JP3037812B2 - 静電塗装装置 - Google Patents

静電塗装装置

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JP3037812B2
JP3037812B2 JP4045880A JP4588092A JP3037812B2 JP 3037812 B2 JP3037812 B2 JP 3037812B2 JP 4045880 A JP4045880 A JP 4045880A JP 4588092 A JP4588092 A JP 4588092A JP 3037812 B2 JP3037812 B2 JP 3037812B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転霧化頭を用いた静電
塗装装置に関し、特に水系塗料,メタリック塗料を塗装
するのに用いて好適な静電塗装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、静電塗装に用いる塗料には、大
きく分けて電気抵抗の比較的大きな溶剤系塗料(油性塗
料)と、電気抵抗値の比較的小さな水系塗料(水性塗
料)とがあり、さらにこれら溶剤系塗料,水系塗料に金
属粉末を分散させたメタリック系塗料があり、このメタ
リック系塗料は水系塗料と同様に電気抵抗値は比較的小
さいものとなっている。このように、塗料はその種類に
応じて抵抗値が異なるものであるから、高電圧の印加方
法は塗料の種類に応じて異なっている。
【0003】即ち、危険防止の観点から塗料供給管路、
塗料タンク、色替弁装置等はアースに接続して使用する
が、溶剤系塗料は比較的大きな抵抗値を有しているか
ら、回転霧化頭に高電圧を直接印加しても、該回転霧化
頭が塗料供給管路を介してアース電位となってしまう恐
れがない。従って、溶剤系塗料に使用する静電塗装装置
は、回転霧化頭に直接高電圧を印加し、塗料粒子に直接
帯電するような構成になっている。
【0004】一方、水系塗料およびメタリック系塗料は
電気抵抗値が小さいので、回転霧化頭に高電圧を直接印
加した場合には、塗料供給管路内の塗料を介して回転霧
化頭がアース電位に短絡してしまい、塗料粒子に帯電さ
せることができない。そこで、水系塗料の場合には、回
転霧化頭よりも径方向外側に位置して外部電極を設け、
該外部電極に高電圧を印加し、回転霧化頭の前方にコロ
ナ放電領域を形成することにより、回転霧化頭から噴霧
された塗料粒子に間接帯電させるようになっている。
【0005】そこで、従来技術による間接帯電方式を用
いた水系塗料用の回転霧化頭型静電塗装装置について、
図4および図5を参照しつつ述べる。
【0006】図中、1は塗装機本体を示し、該塗装機本
体1は樹脂材料で筒状に形成されたハウジング2と、該
ハウジング2を覆うように設けられ、先端側が後述のベ
ル6に向けてシェーピングエアを送るシェーピングリン
グ3Aとなる樹脂材料(例えば、ポリエチレンテレフタ
レート)により筒状に形成された樹脂カバー3と、前記
ハウジング2内に設けられたエア軸受(図示せず)内蔵
のエアモータ4と、該エアモータ4によって回転駆動さ
れる回転軸5と、前記ハウジング2の先端側に位置して
該回転軸5に取付けられた回転霧化頭としてのベル6
と、該ベル6に塗料を供給するため、前記回転軸5に挿
通された金属パイプからなる塗料用フィードチューブ7
とから大略構成され、前記ハウジング2の後端側にはレ
シプロケータ等に取付けられるインシュレートサポート
8が突設されている。なお、エアモータ4等の基本的構
成については、本出願人の先願に係る実開昭60−13
259号公報等において、公知であるので詳細について
は省略する。
【0007】9,9,…はベル6よりも径方向外側で、
かつ径方向に位置して樹脂カバー3の外周側に均一に離
間して6個設けられた電極取付用ブラケットを示し、該
各電極取付用ブラケット9はハウジング2の後端で支持
