JP3037613B2 - 哺乳びん保持具 - Google Patents

哺乳びん保持具

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JP3037613B2 JP8096124A JP9612496A JP3037613B2 JP 3037613 B2 JP3037613 B2 JP 3037613B2 JP 8096124 A JP8096124 A JP 8096124A JP 9612496 A JP9612496 A JP 9612496A JP 3037613 B2 JP3037613 B2 JP 3037613B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は哺乳びん保持具に関
する。より詳しくは、乳児が哺乳びんを放した場合で
も、この哺乳びんが落下することのない哺乳びん保持具
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の哺乳びん保持具の一例を図5,図
6に示す。
【0003】この哺乳びん保持具1は、ベルト2と、こ
のベルト2の一端に設けられた輪状の係止紐3と、ベル
ト2の他端に設けられた取付具4とを有している。係止
紐3には、止め具5が設けられており、取付具4には、
吸盤6が設けられている。
【0004】この哺乳びん保持具1は、図6に示すよう
に、係止紐3を哺乳びん7の首部7aに掛けて止め具5
で絞ることにより、係止紐3を哺乳びん7の首部7aに
係止する。一方、ベルト2の他端部を取付具4の吸盤6
を用いて、例えば、自動車の窓ガラスG等に固定して使
用する。
【0005】このような状態で、乳児は、哺乳びん7を
手で持ってミルクを飲むことができる。
【0006】そして、このような哺乳びん保持具1によ
れば、幼児が誤って哺乳びん7を放しても、哺乳びん7
は保持具1で吊るされた状態となって、落下しないか
ら、哺乳びん7が破損したり、汚れたりすることがない
という利点が得られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の哺乳び
ん保持具では、係止紐3を哺乳びん7の首部7aに係止
することによってのみ哺乳びん7が保持される構造とな
っていたので、乳児が哺乳びん7を放した際に、哺乳び
ん7が、図6矢印aで示すように、首部7aを中心とし
て回動し、その底部7bが乳児に衝突して衝撃を与える
ことがあるという難点があった。
【0008】また、乳児にミルクを飲ませるときには、
母親等が抱きながら飲ませることが乳児にとっては望ま
しいが、従来の哺乳びん保持具は、乳児に一人でミルク
を飲ませることを前提としており、乳児にとって望まし
いものではなかった。
【0009】本発明の目的は、以上のような問題を解決
し、乳児が哺乳びんを放した際に哺乳びんが乳児に衝突
して衝撃を与えることがないようにするとともに、母親
等が乳児を抱きながらミルクを飲ませることもできる哺
乳びん保持具を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の哺乳びん保持具は、哺乳びんの胴部を
弾性的に保持する、空気の出し入れ口が設けられた弾性
を有するシート材からなり、空気が封入されることで浮
き袋状に構成され、内径が哺乳びんの胴部の外径より小
さなリング状の保持部材と、この保持部材に対して取り
付けられ、その一端側が哺乳びんの首部に係止され、他
端側が母親の首等に掛けられるだけの長さを有し、前記
保持部材に対して移動可能にかつ2箇所以上で取り付け
られているとともに、前記哺乳びんと前記母親の首等に
掛けられる部分との間の長さを調整する長さ調整部材が
設けられている紐状部材とを備えたことを特徴とする。
【0011】なお、ここでいう紐状部材には、帯状部材
も含まれる。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【作用効果】請求項1記載の哺乳びん保持具によれば、
哺乳びんの胴部を弾性的に保持する、空気の出し入れ口
が設けられた弾性を有するシート材からなり、空気が封
入されることで浮き袋状に構成され、内径が哺乳びんの
胴部の外径より小さなリング状の保持部材と、この保持
部材に対して取り付けられ、その一端側が哺乳びんの首
