JP3038033U - 瓶類の破砕機 - Google Patents

瓶類の破砕機

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JP3038033U
JP3038033U JP1996012412U JP1241296U JP3038033U JP 3038033 U JP3038033 U JP 3038033U JP 1996012412 U JP1996012412 U JP 1996012412U JP 1241296 U JP1241296 U JP 1241296U JP 3038033 U JP3038033 U JP 3038033U
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JP
Japan
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bottle
rod
crushed
rail
movable table
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JP1996012412U
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Inventor
宏之 三浦
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宏之 三浦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造簡単にして、瓶を安全に、しかも迅速に
破砕することができるようにする。 【解決手段】 一対のレール2を左右に所定の間隔を保
持して前後方向に平行に延長配置し、該レール2の後部
側に後壁3a及び左右の側壁3bを有しかつ底面が開口
した溝形の防護体3を起立固定し、該防護体3の後壁3
aの前面に複数の刃6を上下に所定の間隔をおいて設
け、前記レール2の前部側に可動台10を前後動可能に
載置し、該可動台10の後部に前記防護体3に前部側か
ら嵌合可能の瓶受け12を取付け、該瓶受け12は被破
砕瓶を起立支持する桟状の受け棚14と、起立支持した
被破砕瓶の後部に対面する押圧体13とを有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、使用済みのガラス瓶、花瓶等を破砕する瓶類の破砕機に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
一般に、再利用できない瓶類を処理業者に依頼する場合、原型を保持した状態 にすると、体積が嵩んで輸送効率が低下し、処理費が嵩むことになる。このため 、従来では上記瓶類をドラム缶等の廃品収容容器内でハンマー、あるいは鉄棒等 で叩いて破砕していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のものは、瓶類の破砕片が周囲に飛散して危険を伴うとともに、破砕 処理に手間を要する欠点があった。本考案は上記欠点を解消した新規な瓶類の破 砕機を得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために、以下の如く構成したものである。即ち、 一対のレールを左右に所定の間隔を保持して前後方向に平行に延長配置し、該レ ールの後部側に後壁及び左右の側壁を有しかつ底面が開口した溝形の防護体を起 立固定し、該防護体の後壁の前面に複数の刃を上下に所定の間隔をおいて設け、 前記レールの前部側に可動台を前後動可能に載置し、該可動台の後部に前記防護 体に前部側から嵌合可能の瓶受けを取付け、該瓶受けは被破砕瓶を起立支持する 桟状の受け棚と、起立支持した被破砕瓶の後部に対面する押圧体とを有する構成 にしたものである。 この場合、前記瓶受けの押圧体はその後面を平面視谷形に屈曲させるとよく、 また、前記可動台は質量を大きくすることが好ましい。また、前記各刃は、左右 方向に延長させるとよい。また、前記レールの下部に破砕瓶を収容する容器を挾 持するクランプを設けるとよい。さらに、前記レールの前部側に第1ロッドの後 端を垂直軸を中心として揺動可能に設け、前記可動台に第2ロッドの長手方向中 間部を垂直軸を中心として揺動可能に設け、前記第1ロッドの前端に前記第2ロ ッドの一端を回動可能に連結するとともに、該第2ロッドの他端を前記可動台か ら側方に突出させて可動台作動用のグリップ部とするとよい。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下本考案の実施の形態を図面に基いて説明する。図において、図1は本考案 の実施例を示す要部断面側面図、図2、図3は図1のII-II 、III-III 断面図で ある。図1〜図3において、1は破砕機、2はそのレールである。このレール2 は、図3に示すように、一対のL型鋼を背中合わせにして左右方向に所定の間隔 、例えば約126mmの間隔をおいて前後(図1において左右方向)方向に平行 に配置する。上記レール2の前後方向の長さは、図1に示すように、破砕瓶を収 容する容器(ドラム缶)25の上部に渡架できる長さ、例えば約650mmとす る。
