JP3036635U - 多効能ティー・テーブル・コンビネーション - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のティー・テーブルは、物品の置き場所
が少なく、また収容空間が少なく、使用に不便であっ
た。 【解決手段】 ベース１の上に、両向き引き出し２を支
えて基体とし、引き出し２の上にそれぞれ調整可能式の
ゴミ袋支え台３を設け、以て大小異なるゴミに適応しゴ
ミを集めるのに使用でき、引き出し２の間にジャッキ４
設置し、これにより、ティー・テーブルを昇降させる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、多効能ティー・テーブル・コンビネーションに関する。

【０００２】

【従来の技術および考案が解決しようとする課題】

科学の進歩は、人類の生活方式を変え、目前空間におけるティー・テーブルは 、すべての家庭に必ず備えられる用品の一つであるが、その効能は、ほとんど品 物を置くのみであり、もしその他の用途（例えば、茶を入れる）に供しようとす れば、ティー・テーブル面の上の品物を整理し取り除くほかに、なお乱雑したテ ィー・テーブル面の下から必要な品物（例えば、茶）を取り出すべきで、相当に 不便並びに時間的に慌ただしく、そしてつまるところ、その原因は、ティー・テ ーブルの下が開放的空間であり、整理の面で必ずその変え難い乱雑性があり、ま た、ティー・テーブルを使用する時、もしゴミがあれば、ゴミ箱に移すべきであ り、さもなくばまたティー・テーブル面の上に積み上げるべきで、空間を占める のみならず、かつ家庭の衛生と美観に影響する。

【０００３】

【課題を解決するための手段】

本考案は、上記の問題点に鑑み、これを改良しようと努め、数年従業の経験に 基づき、度重なる試作修正の結果、本考案を完成するに至ったものであり、本考 案により一挙に上記の各欠点を除去することができた。 本考案の多効能ティー・テーブル・コンビネーションは、ベースの上に二つの 両向き引き出しを支え設け、これにより多重の空間に品物を収容、整理できると ともにティー・テーブルを整理でき、本考案の主な目的を達成することができる 。 本考案の多効能ティー・テーブル・コンビネーションは、ベースの中央に一つ の爪車式ジャッキを設置し、Ｖ型支え台に配合し、ティー・テーブル面を押し上 げるのに利用でき、ティー・テーブル面の高さを調整し、以て別の一つの用途に 使用することができ、本考案の他の目的を達成することができる。

【０００４】

【考案の実施の形態】

以下、添付した図面を参照し、具体的な実施形態により本考案の詳細な構造、 応用の原理と作用を説明する。

【０００５】 本考案の多効能ティー・テーブル・コンビネーションは、基本的にベース１の 上に二つの両向き引き出し２を支え設けて基体とし、そして両引き出し２の上に それぞれ調整可能式のゴミ袋支え台３およびＶ型支え台５を設け、かつ両引き出 し２の間にジャッキ４を形成する。図１および図２に示すように、その中で、 両向き引き出し２は、複数段の引き出しコンビネーションであり、その中の一 つの引き出しあるいは各引き出しの上あるいは下の所に、別に抜き板２０が設け られ、これを引き出せば、随時に品物を置くことができ、また、各引き出しは、 皆、両側に向き引き開くことができ、両側に品物を置いたり、品物を整理したり するのに利用される。

【０００６】 調整可能式のゴミ袋支え台３は、両引き出し２の上にそれぞれ一つずつ設けら れ、これは、メイン・エレメント３１、伸縮エレメント３２、アーク型エレメン ト３３、および、枢設エレメント３４から構成されている。その中で、メイン・ エレメント３１は、直管状エレメント（あるいは直棒状エレメント）でありかつ 引き出し２の両端の上に設けられ、メイン・エレメント３１の中に直径の比較的 小さな伸縮エレメント３２が入れられ、両側の伸縮エレメント３２の外端に同時 にアーク型エレメント３３が固定設置されている。アーク型エレメント３３の中 央において上向きに凸点３３０を突設し、ゴミ袋を支え設けるのに使用すること ができる。かつ、メイン・エレメント３１の外側端点に短い棒状の枢設エレメン ト３４が枢設され、枢設エレメント３４の外側には、すべて上向きに凸点３４０ が突設され、凸点３３０と協働してゴミ袋を支え設けるのに利用される。

【０００７】 上記ジャッキ４は、ベース１の上に設けられ、二つの両向き引き出し２の間に 外に向きハンドル４０が設けられ、ティー・テーブル面の高さを調整できる。

【０００８】 上記Ｖ型支え台５は、主に二つの支え棒５１で構成され、二つの支え棒５１の 下端は、両向き引き出し２の頂上面の上に枢設固定され、上端にはすべて滑車５ ２が設けられ、滑車５２は、同じガイド・レール５３の中に嵌め置かれ滑走し、 ガイド・レール５３は、ティー・テーブル面６の下に固定設置されている。

【０００９】 本考案のティー・テーブル・コンビネーションにおいては、その中のゴミ袋支 え台３の操作は、図３に示すように、まずアーク型エレメント３３を外に向き引 っ張り、ゴミ袋の大きさに応じてアーク型エレメント３３の凸点３３０を調整す れば、枢設エレメント３４と凸点３４０との間の距離を適切に調節できる。

