2坪程度借用して保管地を確保し、ここに積 んで保管して、その都度、設置と撤収を行っている。
【0006】 ただ、用いられる収集カゴは、人手で持てる程度ではあっても、なお比較的大 きく、市の業者がトラックに積載して、設置・回収に巡回するのが大変な負担に なっている。 また同様に、公民館や近くの保管地に置くにも、収集カゴの大きさが負担とな っており、保管地の確保、収集所への住民の人手による移送などが面倒である。
【0007】 以上の問題を鑑み、本考案の目的とするところは、スタンドに掛けたゴミ袋を 収集所に設置して不燃ゴミの回収をはかるようにし、その際にはスタンドの設置 ・撤収が容易であり、簡易な構成で衛生的なゴミ袋用のスタンド及びゴミ袋付き スタンドを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本願では、不燃ゴミの回収時には、収集カゴの代わりにゴミ袋を多数置くこと を考え、そのためにゴミ袋を掛けるゴミ袋用のスタンドを提供することとした。 そして、この様なゴミ袋用のスタンドを、回収時には従来になく容易に設置・撤 収できるようにした。 具体的には、平面状を成す枠体の2つが、床几状の開脚折り畳みが可能な様に 組み付けられたゴミ袋用のスタンドを考えた。 また、開脚を折り畳む時には前記2つの枠材が入れ子となる様にした。これに より、スタンドを山積み、或いは、立て掛けなどにより重ねるときには、この重 ね面がフラットになって、収まりよく収納できるように成るからである。しかも 、入れ子にしたので、入れ子にしなかった場合と較べて、平面状に畳まれた時の 厚さが約半分となり、かさばりが無くなるので収納時に省スペース化が図れる。
【0009】 また、このスタンドに掛けるゴミ袋には、編み目のゴミ袋を用いるようにした 。これによればゴミ袋の中が見え、また缶等から内容物がこぼれてもそのまま地 面に流れ、収集箱のように溜まることもない。無論、汚れる事は避けられないが 、ゴミ袋が編み目であるため洗濯が容易になり、機械洗いも可能である。 またゴミ袋の開口部を折り返して、スタンドの上辺部に掛ける事ができる。そ してゴミ袋の口紐を絞り止めしておけば、後述する実施例の図5に示された様に 、口紐はスタンドの開口広さAより狭い広さBに絞られるので、スタンドからの 外れ止めが確実になる。しかも、ゴミ袋の深さをスタンドの開脚時高さを上回る 様にしたので、ゴミ袋の底が地面に付くようになり、ゴミ袋内の重量の大半は地 面に直接かかって、結果、スタンドへの負担は少なくなり、ガラス瓶など重量の あるものでも、安定して溜め入れる事ができる。
【0010】
【考案の実施の形態】
図1は本発明のゴミ袋付きスタンド10である。このゴミ袋付きスタンド10 は、角パイプを方形に組んだ2つの枠体3(3a、3b)が、図2に示す様に床 几状の開脚折り畳みが可能な様に組み付けられたゴミ袋用のスタンド1(以下、 スタンド1)と、ここに太めの化繊で約4mmの編み目に織られたゴミ袋2を掛 けたものである。
【0011】 枠体3はアルミの角パイプを方形に組んだものであり、方形の長辺側が脚部4 を成し、短編側が上辺部5と下辺部6を成している。そして、一方の枠体3aは 、脚部が1162mm、上辺部5と下辺部6が共に700mmである。またもう 一方の枠体3bは、脚部が1120mm、上辺部と下辺部が共に652mmの大 きさであり、2つの枠体3a、3bは、何れも平面状に形成されている。
【0012】 スタンド1は、この様な2つの枠体3a、3bを入れ子にした状態で、図示し たように脚部4、4同士を軸着して、互いの枠体3a、3bが回動可能なように 組み付けられている。また、軸着された脚部4、4間には、折り畳み可能なスト ッパー7が掛け渡され、スタンド1が所望の開脚位置で開き止まるようになって いる。なお、脚部4を折り畳むとストッパー7も折り畳まれるが、このストッパ ー7が図3に示す様に回動するなどして不安定に動く場合があるので、図4に示 す様な止め具8を脚部4、4に取り付けて、ストッパー7が動かぬよう安定させ てもよい。 また、畳んだスタンドを重ねて山積みするときには、枠の四隅に図示しないフ ランジ状のコーナー部を設け、上乗せしたスタンドの四隅をコーナー部の中に受 け入れるようにしておけば、ずれるなどして山積みの崩れることもなく、収まり がよい。
【0013】 ゴミ袋2は、ポリエチレンによる防風ネット状の網を袋状にしたものであり、 ゴミ袋2を偏平にした時の大きさは、開口部2aの長さが1400mm、深さが 1000mmである。そして、開口部2aには口紐9が付けられ、口紐9の一端 をプラスチック等の筒材でなる止め束9aに通し、口紐9を絞れるようになって いる。
【0014】 以上の構成による、ゴミ袋付きスタンド10の使用方法は以下のようになる。 まずスタンド1を開脚させて、ゴミ袋2をスタンド1の上から入れる。そして、 ゴミ袋2の開口部2aを外へ折り返し、この折返しをスタンド1の上辺部5、5 に掛ける。そして、口紐9を絞った状態にすれば、口紐9は図5に示す様に、ス タンドの開口広さAより狭い広さBに絞られるので、ゴミ袋に荷重がかかっても スタンドから外れることはない。そして、この様にして組み立てられたゴミ袋付 きスタンド10を、ペットボトル用、空き瓶用、空き缶用などの不燃ゴミの分別 ごとに準備しておき、それぞれに投入するのである。投入量が増すとゴミ袋の内 容の重量も増すが、ゴミ袋2の底が地面に十分載っているので、ゴミの重量の大 半は地面にかかり、スタンド1への負担は少ない。