部に係止され、他端側が母親の首等に掛けられるだけの
長さを有し、前記保持部材に対して移動可能にかつ2箇
所以上で取り付けられているとともに、前記哺乳びんと
前記母親の首等に掛けられる部分との間の長さを調整す
る長さ調整部材が設けられている紐状部材とを備えてい
るので、次のような作用効果が得られる。すなわち、
乳びんは、他端側が母親の首等に掛けられた紐状部材の
一端側によってその首部が支持されるとともに、その胴
部が保持部材によって保持された状態となる。したがっ
て、乳児が哺乳びんを放しても、哺乳びんは、その首部
と胴部とが支持された状態となるので、首部を中心とし
て回動するということがなくなり、その底部が乳児に衝
突して衝撃を与えるということがなくなる。また、紐状
部材の他端側は、母親の首等に掛けられるだけの長さを
有しているので、乳児を抱きながらミルクを飲ませるこ
とができる。図5に示したような保持具1も、これを改
良してベルト2を長くすれば、ベルト2を首に掛け、乳
児を抱いた状態でミルクを飲ませることが可能ではあ
る。しかしながら、従来の保持具1では、乳児が哺乳び
んを放すと、上述したように哺乳びんの底部が乳児に衝
突して衝撃を与えるおそれがあるから、これを防止する
ためには、母親が哺乳びんを持っていなければならな
い。したがって、母親は一方の腕で乳児を抱き、他方の
腕で哺乳びんを持つ状態となるから、両腕がふさがれた
状態となってしまう。これに対し、請求項1記載の哺乳
びん保持具によれば、乳児が哺乳びんを放しても、哺乳
びんの底部が乳児に衝突して衝撃を与えるということが
ないから、母親は必ずしも哺乳びんを持っている必要が
なくなり、したがって一方の腕を自由 に使うことができ
る。すなわち、請求項1記載の哺乳びん保持具によれ
ば、乳児が哺乳びんを放しても、哺乳びんの底部が乳児
に衝突して衝撃を与えるということがなくなるととも
に、母親等が乳児を抱きながらミルクを飲ませることも
でき、しかも、一方の腕は自由に使うことができるとい
う効果が得られる。さらに、前記保持部材が、哺乳びん
の胴部を弾性的に保持する、空気の出し入れ口が設けら
れた弾性を有するシート材からなり、空気が封入される
ことで浮き袋状に構成され、内径が哺乳びんの胴部の外
径より小さなリング状に構成されているので、このリン
グ状の保持部材に哺乳びんを圧入(挿入)することによ
って、哺乳びんをより好適に保持することができるとと
もに、その挿入度合いを調整することによって哺乳びん
の保持位置を調整することができる。また、哺乳びん
が、より一層安定した状態で保持されるとともに、哺乳
びんが揺れて乳児に当たろうとした場合に、保持部材が
クッションとなって安全であり、しかも、乳児が保持部
材をつかんだときの感触を良好なものにすることができ
る。また、シート材からなる外殻には、空気の出し入れ
口が設けられているので、使用時には、空気を入れて保
持部材を浮き袋状にして使用し、不使用時には空気を抜
いて保持部材をシート状にすることができる。したがっ
て、不使用時における収納性および携帯性に優れてお
り、また使用時には空気を入れることによって容易に使
用することができる。しかも、入れる空気の量を調整す
ることによって、種々の太さの哺乳びんに対応させるこ
とも可能である。また、前記紐状部材は、前記保持部材
に対して移動可能に取り付けられているので、哺乳びん
の首部に係止する紐状部材の一端側の長さを調整するこ
とができ、これによって、より好適な位置に、安定した
状態で哺乳びんを支持することができる。さらに、前記
紐状部材には、前記哺乳びんと前記母親の首等に掛けら
れる部分との間の長さを調整する長さ調整部材が設けら
れているので、この調整部材を用いることによって、母
親の首等に掛けられる哺乳びんの位置を容易に調整する
ことができる。 しかも、前記紐状部材は、前記保持部材
に対して2箇所以上で取り付けられているので、紐状部
材に対して保持部材が安定し、したがって、より安定し
た状態で哺乳びんを保持することができる。
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】
【0036】
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0042】図1は本発明に係る哺乳びん保持具の一実