【００１０】 本考案のティー・テーブル・コンビネーションは、ティー・テーブル面の高さ を調整したい場合、図に示すように、ジャッキ４のハンドル４０を持続的に下に 向き押え、ジャッキ４を上に向いて突けば、ティー・テーブルの高さを調整でき 、このとき、Ｖ型支え台５をジャッキ４の昇降に合わせて、滑車５２がガイド・ レール５３の中でスムーズに滑走することにより、二つの支え棒５１が、交角の 変化により高度を調整でき、これにより、ティー・テーブル面６の水平性を維持 する。

【００１１】

【考案の効果】

本考案の多効能ティー・テーブル・コンビネーションの構造と操作は、上記の 如きであり、以上により、本考案は、下記のような優れた利点を有することがわ かる。 （１）本考案に係る両向き引き出しにより、物品収容の空間を増加できるととも に整理しやすく、かつそれが両向きに引き開けることができる構造なので、取り 出して使用したり整理する便利さを増加できる。さらに、各引き出しの上に、皆 、抜き板が設けられているので、使用中に品物を置く空間が増加でき、ユーザが 臨時的に品物を置くのに便利である。 （２）本考案に係る調整可能式ゴミ袋支え台は、大小異なる各種ゴミ袋に応じて 適応できるので、応用できるゴミ袋の範囲が比較的に広く、資源を浪費しないと ともに、ゴミの収集に便利である。 （３）本考案にかかわるジャッキは、Ｖ型支え台に合わせて簡単にティー・テー ブル面の高さを調整でき、ティー・テーブルの下の空間を調整でき、ティー・テ ーブル面を別の一つの用途（例えば、小型の食事テーブル）に利用することがで きたり、ティー・テーブルの下の品物収容の空間を増加できる。

【００１２】 以上述べたように、本考案は、その構造によりティー・テーブル面の高さを昇 降できるとともに、物品収容空間を増加できる、および、ゴミ収集の便利さを増 加できる利点があり、かつ、本願出願以前に未だ類似したものが公開されておら ず、実用新案登録の要件に符合する。 ここで特別に強調するのは、以上述べたものは、比較的理想的な具体的実施形 態の例示であって、本考案の構想を一部変更あるいは修飾した後生じる効能と作 用が本明細書と添付図面に含まれる精神をオーバーしない場合は、すべて本考案 の範囲に属するとみなすべきである。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の多効能ティー・テーブル・コンビネ
ーションの分解斜視図である。

【図２】 本考案の多効能ティー・テーブル・コンビネ
ーションの斜視図である。

【図３】 本考案に係る調整可能式ゴミ袋支え台の操作
図である。

【図４】 本考案に係るティー・テーブル面高度調整の
操作図である。

【符号の説明】

１ ベース ２ 両向き式引き出し ３ 調整可能式ゴミ袋支え台 ４ ジャッキ ５ Ｖ型支え台 ６ ティー・テーブル面 ３１ メイン・エレメント ３２ 伸縮エレメント ３３ アーク型エレメント ３４ 枢設エレメント ４０ ハンドル ５１ 支え棒 ５２ 滑車 ５３ ガイド・レール ３３０ 凸点 ３４０ 凸点

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 一つの平板式のベースの上に、二つの両
   向き引き出しを支えて基体とし、引き出しの上にそれぞ
   れ調整可能式のゴミ袋支え台を設け、ベースの上の二つ
   の引き出しの間に一つのジャッキを設けてなり、 上記の両向き引き出しは、ベースの両端に設けられると
   ともに、すべて両向きに引き開けることができ、かつ、
   その中の一つの引き出しあるいは各引き出しの上と下
   に、一つの抜き板が設けられ、 上記調整可能式のゴミ袋支え台は、二つのメイン・エレ
   メント、二つの伸縮エレメント、一つのアーク型エレメ
   ント、および、二つの枢設エレメントからなり、その中
   で、 メイン・エレメントは、それぞれ両向き引き出しの二つ
   の開口の側に設けられた短い真っ直ぐな管状物あるいは
   棒状物であり、メイン・エレメントの中に入れられ、外
   に向き伸縮でき、 アーク型エレメントは、アーク型の棒状物であり、メイ
   ン・エレメントの外側に固定設置され、そしてその中央
   に上に向き一つの凸点が突設され、 枢設エレメントは、一つの短い真っ直ぐな棒状物であ
   り、メイン・エレメントの外側に枢設され、かつ枢設エ
   レメントの外端に、すべて上向きに突設された凸点が設
   けられ、 上記ジャッキは、ベースの上の二つの引き出しの間に設
   けられ、外に向くハンドルを設けティー・テーブル面の
   高さを調整するのに利用され、 Ｖ型支え台は、主に二つの支え棒からなり、当該支え棒
   は、真っ直ぐな棒状物であり、両支え棒の下端は、上記
   両向き引き出しの上に枢設固定され、両支え棒の上端に
   それぞれ一つの滑車を設け、滑車は、同じガイド・レー
   ルに嵌め置かれ滑走し、かつ、ガイド・レールをティー
   ・テーブル面の下に固定設置することを特徴とする多効
   能ティー・テーブル・コンビネーション。