されている。10,10,…は後述する各外部電極11
を覆う樹脂材料(例えば、ポリテトラフルオロエチレ
ン)で形成された電極保持棒としてのサポータを示し、
該各サポータ10は前記各電極取付用ブラケット9に設
けられている。
【0008】11,11,…は前記各サポータ10内に
軸方向に埋設することにより保持された外部電極を示
し、該各外部電極11の先端部は各サポータ10から突
出され、ベル6の若干後方で、かつ径方向外側に配設さ
れる。
【0009】12は外部に設けられた塗料供給源として
の色替弁装置(別名、「CCV」という)を示し、該色
替弁装置12はA色塗料弁12A,B色塗料弁12B,
…および洗浄用のシンナ弁12H,エア弁12Arが設
けられている。そして、該色替弁装置12は後述するコ
ントローラ17からの信号により、塗料供給配管13お
よび塗料用フィードチューブ7を介してベル6に塗料,
エアおよびシンナを供給する。さらに、前記エアモータ
4をアース14に短絡することにより、塗料およびシン
ナをアースするようになっている。
【0010】15は高電圧発生装置を示し、該高電圧発
生装置15は例えばコッククロフト回路等から構成さ
れ、高電圧ケーブル16を介して各外部電極11と電気
的に接続され、高電圧VH を印加するようになってい
る。
【0011】17はコントローラを示し、該コントロー
ラ17は図示しない操作スイッチからの信号に基づいて
高電圧発生装置15,色替弁装置12およびエアモータ
4を制御する。
【0012】従来技術による静電塗装装置は上述の如く
構成されるが、次に図5を参照しつつ、A色塗装,洗
浄,B色塗装の各工程の動作について説明する。
【0013】まず、アース14でアースされた被塗物1
8にA色塗料の塗装を行なうA色塗装工程では、塗装機
本体1のエアモータ4を高速回転し、回転軸5,ベル6
を回転数NH (約45000 rpm )で回転駆動すると共に、
シェーピングリング3Aからシェーピングエアをベル6
側に向けて放出する。また、高電圧発生装置15により
高電圧ケーブル16を介して各外部電極11に高電圧V
H (−60kV)を印加し、各外部電極11の先端部前方
にコロナ放電領域を形成しておく。さらに、色替弁装置
12のA色塗料弁12Aを開弁し、塗料供給配管13お
よび塗料用フィードチューブ7を介してA色塗料をベル
6に供給する。
【0014】そして、回転数NH で回転するベル6で微
粒化されたA色の塗料粒子はコロナ放電領域を通過する
間に帯電され、該塗料粒子は被塗物18との間の静電界
およびシェーピングエアに沿って飛行し、該被塗物18
に塗着し、クリアーな塗装を行う。
【0015】次に、洗浄工程においては、ベル6の回転
数をNL (約35000 rpm )に落とすと共に、高電圧発生
装置15からの高電圧VH の給電を中止する。また、色
替弁装置12のエア弁Ar,シンナ弁12Hを交互に開
弁し、塗料供給配管13および塗料用フィードチューブ
7を介してベル6にエア,シンナを交互に供給する。そ
して、塗装機本体1内の残留塗料およびシンナをベル6
から放出し、シェーピングエアにより塗装ブース(図示
せず)内に排出される。これにより、塗装機本体1の塗
料供給配管13,塗料用フィードチューブ7およびベル
6の洗浄を行う。
【0016】さらに、B色塗料の塗装を行なうB色塗装
工程では、再びエアモータ4を高速回転し、ベル6を回
転数NH (約45000 rpm )で回転駆動させると共に、各
外部電極11に高電圧VH (−60kV)を印加する。そ
して、色替弁装置12のB色塗料弁12Bを開弁して塗
料供給配管13および塗料用フィードチューブ7を介し
てベル6にB色塗料を供給し、被塗物18にB色塗料の
塗装を行う。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による静電塗装装置においては、洗浄工程のとき
に、火災等の事故を防止する安全上、各外部電極11へ
の高電圧VH の印加を停止し、ベル6を塗装時の回転の
