JP3037478U - マーカーコーン収容具 - Google Patents

マーカーコーン収容具

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JP3037478U
JP3037478U JP1996011265U JP1126596U JP3037478U JP 3037478 U JP3037478 U JP 3037478U JP 1996011265 U JP1996011265 U JP 1996011265U JP 1126596 U JP1126596 U JP 1126596U JP 3037478 U JP3037478 U JP 3037478U
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JP1996011265U
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功一 升本
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Molten Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マーカーコーンの収容作業を容易とするマー
カーコーン収容具を提供する。 【解決手段】 棒状体2とこの棒状体の下端付近に取り
付けたストッパー3よりなり、ストッパーは下方からマ
ーカーコーン5が差し込まれたときこれを通過させ、逆
方向の通り抜けは不可能とされた逆止構造を有する。棒
状体をマーカーコーンの開口6に上から差し込みストッ
パーを通過させることでマーカーコーンを棒状体に下か
ら積み重ねた状態で収容する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、運動場において走者のコースを指示するために使用されるマーカー コーンの収容具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、運動場或いは体育館において各種スポーツ競技を行うに際し、選手の走 るコースを示すために多数のマーカーコーンが使用される。通常マーカーコーン は樹脂にて内部を空洞とした円錐形に形成され、その頂部に開口が開けられるこ とが多い。この開口に紐を通して多数のマーカーコーンを重ね合わせた状態で保 管するためである。また棒状体の下端にストッパーを取付けてマーカーコーンが 抜けない構造とし、棒状体の上からマーカーコーンを差し込んで、積み重ねて収 容するものも知られている。なおマーカーコーンは、コーナーポスト等異なる呼 び方もあるが、ここでは同様の構造のものを総称してマーカーコーンと呼ぶ。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記の如く紐を使用してこれにマーカーコーンを通して重ね合わせる方法、或 いは棒状体に上からマーカーコーンを差し込んでいく方法は、いずれも作業者が 地面或いは床面に置いたマーカーコーンを一つ一つ拾い上げ紐或いは棒状体に差 し込むという作業が必要であり、マーカーコーンの数が多い場合は、時間もかか り、また拾う度に腰を屈めることことから腰の負担も大きいという問題がある。
【0004】 本考案は、かかる問題を解決するためになされたもので、回収作業が容易なマ ーカーコーン収容具を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、棒状体と、該棒状体の下端付近に取り付けられたストッパーとを備 え、頂部に上記棒状体の外径より大きい開口を有しかつ下方が開放された円錐形 のマーカーコーンを複数上記棒状体に挿通し、上記ストッパーにて上記マーカー コーンの抜け落ちを阻止して上記マーカーコーンを積み重ねた状態で収容保持す るマーカーコーン収容具であって、上記ストッパーが、上記マーカーコーンを上 記棒状体の下端から挿通可能とし、かつ下方への抜け落ちを阻止する逆止構造を 有するものである。かかる構成において、その使用に際しては棒状体の下端を上 からマーカーコーンの開口に差し込み、ストッパーをマーカーコーン内に押し込 む。かくすればマーカーコーンはストッパーを通過し棒状体に支持される。また その下方への抜け落ちはストッパーにより阻止される。