施の形態を示す正面図、図2は使用状態図、図3は使用
状態部分拡大図である。
【0043】これらの図に示すように、この実施の形態
の哺乳びん保持具は、哺乳びん7の胴部7cを保持する
保持部材10と、この保持部材10に対して取り付けら
れた紐状部材20とを備えている。
【0044】保持部材10は、弾性を有する合成樹脂製
のシート材からなるリング状の表材11と、この表材1
1と同様の裏材12とを、図1に示すように、互いの内
周縁部11a,12a、および外周縁部11b,12b
同士を熱溶着にて密着させることにより、その外殻がリ
ング状(ドーナツ状)に形成されている。
【0045】裏材12には、空気の出し入れ口13が設
けられており、この出し入れ口13から空気を吹き込ん
で口13を封止することによって、保持部材10は、図
2、図3に示すように、小さな浮き輪状に形成されるよ
うになっている。
【0046】すなわち、保持部材10は、海水浴等に使
用される公知の浮き輪を小さくした状態のものであり、
その空気の出し入れ口13の構造も、浮き輪に用いられ
ている公知の構造を採用し得る。
【0047】また、空気が封入されてドーナツ状となっ
た保持部材10の内径D(図1参照)は、哺乳びん7の
胴部7cの外径より小さくなるように構成されている。
なお、哺乳びんによっては、図4に示すように、その胴
部7cにテーパがついており、底部側の外径D2に比べ
て上部側の外径D1の方が小さくなっているものがある
が、保持部材10の内径Dは、少なくとも底部側の外径
D2よりも小さく構成されている。すなわち、保持部材
10は、図3に示すように、哺乳びん7を保持部材10
に挿入した際、その胴部7cが保持部材10から圧縮力
を受けてその円周方向180度以上に亙って弾性的に保
持されるように構成されている。
【0048】14,14は、紐上部材20の取付部であ
る。この取付部14は、前記表材11および裏材12に
突片11c,12cを一体的に形成しておき、表材11
と裏材12とを熱溶着する際にこれら突片11c,12
cを熱溶着することによって形成されている。この取付
部14は、強度を大きくするために、肉厚に形成されて
いる。14aは、紐状部材20を通すための穴である。
【0049】紐状部材20は、これを図1に示すように
保持部材10の取付部14,14の穴14a,14aに
通し、その端部20a同士を結合する(例えば結ぶ)こ
とによって保持部材10に対して取り付けられている。
したがって、紐状部材20は、取付部14すなわち保持
部材10に対して移動可能である。
【0050】紐状部材20の一端側21は、図2、図3
に示すように哺乳びん7の首部7aに係止されるように
なっており、他端側22は母親の首等に掛けられるだけ
の長さを有している。
【0051】紐状部材20の一端側21には、止め具3
1が設けられており、他端側22には、哺乳びん7(す
なわち保持部材10)と母親の首等に掛けられる部分と
の間の長さを調整する長さ調整部材32が設けられてい
る。なお、図1において、20bは、長さ調整部材32
の抜けを防止するために、紐状部材20の他端側22の
端部に形成した結び目である。
【0052】止め具31は、紐状部材20の一端側21
を哺乳びん7の首部7aに掛けた後に絞るためのもので
あり、紐状部材20に対して充分な摩擦力を持って、か
つスライド可能に取り付けられている。
【0053】長さ調整部材32は、押しボタン32aを
有しており、このボタン32aを押した状態では紐状部
材20に対してスライド可能となり、ボタン32aを離
すと、その位置で固定されるようになっている。なお、
止め具31にも、この調整部材32と同様の構造を採用
しても良い。
【0054】以上のような哺乳びん保持具は、次のよう
にして使用する。
【0055】先ず、保持部材10に空気を入れて膨らま
し、これに哺乳びん7を図3に示すように挿入する。こ
の際、哺乳びん7をある程度強く挿入することにより、
哺乳びん7は保持部材10に圧入された状態となり、保
持部材10によって弾性的に保持された状態となる。な
お、この実施の形態の保持部材10は、一般に市販され
ている哺乳びんを挿入した際、図3に示すようにそのほ
ぼ中程を保持するように、その内径Dの寸法が設定され
ている。
【0056】次に、紐状部材20の一端側21を哺乳び