【0015】 回収時には、口紐9を緩めて開口部2aをスタンド1から外し、閉じてから図 6に示す様に横からゴミ袋2を取ればよい。この様にスタンド1から外す時にも 、ゴミ袋は地面に載っているので作業が行い易くなっている。この様にして、分 別回収することにより、不燃ゴミのリサイクル化の一助にも成る。
【0016】 スタンド1を市などの自治体が設置・撤去する方式であるなら、ゴミ袋2と共 にスタンド1を撤去することとなるが、本考案のスタンド1は畳むことにより収 集カゴよりもかなりかさが小さくなる。またゴミ袋2が汚れるのであれば、洗濯 機で洗濯する事ができ、従来に収集カゴのように、束子とホースを持って手作業 で洗う様な必要もない。次回の回収時には、スタンド1とゴミ袋2を巡回しなが ら設置してゆくことになるが、軽量な為、作業が容易であり、また洗濯済みのゴ ミ袋なので衛生的である。
【0017】 また、市などの自治体によらず、町内で設置・撤去する場合であっても、前記 同様、容易に取り扱うことができる。特に従来のような収集カゴに較べて大幅に かさが小さくなるので、特別な保管場所を改めて準備する必要もなく、家の外壁 や道端に立て掛けておく事ができるので、容易に採用する事ができる。
【0018】 なお、本考案は、以上の実施例に限るものではない。例えば、枠体は方形でな くてもよく、また2つの枠体は、実施例のようにほぼ相似形である必要はない。 或いは、大小のスタンドを2つ準備し、スタンド同士が入れ子になるようにすれ ば、更にかさが小さくて済み、大小さまざまなスタンドを用意することにより、 きめ細かな分別を可能とするので、不燃ゴミのリサイクル化が一層容易になる。 また、スタンドに編み目以外のゴミ袋を掛けてもよく、この場合は、請求項2 から外れて請求項1のみの考案に該当する。
【0019】
【考案の効果】
以上、請求項1記載のゴミ袋用のスタンドの考案によれば、折り畳むことがで き、しかも入れ子にしたので平面状に畳んだときの厚さが薄くなり、それだけか さが小さくなる。よって、一箇所の収集所に多数のスタンドを準備することが容 易になり、この様にスタンドの数を増やすことによって、不燃ゴミの分別をきめ 細かくできる様になるので、結果的に不燃ゴミのリサイクル化を促すことに役立 つ。しかも、2つのスタンドを重ねる時には、この重ね面がフラットになるので 、山積みにしても、立て掛けにしても収まりがよく、取り扱いが便利である。
【0020】 また請求項2記載のゴミ袋付きスタンドの考案によれば、請求項1に係る効果 の他、ゴミ袋の掛け止めが確実であり、ゴミ袋に予定外の量を投入されても地面 で受けるのでスタンドやゴミ含め自体への負荷が小さくて済む。特に、回収後に 、汚れたゴミ袋が編み目なので、洗濯に適しており、機械洗いにて容易に洗濯で き、取り扱いが簡易で衛生的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この図は、実施例に係るゴミ袋用のスタンド
にゴミ袋を掛けたゴミ袋付きスタンドの透視斜視図であ
る。
【図2】 この図は、2つの枠体が、開脚を折り畳む時
には入れ子となる様子の説明図である。
【図3】 この図は、スタンド1を折り畳んだときにス
トッパーが不安定に動いてしまう様子の説明図であるで
ある。
【図4】 この図は、スタンド1の脚部に止め具を取り
付けて、図3で示したストッパーの動きを止める説明図
である。
【図5】 この図は、ゴミ袋の開口部の広さBが、口紐
で絞られる事によりスタンドの開口広さAより狭くな
り、ゴミ袋がスタンド1から外れなくなる様子の説明図
である。
【図6】 この図は、不燃ゴミのは入ったゴミ袋を、口
紐を絞ってスタンドから外す様子の説明図である。
【符号の説明】
1 ゴミ袋用のスタンド 2 ゴミ袋 3 枠体 4 脚部 5 上辺部 7 ストッパー 9 口紐 10 ゴミ袋付きスタンド

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面状を成す枠体の2つが、床几状の開
    脚折り畳みが可能な様に組み付けられ、開脚を折り畳む
    時には前記2つの枠材が入れ子となる様に形成されたこ
    とを特徴とするゴミ袋用のスタンド。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のゴミ袋用のスタンドと、 このゴミ袋用のスタンドに掛ける編み目のゴミ袋であっ
    て、このゴミ袋の開口部に絞り止めできる口紐を有すと
    共に、前記ゴミ袋用のスタンドの開脚時高さを上回る深
    さを有するゴミ袋と、を有することを特徴とするゴミ袋
    付きスタンド。
JP1996012237U 1996-11-29 1996-11-29 ゴミ袋用のスタンド、及びゴミ袋付きスタンド Expired - Lifetime JP3038240U (ja)

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