【0006】 また本考案において、上記ストッパーは、弾性体にて漏斗形状に形成され、そ の大開口部側が上方に向けられて上記棒状体に固定されるとともに上記大開口側 部が上記棒状体に挿通される上記マーカーコーンの開口よりも大きく形成され、 上記棒状体の下端側から上記マーカーコーンをその開口より差し込んだとき変形 し挿通可能とされたものである。かかる構成において、その使用に際しては棒状 体の下端を上からマーカーコーンの開口に差し込み、ストッパーをマーカーコー ン内に押し込む。かくすればストッパーは弾性変形してマーカーコーンの開口を 通過し、マーカーコーンは棒状体に支持される。
【0007】 また本考案において、上記ストッパーは、下端が閉じられたキャップ状に形成 されるとともに上端に漏斗状に開放された大開口部が形成されるとともに上記大 開口部が上記棒状体に挿通される上記マーカーコーンの開口よりも大きく形成さ れ、上記棒状体の下端に嵌合固定されてなるものである。かかる構成とすれば、 ストッパーの棒状体への取付けに際し、棒状体をこのストッパーに差し込むのみ でその大開口部の位置は一定となり、その高さ調整は不要である。
【0008】 また本考案においては、上記ストッパーの下端に衝撃を緩和する空洞部を形成 することができる。かかる構成にすれば、マーカーコーン収容作業の際、棒状体 が地面又は床面にぶつかったとき、手に加わる衝撃は緩和される。
【0009】
【実施の形態】
図1において、1は、マーカーコーン収容具であり、樹脂製円筒体よりなる棒 状体2及びこの棒状体2の下端付近に取り付けられたストッパー3よりなる。4 ,4は棒状体2の両端に取り付けられたキャップである。なお上側のキャップ4 に代えてグリップとすることができる。棒状体2の外径は収容されるマーカーコ ーン5,5,…の頂部開口6より小さく形成されている。
【0010】 ストッパー3は、軟質弾性体にて漏斗形状に形成され、漏斗形の大開口部7を 上向きにして、小開口部8にて棒状体2の所定位置に固定されている。この固定 は、接着剤等を使用して行うことができるが、これを上下方向に移動可能とする こともできる。すなわち、小開口部8の直径を棒状体2の外径より小さく設定す ることにより、この小開口部8にて棒状体2を弾性的に挟持させ、ストッパー3 を棒状体2にそって上下に移動させれば、その高さが収容するマーカーコーン5 の高さに応じて調整できるのである。この場合ストッパー大開口部7の棒状体2 下端からの位置が、マーカーコーンの高さより低い値に設定される。また大開口 部7は、収容されるマーカーコーン5,5,…の開口6より大きく形成される。 かかる構造であれば、ストッパー3は、マーカーコーン5,5,…を下から上へ 通すが逆方向には通さない逆止構造を有することとなる。
【0011】 9はマーカーコーン5,5,…の上方への抜けを防止するクリップであり、棒 状体2に着脱自在に取り付けられる。マーカーコーン5,5,…は多数棒状体2 に挿通されて積み重ねられた状態で保持される。収容されたマーカーコーン5, 5,…を使用するに際しては、クリップ9を外し、マーカーコーン5,5,…を 棒状体2の上から引き抜くのである。
【0012】 図2ないし図4を参照してその収容操作につき説明すると、地面又は床面に置 かれているマーカーコーン5の開口6から棒状体2を差し込み(図2)、ストッ パー3を弾性抵抗に抗して押し込むと(図3)、ストッパー3は変形して開口6 を通過してマーカーコーン5の空洞部内へ移動する(図4)。ストッパー3は、 ここでもとの形状に復帰するからマーカーコーン5は下方へ抜け落ちることはな い。かかる操作を繰り返すことにより、図1に示すように多数のマーカーコーン 5,5,…が棒状体2にその下方から収容され積み重ねられる。
【0013】 棒状体2は、硬質PVC パイプにて形成され、その寸法は長さ50cm、外径40mmで ある。キャップ4には同様の硬質PVC 使用される。ストッパー3の材料として軟 質PVC が使用され、大開口部7の直径は60mmである。またその棒状体2への取付 け位置は、棒状体2下端から55mmの位置である。係る収容具1は、マーカーコー ンミニと呼ばれる下方開放端の直径18cm、高さ60mm、頂部開口6の直径49mmの円 錐形状のものに適しており、60枚を収容したときその全体の厚さは約27cmであっ た。かかる収容状態で持ち運びしても、マーカーコーン5が下方から抜け落ちる ことはなかった。