【0006】 上記レール2の後部(図1において左部)側に後壁3a及び左右の側壁3bを 有する防護体3を起立固定する。この防護体3は、各レール2,2の間隔に対応 する幅の溝型鋼をその開口側が前部側に向く如く配置して各レール2,2間に起 立させて溶接又はボルト等により固定し、左右の側壁3aの前部に補助側板3c を継ぎ足して防護体3の前後方向の奥行きを所定値、例えば約130mmに設定 し、破砕片が側方に飛散するのを防止する。また、上面を天板33dにより閉塞 し、この天板3dにより破砕片が上方に飛散するのを防止する。また、上記防護 体3の高さは、破砕する瓶26が嵌合する高さ、例えば約348mmとする。
【0007】 上記防護体3の後壁3aの前面にゴム板等の緩衝材4を介して刃台5をボルト 7により固定する。この刃台5は鋼材により上下方向に細長い直方体状に形成し 、前面に前方に向かって突出する山型の刃6(6a〜6d)を上下に所定のピッ チ、例えば54mmのピッチで4個形成する。これら各刃6a〜6dは、刃台5 の前部を削り出して形成するとともに、図3において左右方向に平行に延長させ て形成する。なお、上記刃台5及び刃6(6a〜6d)は、鋳物材を型成形して 一体に形成するようにしてもよい。
【0008】 上記レール2の前部側に可動台10を鍔付きローラー11を介して前後に移動 可能に載置する。即ち、上記可動台10は、鋳物材により、左右幅が約100m m、前後(図1において左右)幅が約190mm、高さが約100mmとなる質 量のある直方体状に形成し、下部に4個の鍔付きローラー11を回転自在に取付 け、該鍔付きローラー11を上記各レール2上に転動可能に載置する。
【0009】 上記可動台10の後部に瓶受け12を取付ける。即ち、可動台10の後部に山 形鋼製の押圧体13を、その開口側を防護体3方向に向けて起立固定し、該押圧 体13の下部に丸棒製の受け棚14を後方に向けて突出固定する。上記瓶受け1 2は、前述した防護体3に前部側から嵌合する如く、その押圧体13の高さは約 340mm、該押圧体13の前後の奥行きは約56mm、左右の幅は約96mm とする。また、上記受け棚14の前後方向の長さは、破砕する瓶26の底面の直 径に略対応する長さ、例えば120mmとする。
【0010】 上記可動台10の底部に係止具15を取付ける。この係止具15は図3に示す ように、細長い係止板5aを左右方向に延長させてその中間部を懸垂ボルト15 bにより可動台10の底部に連結し、係止板5aの左右両端部を左右のレール2 ,2の底面に沿って摺動可能に対面させ、これにより、可動台10がレール2か ら浮き上がって脱落するのを防止する。また、図1に示すように、上記レール2 下面の前後(図1において左右)端部に規制片16a,16bを突出固定し、こ の規制片16a,16bを破砕瓶を収容する容器(ドラム缶)25の内壁に嵌合 させてレール2の前後方向への移動を規制する。17はレール2下面の後端に取 り付けたクランプであり、上記容器25の後壁を後部側の規制片16b方向に押 圧して破砕機1を容器25に固定する。
【0011】 上記レール2の前部側に可動台10を前後方向に移動させる操作具18を取り 付ける。この操作具18はリンク機構からなり、図2に示すように、防護体3の 右面に第1ロッド18aの後端を第1ピン20aを介して垂直軸を中心として揺 動可能に連結し、可動台10の上面中心部に第2ロッド18bの長手方向中間部 を第2ピン20bを介して垂直軸を中心として揺動可能に連結し、第1ロッド1 8aの前端と第2ロッド18bの後端とを第3ピン20cにより回動可能に連結 し、上記第2ロッドの前端部を可動台10から左方(図2において下方)に突出 させ、該突出部に操作用のグリップ19を取付け、このグリップ19を前後方向 に操作して上記可動台10、従って瓶受け12を前後方向に移動させる。なお、 図1、図2において21,21はレール2の前後端に取り付けた把手である。
【0012】 次に上記破砕機1の使用態様について説明する。まず破砕すべきガラス瓶、花 瓶等の瓶26を瓶受け12の受け棚14に起立載置するとともに、その前面を瓶 受け12の押圧体13に当接させる。次いでグリップ19を持ち、図1において 左方に押す。さすれば、鍔付きローラ11が転動して可動台10が図1において 左方(矢印ア方向)に移動し、瓶受け12を介して上記瓶26が図1、図2の二 点鎖線で示すように左方に移動され、該瓶26が刃6に衝突し、該刃6によって 破砕される。この破砕された破砕片は各レール2,2間の間隙を通して下方に落 下し、容器25内に収容される。