ん7の首部7aに掛け、止め具31を首部7a側に向け
てスライドさせて絞ることにより、紐状部材20の一端
側21を哺乳びん7の首部7aに係止する(図3参
照)。
【0057】その後、図2に示すように、他端側22を
首に掛け、保持部材10の取付部14,14を紐状部材
20に対してスライドさせて後述する吊り部分23,2
3の長さを調整するとともに、長さ調整部材32の位置
を調整し、哺乳びん7が略水平状態あるいは首部7a側
が若干低くなるように調整して、乳児にミルクを飲ませ
る。このようにして位置調整がなされた哺乳びん7は、
図3に示すように、その胴部7cが保持部材10によっ
て保持されるとともに、その首部7aが、一対の取付部
14,14に挿通された紐状部材20の吊り部分(取付
部14と止め具31との間の部分)23,23によって
吊られた状態となり、しかも、紐状部材20は取付部1
4,14の位置で屈曲した状態となってこの部分には比
較的大きな摩擦力が作用するから、その吊り下げ状態が
安定することとなる。
【0058】以上のような哺乳びん保持具によれば、次
のような作用効果が得られる。
【0059】(i)哺乳びん7の胴部7cを保持する保
持部材10と、この保持部材10に対して取り付けら
れ、その一端側21が哺乳びん7の首部7aに係止さ
れ、他端側22が母親の首等に掛けられるだけの長さを
有している紐状部材20とを備えているので、哺乳びん
7は、他端側22が母親の首等に掛けられた紐状部材2
0の一端側21によってその首部7aが支持されるとと
もに、その胴部7cが保持部材10によって保持された
状態となる。
【0060】したがって、乳児が哺乳びん7を放して
も、哺乳びん7は、その首部7aと胴部7cとが支持さ
れた状態となるので、首部7aを中心として回動すると
いうことがなくなり、その底部7bが乳児に衝突して衝
撃を与えるということがなくなる。
【0061】また、紐状部材20の他端側22は、母親
の首等に掛けられるだけの長さを有しているので、図2
に示すように乳児を抱きながらミルクを飲ませることが
できる。
【0062】図5に示したような保持具1も、これを改
良してベルト2を長くすれば、ベルト2を首に掛け、乳
児を抱いた状態でミルクを飲ませることが可能ではあ
る。
【0063】しかしながら、従来の保持具1では、乳児
が哺乳びんを放すと、前述したように哺乳びんの底部が
乳児に衝突して衝撃を与えるおそれがあるから、これを
防止するためには、母親が哺乳びんを持っていなければ
ならない。
【0064】したがって、母親は一方の腕で乳児を抱
き、他方の腕で哺乳びんを持つ状態となるから、両腕が
ふさがれた状態となってしまう。
【0065】これに対し、この実施の形態の哺乳びん保
持具によれば、乳児が哺乳びん7を放しても、哺乳びん
の底部7bが乳児に衝突して衝撃を与えるということが
ないから、母親は必ずしも哺乳びん7を持っている必要
がなくなり、したがって図2に示すように一方の腕を自
由に使うことができる。
【0066】すなわち、この実施の形態の哺乳びん保持
具によれば、乳児が哺乳びん7を放しても、哺乳びん7
の底部7bが乳児に衝突して衝撃を与えるということが
なくなるとともに、母親等が乳児を抱きながらミルクを
飲ませることもでき、しかも、一方の腕は自由に使うこ
とができるという効果が得られる。
【0067】(ii)保持部材10は、哺乳びん7の胴
部7cを、その円周方向180度以上に亙って保持する
から、哺乳びん7が、より安定した状態で保持される。
【0068】(iii)保持部材10は、リング状に構
成されているので、哺乳びん7が、より一層安定した状
態で保持される。
【0069】(iv)保持部材10は、哺乳びん7の胴
部7cを弾性的に保持する弾性部材で構成されているの
で、哺乳びん7が揺れて乳児に当たろうとした場合に、
クッションとなり、安全である。また、図2に示すよう
に乳児が保持部材10をつかんだときの感触を良好なも
のにすることができる。
【0070】(v)保持部材10は、哺乳びんの胴部7
cを弾性的に保持する弾性部材でリング状に構成されて
おり、その内径Dが哺乳びんの胴部7cの外径(図4に
示したものの場合には外径D2)より小さく構成されて
いるので、リング状の保持部材10に哺乳びんを圧入
(挿入)することによって、哺乳びん7をより好適に保
持することができるとともに、その挿入度合いを調整す