【0014】 図5は、他の実施の形態を示し、軟質弾性体よりなるストッパー10を棒状体 2の下側のキャップと一体化して構成したものである。すなわちストッパー10 は全体として深いキャップ状に形成され、開放端が漏斗状に広げられて大開口部 11が形成されているのである。この大開口部11は、前述の場合と同様にマー カーコーン5の開口6より大きく形成されている。また大開口部11の下方部分 の内径は、棒状体2の外径に略等しいか若しくはこれより僅か小さい円筒形状に 形成されており、棒状体2をこれに差し込むことにより嵌合される。その結合は ストッパー10の弾性挟持力により或いは接着剤を使用してなされる。12はス トッパー10下端に形成された空洞部で、棒状体2の外径より小さい径を有し、 したがって棒状体2はこれが差し込まれたときこの部分までは達せず、空洞部1 2が形成されるのである。この空洞部12は外力が加わったとき弾性変形し緩衝 部材として作用する。すなわち、棒状体2をマーカーコーン5に差し込む作業の 際、棒状体2の先端が地面にぶつかって手に衝撃が加わることがあるが、空洞部 12の弾性変形によりこれが吸収緩和されるのである。
【0015】
【考案の効果】 本考案によれば、ストッパーがマーカーコーンの下方からの挿通のみ可能とし その逆方向の挿通を不可能とする逆止構造とされたから、その収容操作に際して は棒状体の下端を上からマーカーコーンの開口に差し込み、ストッパーをマーカ ーコーン内に押し込むのみでよい。かくすればマーカーコーンはストッパーを通 過し棒状体に支持され、その下方への抜け落ちは阻止される。かかる操作であれ ば、作業者は、地面或いは床面からマーカーコーンを拾い上げる必要はなく、作 業が楽にかつ短時間で行えるようになる。
【0016】 また本考案において、ストッパーを、弾性体にて漏斗形状に形成しその大開口 側を上方に向けて上記棒状体に固定したときは、棒状体の下端側から上記マーカ ーコーンをその開口より差し込んだとき容易に弾性変形して挿通し、逆方向の挿 通は不可能とするから、簡単な構造で逆止構造を得ることができる。
【0017】 さらに本考案において、ストッパー下端に外力が加わったとき弾性変形する空 洞部を設けることにより、マーカーコーンの収容作業に際し手に加わる衝撃を緩 和することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施の形態に係るマーカーコーン収容具
の斜視図である。
【図2】操作を説明するための要部斜視図である。
【図3】操作を説明するための要部斜視図である。
【図4】操作を説明するための要部斜視図である。
【図5】本考案他の実施の形態に係るマーカーコーン収
容具の要部断面図である。
【符号の説明】
1……マーカーコーン収容具 2……棒状体 3,10……ストッパー 4……キャップ 5……マーカーコーン 6……開口 7,11……大開口部 8……小開口部 9……クリップ 12……空洞部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状体と、該棒状体の下端付近に取り付
    けられたストッパーとを備え、頂部に上記棒状体の外径
    より大きい開口を有しかつ下方が開放された円錐形のマ
    ーカーコーンを複数上記棒状体に挿通し、上記ストッパ
    ーにて上記マーカーコーンの抜け落ちを阻止して上記マ
    ーカーコーンを積み重ねた状態で収容保持するマーカー
    コーン収容具であって、上記ストッパーが、上記マーカ
    ーコーンを上記棒状体の下端から挿通可能とし、かつ下
    方への抜け落ちを阻止する逆止構造を有することを特徴
    とするマーカーコーン収容具
  2. 【請求項2】 上記ストッパーは、弾性体にて漏斗形状
    に形成され、その大開口部側が上方に向けられて上記棒
    状体に固定されるとともに上記大開口部が上記棒状体に
    挿通される上記マーカーコーンの開口よりも大きく形成
    され、上記棒状体の下端側から上記マーカーコーンをそ
    の開口より差し込んだとき変形し挿通可能とされたこと
    を特徴とする請求項1記載のマーカーコーン収容具
  3. 【請求項3】 上記ストッパーは、下端が閉じられたキ
    ャップ状に形成されるとともに上端に漏斗状に開放され
    た大開口部が形成されるとともに上記大開口部が上記棒
    状体に挿通される上記マーカーコーンの開口よりも大き
    く形成され、上記棒状体の下端に嵌合固定されてなるこ
    とを特徴とする請求項1記載のマーカーコーン収容具
  4. 【請求項4】 上記ストッパーの下端に衝撃を緩和する
    空洞部が形成されてなることを特徴とする請求項3記載
    のマーカーコーン収容具
JP1996011265U 1996-11-06 1996-11-06 マーカーコーン収容具 Expired - Lifetime JP3037478U (ja)

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