【0013】 この場合、刃6は上下方向の4か所に所定の間隔をおいて設けているので、破 砕する瓶26の大きさ(高さ)が変化しても、何れかの刃6(6a〜6d)に衝 突し、良好に破砕されることになる。また、上記刃6の後部、左右両側及び上部 は防護体3により包囲され、また、瓶26の前面は瓶受け12の押圧体13によ って包囲されているので、上記瓶26の破砕片が周囲に飛散しなくなる。また、 可動台10は質量が大きく、後方に移動させた際にその慣性力が大きくなり、上 記瓶26に大きな衝撃力を付与することができる。
【0014】
【考案の効果】 以上の説明から明らかな如く、本考案は、所定の間隔を有する一対のレールの 後部に前面が開口する溝形の防護体を起立固定するとともに、その内部に複数の 刃を上下に所定ピッチで設け、上記レールの前部側に可動台を前後動可能に設け るととも、該可動台に瓶受けを設け、この瓶受けに瓶を起立させて後方に移動さ せ、防護体内で刃に衝突させることにより上記瓶を破砕するようにしたので、構 造が簡単でありながら、瓶を安全に、しかも迅速に破砕することができる。 また、可動台の質量を大きくしたので、後方に移動させた際の慣性力が大きく なり、上記瓶に大きな衝撃力を付与して効率良く破砕することができる。また、 上記各刃を左右方向に延長させたので、丸瓶、角瓶等、瓶の形状に左右されるこ となく良好に破砕することができる。また、レールの下部に破砕瓶を収容する容 器を挾持するクランプを設けたので、破砕機が上記容器から不用意に移動、離脱 しなくなる。 さらに、可動台から側方に突出させたグリップを持って第1ロッド、第2ロッ ドを介して可動台を前後動させるようにしたので、可動台の移動が容易となり、 瓶の破砕作業が容易かつ安全に行える等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す要部断面側面図である。
【図2】図1のII-II 断面図である。
【図3】図1のIII-III 断面図である。
【符号の説明】
1 破砕機 2 レール 3 防護体 3a 後壁 3b 側壁 3c 補助側板 3d 天板 4 緩衝材 5 刃台 6(6a〜6d) 刃 7 ボルト 10 可動台 11 鍔付きローラ 12 瓶受け 13 押圧体 14 受け棚 15 係止具 15a 係止板 15b 懸垂ボルト 17 クランプ 18 操作具 18a 第1ロッド 18b 第2ロッド 19 グリップ 20a 第1ピン 20b 第2ピン 20c 第3ピン 21 把手 25 容器 26 瓶

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のレール(2)を左右に所定の間隔
    を保持して前後方向に平行に延長配置し、該レール
    (2)の後部側に後壁(3a)及び左右の側壁(3b)
    を有しかつ底面が開口した溝形の防護体(3)を起立固
    定し、該防護体(3)の後壁(3a)の前面に複数の刃
    (6)を上下に所定の間隔をおいて設け、前記レール
    (2)の前部側に可動台(10)を前後動可能に載置
    し、該可動台(10)の後部に前記防護体(3)に前部
    側から嵌合可能の瓶受け(12)を取付け、該瓶受け
    (12)は被破砕瓶を起立支持する桟状の受け棚(1
    4)と、起立支持した被破砕瓶の後部に対面する押圧体
    (13)とを有してなることを特徴とする瓶類の破砕
    機。
  2. 【請求項2】 前記瓶受け(12)の押圧体(13)は
    その後面を平面視谷形に屈曲させたことを特徴とする請
    求項1記載の瓶類の破砕機。
  3. 【請求項3】 前記可動台(10)は質量を大きくした
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の瓶類の破砕機。
  4. 【請求項4】 前記各刃(6)は、左右方向に延長させ
    たことを特徴とする請求項1,2又は3記載の瓶類の破
    砕機。
  5. 【請求項5】 前記レール(2)の下部に破砕瓶を収容
    する容器を挾持するクランプ(7)を設けたことを特徴
    とする請求項1,2,3又は4記載の瓶類の破砕機。
  6. 【請求項6】前記レール(2)の前部側に第1ロッド
    (18a)の後端を垂直軸を中心として揺動可能に設
    け、前記可動台(10)に第2ロッド(18b)の長手
    方向中間部を垂直軸を中心として揺動可能に設け、前記
    第1ロッド(18a)の前端に前記第2ロッド(18
    b)の一端を回動可能に連結するとともに、該第2ロッ
    ド(18b)の他端を前記可動台(10)から側方に突
    出させて可動台作動用のグリップ(19)部としたこと
    を特徴とする請求項1,2,3,4又は5記載の瓶類の
    破砕機。
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