約70〜80%で回転させ、塗料供給配管13,塗料用
フィードチューブ7およびベル6の洗浄を行なってい
る。
【0018】また、樹脂カバー3は絶縁性の高い樹脂材
料を使用しているから、必然的に材料は誘電率が高い材
料となる。このため、塗装時において、高電圧VH を有
する各外部電極11と電位的にアースとなるベル6との
間には、その電位差により電流(電界)がかかり、樹脂
カバー3は負の電荷に帯電(充電)される。
【0019】一方、洗浄時においては、各外部電極11
からの高電圧VH の印加を停止しているから、負に帯電
された樹脂カバー3から負の電荷が放電され、該樹脂カ
バー3とベル6との間に電界が発生する。そして、ベル
6から放出される残留塗料およびシンナは、シェーピン
グリング3Aからのシェーピングエアに逆らって、この
電界に沿って樹脂カバー3(特に、シェーピングリング
3A)に吸引され、付着物として徐々に堆積する。
【0020】さらに、次のB色塗料の塗装時には、通常
ベル6と各外部電極11との間にかかる電流が、付着物
(樹脂カバー3のシェーピングリング3A)と各外部電
極11との間に流れるようになり、ベル6と各外部電極
11との間に形成されるコロナ放電領域の電界が弱くな
るため、被塗物18への塗着効率を著しく低下させると
共に、該被塗物18への塗装面を汚すという問題があ
る。
【0021】また、塗装工程と洗浄工程を繰り返す間
に、洗浄工程のときに発生した樹脂カバー3(にシェー
ピングリング3A)の付着物は、次の塗装作業時に該付
着物と各外部電極11との間で放電現象(ブリッジ現
象)が発生させ、付着物の堆積を加速度的に促進する。
ひいては、高電圧発生装置15等の破壊を引き起こすと
いう問題がある。
【0022】本発明は従来技術の問題に鑑みなされたも
ので、樹脂カバーに残留塗料および洗浄液等の付着物が
堆積するのを防止できるようにした静電塗装装置を提供
することを目的としている。
【0023】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明が採用する構成の特徴は、樹脂カバーの外
周側には該樹脂カバーに帯電した電荷を除去する除電機
構を設けたことにある。
【0024】さらに、前記除電機構は、前記樹脂カバー
の外周側に位置して設けられた樹脂リングと、該樹脂リ
ングの内周面から径方向内側に向けて突設された除電ブ
ラシと、前記樹脂リングと樹脂カバーの軸方向に往復動
させるエアシリンダとから構成することが好ましい。
【0025】
【作用】上記構成により、塗装時に樹脂カバーに充電さ
れた負の電荷を放電させ、例えば洗浄工程時に残留塗料
および洗浄液が樹脂カバーに付着するのを防止すること
ができる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図3を参
照しつつ説明する。なお、前述した従来技術と同一の構
成要素に同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0027】図中、21は本実施例による除電機構を示
し、該除電機構21は後述する樹脂リング22と、該樹
脂リング22の内周面に突設された除電ブラシ23と、
前記樹脂リング22を樹脂カバー3の軸方向に沿って移
動させるエアシリンダ24とから大略構成されている。
【0028】22は樹脂カバー3の外周側に位置して設
けられた樹脂リングを示し、該樹脂リング22は樹脂カ
バー3と所定距離を離間するようにエアシリンダ24の
ロッド24Aの先端側に固着されている。
【0029】23は樹脂リング22の内周面に径方向内
側に向けて突設されたカーボン繊維により形成された除
電ブラシを示し、該除電ブラシ23の先端側は樹脂カバ
ー3に接触するようになっている。
【0030】24は樹脂リング22を樹脂カバー3の軸
方向に沿って往復動させるエアシリンダを示し、該エア
シリンダ24は先端側に前記樹脂リング22が固着さ
れ、基端側にピストン(図示せず)が設けられたロッド