ることによって哺乳びん7の保持位置を調整することが
できる。
【0071】したがって、哺乳びん7を、より一層安定
した状態で好適な位置に保持することができる。
【0072】(vi)保持部材10は、弾性を有するシ
ート材11,12からなる外殻と、この外殻内に封入さ
れた空気とを有している浮き袋状に構成されているの
で、弾性を有する保持部材を容易に得ることができると
ともに、図2に示すように乳児が保持部材10をつかん
だときの感触を良好なものにすることができる。
【0073】(vii)保持部材の外殻には、空気の出
し入れ口13が設けられているので、使用時には、空気
を入れて保持部材10を浮き袋状にして使用し、不使用
時には空気を抜いて保持部材10をシート状にすること
ができる。
【0074】したがって、不使用時における収納性およ
び携帯性に優れており、また使用時には空気を入れるこ
とによって容易に使用することができる。
【0075】しかも、入れる空気の量を調整することに
よって、種々の太さの哺乳びんに対応させることも可能
である。
【0076】(viii)紐状部材20は、保持部材1
0に対して移動可能に取り付けられているので、哺乳び
ん7の首部7aに係止する紐状部材20の一端側の長さ
23,23を調整することができ、これによって、より
好適な位置に、安定した状態で哺乳びん7を支持するこ
とができる。
【0077】(ix)紐状部材20には、哺乳びん7と
母親の首等に掛けられる部分との間の長さを調整する長
さ調整部材32が設けられているので、この調整部材3
2を用いることによって、母親の首等に掛けられる哺乳
びん7の位置を容易に調整することができる。
【0078】(x)紐状部材20は、保持部材10に対
して2箇所の取付部14,14で取り付けられているの
で、紐状部材20に対して保持部材10が安定し、した
がって、より安定した状態で哺乳びん7を保持すること
ができる。
【0079】以上、本発明の一実施の形態について説明
したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるもので
はなく、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可
能である。
【0080】例えば、紐状部材は、帯状部材(ベル
ト)、チェーン状の部材で構成することもできる。ま
た、保持部材の内部に鈴等の動きのあるものを入れても
よく、保持部材には、乳児の好む絵柄を表しても良い。
【0081】
【0082】
【0083】
【0084】
【0085】
【0086】
【0087】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る哺乳びん保持具の一実施の形態を
示す正面図。
【図2】同上使用状態図。
【図3】同上使用状態部分拡大図である。
【図4】哺乳びんの一例を示す図。
【図5】従来技術の説明図。
【図6】従来技術の説明図。
【符号の説明】
7 哺乳びん 7a 首部 7b 底部 7c 胴部 10 保持部材 11,12 シート材 13 空気の出し入れ口 14 取付部 20 紐状部材 21 一端側 22 他端側 32 長さ調整部材
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47D 15/00 A61J 9/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 哺乳びんの胴部を弾性的に保持する、空
    気の出し入れ口が設けられた弾性を有するシート材から
    なり、空気が封入されることで浮き袋状に構成され、内
    径が哺乳びんの胴部の外径より小さなリング状の保持部
    材と、この保持部材に対して取り付けられ、その一端側
    が哺乳びんの首部に係止され、他端側が母親の首等に掛
    けられるだけの長さを有し、前記保持部材に対して移動
    可能にかつ2箇所以上で取り付けられているとともに、
    前記哺乳びんと前記母親の首等に掛けられる部分との間
    の長さを調整する長さ調整部材が設けられている紐状部
    材とを備えたことを特徴とする哺乳びん保持具。
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