24Aと、エアの給排により該ロッド24Aを伸長,縮
小させるチューブ24Bとからなり、該チューブ24B
はインシュレートサポート8等に固定されている。
【0031】25はアーススイッチを示し、該アースス
イッチ25はケース25Aと、該ケース25A内に設け
られた除電ブラシ23側の接点25Bと、前記ケース2
5Aの外部に設けられ、ロッド25C1 の先端部が接点
25Dとなる金属製のアーススイッチ用エアシリンダ2
5Cとからなり、該アーススイッチ用エアシリンダ25
Cはアース14に接続されている。そして、前記エアシ
リンダ24が駆動するときに、接点25Bと接点25D
とを閉成し、除電ブラシ23をアース14に接続する。
なお、アーススイッチ25は除電工程以外では開成し、
除電工程のみ閉成するようになっており、塗装時に各外
部電極11からの高電圧VH が除電ブラシ23にかかる
のを防止している。
【0032】27は本実施例によるコントローラを示
し、該コントローラ27は従来技術のコントローラ17
と同様に、図示しない操作スイッチからの信号に基づい
て高電圧発生装置15,色替弁装置12およびエアモー
タ4を制御すると共に、前記エアシリンダ24およびア
ーススイッチ用エアシリンダ25Cを制御する。
【0033】次に、図3を参照しつつ、本実施例による
静電塗装装置のA色塗装工程,除電工程,洗浄工程およ
びB色塗装工程の各動作について説明する。なお、A色
塗装,洗浄およびB色塗装の各工程においては、従来技
術による動作と変わるところはない。
【0034】ここで、除電工程においては、コントロー
ラ27からの信号に基づいてベル6の回転数を回転数N
L (約350000 rpm)に落とすと共に、高電圧発生装置1
5からの高電圧VH の給電を中止する。さらに、エアシ
リンダ24およびアーススイッチ用エアシリンダ25C
の動作を開始させる。
【0035】まず、アーススイッチ用エアシリンダ25
Cのロッド25C1 を伸長させて接点25Bと接点25
Dとを閉成させ、除電ブラシ23をリード線26を介し
てアース14に接続する。さらに、エアシリンダ24の
チューブ24Bにエアを給排することにより、ロッド2
4Aの伸長,縮小を行い、樹脂リング22を樹脂カバー
3の基端側から先端側にかけて往復動させる。そして、
除電ブラシ23を該樹脂カバー3の外周面に当接しつつ
移動させる。このとき、除電ブラシ23はアーススイッ
チ25によりアース14に接続されているから、A色塗
料の塗装時に負の電荷に帯電(充電)された樹脂カバー
3の電荷をアース14に短絡して、樹脂カバー3の電荷
を取り除く。
【0036】次に、洗浄工程に移り、除電機構21の樹
脂リング22を樹脂カバー3の基端側に戻すと共に、ア
ーススイッチ25の接点25B,25Dを開成させ、除
電ブラシ23とアース14との接続を中止する。また、
従来技術と同様に、除電工程におけるベル6の回転数を
NL (約350000 rpm)に、および高電圧発生装置15か
らの高電圧VH の給電を中止した状態のまま、色替弁装
置12からはシンナおよびエアを交互に塗料供給配管1
3および塗料用フィードチューブ7を介してベル6に供
給し、塗料供給配管13,塗料用フィードチューブ7お
よびベル6の洗浄を行う。
【0037】このとき、樹脂カバー3は除電工程により
除電され、負の電荷に帯電されず、従来発生していた該
樹脂カバー3とベル6との間には電界が存在しないか
ら、塗装機本体1内の残留塗料およびシンナはシェーピ
ングリング3Aからのシェーピングエアにより塗装ブー
ス内に排出され、樹脂カバー3に付着するのを確実に防
止できる。
【0038】かくして、本実施例においては、洗浄工程
の前に除電機構21により樹脂カバー3の除電を行うよ
うにしたから、洗浄工程において、樹脂カバー3に残留
塗料および洗浄液等が付着するのを確実に防止すること
ができる。そして、次のB色塗料を塗装するときに、従
来発生していた各外部電極11と付着物との間の電界の
発生を確実に防止でき、被塗物18への塗着効率の低下
を防止し、塗りむらを効果的に防止できる。
【0039】さらに、樹脂カバー3の付着物の堆積を防
止することにより、従来発生していた付着物と各外部電
極11との間の放電現象(ブリッジ現象)を確実に防止
し、被塗物18への塗装面の汚れ、高電圧発生装置15
等の破壊を防止でき、静電塗装装置の寿命を延ばすこと
ができる。
【0040】なお、本実施例においては、除電機構21
の除電ブラシ23は樹脂カバー3に接触するものとして
述べたが、本発明はこれに限らず、近接させるようにし
ても、負の電荷に帯電された樹脂カバー3とアースとな
る除電ブラシ23との間の電位差によりリークさせ、除
電を行うこともできる。
【0041】また、外部電極11は6本の針状電極に限
らず、リング状の外部電極でもよく、さらに外部電極1
1の本数は1本または複数本でもよい。
【0042】
【発明の効果】本発明による静電塗装装置は以上詳細に
述べた如くであって、洗浄工程の前に、樹脂カバーの外
周側に位置して設けられた樹脂リングと、該樹脂リング
の内周面から径方向内側に向けて突設された除電ブラシ
と、前記樹脂リングを樹脂カバーの軸方向に往復動させ
るエアシリンダとからなる除電機構を設けることによ
り、塗装工程により帯電された樹脂カバーの除電を行う
ことができ、洗浄工程において、回転霧化頭から放出さ
れる残留塗料およひ洗浄液が樹脂カバーに付着するのを
確実に防止できる。そして、被塗物への塗着効率の低下
を防止でき、高電圧発生装置の寿命を延ばすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による静電塗装装置の全体構成
図である。
【図2】本実施例による除電機構の拡大斜視図である。
【図3】本実施例による塗装時,除電時および洗浄時の
動作を示す説明図である。
【図4】従来技術による静電塗装装置の全体構成図であ
る。
【図5】従来技術による塗装時および洗浄時の動作を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 塗装機本体 2 ハウジング 3 樹脂カバー 3A シェーピングリング 4 エアモータ 5 回転軸 6 ベル 7 塗料用フィードチューブ 9 電極取付用ブラケット 11 外部電極 12 色替弁装置(塗料供給源) 15 高電圧発生装置 21 除電機構 22 樹脂リング 23 除電ブラシ 25 アーススイッチ 27 コントローラ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸を駆動するエアモータを内蔵した
    ハウジングと、該ハウジングを覆うように設けられた樹
    脂カバーと、前記ハウジングの先端側に位置して前記回
    転軸に取付けられ、前記エアモータによって回転せしめ
    られる回転霧化頭と、該回転霧化頭と離間した位置に設
    けられた塗料供給源と、該塗料供給源と回転霧化頭との
    間を連通し、該回転霧化頭に塗料を供給する塗料供給流
    路と、前記回転霧化頭よりも径方向外側に位置して前記
    ハウジングに配設された外部電極と、該外部電極に高電
    圧を供給すべく、高電圧ケーブルを介して該各外部電極
    と接続された高電圧発生装置とからなる静電塗装装置に
    おいて、前記樹脂カバーの外周側には該樹脂カバーに帯
    電した電荷を除去する除電機構を設けたことを特徴とす
    る静電塗装装置。
  2. 【請求項2】 前記除電機構は、前記樹脂カバーの外周
    側に位置して設けられた樹脂リングと、該樹脂リングの
    内周面から径方向内側に向けて突設された除電ブラシ
    と、前記樹脂リングを樹脂カバーの軸方向に往復動させ
    るエアシリンダとから構成してなる請求項1記載の静電
    塗装装置。
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